外はとにかく蒸し暑い。梅雨真っ只中の日本を脱出し、今年の夏休みは南仏だ!超忙しい仕事の中をなんとか都合をつけ、無理やりだが行かないと気持ちも変わらないしね。周りに感謝しながら、休みを楽しみましょう。9時半ごろ関空に到着すると、土曜日だけあってかなりにぎわっている。バリ島やベトナム行がかなりの行列になっているが、パリ行のエールフランスも人が多い。普通に並んでいるとチェックインまで時間が掛かりそうだが、昨日の夜のうちにオンラインチェックインを行っていた。予約したときにはほとんど席が残っていなかったが、今見ると2人並びで取れるところも結構あり、ニースまでの座席が確保できているので、あとは荷物を預けるだけ。手続きも早く終わるので、これは便利だな。航空券が家でプリントした紙になるのがちょっと味気ないが、今どきの仕組みなんだろう。さて、搭乗時間まで1時間ほどあるので、まずは腹ごしらえ。関空といえばやっぱり讃岐うどん。いつもはかけうどんをベースに食べるのだが、今日は暑いので生醤油うどんの冷で。いつも通りにちくわ天をのせて、しょうゆかけていただきます。このコシのあるうどんがうまいですね。しっかり腹ごしらえができたところで、出国手続きへと行きますか。少し前はかなり込み合っていたようだが、今はがらんとしている。そんななか、なぜか靴まで脱がされて検査されているのはなんでだろうね。無事に手続きが完了し、いよいよゲート前へ。それにしても関空は、出国手続きが終わると何かを食べるところがほとんどない。ちょっとしたカフェかそのおまけのようなラーメンやうどんくらいのもので、もう少しゆっくりできるカフェやレストランがあってもいいのになあ。服やカバンや免税店ばかり増えなくてもいいです・・・
ゲート前でしばし待つ。南ウィングの先端というあまり来たことのないエリアだが、外の飛行機はあまり見えない場所だな。そんな中、KLMとピーチが飛び立っていくの見えました。さて、いよいよ搭乗。後方の座席の我々は、最初のグループとして乗ることができました。エールフランス、2004年のバルサ以来で実に久しぶり。座席に着き、出発を待つ。個人用のビデオはあるが、画面はあまり大きくないし事前に見たプログラムも今一つだったので、これはあまり期待できず。まあその分、本読んだりウォークマン聞いたり、ゆっくり過ごせばいいね。いつの間にか眠りに落ちる中、飛行機はパリに向けて出発した。
それにしも機内はかなり涼しい。冷房が苦手な人はちょっと厳しいくらいで、みんな上着を羽織っている。そんな中、ドリンクサービス開始。旅の初めはやっぱりビールで気合を入れたいところ。フランスらしく、シャンパンもいいな。チーズ味のスナックとともに、空の旅に乾杯だ。涼しいが冷たいドリンクでさらにすっきり。さて、搭乗時にいただいた新聞を見でも見ますか。E'QUIPEをもらったのだが、これはフランス版のスポーツ新聞だ。中身はというと、今の時期はテニスとツールドフランスが充実している。特にツールドフランスは、何ページにわたっていろんな記事がある。日本だとやっぱり野球が一番人気だが、お国柄が見えて面白いな。あとは日本のスポーツ紙で、こちらはやっぱり一面タイガース。
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このあと機内食の昼ごはんだが、わりとゆっくり目。時間はたっぷりあるし、いいですよ。和食は豚肉のかつとじで、洋食は鶏肉のソテーカレークリームソース。揚げ物っていうのもあまり気分ではないし、エールフランスということでやっぱりワインを飲みたいので、洋食にしましょうか。エールフランスは事前に予約すれば少しグレードアップした機内食もいただけるようだが、そうしている人はあまりいないようだ。ドリンクのワゴンとタイミングが合わなそうだし、まあまずは普通のをいただいてからだよね。まずは白ワインで乾杯。ポテトサラダや鶏肉ソテーと合わせながらゴキゲンにいただく。20年近く前に乗ったときよりは機内食のレベルが落ちた気もするが、それはどこの航空会社も同じかな。でも何せ前回のユナイテッド機内食があまりにひどすぎたので、これで十分合格点。フランスらしく、パンもおいしいしね。続いての赤ワインは、パンやチーズと合わせましょう。デザートの抹茶ケーキまで完食し、ごちそうさまでした。嫌いな人的にはチーズがNGだったらしいが・・・ | ||||||
