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今日は5時前に起床。少し日記を書いたりしていたが、また急に眠くなり、6時過ぎまで撃沈。ちょっと疲れてきているのかな。窓から外を見ると、ブドウ畑が朝日を浴びていてきれいだな。シャワーの勢いが弱くてちょっと苦労したが、準備をして8時過ぎに朝ごはんへ。シャトー前にはテーブルが準備されているが、日陰になっているテーブルに着きましょう。ビュッフェにはハムやチーズ、ジャムやはちみつなどいろいろあるが、まずはジュースで目覚めましょう。久しぶりに搾りたてのようなジュースがうまい。ハムやチーズも、ちょっと普通のホテルにあるようなものではなく、少し高級感のあるものが並んでいる。少し辛めのサラミも、なんだかフレッシュ感があってうまいぞ。そしてプロヴァンスといえばはちみつ、小さな瓶が4種類あるのでいろいろ試してみましょうか。チーズにつけたりパンにつけたりして楽しみましょう。透き通ったものもいいが、少し濁った感じのはちみつが風味があって好みかもね。 | ||||||
あとはジャム。6種類もあるのでこちらもいろいろ試してみよう。クレモンティーヌという柑橘系の皮のジャムが少し苦みがあって好みかな。いやあ、いろいろ楽しめますねえ。たまにはこうしたホテルの朝ごはんもいいものです。少し時間がたち、日差しを直接浴びるようになってきたのでそろそろ行きましょうか。部屋に戻り、窓を全開にしてワイナリーの景色を見ながらしばしのんびりと過ごす。こんな時間もいいですね。
とはいえ時間は過ぎるもの。そろそろ行きますか。ホテルをチェックアウトするとき、宿帳にコメントを入れておきました。日本語はあまりないけれど、いろんな人がここにくればいいな。笑顔のスタッフたちに別れを告げ、車のところに行く。まだ今の時間帯であれば、そんなには暑くなっていないな。出発しようとしたとき、驚いたのが車のフロント部分。なんとたくさんの白いカタツムリがくっついている。なんで?よく見ると周りの草のところにもたくさんいるのでそこから動いてきたのだろうが、なんでこの車に集まって来るのだろう。車の後ろの方にへばりついているのもいるが、これは夜の間にここまで動いてきたってこと?この大きさのカタツムリにしてはかなりのスピードのように感じる。運転に害はないだろうが気分的に邪魔なのですべて弾き飛ばし、出発だ。まずは昨日のショップに行ってみる。昨日飲んだこのシャトーの赤ワイン、売っていました。21.7ユーロと意外と安く買うことができたぞ。日本でシャトーヌフデュパプといえば1万円くらいしそうだが、やっぱり本場で買うと安いですね。さて行きましょう。丘からブドウ畑の中をゆっくりと降りていくので、ところどころで写真を撮りながら進む。いろんな場所が絵になるもので・・・ブドウの木で鳴いているセミを発見。これもプロヴァンスのシンボルだ。
ここからはカーナビに従ってのドライブ。ロータリーにも慣れてきたが、90度ずつになっていないところでちょっと戸惑うことがあるかな。まあでもナビってやっぱり便利ですね。フランスの田舎道を快調に走り、しばらくするとアヴィニョンのエリア。このあたりは交通量も多く、都会な感じ。ここを超えるとまた田舎道となり、今日の目的地、サン・レミ・ド・プロヴァンス(以下サンレミ)の標識も出るようになった。出発してから小一時間ほどで、目的地であるサンレミに到着。ただホテルの入り口がわかりづらくちょっと迷ったが、2度目に通った時にホテルの入り口を発見。駐車場の入り口を通ると、ホテルの敷地に無事に入ることができました。今日のホテルはHotel l'image。お疲れ様でした。車から出るともうすっかり炎天下。荷物をもってフロントへと行くと、最初はちょっとまだ入れないといわれたが少し待つと準備ができたらしく、部屋に入ることができました。ラッキーだな。案内された部屋は大きなベットの明るい部屋。いい感じですね。さて、とはいえあまりくつろいでもいられない。お昼ごはんを求めて出発だ。
