6時半起床。今は少し曇り空だが、お天気になればいいな。シャワーを浴びて準備をしているうちにだんだんと天気が良くなり、8時を過ぎたころにはもう快晴。これはお散歩日和だな。部屋の窓から中庭を見ると。パパママがちょうど散歩から帰ってきたところ。さて、われわれも朝の散策に出かけましょうか。まだ人はそれほどいないが、お店はもう開き始めているようだ。ここは早寝早起きの街なんだね。海が朝日を浴びてきらきらしていて、青空に白い壁、そして青いドアと窓枠。実に絵になる街だなあ。ドアの種類もいろいろあるので、たくさん写真を撮ろう。朝の掃除をしている人や壁を塗っている人もいて、やっぱりこういう手入れが必要なんだね。海を見下ろすカフェはもう開いているようで、しきりにコーヒーを勧めてくる。もうすぐ朝ごはんなので、今日の夕方にみんなで来ようね。ホテルに戻りながらぶらぶら歩くいていると、泊まっているホテルを上から見下ろせる場所に来たぞ。プールサイドで朝ごはんを食べている人が見える。このあとあそこに行くんだろうな。
そろそろ9時。パパママ部屋に集合し、朝ごはんへと行きましょう。ホテルのプールサイドが朝ごはん場所で、これは気持ちがいいなあ。陽気なホテルの人たちが、Bonjourの挨拶とともに朝ごはんを運んでくれる。オレンジジュースとパン、ジャムと蜂蜜、ゆで卵といったシンプルなものだが、ビュッフェだとどうしても食べ過ぎるので本来はこれで十分。クロワッサンもおいしいし、なによりこの蜂蜜がおいしい。チーズとの相性もいいしね。これで朝の栄養補給はばっちりです。ごちそうさまでした。
10時半に再び集合。これから世界遺産・カルタゴへと向かいましょう。すっかりにぎやかになった通りを歩き、下り坂を駅へと向かう。カルタゴまでのチケットを買い(今回は2等)、踏切を渡る途中・・・目の前でさーちゃんがふっとんだ。なんだ???線路につまずいて思いっきりこけたのだ。何十年ぶりかのマジごけ、大丈夫か?多少のすりむきはあるものの、むしろびっくりした感じが強く、とりあえずは大丈夫そうなのでちょうど来た電車に乗る。びっくりしたなあ、もう。
3つ目の駅がカルタゴ遺跡最寄のカルタージュ・ハンニバル駅、ここで傷口を洗い応急処置を実施。これで大丈夫かな。みんな足下には気をつけてね。カルタゴ遺跡はこの駅の周辺に点在しているのだが、たくさんは回れないのでやはり景色重視でビュルサの丘へと行きましょう。駅からまっすぐ伸びる坂道を歩く。途中振り向くと、駅の向こうに青い海がきらきらしていてきれいだな。このあたりは高級住宅街でもあるので、広いプール付きの家が立ち並んでいる。坂を上りきったところで左に折れると、細い階段が。これか?あるいはもう少し行ったところに見える細い道か?たまたまその細い道を登る若者グループがいたので、この道でいいのか聞いてみる。どうやらよさそうなので、細い道を行きますか。で、結局さっきの階段にも合流するのだが、途中できれいな花が咲いていた。坂を上りきると、そこは広場があり、目の前には教会がそびえていた。このあたりだな。とりあえずまずはこのサン・ルイ教会へと入りますか。外はかなり暑くなってきたが、教会のなかはひんやりしている。ここは1890年に建設されたらしいが、高い天井ときれいな絵や彫刻、静かな雰囲気がいいですね。教会をでると、ちょうど目の前に6枚1.5ディナールの絵葉書があったので、女性陣が2枚ずつ選ぶ。
さて、では遺跡を見に行きますか。すぐ近くにチケット売り場があり、ここで買えば他のエリアにある遺跡にも行くことができる。とはいえ結構離れているし、そんなに時間もかけられないので今回はここを堪能すればいいかな。ビュルサの丘からは海を一望することができて、気持ちのいい景色だ。2000年以上前にここに巨大な街があったわけで、どんな暮らしがあったんだろうなあ。ここに残る遺跡からは、神殿があった様子や住居があった様子しかうかがい知ることはできないが、当時としてはかなり先進でにぎやかな街だったんだろう。日本はまだ弥生時代、やっと稲作が始まった頃。
