

今年2度目のパリに到着。北斎と餃子、日本に触れる。
9時半頃に朝ごはんに行くと、昨日とはうってかわって誰もいない。
テーブルもほとんどがもう片付いていてお昼用の準備が進められているので、指定された場所に座る。日曜と月曜でこれほど違うんだね。パンやハムなどはまだそれなりにそろっているし、ジュースの生絞りもできるのでいただきましょう。このホテル3回目の朝ごはんだが、やっぱりパンがおいしいのはいいなあ。ごちそうさまでした。10時前に部屋に戻り、ちょっと休憩。部屋から見る駅の景色ももう見納めだね。荷造りをして、チェックアウトの12時ちょうどにホテルをでました。駅前で便利なホテルでした。エレベーターのセキュリティだけはなかなか慣れなかったが・・・今日も空は曇っているし、寒いなあ。パリはもっと寒いのかなあ。
パリ行きの電車は13:05発なので少し時間がある。しばらくは駅のお店をいろいろ見てみる。キオスクには、リヨンらしくサラミやパンをかたどったマグネットがあったのでこれを記念に買いましょう(5.5E)。オリンピックリヨンのグッズもいろいろとあるなあ。やっぱりマスコットはライオンなんだね。そろそろ時間が近づいてきたので、昼ごはんを買い出し。駅内にサンドイッチ屋さんが2つあるので、それぞれで買いますか。どちらもツナトマトにして食べ比べだ。あとはジューススタンドがあったので、リンゴの生絞りジュースをいただこう(4E)。目の前でリンゴを何個も絞ってくれるのだが、しばらくして見るとしっかり分離していました。まさに新鮮なリンゴジュース、という感じ。ではホームへとあがりますか。
我々は15号車で、ある程度は到着する場所が分かる表示が出ているのでそのあたりで待つ。しばらくすると、電車がやってきました。8両編成のTGVは、我々の目の前を通り過ぎてホームの前の方にとまった。この車両はリヨン始発で、早めに入ってきたようだ。しばらくして同じく8両編成のTGVがやってきて、こちらはサンテチエンヌ発なのでお客さんが乗っている。これが連結して、パリに向けて走っていくわけだ。ちょうど仙台駅で東北新幹線に山形新幹線が連結されるようなものかな。指定席は2階席、重いスーツケースを持って階段を上がり、車両入り口あたりの荷物置き場におく。ちゃんとこういう置き場があるので便利だな。パリまでの約1時間半の旅、ゆったり楽しみましょう。



発車後、まずは昼ごはんだね。サンドイッチの食べ比べだが、Paulはパンがしっかりしていてツナトマトもたっぷり、なのでじっくり味わいたいタイプ(5E)。もう一つはPain a la ligne、こちらは食べやすいパンでツナトマトもほどほど(4.9E)。まあ好みにもよるが、ポールの方がお得感はあるかな。分離したリンゴジュースを混ぜながらしっかり食物繊維もいただき、ごちそうさまでした。このあとは車窓の景色を楽しみたいところだが、やっぱり曇り空だし今ひとつ景色に変化がないし、いつの間にやら眠りに落ちていました。気づいたらもうパリはすぐ近く、あっという間にパリ・リヨン駅に到着したように感じる。



電車からホームに降り立つと、寒い!リヨンよりもさらに寒く、ちょうど出張で冬の札幌に着いたようなそんな感じだ。とりあえずメトロへと急ごう。地下におり、まずはカルネをゲット(13.7E)。そして1番線に乗って、Chateletに到着。ホテルは駅の近くだが、駅の周りが工事中ということもあってちょっと分かりづらい。通りの名前を見ながら、なんとかホテルに到着だ。ふう、寒かった。広いフロントの明るいホテルだな。まずはチェックイン、部屋に入とキッチンもついているちょっと広めの部屋。鍋やフライパンなどそろっているので、スーパーで買い出して簡単な料理ならばできるということですね。少し休憩しましょう。



