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今日も5時前に目が覚める。このままずっとこんな感じでいけそうかな。お隣は7時前に起きてシャワータイム。お湯と水が混ざらずに出てくるようなシャワーで、妙に熱さと冷たさを感じながら、準備完了。さて、朝ごはんだ。今日はホテルでいただくので、フロントに行くとすでに何組かが朝ごはん中。屋外でもいただけるので、せっかくなので涼しい外でいただきますか。昨日バンドが演奏していたステージは今は閑散としている。今日もいろんなグループが出てくるんだろうな。朝ごはんはオレンジジュースと牛乳、クロワッサンとパンとハムとチーズ、まさに王道ですね。まずはクロワッサン、このバターの風味がやっぱりおいしい。しっとりとした歯ごたえはフランスでしか食べられないような気がする。ハムとチーズは少しつぶしたパンに挟んで食べるのがうまいね。ちょっと苦めのカフェクレームをいただき、満腹です。ごちそうさまでした。部屋に戻り準備を済ませ、9時過ぎにチェックアウト。お世話になりました。 | ||||||
さて、駅へ向かおう。いまだにひまわり列車に乗れなかったのが残念だが、車でどこかいいひまわりの景色が見られたらいいね。駅までのなだらかな坂を重い荷物を引きづりながら歩き、ようやく駅に到着。アヴィニョン行の切符をゲットしたところで掲示板を見ると、やっぱり今日も10分遅れ。まあ10分くらいなら別にいいかと思ってしまっている自分がいるのよね。仕方がない、駅前の日陰でしばらく待ちますか。定刻が9:57なのだが、10時を過ぎたのでそろそろホームに行きますか。すぐ正面のホームなので、階段使わずにすんで助かった。しばらくして、電車が到着。相変わらず落書きだらけの車両だなあ。中に入ると2階建てで、上には階段を使わないと行けないが下へはスロープになっているので簡単に降りられる。自転車の人も多いので、そういうことなんだね。18分の旅なので、補助席なところで十分。アルル駅を出発してしばらく外を見てみる。ひまわり畑があるかなと思っていたら、最初の方はなかなか見つからなかったが10分程度たったころには頻繁に一面のひまわりが見えるようになってきた。夏の南仏らしい、とてもいい景色です。電車はスムーズに走り、10時半過ぎにアヴィニョン駅に到着。昨日はTGVの駅で、今日は在来線の駅。新神戸と三宮みたいなものかな。
ここで車を借りるのだが、まだ5時間近くある。なので一旦荷物を預けたいのだが、ロッカーや荷物預かりが見当たらない。インフォメーションで聞いてい見ると「セキュリティの問題があるから荷物預けはないんだよ」そうですか・・・昔はどこでもあったのだが、いろいろ事件もあったのでもう預かってくれないのかなあ。今日借りるAvisのカウンターでダメもとで聞いてみたけれど、やっぱりセキュリティの問題でNG。まあ確かに得体のしれない外国人からの荷物なんておいそれと預かれない状況はわかるが・・・それにしても不便なことだ。一応近くの長距離バスターミナルならひょっとして、という提案をもらったが、行ってみるとそちらはさらに預けられそうもない暗い雰囲気。少し早めに車を借りるのも、オートマだし急には準備できないとのことでNG。じゃあ仕方ないですねえ、この荷物を持って歩き回るわけにはいかないが、せっかくなので旧市街のカフェなどでのんびり過ごしますか。駅前のリュプブリック門からはアヴィニョン旧市街のメインストリートが伸びている。中に入るとやっぱり石畳に段差にと動きづらい状態だが、まずは手近にあったカフェに入り、レモネードでのどを潤しますか。とりあえずこの日差しを避けられるだけでもありがたい。1時間ちょっとくらい、本を読んだり日記を書いたりしながらのんびりと過ごす。ここアヴィニョンでは夏のイベントが多く行われており、たくさんの劇団のショーが行われるようだ。そのせいもあり、いろんな衣装を着た人が街を歩いていたり、ショーの案内を配ったりしている。我々はカフェの道沿いの席に座ったせいか、何度かその案内を渡されました。見に行くことはないが、にぎやかな感じで夏らしい。