遺跡をぶらぶらと見て回り、カルタゴ博物館へと入る。ここには巨大なモザイク画があったりいろんな出土品があったり、なかなか面白い。その辺を掘ったら土器のかけらや装飾品などが出てくるんだろうな。そういえば外には無造作に石像などが転がっていた。それにしても2000年以上前ににこんな街があったなんて、1300年のせんとくんもびっくりの文化だな。そろそろ行きますか。。
再び道なき道を進み、駅へ続く大通りへ。行きは上り坂だったが、帰りは下りだし駅も見えているし、その向こうの青い海もいい感じなので随分近く感じる。駅に着き、踏み切りを渡るので今度は気をつけてね。チケットを買ったらちょうど前の駅に電車がいるのが見えた。ほとんど待つこともなく、いいタイミングで来た電車に乗り、3つ目がシディブサイド駅、戻ってきました。手持ちの現金が乏しくなってきたので、まずはキャッシングをしよう。街の反対側に行くと新市街ぽくなっていて、ちょうど銀行があったので200ディナールゲット。先に行ったみんなに追いついたところで、ここからは石畳の坂道だ。ここまで既にいっぱい歩いているし、ちょっとお疲れのパパは大丈夫かな?ゆっくりと登りきり、その近くにあったレストランでお昼ごはんにしましょう。
中に入ると、アラブ風の少し個室っぽくなっているところがあり、そこに6人でゆったり座れる。日影は涼しくてきもちがいいな。さて、何にしましょうか。まずはドリンクだが、こんな気候の中ではやっぱりビールと行きたいところ。でもなぜかノンアルコールビールしかないのはお国柄?まあいい、チュニジアのノンアルコールビールも話のネタにいいでしょう。これをいただくと、少し苦味の強い味わいだがまさにビールの喉ごしで、まったく問題はない。暑いときにはやっぱりビールだね。しばらくして最初の一品、5名はブリックでパパはオムレツ。ブリックはおいしいが、卵が半熟ではないのがちょっと残念かな。昨日の定食屋のほうがおいしかったかな。続いてはメイン、これはそんなに食べられないとのことで、ミックスグリルとクスクスを一つずつ頼む。ミックスグリルは鶏肉と羊とソーセージかな。どれもおいしいが、やっぱりここにきたら羊を味わっておきたいよね。クスクスは鶏肉が入っていて、クスクスそのものにもいい具合に味がしみていてこれは昨日の定食屋のよりもおいしいぞ。やっぱりお店によっていろいろあるんだね。これだけ食べれば昼としてはもう満腹、ごちそうさまでした。少し高いところから景色を見て、お店を出る。
すぐ近くにあるドーナツ屋さんで、デザート代わりにドーナツをいただく。揚げたてでもっちりしていて、なかなかおいしいな。でも一人一個は大きすぎ。一口もらう程度でちょうどいい感じだね。写真を撮りたいって言ったら、おじさんがポーズを決めてくれました。さて、これで一息だね。ちょっと疲れたので、いったん自由時間にしましょうか。
部屋に戻り、少しのんびりしたい気持ちもあるが、ホテルの中庭も気持ちがいいなあ。海を見ながらゆっくりしていると、なんだか人が増えてきた。どうやら宿泊客でない人たちが、写真を撮りに入ってきているようだ。確かに入り口があいていれば入りたくなるけどね・・・そんな状態なので、ホテルの中を探検しましょう。中に入ると、2階があるんだね。あがってみると屋根の上に出てきた。そうか、朝散歩したときに見えたところはここなんだね。ここから眺める海もまたいい感じだ。
そろそろ4時になるので、再びパパママ部屋に集合。ではカフェに行きましょうか。ここシディブサイドには海の見えるカフェがいろいろあるが、朝の散歩の時に見たカフェ・シャバーンにしましょうか。ここのカフェと海をあわせた景色はシディブサイドの象徴的な景色の一つで、今日買った絵葉書にも同じ場所が写っていた。海の見える席に着き、何にしようかな。パパはコーヒー、あとはジュースということでオレンジ4個とイチジク一つ。しばらくして運ばれてきたものは、コーヒーとジュースと小さなお菓子。そのジュースだが、オレンジはともかくイチジクはすごい。いったいイチジク何個分だろうかという生絞りで、どろっとしている。マックシェイクよりも吸い込むのにパワーがいるが、食物繊維とミネラルたっぷりで体にはよさそうだ。