食後は音楽聞いたりゲームをしたり、のんびり過ごす。眠くなれば眠り、のどが渇けば水を飲み、チョコのアイスもいただきながら快適な空の旅だ。あとはもう少しエンタメ系が充実してくれれば・・・まあでもエミレーツのように充実しているのは楽しいが寝てる暇がなくなるのでちょっと疲れるんだよね。マイペースでウォークマンでも聞きながら、ゆったり過ごしましょう。
小腹がすいてきたな。何となくスープっぽい匂いがすると思っていたら、軽食のサービスにコーンスープがあるんだね。サンドイッチとともにいただきましょう。スープは粉末なので小さなカップではちょっと濃いめだが、このタイミングでいただくのはなかなかおいしい。サンドイッチはチーズ入りで、手軽でおいしいです。デザート代わりになぜかもみじまんじゅうが置いてあり、これで小腹はかなり満たされたかな。エンタメのゲームは上海などかなりクラシカルだが、シンプルな分それなりに楽しめる。そうこうしているうちに飛行機はウラル山脈を越えた。ここまでくるとヨーロッパエリアに入った気分になるな。でもまだ時間はあるので、のんびりしよう。
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ヘルシンキを過ぎ、だんだんパリが近づいてきたぞ。しばらくすると機内の明かりがつき、到着前の軽食タイム。ここではお酒はちょっと控えておこうと思っていたら、サラダとスモークチキンという冷えたワインが間違いなくあう組み合わせ。では飲まざるを得ませんねえ。酸味の効いたドレッシングが白ワインといい感じで、肉系も冷たくさっぱりだ。ごきげんにいただき、あとは到着まで。モニタに運行状況などが出る中で飛んでいる付近の航空写真がいろいろと出るのだが、パリ到着前ということもありパリ付近の航空写真がたくさん表示される。空港やサンドニのスタジアム、エッフェル塔や凱旋門、チュイルリー公園など、パリの名所が次々と表示されるのが楽しい。そうこうするうちに飛行機は次第に高度を落としていき、なんと定刻より30分以上も早く、パリ・シャルルドゴール空港に到着した。わりと寝られたこともあり、思ったよりは疲れていないぞ。日本時間にすると、普段ではまだ普通に起きている時間だしね。 | ||||||
ここで飛行機を乗り継ぐ。ニース行は18:30なので、まだ2時間近くある。そういいながら乗継は何かと時間がかかるので、サクサク行きましょう。到着したのはEターミナルだが、ここは初めて来る気がする。次はFターミナルなので、順序に沿ってどんどんと歩いていく。途中、セキュリティチェックを通るのだが、ここでペットボトルの2本のチェックをされてしまいました・・・未開封にも関わらず、持込み不可とのこと。うーん、もったいないが仕方がない。でももったいないので、麦茶はここで飲んでしまいましょう。さすがに一気には飲めないと思っていたが、お酒を飲んだせいか機内が乾燥していたせいか、それなりに水分はとっていたはずなのにするすると入る。結果、2人で一撃で飲み干してしまいました。もう一本は水だが、これはしゃーない、さよなら。それにしてもこの制度、何とかならないもんですかねえ。
迷路のような通路を進み、ようやくFターミナルに到着。うん、この景色は見覚えがある。バルサに行った時もこんなところから出発したな。こちらはもはや古い感じがしますねえ。確かこのillyのカフェによった気がするし、PAULのパンがおいしそうだな。待ち時間のうちに、ゲート内にあったATMで500ユーロをキャッシング。当分はこれでOKでしょう。待ち時間の間にiPhoneのネット接続を試してみたら、なんとここでは15分の無料WiFiサービスがある。それ以上使いたければお金がいるが、ちょっとメール見たりFacebookしたりするくらいならこれでも十分、便利な時代になったものですねえ。あっという間の無料接続を終え、しばらくするとそろそろ搭乗時間の18時。カウンター前には人が並び始めているぞ。それなりに列が伸びたころ、我々も行きますか。と、ここからなぜかずいぶん待たされた。原因はわからないが、とにかくカウンターの人が機能的に動いているように見えない・・・まあ仕方ないな。