カフェを見渡してみると、大きな荷物を持った人が多い。ひょっとして我々と同様、大きな荷物を預けられずにカフェで時間を過ごしている人もいるのかもね。でもこうなると、電車で次の目的地に行く途中でほかの街にちょっと立ち寄る、という旅がしづらくなるなあ。今後はそのつもりで考えないとね。そろそろ12時半。お昼ごはんにしようか。カフェを出て、メインの通りをもう少し奥へと入ってみる。さっきよりも日差しは強く、人も多くなっている。ショーの衣装を着た人も増えてきたようだし・・・重い荷物を抱えた状態ではそんなに遠くへはいけないので、通りに面しているゆったりできそうなレストランに入ることにしよう。通りに面した席に着く。今から車に乗るので、お酒は控えましょうか。そしてペッパーステーキをいただく。いつも通りの大量のポテト、そしてお肉はちょっと固めかなあ。筋も割とあるが、まあこんなものか。今日は夜がメインなので、今はこのくらいで十分。まだ時間があるので、デザートもいただきましょう。カフェとピスタチオのアイスをいただくが、ピスタチオは独特の香料だなあ・・・まあこんなものか。2時ごろまでゆったりできたということで、ごちそうさまでした。
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近くのお店で水だけ買い、駅へと向かう。それにしても暑い、荷物が重い・・・賑やかになってきた歩行者天国を抜け、なんとか駅に到着。買ったばかりの冷たい水で体を潤そう。少しの間駅の待合室で時間を過ごし、そろそろ車を借りますか。午前中と同じお姉さんだし、手続きはスムーズに終了。では車のところに行きますか。駅前の駐車場にAVISエリアがあり、そこに駐車しているのだが・・・やっぱり。炎天下の中、車内はものすごく暑い状態になっている。とにかく冷房を最大限にいれ、荷物を積み込む。少し涼しくなったところで今日の目的地に向けて、カーナビをセットしてみる。住所を入れるタイプなのだが、うまく候補が表示されない。うーん、どうしようかと思っていたら緯度経度の設定があり、ホテルの予約サイトのプリントの中に緯度経度が記載されていたので、これを入れてみよう。すると、なんとなくそれっぽい場所が表示された。そうか、緯度経度ってこういうためにあるんだ。なるほどねえ。地図が無いこともあるが。もはやカーナビは必需品かもね。オートマとともに、随分贅沢になりました。 | ||||||
さて、では出発だ。オートマなのが最大の救い。とにかく安全運転でね。駐車場を出て、しばらくはアヴィニョン旧市街の城壁沿いを走る。このあたりはそれなりに交通量が多い。旧市街を抜けてアヴィニョン道路、リヨン道路、オランジュ道路と走る。カーナビもシンプルでわかりやすいかな。ロータリーはRoundabaoutのSecond Exit、という言い方なのか。これはちょっと新鮮かもね。
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シャトーヌフデュパプ道路に入り、しばらく行くと周りは一面のブドウ畑になった。いくつかワイナリーもあるようで、訪問することもできるようだ。快適に走っていると、今日のホテルの案内がでてきた。小高い丘の上にあるまさにシャトーのようなところ、あそこだな。ブドウ畑の中に城の門のようなのがあり、ここからは舗装されていない道を丘の頂上向けて登っていく。建物のそばまでは来るのだが、入口がよくわからないぞ。少し進むとショップがあったり、もう少し進むと畑の入口に来たり、入口はどこだ?結局ショップの人に聞いてみると、少し戻ったところに目立たない門がありました。ホテルの人がちょうどいたので案内してもらい、荷物を下ろすために車で中に入る。車を降り、裏門から入ると廊下にはたくさんのワインが展示されれていました。フロントのお姉さんに部屋に案内してもらい、無事に到着、ほっと一息。お疲れ様でした。 | ||||||