青いパラソルの下、青い海を眺めてのんびりするのが気持ちいいね。一緒にできてきたチュニジアのお菓子だが、かなり甘かったり油っぽかったりと、今ひとつ微妙な感じ。まあ雰囲気を味わうということで、少しずつ食べられればいいかな。明日は帰るので、夕方のこの景色はもう見納め。しっかり見ておきましょう。さて、ゆっくりできたかな。このあとお土産をさがしにいくつかお店を見て回る。それっぽいものはいろいろあるのだが、今ひとつ決め手にはかけるなあ。シディブサイドをイメージした青と白の小さな置物などあればと思ったが、ビビビとくるものがない。グラスもチュニスで買っておいてよかったかな。さて、ではホテルに戻りましょうか。
もうすぐ19時半、そろそろ晩ごはんの時間だ。例によってパパママ部屋で集合し、すぐ向かいのレストラン、Dar Zarroukへ。ここはDar Saidとオーナーが同じらしい。予約済みだが準備が遅れているのか、少し中庭のソファーで待つことになった。夕闇迫る中、広い中庭が気持ちいいな。ほどなく準備が完了し、中に入る。まだお客さんはほとんどいないが、ここもほぼ予約で埋まっているようだ。結構大人数のグループも多そうだね。というわけで、窓際の席はもう無かったが昨日と同じく丸テーブルに案内された。6人だとちょうどいいのかもね。さて、ちょっと高級な雰囲気だし、今日も前菜とメインをそれぞれが頼むことにしましょう。メニューと格闘し、それぞれが好きなものをオーダーしてしばし待つ。お酒はもちろん白ワインを頂くとして、ここもまずはアミューズがでてきた。3種類あるが、全部チュニジア風の少し辛い味付けになっている。どれもうまいぞ。これでいきなりパンとワインが進んでしまいます。しばらくして、前菜が勢揃い。さーちゃんはこの旅4回目のブリック、いろんな店での食べ比べだね。レモンがたっぷりついていて、ちょっと高級感があるね。ママはショルバというチュニジア風魚スープ。少しスパイシーで、パンの進む味だ。パパもスープだが、鶏団子入りのハーブの効いたスープ。見た目よりはさっぱりしていて、チキンの風味がしっかりしたスープでおいしいなあ。あとは頼子様、これはエビの春巻き風のトマトソース煮かな。おいしそうだね。ワインとともに、食が進みます。
そろそろメインかな。アミューズが片付けられるのだが、パパが空豆をキープしたそう。なのでギャルソンにおいてもらうように告げ、パパに渡す。そして再び空豆を食べようとしたパパの元にさっとギャルソンが近づき、そのお皿を取ろうとする。なんと、昨日に続いてパパがいじられている。なんだ、チュニジアのタイプなのかな?なんにしても楽しいひとときです。さて、メインが登場。弟のもとには羊が。やっぱり一度は羊も食べておかないとね。さーちゃんの元には魚のクスクス。これがまあ予想通りでもあるがかなりの大量。おいしいが、完食は無理かな。どうやらクスクスはこういうものなんだろうね。さて、目の前には魚と野菜の煮込みが。これはカブカブというチュニジア風の煮込み料理。辛いわけではなく、なかなかの美味ですね。そしてパパママはエビ。目の前でフランベしてくれるパフォーマンス付きで、量もいい感じでおいしそうだ。お店は随分と賑わってきたかな。わりと小綺麗な服装の人が多いのはやっぱり高級店なのかな。でもギャルソンはカジュアルに接してくれるし、いいね。
さて、満腹にはなってきたが今日は最後の夜、デザートも頂きましょう。クスクスで格闘していた頼子様も満面の笑顔だ。別腹かあ。フォンダンショコラやシャーベット、シューのチョコソースなどをいただき、最後にコーヒーでしめる。いやいや、ごちそうさまでした。チュニジアの晩ごはんはずっといい感じで当たりだなあ。やっぱりごはんがおいしいのが一番だからね。
ホテルまではすぐに戻れる。明日は帰国の日、ここまでいろいろあったがなんとか楽しく無事にこれたかな。家に帰るまでが遠足なので、最後まで気を抜かずにね。ホテルの中庭から空を見上げると、星が瞬いているのが見えた。明日もいい天気になればいいな。おやすみなさい・・・


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