市場巡りとトラットリア、目と舌でベネチアの幸をたっぷり楽しむ。移動したメストレは想像とは違った・・・
今日も7時起き。このくらいがいい感じかな。外を見ると、少し秋の気配の雲が。少しでも涼しければいいな。8時半ごろに朝ごはんに行くと、なんだか今日は妙ににぎわっている。昨日と同じくハムやチーズ、モツァレラなどをいただき、ごちそうさまでした。部屋に戻り、荷造りをする。飛行機に乗るわけではないのでそこまでがっつりしなくてもいいが、それでもだいぶ荷物が増えてきたのでうまく詰めないとね。昨日いただいたプロセッコもあることだし。なんとか荷造りを終え、ホテルをチェックアウト(420ユーロ+市税12ユーロ)。しばらく荷物は預かってもらいましょう。外に出ると、昨日までよりはまだましな感じ。でもこれからやっぱり暑くなるんだろうな。
まずは魚市場へと向かおう。Per RIALTOの標識に従ってリアルト橋まで行くと、ここはやっぱりすごい人。特に今日はツアーの人が多いのか、スロベニアとかボスニア・ヘルツェゴビナとかの旗を持っている団体がいろんなところにいる。今日は何かあるのかな?
市場に着くと、まずは野菜は果物を売るエリアがある。トマトやイチゴ、ズッキーニやラズベリーなど、カラフルな野菜や果物は見ているだけでも楽しい。その奥にあるのが魚市場。ここベネチアらしく、シャコやイカ、タコなどいろんな種類がある。昨日食べたヒラメもいるぞ。もう旅も終盤なので、この魚介たちをあと何回食べられるかな。
市場の前には運河があり、ここには一昨日見たようにゴンドラの渡し船がある。これはトラゲットと呼ばれ、対岸までを行ったり来たりしているのだ。一人わずか0.5ユーロで、これにてようやく初のゴンドラに乗ったわけですね。ヴァポレットや水上タクシーなどが行きかうので結構揺れるが、それもまた楽しい。対岸までの数分の旅、楽しみました。
駅に続く大通りに出てきた。ここを少し駅方向に歩くと、GROMがある。ジェラートのお店だ。まだ一度も食べていないので、ここでいただきましょう。いろんな種類があるが、ピスタチオとビターチョコを選択。カップに2種類入って出てきました。まずはピスタチオ、豆の風味がしっかりしていておいしいぞ。ピスタチオってわりと当たり外れが大きいのだが、ここのはおいしいです。続いてビターチョコ。これはしっかり濃厚なチョコだ。どちらもおいしくいただき、ごちそうさまでした(2.5ユーロ)。さらに歩くと、本屋があった。外国の本屋もなかなか楽しいです。そしてイタリア語で書かれた日本のガイドブックや、ベネチア料理の本をゲット。これはいい記念になるね(18.4ユーロ)。さて、そろそろ昼ごはん。来た道を戻り、さっきのゴンドラにも再度乗り込む。
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市場を抜けて、リアルト橋のすぐわきにある店に入るとありました、トラットリアマドンナ。テレビにも取り上げられる有名店だ。中に入ると、美味しそうな魚介類や昨日も食べたようなカニのサラダが並んでいる。これは迷いますね。もう一度シャコを食べてみたいし、隣の人が食べている貝も気になるぞ。ということで、前菜にはシャコとマテガイを選択。シャコは昨日のとは異なり、頭がついた状態で出てきた。身も少し大きめで、しっかりした食べごたえがおいしい。やっぱり新鮮なシャコはいいなあ。続いてマテガイ。こちらは細い貝殻の中に細長い身があるのだが、ぷりぷりした歯ごたえがいい感じだ。ワインとともにどんどんいただき、あっさり完食。おいしいです。隣の席にいたおばさんと少し話をする。スイスから来たらしく、このマテガイを興味深そうに見ていました。さーちゃんのイタリア語での草の根交流開始だ。さて、次はリゾット。貝のエキスがたっぷりと入った、ベネチアらしい一品。そしてメインにはイカの墨煮。真っ黒なイカ墨がなんとも言えないが、味はイカ風味がたっぷりで美味。これもいかにもベネチアらしい感じだ。付け合せの黄色いポレンタを真っ黒にしながらいただき、すべて完食。おいしかったです。カフェで締めている間に、隣のおばさんに折鶴をあげたり、明日行く予定のトレヴィーゾのおすすめレストランを教えてくれたり、楽しいひと時を過ごす。こういったことも含めて、いい感じに楽しめたお店でした(ここは円建て、7885円)。 | ||||||
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さて、街歩きを再開。リアルト橋を渡り、サンマルコ広場へと向かう。多少迷いながら広場の近くまで来て、ムラーノガラスのお店に入る。少し記念品をということで、ゴンドラの形のと、その横に置くべくカバのガラス細工をゲット。なんでカバ?まあかわいかったことと、運河に浮かぶゴンドラの横にカバがいたらちょっとシュールだなという思いとでいい記念品となりました(26.5ユーロ)。 | ||||||
