フェリーでベネチアへ。人混みと運河の洗礼を受けながら、寺院や鐘楼を楽しむ。ウルスラとの再会。
6時前に起床。準備をして、7時前にチェックアウトしようとするとフロントが空くのが7時からとのこと。早く準備しすぎたら意味のないことになるとこだった。朝ごはんの準備をしている人にカフェはどうかと勧められたが、ちょっとすきっ腹にはきついのでお礼だけ言っておきました。7時になろうかという時にフロントの人が来たのでチェックアウト(756.54クーナ)。外に出ると、朝の光の中静かな海辺は涼しくて気持ちがいい。すぐ近くにベネチア行きフェリーの発着所があり、7時になってちょうど手続きが始まったところ。さっそくチェックインをして、乗り場でしばらく待つ。このあとたくさんの人がやってきたました。7時半を過ぎたところで、船が到着。すでに人が乗っているのはプーラなどから乗ってきている人たちだろうか。ほどなく乗船が開始となり、窓際の席をゲット。それにしてもたくさんの人が乗ってくるなあ。どうもここからベネチア日帰りツアーの人たちが多いようで、結局ほぼ満席になった。8時になり、船は出発。これにてクロアチアとはお別れだ。見どころの多い、実に楽しい旅でした。スプリットやフヴァル、トロギールやプーラなど、今回行っていない魅力的なところもたくさんあり、また機会があれば訪れてみたいものです。
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船は静かなアドリア海を進む。前半はほぼ眠りに落ちていたが、ずっとなにやらアナウンスが聞こえていた。目が覚めて改めて周りを見ると、どうやら日帰りツアーの人たち向けにベネチアの説明をやっている。最初はフランス語、そのあとは英語といった感じで延々と続く。もうちょっと静かな船旅だと思っていたのだが・・・到着まで30分くらいのところで、ベネチアの街並みが近くに見えている。ここからはスピードを落とし、運河の中をゆったりと目的地に向かって進んでいく。窓があまりきれいではないので外の様子がはっきりとは分からないのが残念。定刻の10時半ごろ、船はベネチアのバジリオ港に到着した。 | ||||||
ともあれ無事にベネチアに到着。ここからは水上バスであるヴァポレットにのって、サンマルコ広場へと向かう(@6.5ユーロ)。大運河を通っていくのだが、さすがベネチア独特の景色が広がっている。20分ほどでサンマルコ広場に到着。船を下りると、そこにはものすごい数の人。そしてホテルまでの道は、その人ごみと橋を渡る石段、強い日差しにわかりづらい道との格闘。まさにベネチアの洗礼をたっぷりと受けながら、汗だくになってホテルに到着。ふう、今朝のポレチュの気持ち良さが遠い昔のようだが、とにかくホテルに到着。まだお昼前だが無事に部屋に入ることができ、空調の効いた快適な空間でしばし休憩。いやいや、お疲れ様でした。
そろそろ出かけますか。ホテルの場所がわかってしまうと簡単なのだが、一本間違うとなかなかたどり着けなくなるのがつらいところ。まあこれがベネチアだよね。日差しが強いのでなるべく日陰を選んで歩こう。まずはサンマルコ広場へ。久しぶりだなあ。寺院や鐘楼には後で行くとして、まずは昼ごはんだ。聖堂横の道を少し歩いていくと、トラットリアやピツェリアがたくさんある。でもやっぱり目立つのはジェラテリアかな。あまりの暑さにあっという間に溶けてしまいそうだけどね。
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さて、目指すトラットリア・アッラ・リベッタに到着。そんなに大きくない店だが、地元らしき人もたくさん入っているようだ。奥の部屋に案内され、しばらくするとゴンドラの漕ぎ手であるゴンドリエーリ3人組も入ってきたしね。さて、久しぶりのイタリア、しかも海のヴェネチア、当然魚介系を中心にいただきましょう。まずは前菜にサーディン、つまりイワシの南蛮漬けのようなもの。この酸味と青魚の風味がいいですね。白ワインとともに、美味しくいただく。そして次はパスタ、やっぱりまずはボンゴレと、あとはカニのパスタをいただく。やっぱりイタリアのパスタはうまい・・・少し塩気が強めだが、それが一つのポイントかな。しっかり完食し、ごちそうさまでした。エスプレッソで締めて、これで51ユーロ。51?高いなあ。確かにワインがちょっと高めだったが、クロアチアの物価からはかなり上がった気がする。まあもともとベネチアって高いんだよね・・・ユーロが安いので5500円くらいなのががまだ救いだが、これがアルザスの時のレートだと実に8000円超えることになる。昼にパスタと軽くワイン飲んでその値段はありえないなあ。仕方ない、うまく選んでいきましょう。 | ||||||
サンマルコ広場に戻る途中、クーナを両替できるところがあった。あまりレートはよくないが、まあ仕方がない。42クーナが4.81ユーロになりました。1ユーロ130円くらいの感覚かな。広場に戻り、まずはサンマルコ寺院に入ろうとするとものすごい行列。広場を越え、海岸沿いの道まで伸びているように見える。これはちょっときついぞ。鐘楼はどうだろうかと思って行ってみると、こちらはほとんど行列がない。ではまずはこちらに上りますか。
