

10年ぶりのサグラダファミリア。確実な変化が見える感動。
今日は5時起き。さすがに少しずつ、こちらの時間になれつつある。7時頃から準備をして、今日の朝ごはんはスーパー買い出しのいろいろ。オレンジジュースは絞り立ての感じがあっておいしいぞ。1ユーロのハムもうまいが、パンはイマイチ。まあ見るからにそんな感じではあったが、固いだけで味があまりない。ハムがないととても食べられないです。ヨーグルトとitaloでいただいたクッキーで締め、朝ごはんは完了。9時をすぎた頃、出かけますか。まずはとにかくサグラダファミリア。ホテルから少し歩いたところにあるUniversitad駅から一本で地下鉄サグラダファミリア駅に到着(4.3E)。




適当にでたところで振り返ると、そこには巨大な建物がそびえ立っていた。1988、1996、1999、2004に続いて5度目の訪問になるのだが、まずはこの巨大さに圧倒される。しかも今見えているのは古くから建築が進んでいる「生誕のファサード」の方なので、その歴史も感じられる。まだまだ工事中のところも多いが、前回の訪問から10年、さまざまなところに変化が見られる。左側尖塔の飾りは教会内に部品としておかれていたはずで、当時はなかった。しばらくこの偉容に見とれる。中に入るのには事前予約済みで、10時から。まだちょっとだけ早いが入り口はすいてそうなので行ってみると、無事に入ることができました。まずは間近に見る生誕のファサードを見上げる。細かい装飾が何度見てもすばらしい。土台部分にいる亀も変わらないなあ。いわば「昔ながらのサグラダファミリア」といえる部分。



では中に入りますか。前回はまだまだ工事中で教会内は狭い順路に沿って見るしかなかったが、今回は・・・これはすばらしい。森をイメージしたとされる巨大な空間ができていて、ステンドグラスから光がさしている。なんとも神々しい空間だ。左右のステンドグラスは東側が青や緑が主な色で、西側は赤や黄色が主な色。どちらも美しい。よく見ると西側のステンドグラスはまだ工事中のところがあり、まさにクレーン車に乗って作業中。見ていると、実際にステンドグラスを装着する場面に遭遇しました。これで昨日とは明らかに見た目が違うわけで、こんな風に少しずつ出来上がっていくんだね。おそらく正面の入り口になるだろうという場所はまだステンドグラスが入っていない。ここ全体に入ると本当にきれいだろうな。完成予定は2026年、今からそのときが楽しみだ。地下の礼拝堂も上からのぞけるようになっており、教会内を見回っているといつの間にか時間が経つ。






入り口と反対側をでると、「受難のファサード」を見上げることができる。こちらはまだ石の色も新しく、工事の足場があるなどまだ建設中。これはいつ頃できるのかな。教会内に戻り、天井を見上げてみる。左右対象のバランスがとても美しい。




次はエレベーターで塔の上に行くのだが、これも事前予約制。15分単位の細かい設定で、それより早くても遅くても乗れないという噂。我々はちょうどその時間に行ったので問題なく乗れたけれど、どうやら早めにきた人はやっぱり乗れないようで、上がった先が狭いのできっちりと制限しているのだろう。生誕のファサード側のエレベーターで上まで行くと、丁度塔をわたる通路のところにでる。こんなタイミングで急に雨が降ってきたのだが、めげずにまずはこの通路からの写真を撮ろう。少し霧に煙ったようなバルセロナの街が見渡せて、すばらしい景色だ。ここからは、塔を螺旋階段のように少しずつおりていく。その途中で、いろんなアングルから市街地も見えるしサグラダファミリアの他の塔も見えるし、さらには工事現場も見ることができる。そうした景色を楽しみながら少しずつおりていると、今度は明るい陽がさしてきた。そうなるとまた景色の雰囲気もかわり、遠くの海がきらきらと光っているのが見える。いい景色だな。工事を行っているあたりでは屋根の上にプレハブができていて、ここでたくさんの人が工事に携わってるんだろう。真ん中にできる最も高い塔はまだまだこれからなので、完成が楽しみだな。じっくりと景色を見ながら、もうすぐゴールかな、最後はカタツムリをイメージした形が真ん中に見える螺旋階段をおり、鉄格子の扉を開けると教会内に戻ってきました。すばらしい景色を堪能した。






あとはもう少し教会内を見ておこう。さっき工事中だったところに行ってみると、さらにステンドグラスが無事に装着されたようだ。こういう地道で確実な作業は、見ていて飽きないですね。新たにちょっと大きめのステンドグラスが装着されたのを見届け、そろそろ行きましょうか。