ここからの眺めはまた素晴らしい。隣のジュデッカ島にあるリゾートホテルの眺め、向かいのリド島の眺め、造船所のあるアルセナル地区の眺め、そして人でごったがえすサンマルコ広場の眺め。どの角度もやはり絵になる。人は多くて物価は高いが、この景色がある限りベネチアは人を魅了し続けるんだろうな。さて、そろそろ行きますか。鐘楼を降りて、水上バスに乗る。
サンマルコ広場に戻ってきたら、何やらパレードのようなものが行われている。見ると、今日の午前中にみたスロベニアやボスニア・ヘルツェゴビナの旗もあるぞ。よく見るとRED CROSS、赤十字の集まりらしく、そういうイベントなんだな。こんなことが行われているのも、華やかでいい感じだ。まあ我々はホテルに戻りましょう。預けていた荷物を受け取り、ホテルに別れを告げる。サンマルコ広場の近くだったので休憩にも戻ってきやすかったし、便利なホテルでした。
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さて、ここからは荷物との戦いだ。とにかく最寄りの水上バス乗り場まで、階段を上ったり石畳の道を歩いたりしながらなんとかたどり着く。初日に着いた時よりはまだ近い場所で助かった。ここから駅まで乗るのだが、かなり混み合っていて最初の便は乗れず。次の便になんとか乗り込み、荷物もなんとか落ち着ける場所にキープ。あとはベネチアの景色を楽しもう。しばらく行くとアカデミア橋。昨日ここを渡ったなあ。そのあとはリアルト橋。ここの近くで今日はお昼を食べなあ。そのあとにゴンドラ乗り場があり、そして駅が見えてきた。ここまで約20分ほど、人の出入りがかなりあったがなんとか無事に到着だ。でも考えてみれば、水上バスの始発駅からこの先頭の席に乗れば、まさにベネチア観光の特等席。そんなのもよかったね。まあとにかく駅に着いたので、メストレ駅までのチケットをゲット。メストレはベネチアの島側から本土側についた最初の大きな町なので、すべて列車が止まる。間もなく出発する電車に乗り込むと、数分ほどで発車した。 | ||||||
いやいや、しかしベネチアをたっぷり満喫しました。かなり歩いたし、島にも行ったし、いろいろ食べたし。ちょっと疲れたけどね。明日からはメストレを起点に近郊の街をのんびり楽しむことにしよう。切符を買い(@1.2ユーロ)、すぐに出そうな電車に乗り込む。数分ほどで出発だ。電車は本土に向けて長い橋を渡っている。両側に海が広がる不思議な景色、ベネチアは海面の上昇とも戦いながら、このあと何百年もこの姿を保ち続けるのかな。ずっと変わらずにいてほしいものです。さて、10分ほどでメストレに到着。ホテルは駅前のToritone、これは助かる。チェックインし、空調の効いた涼しい部屋でほっと一息(市税14.4ユーロ)。お疲れ様でした。久しぶりにWi-Fiがばっちりつながる。やっぱり島側はちょっと厳しいのかな。しばらくネット確認などしてすごし、そろそろ暗くなってきたので出かけますか。ホテルの人にお勧めレストランを聞いて、いざ出発だ。
ホテルを出て、しばらく歩く。おすすめのレストランの方向へ向かうが、何か違和感を感じる。なんだ?このあたりには今まではあまり見なかった中華系食材のお店があったり、アジア系のあまりちゃんとしていない感じの人が行きかっていたり。別にそれ自体が悪いわけではないが、町全体がなんともあまりいい雰囲気ではない。駅前はまだしも、一歩中に入っていくと突然雰囲気が変わるのだ。香港の街角ならばこの雰囲気もいいが、イタリアでこれでは・・・一応おすすめレストランまでは来てみたが、中はともかく周りの雰囲気があまりよくないのでちょっとこれはパス。治安が悪いとかそういうのではなく、何か違和感を感じる町なのだ。うーん、本土側なのでてっきり新市街のようなイメージを持っていたのだが、これはむしろ「落ちベネチア」。ちょっとギャップが大きいぞ。うーん、どうしよう。さすがに今からベネチアの島に戻る気力はないので、駅前のホテルにあるレストランに入りましょうか。うん、入ってしまえば客層もお店の雰囲気もいたって普通。お昼をしっかり食べたので、軽く食べられればいいくらい。なのでパスタとサラダでいいか。ドリンクはビールでね。久しぶりにボロネーゼなどをいただき、おいしくいただきました(32ユーロ)。
レストランをでて、ホテルに戻る。その途中もこれまでとは違う感じの人が行きかっていて、この雰囲気はどうなの・・・いや、治安とかじゃなくてとにかく「イタリア」ではない感じがものすごくする街で、これまでたくさんのイタリアの街を訪れたがこの雰囲気は初めてだ。ホテル近くで水を買うが、そのお店もなんだかイマイチ(3ユーロ)。うーん、こうなると明日からの夜ごはんはまたベネチアに戻る気がする。もう旅も残りわずか、いい思い出を作りたいのでしっかり計画しましょう。