チケットを買い、エレベーターで頂上まで(@8ユーロ)。96.8メートルある鐘楼、その展望台から眺める景色は素晴らしい。サンマルコ寺院や広場の眺めはもちろん、一面に広がるオレンジ色の屋根、ところどころに見える聖堂や教会、運河を隔てて見えるジュデッカ島やサンジョルジョマジョーレ島、そして遠くにムラーノ島などの島々、これは絶景です。どことなくドブロフニクとも共通の雰囲気があるぞ(これはドブロヴニクが「よいベネチア」という意味があるからだということをこのあとウルスラから教えてもらった)ひとしきり景色を楽しみ、そろそろ降りますか。
寺院の方へ向かうと、さっきまであんなにあった行列がほとんどなくなっていた。どういうこと?まあちょうどいいけど。ということで数分ほどならんで中に入る。この聖堂は9世紀に建てられたもので、まずは正面のアーチに美しいモザイク画が描かれている。中に入ると、まず目に入るのが天井一面に描かれたモザイク画。これはすばらしい。そして正面には、たくさんの聖像が並んでいるのが見える。観光客は多いが、静かなこの空間をじっくりと楽しむ。
ホテルに戻る途中に、本屋があるらしい。でも教えてもらった住所のところに行っても、それらしきものはない。近くをうろうろしても見当たらないので、なくなったのかな・・・(なくなったらしい)。ホテルに戻ろうとすると、さーちゃんの電話がなった。ウルスラだ!さーちゃんのイタリア語の元先生で、今はベネチア近くに住んでいる。今回はせっかくの機会なので、是非会いたいと思っていたのだ。こちらからなかなか連絡が取れなかったが、仕事が終わったとのことで無事に連絡をくれたのだ。サンマルコ広場で待ち合わせの約束ができたので、ホテルにいったん戻りましょう。
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さて、そろそろ時間。ホテルを出て、サンマルコ広場へと向かう。ここの世界最古のカフェ前にて待ち合わせ。そして、無事にウルスラに会うことができました!よかったね。久しぶりの再会で、さーちゃんとの会話がはじけます(ほぼ日本語で)。さて、ここからはベネチア街散歩。まず向かうのは、リアルト橋。迷路のような道を、知り尽くした地元の人の案内で歩く。これは安心だ。ほどなくリアルト橋に到着し、まずはここで運河を眺める。なんでも今日は人が少ない方らしく、いつもはこんな風に写真を撮るのも難しいらしい。十分に人が多いけどね・・・リアルト橋を渡り、しばらく行くとそこは市場エリア。さすが先生、さーちゃんの好みをわかっている。今は果物市場が少しある程度だが、午前中にくれば魚市場も開かれているらしい。ここはまたぜひ来てみましょう。その市場の近くには、ゴンドラ乗り場がある。といっても観光用ではなく、向こう岸にわたるためのいわゆる渡し船、生活の足。一人0.5ユーロで渡れるので、これも是非またチャレンジを。もともとはこのあたりでお茶する予定だったが、なんだか騒がしい感じなので別のところへ行きますか。ということでリアルト橋を渡り、劇場跡やマルコポーロ生誕地など、いろいろと案内をしてもらう。 | ||||||
そろそろ休憩ということで、オープンエアのカフェで少しブレイク。コーラもカフェもビールもワインもなんでも5ユーロという店なので、そうなるとやっぱりビールかな。イタリアンビールをこうして外で飲むのは気持ちがいいな。いろいろ話をする中で、ベネチアでのお薦めを教えてもらう。明日は島めぐりにしようかな・・・しばらく休憩して、街歩き再開。このあとは駅まで向かう。途中にあるおすすめのバールやウルスラが日本語を学んだところ、ユダヤ人居留区跡などいろいろと教えてもらいました。途中にスーパーもあった。駅に到着し、今日はここまで。明日の夕方にまた連絡を取り合うことにして、ここで別れる。ありがとうございました、また明日!
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もうかなり暗くなってきた。ちょっと疲れてはいるが、スーパーにも寄りたいので来た道を戻りますか。さっき歩いていた時よりは少し人は減っているが、その分レストランなどはにぎわってきているようだ。しばらくして、さっきのスーパーに到着。入ってまずはいろんな野菜があって、外国のスーパーはやっぱり楽しいですね。でも今はあまりゆっくり楽しむ時間はないので、とりあえず水だけ買って出ましょうか(0.47ユーロ)。 | ||||||
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しばらくして、パスタが登場。一つはSpaghetti alla busera(スカンピのピリ辛スパゲッティ)。トマトの鮮やかな赤がよく、ここにスカンピの海老風味がしっかりと感じられて、甘さを感じられるくらいの味だ。いいですねえ。もう一つはBigoli in Salsa(玉葱とアンチョビソースのパスタ)という、ベネチア料理のひとつ。イワシとタマネギがたっぷり入っていて、タマネギの甘さと青魚の風味が実にうまい。やっぱりイタリアのパスタはおいしいですね・・・次に来たのはFegato alla veneziana(仔牛レバーのソテー)。これもベネチア料理のひとつで、臭みのないレバーにポレンタをからめつつ食べる。不思議な食感だが、ポレンタの塩気とレバーがいい感じでワインの進む一品です。お店はますますにぎわってきてきたぞ。カフェをいただき、これで締める。ごちそうさまでした(42ユーロ)。 | ||||||