目的地はモサーヌ・レ・ザルピーユ(以下モサーヌ)という村にあるレストラン。サンレミからはずっと山道を登っていくように進んでいく。岩山のなんとも言えない景色の中に、ブドウ畑が広がっている。おいしいワインができるんだろうね。明日行くレ・ボー・ド・プロヴァンスへの分岐を過ぎ、しばらく走るとモサーヌに到着。ここにあるOu Ravi Prouvencauというお店が今日の目的地。車は近くの駐車場に止め、早速お店に入りましょう。お昼時ということもあってテーブルは結構埋まっているが、運よく日陰にある席に着くことができた。ただパラソルが赤いせいか、写真がみんな赤くなってしまうのだが・・・
さて、何をいただきましょうか。ここの目的はアーティチョークの煮込みなのだが、よく見ると今の時間帯はコースの一部としてでないと頼めない。20ユーロと50ユーロの2種類しかメニューがなく、その煮込みは50ユーロの一部。昼にしてはちょっと高いが、ワインやコーヒーなども含まれての値段ということだし、何よりせっかく来たのに食べたいものを食べないというわけにもいかないのでここは奮発して50ユーロのコースとしますか。前菜にはもちろんアーティチョーク(Les petits artichauts violets mijotés à la barigoule)、メインにはウサギ(Le lapin sauté au thym, à l'aïl et aux petits lardons, jus déglacé au vin blanc, gratin crèmeux de macaronis)と羊(Les pieds et paquets Marseillais « les meilleurs du coin », pommes de terre frites maison)をそれぞれ選んだ。まずはワイン。一見白ワインのようなボトルだが、これがロゼワイン。ちょっと冷えが足りないが、すっきりおいしいワインだ。このまま氷で冷やしておけばいいだろうね。しばらくして、前菜登場。アーティチョークの煮込みなのだが、これが絶品。ほくほくとした食感で、オリーブオイルの効いた風味が実においしい。ちょっと筍にも似たような感じに思うが、とてもおいしいです。これを食べに来たようなものなので、大満足です。続いてはメイン、ウサギは鶏肉のような食感でおいしいです。羊は一般的なグリルではなく、豚足ならぬ羊足。トロットした肉とハーブの聞いたソースがなかなかもの。骨が指のようでなんともリアルだが、コラーゲンたっぷりという感じ。独特の料理だが、これがプロヴァンス風ということらしい。どちらもおいしく、完食しました。そしてそのあとはチーズタイム。かごにたくさんの種類のチーズを並べて運ばれてきました。ここから好きなものを適当に選ぶのだが、せっかくなのでシェーブルやロックフォールなど、普段あまり食べないものをいただく。もう一つは牛系メインでそれぞれ3種類ずつ。まだロゼワインが残っているので、これでゆっくり楽しむ。日本でロックフォールをあまりおいしいと思ったことがないのだが、今これを食べると結構うまい。少しピリッとした刺激があるのがまたいい感じで、これならワインとあうなあ。シェーブルは2種類あり、一つはコショウ風味、もう一つはプレーンな感じ。うん、この旅で3度目のシェーブルだが、やっぱり日本で食べるよりおいしい。新鮮なのか、それとも日本に入ってくる種類の問題が、それとも気候の問題か。やっぱり旅に出たらその土地のものをいただくのが一番ですね。ここまではゴキゲンにいただいていたが、最後にデザート。カラメルプリンとライスプリンなのだが、やっぱりでかい・・・ライスプリンはまさにライスで、量的には一つ一つが稲荷ずしのよう。デザートにこれはちょっときついなあ。結局デザートだけは完食できず、最後はコーヒーでしめて2人で100ユーロ。ワイン込なのでまあお得かもしれない。プロヴァンスのいろんな料理を楽しめて、よかったです。お会計の時に折鶴を残し、ごちそうさまでした。