パリの目的の一つは北斎展。ホテルからメトロへは、広場を通っていくと工事現場を通らずに済むのでいい感じだな。ここからChamps-Elysees Clemenceau駅までは1号線で一本。Chateletはかなり便利な駅だな。
クレメンソー駅に着き、会場であるグランパレ近くの出口を出ると、なんとそこは華やかなクリスマス市。これは予想していなかった。ざっと見る限り、コンコルド広場あたりからフランクリンルーズベルトの交差点あたりまで、クリスマスの出店がたくさん並んでいる。ホットワインやソーセージ、オーナメントやアクセサリーなど、クリスマスらしい華やかな雰囲気になっている。これは楽しそうだな。今日は北斎展の時間が決まっているので回れないが、明日の夜はここで楽しむことにしよう。さて、予約の17時になったので行きますか。入口前にはそれなりに列ができているが、予約があるのですぐに入ることができた。この寒い中ずっと外で待つのはつらいかもね。日本での北斎展には行ったことがあるが、パリでどのように展示されているのか、楽しみだ。じっくり見て回りましょう。



中に入ると、かなり初期のものから展示がされている。各作品にはフランス語と日本語で説明がされていて、多くのフランス人が熱心に各作品を見ている。当時ヨーロッパの芸術にも大きな影響を与えたジャポニズム、その中でも北斎の描く独特の筆致や躍動感は、大きな衝撃を与えたことだろう。「凱風快晴」や「神奈川沖浪裏」のような代表的なものはもちろん、北斎漫画に代表されるような細かい描写が与えた影響も大きいんだろうな。なので途中にある展示には、北斎漫画の内容を用いたアニメーションがあった。これはちょっと日本では見たことのない、斬新な展示方法だと感じた。この北斎展には、日本はもちろんニューヨークを始め世界中の美術館ある作品が集まってきているようだ。日本は謎に満ちた神秘的な国だったんだろうなあ。それにしても、改めて見ると富士山ひとつとっても表現がいろいろとあって面白い。じっくりと鑑賞し、堪能しました。最後にはいろんなグッズが売っていて、記念の冊子や絵はがきをゲット(13.9E)。いやあ、異国の地で見る日本の文化、非常に興味深くて面白かったです。



随分おなかが減ったな。今日の目的はただ一つ、この前も訪れたGYOZA BAR。リヨンでちょっと疲れた胃をリセットするには、やっぱり餃子が一番でしょう。クレメンソーからは、Concord経由でRichelieu Drouot駅へ。ここから道沿いに少し歩くとVariete劇場脇のPassage des Panoramas、ここにあるのが餃子バーだ。カウンターのみのお店は結構にぎわっているようだが、ちょうど空きがあったようですぐに入れました。ラッキー。その後に来た人たちは席がなくて外のテーブルでしばらく待っているようだったので、危ないところだったな。まずはビール、ここで飲めるのは馨和。ゆず風味の白と山椒風味の赤、どちらもさわやかでおいしい。これとつけあわせのもやしナムル、そして枝豆でしばし楽しむ。このもやしも枝豆もシンプルな味付けがちゃんとしていてうれしいです。しばらくして、餃子とライスが登場。もうこれは間違いないですね。久しぶりの日本の味を楽しみましょう。このお店は現地の人も多いようで、みなさんお箸を上手に使って食べていました。お店の人と少し話ができ、なんとマレ地区にも支店があるとのこと。こうして餃子が日本の味の一つとして、お寿司のようにメジャーになってくれるといいですね。今回はデザートもいただきましょうか。ロールケーキの3種盛り、この小振りなサイズが日本らしくてうれしい。どれも甘さ控えめで、ゆず風味や抹茶風味など、おいしいです。こうした日本風の味も、だんだん一般的になってきたんだね。抹茶なんて日本に遊びにきた外国人に大人気らしいし。無事に味覚がリセットできたので、残り少ない旅の食事が今一度楽しめそうだ(46E)。






外は少し雨が降っている。傘をさすほどでもないけどね。Grand Boulevards駅から8号線に乗り、Strasbourg St-Denisで乗り換え4号線でシャトレへ。ホテルに戻り、のんびり過ごしましょう。

20141130