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部屋の窓からは一面のブドウ畑。さっきまでいた都会とは全く異なる、静かなところだ。これはいいなあ。少し休憩して、では散策に行きますか。さっき場所を聞いたショップで試飲をやっているとのことで、まずはそこへ行ってみましょう。ただ外に出ると、空模様が怪しい。黒い雲が近づきつつあるようで、遠くに雷の音も聞こえる。ようやく天気予報が当たるのかなあ。まあでもすぐに降るわけではなさそうなので、とりあえずショップへ。中に入ると、がらんとした中にたくさんの人が着席して試飲ができるようになっているようだ。でも今は誰もいないので、まずは販売しているワインを見る。コートデュローヌはともかく、やっぱりシャトーヌフデュパプは100ユーロ超えのワインもあるようだ。で、その高いワインは試飲できないようで・・・空模様も怪しくなってきたし、ここは退散しましょうか。外に出ると、先よりも風が強くなっている。あのきつい日差しも雲に遮られ、いつ雨が降り出してもおかしくない感じ。では一旦部屋に戻りましょう。 | ||||||
部屋で休憩。外では雷が近づいていてきているようだ。しばらく眠りに落ちていたが、結局雨は降らなかったようだ。さて、まだ明るいがもうすぐ8時、今日の晩ごはんはホテルでいただく。予約しているのでフロントへと行くと、すぐに案内してくれました。ホテルにレストランは併設されているのだが、そちらはビジター用らしく我々はホテル内の部屋へ。テーブルがいくつか準備されているのは予約の人たちがほかにいるんだね。だれかいると思っていたら我々が一番乗り、なので奥のテーブルに座りましょう。さて、何にしようかな。その前にまずちょっとしたアミューズが運ばれてきて、これにはミュスカデを合わせますか。少し甘めのワインが食前酒としてはちょうどいい。アミューズもフォアグラだったり卵だったりするので、甘めのお酒とちょうど会いますね。
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さて、今日のコースだが、お勧めメニューは前菜にはアスパラのなんとやら、メインに牛肉のなんとやららしい。他のコースはちょっと高めだし、やっぱり今日は赤ワインと牛肉をいただきたいのでおすすめコースにしましょう。前菜の前に運ばれてきたのはキュウリなどの野菜とチーズをあしらったもの。さっぱりしていて、出だしにいいですね。そろそろミュスカデがなくなりそうなので、次は白ワイン、このホテルの名前が入ったシャトーヌフデュパプをいただきましょう。グラスでいただくのだが、わりと多めに入れていただきました。そして前菜が登場。アスパラとエビの一皿で、このエビがすごくいい香りを放っている。甲殻類アレルギーならこの香りだけでアウトなほど、いい香りだ。アスパラもエビもそのものの味がしっかりしていて、これが同じく味のしっかりしたシャトーヌフデュパプの白とよく合う。例えばこれがカプレーゼならばワインが強すぎるだろうし、イタリアの軽い白ワインだったらワインが負けてしまうだろう。ちょうといいこのバランス、さすがシャトーホテルの料理ですね。 | ||||||
続いてメインの牛肉が登場。これはおいしそうだなあ。付け合せのソラマメやセップ茸でまずは白ワインを終え、次は赤のシャトーヌフデュパプをオーダー。赤ワイン用のグラスにて注がれたワインのまずは香りを楽しもう・・・これはすごい。普段飲むワインとは全く違う、深みのある香り。いかにも高そうなワインの香りがするぞ。いやあ、これはいいぞ。ヒレ肉のステーキと相性は抜群。うーん、さすがに牛肉も昼食べたのとは全く違うなあ。この歯ごたえや赤身の触感、肉汁のうまさとしっかりした赤ワイン、どれをとっても完璧にうまいです。やっぱりこういうお店ではお勧めとその土地の基本的なお酒をいただくのが一番ですね。本当においしかったです。
最後にデザート。ココナッツのアイスだ。アイスそのものもうまいが、最初に飲んでいたミュスカデが時間の経過とともにすごく甘くなっていて、これがまさにベストマッチ。まるでデザートワインをいただいているようだ。ごちそうさまでした。食後はコーヒーで締める。すると一緒に運ばれてきたのはプチフルール、でもこれはもう無理。甘い系はもう無理ですね。見た目の華やかだけ楽しんでおいて、これで本当のごちそうさまでした。
食後に外に出て見る。シャトーの前のベンチに座り、のんびり過ごす。星がたくさん見えていて、明日も晴れるんだろうな。今日が終わると、もう旅も半分が終了。明日からは本格的に車での田舎旅、いろいろ楽しめればいいな。ちょっと寒くなってきたので部屋に戻りましょう。おやすみなさい・・・


20130709