結局2人で一本あけてしまった。駐車場に戻り、しばらく休憩しましょう。まあでも意外と飲んだ感じはしないなあ。水もしっかり飲んだし、しっかり食べたからかな。さて、ではこの後はひまわりを求めてドライブしますか。何せアルルからのひまわり列車には超残念ながら乗れなかったので、まだちゃんとひまわりを見ていない。どこに咲いているのかはわからないが、とりあえずはひまわり列車の終点だったFontvieille方面を目指しましょう。ここからは十数分ほど、道なりで走りやすい。でもひまわりは見えないですねえ。Paradouの街を抜けてまっすぐの道を進むが、まだ見えない。このままいくとアルルに向かうのだが、どこかにあると思うのだが・・・と、突然右手にひまわり畑が見えた。その先に車で入れる道があったので、そこに行くとありました一面のひまわり畑。ちょうどこっちを向いているし、ほぼ一面満開の状態。太陽の光を浴びて、黄色い花がしっかりと咲いている。これはいい景色だ。しかも少し向こうにある城がいい感じに景色の一部として入り込み、いかにもフランスのひまわり畑といった雰囲気だ。いろんな角度から写真を撮りましょう。超ゴキゲンで、これで今回の大きな旅の目的の一つが達成できました。よかったよかった。
では戻りますか。ナビによると行きとはかなり違う道を行くのだが、それはお昼に別の村に寄ったからだよね。ナビの通りに進んでいくと途中にいい感じの並木道がありました。車は快調に走り、サンレミの街に戻ってきたぞ。もう迷わずにホテルに戻り、無事に駐車場に到着。
部屋に入る前に、まずは水分を調達しよう。ホテルからサンレミの旧市街はすぐ近くなので、街を歩きながら水を探す。これが意外になく、ぐるぐる回ってようやく小さなカフェでゲットできました。この旧市街には、たくさんのお店があっプロヴァンスの雑貨類や石鹸、香水などが売られている。それぞれゆっくりと見たいが、何せこの暑さでちょっと疲れている。なので一旦部屋に戻り、休憩しますか。ところがその部屋が暑い・・・なぜなら西側の部屋で、強烈な西日を浴びていたからです。冷房を最高につけて水分補給もして、しばし部屋でくつろぎましょう。
途中何度か目が覚めたがなんだかけだるい。結局目覚めたのは8時半ごろ。なんだかけだるいのは、ちょっと暑さに疲れているからかなあ。外に出ると、さっきの暑さが嘘のように涼しくなっている。ホテル併設のレストランにも結構お客さんがいるし、バーもにぎわい始めたようだ。もう晩ごはんの時間なのだが、さすがに全くおなかがすいていない。昼にしっかり食べたのはもちろんだが、デザートが多かったか・・・ダメージが残っているようだ。外に出てみると、カフェやレストランは空いているがさっき見たようなおみやげやさんなどはもう閉まっている。だいたいが19時までのようだ。シェスタも取るのにそんなに早く締めなくてもいいのにというのは日本人の感覚か。結局どこにも寄れずで、ホテルに戻りますか。
ホテルのレストランのメニューを見ると、コースの中にsashimiと書いてある。そんな魚介類をさらっと行くのもいいかと思い入ろうとすると、ホテルのお姉さんが申し訳なさそうに今日は予約でもう一杯だとのこと。あらまあ、じゃあダメですね。外の店でどうかとも思ったが、まだ当分おなかすきそうにはない。バールという選択肢もあるが、あまりお酒気分でもないし・・・いろいろ迷ったが、結局晩ごはんは抜きでいいや。今日の昼は2食分のボリュームがあったしね。まあ旅の中あたりだしいちどリセットの意味も込めて、たまにはこんな日もあるでしょう。TVを見ながら、部屋でのんびり過ごしましょう。


20130710