このあとは教会の地下部分にある展示を見る。このさらに地下の聖堂にはガウディの墓があるらしい。少しだけだが、ガラス越しに見えるようになっていました。他にも建築開始当時やローマ法王が訪れた時の写真があったり、設計図の一部が展示されているのが面白い。工房も見えるようになっていて、細かい部品などを作っている様子がわかる。このあとはショップに入る。特に買うものはないので、出ましょうか。そうしてあっという間に2時間以上も時間が経っていました。







あとはすぐ前にある公園に行き、サグラダファミリアの全体像や池に映る様子などを見る。いやあ、本当にすばらしい。スペイン、いや世界を代表する世界遺産を堪能しました。次はいつ来られるか、完成の2026年までに、もう一度来ておきたいな。できれば教会内のステンドグラスはすべて入ったくらいのタイミング、東京オリンピックの後くらいで。
さて、とにかくおなかが減ったぞ。昼ごはんは旧市街にあるレストランに行きたいので。少し歩いてVerdaguer駅まで行き、ここから4番線でJaume I駅へ(4.3E)。海側へ向かって歩き、中央郵便局のところを曲がってしばらく行くと、昨日も見ておいたレストラン、AGUTに到着した。オープンは13:30で、ちょうどオープンしたばかり。まだお客さんはいないようだが、入りますか。奥の席に案内され、まずはビールでのどを潤そう。スペインに来てからは、あまり寒くないこともあってビールの方が飲みたくなる。この店はなんでもシェアする感じがいいようで、まずは生ハム。イタリア風のソフトな感じとは異なり、もう少し乾いた感じで旨味が濃い。これをパンコントマテとともにいただく。ビールにもよく合うなあ。続いては野菜のグリル。ナスにネギ、パプリカがそれぞれ素材の味がしっかりしていて、それにアンチョビを合わせていただく。とてもおいしいです。次はイカのフライ。もう少し小さなフライを想像していたのだが、大きめのイカの輪切りだね。大きい分、しっかりしたイカの食感と風味があり、これもおいしいなあ。最後にはエビのアヒージョ。小ぶりのエビがぷりぷりしていて、オイルにパンをつけながら食べる。うん、やっぱりスペイン料理はおいしいですね。どれも完食し、大満足です、食後にコーヒーをいただき、ごちそうさまでした。この店に入ったときは他のお客さんはいなかったが、今はもうほぼ満席。昼ごはんのピークは2時以降なのかな。ビジネスマンらしき人も多いが、遅いお昼だなあ。いったい朝は何時から仕事で、夕方何時まで仕事して、何時頃晩ごはんを食べるんだろうね。日本と2時間くらい全体にずれいてるくらいの感覚なのかな。ごちそうさまでした(52.91E)。






食後は旧市街をうろうろする。今日はスペイン名物のチュロスを食べておきたいが、スペイン人のように夜中に食べるのは無理なのでこのあとのおやつにしたい。今は15:30、お店は16時からのようだが、念のために行ってみるとまだシャッターが下りていました。ということで近くのお菓子屋さんに行き、お土産用のキャラメルなどを買いましょう。試食もさせてもらい、素朴なキャラメルでおいしかったです。まずはこれをお土産用に買うとしよう(27.25E)。



そろそろ16時になるので再びお店に行ってみると、シャッターはあいており準備中の様子。そして数組の人たちが、開店を待って列を作っていました。そうか、そういうことなら並びましょう。その後しばらくして、お店がオープン。それぞれが席に着く。みんなの目的はチュロスなので、我々もチュロスとホットチョコ、さすがにホットチョコ2つはきついのであとはコーヒーにしましょう。今回はアメリカンを頼みました。しばらくして出てきたものは、一人分のチュロスで15センチくらいのが5本。たっぷりだなあ。チョコはスパニッシュやスイス、フレンチなどあったのだが、スパニッシュを頼む。おそらくこれが基本形なんだろう。意外と甘さは控えめで、カカオの風味の濃いおいしいチョコだ。これにチュロスをつけて食べる。ディズニーランドで食べるチュロスは砂糖がかかっていてシナモン風味だが、ここのチュロスは本当に揚げただけ、というシンプルさで、砂糖の甘みはない。なのでホットチョコにつけると丁度いい感じでおいしく、むしろもう少し甘くてもいいかな、とも思ったくらい。おいしいが、一人で一人前はいらないなあ。ホットコーヒーも合間にのみながら、ちょうどいい感じで完食。ちょうどよかったです(5.6E)。