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ようやく搭乗が始まり、最後尾のみにしかない2列席に着く。するとさっそくCAさんがにこやかにお水をくれました。なんだかサービスいいなあ。この後全員の搭乗に時間がかかったのか、定刻の18:30を40分以上遅れ、ようやく出発。パリに着くのは早かったのに、出るのはずいぶん時間がかかりました。飛行機はフランスの豊かな大地を見下ろしながら飛んでいく。快適なのだが、最後尾にいるCAさんはなぜにこんなにずっとしゃべっているのか?内容が全く分からないが、雰囲気からは仕事で必要な話をしているとはとても思えない・・・アリタリアもそうだが、やっぱりこれがラテン系か。日本だったら一発でアウトかもね。その後のドリンクサービスの間だけはさすがに静かだったけどね。1時間ほど経ち、そろそろニース。海沿いに空港が見えたと思ったらあそこはどうやらカンヌ空港。海岸線沿いを徐々に高度を落としていく。空に雲が多いのが気になるが・・・定刻より1時間近く遅れ、ニース・コートダジュール空港に到着しました。 | ||||||
荷物を無事に受け取り、街へと向かう。タクシーに乗ろうと思ったら1台もおらず、代わりにバスが目の前から出そうなのでそちらに乗り込む(12E)。すぐに出発したのはいいが、隣のターミナルで少し待ち時間があったので結構時間が掛かったかもしれないけどね。空港を出るとすぐに海岸沿いの大通りになるのだが、何のアナウンスもないままだが周りの景色を見ながらほかのお客さんは降りていく。我々はCongressというところで降りるのだが、乗るときに聞いたこともあってその時だけ到着時に駅名を言ってくれました。ニースの大通り、プロムナードデザングレには多くの人が散策を楽しんでいるようだ。
海風が心地よく、同じ温度でも日本とは大違いだ。さて、ここからホテルまでは歩いて数分ほど。あの有名なネグレスコホテルの隣にある、ウェストエンドホテルがニースの宿泊地。早速チェックインし、部屋に入る。「海側」ではなく「海が見える部屋」を取っていたのだが、十分海が見えるきれいな部屋だ。だって海側だとそれだけで値段が倍するもんで・・・目の前にネグレスコホテル、そして青い海が広がるという絶好の景色ではないですか。これはいいぞ。
さて、もう22時だ。日本時間は朝5時なので眠いがおなかもすいたし、ここはちゃんと食べておかないと。ホテルから出て、海側から少し入った通りを歩く。レストランはいろいろあるようだな。しばらく歩くと歩行者天国になっているにぎやかなエリアがあり、たくさんのレストランが並んでいる。どの店もにぎわっているようだが、どうしようかな。軽く食べられればいいのだが意外とそれが難しいのがフランス。まあ適当に入ってましょうか。周りの人の食べている魚がおいしそうだったので、タイのグリルとムール貝をいただきましょう。ワインはプロバンスのロゼ、今はハーフボトルで十分だ。ふう、それにしても長い旅であった。でもその割には眠さも疲労もましなんだよね。日常生活でもなぜか昼眠く夜目が覚める生活なので、ずっと時差ぼけしてるような感じ。その分今回はあまり時差ぼけしないかもしれない。そんなことを考えていると、ムール貝登場。大きな鍋にたくさんのムール貝、季節的に身が小ぶりではあるが、しっかりした貝の味がして白ワインにあう。やっぱりムール貝はこれが一番かな。付け合せのポテトがかなりの量だが、おいしいので結構進むぞ。ほどなく鯛が登場。丸一匹の魚を見ると、なんだかテンションあがりますね。例によってこれは美しく頂きましょう。トマトや松の実に加え、スミレが乗っているのが南仏風なのかな。特に気にならずに食べちゃったけどね。魚に貝に、まずは海の幸をしっかりいただき満足でした(45E)。
ホテルへの帰り道、途中にあった売店で水だけは買っておかないと(1.4E)。まだまだ街はにぎやかだが、さすがに12時近くになると我々はもう限界。ほぼ徹夜状態の体でホテルに帰り、あっと今に寝ました。とにかく、無事に初日が終わってよかった。


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