お店をでて、次はカタルーニャ広場に面したデパートへ。ここでチョコレートのお土産や、水を買いましょう(8.77E)。デパートの中は生ハムやチーズなどいろんなお店があるし、チョコなどのお菓子類も充実しているのでお土産を探すにはいい感じ。食材もいろいろ売っているが、結局使い切れないことが多いのでその辺りは特に買わず。買い物を終え、デパートを出ようとすると外は大雨。なんだこれは〜。今日は傘を持って出かけているので、仕方がないので雨の中をホテルに帰る。すると、ホテルに近くなった頃には小ぶりになってきた。なんだ、もう少し待てばよかったかな。ホテルに着く頃にはほぼ雨はやみ、ただぬれただけ、ということになってしまいました。ゲリラ豪雨のようなものだったのかな。まあいい、部屋に戻って少し休憩しよう。

少し眠った後、20時すぎに目覚めた。もう雨はやんだし、ベランダから見る路地はライトアップが美しい。再びサグラダファミリアへ向かう。朝と同じくuniversitaから地下鉄に乗り、サグラダファミリアで下車(4.3E)。地上に上がると、ライトアップされたサグラダファミリアがそびえ立っていた。昼とは違った雰囲気で、また美しい。中にお客さんはいないようだが、灯りがついているようで工事は行われているのかな。夜の闇の中、ステンドグラスが光を受けてぼんやりと輝いている。今日工事していたあたりは、小さなステンドグラスもすべて取り付けが完了したようだ。毎日一歩ずつ、完成に近づいていくんだね。人も少なく、いい雰囲気だ。このサグラダファミリアはここで100年にもわたってこのバルセロナの街を見守っていたわけで、本当に完成が待ち遠しい。しばしこの景色に見とれながら、少しずつ離れて行く。



さて、晩ごはんに行こう。以前も行ったことのあるXATIVAというお店だが、なんとなくもっとサグラダファミリアに近い場所を想像していた。でも意外と離れていたのね。中に入ると、あまりお客さんはいない。ちょっと中心からは外れているので、こういうタイミングもあるだろうな。さて、何にしようか。ここではアンダルシア風イカフライと、パエジャとリゾットにしよう。cavaのハーフで喉を潤し、まず登場したのがイカフライ。ベイビーと書いてあったのでどんなイカかと思ったら、本当に小さなイカのフライだ。
衣の率が多くなってしまうが、海の風味とcavaが合い、とてもおいしいです。続いては今日のメイン、ごはんものが登場。一つは魚介のパエージャ、これはもう間違いないですね。たっぷりの海風味がしみ込んだごはん、そして新鮮な貝やエビ。これは何度食べても飽きないおいしさです。もう一つはロブスターのリゾット。エビ風味が満載のスープとその味がしみ込んだごはん、エビは身もミソもたっぷりでいかにも新鮮でとてもおいしい。これもいいですねえ。前回来た時もこのリゾットは食べたのだが、やっぱりおいしいです。バルセロナでは海の幸、堪能しました。まだまだ食べたいところだが、明日からのリヨンは肉が中心だろうな。それはそれで楽しみだ。食後にはコーヒーをいただき、ごちそうさまでした(59.53E)。



満腹なので、散歩しながら帰る。このあたりの道もイルミネーションが飾られていて、きれいだな。しばらく歩くと大きな通りに出てきた。ここからまっすぐ行けばカタルーニャ広場なのだが、この近くにあるのがカサ・バトリョ。バルセロナに多数あるガウディ作品の一つだ。ライトアップされていて、独特のデザインが夜の中に浮かび上がっていて、なんともいえない雰囲気です。有名なカサミラも少し歩いたところにあるのだが、逆方向なのでまあいいか。さあ、散歩を続けよう。寒すぎず、ちょうど歩くにはいい感じだ。いろんなイルミネーションを見ながら、昨日見たクリスマスツリーのところもまでやってきたぞ。



ここまで来たらホテルまではもう少し。サグラダファミリアからホテルまでをずっと歩いたことになるな。それだけを目的に歩くにはちょっと遠いが、ごはんを食べたり景色を見たりしながら歩いているとこのくらいは全然問題なく歩ける。カタルーニャ広場を抜け、ホテルに到着。お疲れさまでした。部屋に戻って、つながらないwifiと格闘しながら眠りにつきましょう。

20141126