20100504 of 2010dxbtun

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ドバイからチュニスへ。古い街並みやメディナの散策に異国情緒を感じる。夜は新鮮な魚介にごきげん。

4時起床。まだまだ暗いし眠いが、準備をしないとね。シャワーを浴び、機内に預けられるように荷造りをして、5時40分ごろにホテルのラウンジに集合。みんな眠そうだが、無事に準備して集まることができた。チェックアウトし、送迎車が来るまでしばらく待つ。そして6時になり、送迎車が登場。今日はFordだね。ホテルのロゴが入った車で昨日のLincolnほど最新ではないが、6人乗るには十分。では出発だ。短かったこのホテル滞在だったけれど、少しの間でも砂漠を楽しむことができてよかった。ホテルを出ると、朝日が見えた。ちょっと天気が曇りがちで、昨日の日の入りと今日の日の出がちゃんと見えなかったのは残念だけど・・・車は砂漠の中の道を快調に走る。道沿いには何でも馬の競技場があるらしく、ひたすらまっすぐ柵が作られていた。スケールの違う中をどんどん走り、しばらくすると突然住宅街などの街並が見えてきた。人の住んでいるところとそうでないところがくっきりと分けられているんだね。なのでその気になれば、これがどんどんと拡大していくことができるわけだ。街に近づき、遠くにはブルジュハリファがぼんやり見えてきた。広いハイウェイ沿いには建築中の建物があり、これはなんでも2020年のオリンピック招致を目指してスポーツ施設を作っているんだとか。オイルマネーと土地の広さででその気になればいくらでも短期間で作れるだろうし、これでは東京はまったくかなわないですよ、石原さん。ハイウェイを降り、しばらく街中を走った後に空港エリアに入ってきた。エミレーツなので第3ターミナル、真新しい外観の巨大なビルだ。ほぼ予定通り、約1時間で空港に到着。ありがとうございました。

10050401.JPG今日はFord
10050402.JPG朝日が見える
10050403.JPG建設中のスポーツ施設
10050404.JPG広い道
10050405.JPGブルジュ・ハリファが見える
10050406.JPG歩道橋も空調完備
10050407.JPG広いなあ

さて、ではまずはチェックイン。広すぎてどこなのかちょっとよくわからなかったが、少し行ったところにチェックインカウンターを発見。まだ2時間以上前なので余裕だが、フライトが集中している時間帯でもあるのでタイミングによっては時間かかるかもね。笑顔の素敵な手際の悪いお姉さんによるチェックインが完了し、まずは一安心。では行きますか。短かったドバイ滞在だったが、密度濃く十分堪能したかな。メトロに乗ることとスークに行くことはできなかったけれど、またそれは別の機会に。出国手続きを済ませ、出発ロビーへと向かう。到着ロビーには何もなかったが、一つ上の階にある出発ロビーへ行くと・・・やっぱり。たくさんのお店が広いターミナルビルにたくさん並んでいる。はい、では8時40分にゲート前集合として、各自フリータイムとしましょう。帰りもここには来るので、とりあえずはお土産の下見かな。チョコレートやデーツなど、アラブの雰囲気のあるものをいろいろと見ておきましょう。パッケージにアラビア語が書いてあるだけでもアラブっぽいなあ。ロビーの両サイドにちょっとスーパーっぽい形式のお土産やさんがあったので、ここが一番見やすくて種類も豊富かな。 下見ができたところで出発ゲート前に向かう。

10050408.JPGたくさん出発する
10050409.JPGアラビア語はわからん

ゲート前にはそれほど多くの人がいるわけではないかな。みんなもやってきたので、しばらく待ちましょう。9時を過ぎてしばらくした。うーん、まだかなあと思ってゲートを良く見ると、なんとそこには「FinalCall」の文字が。え?特にアナウンスがあった覚えはないし、このあたりの人が搭乗していった動きを見た覚えもないのだが、いつの間にやらFinalCall。カウンターの人に聞いてみると、早く乗れとのこと。あらら、気がつきませんでした。そうとは露知らずにトイレに行ったパパをあわててせかし、カウンターのお姉さんに「もう閉まるわよ!」と怒られながら、なんとか無事に搭乗完了。あーびっくりした。機内は結構すいていて、半分もいないくらい。いったいみんないつの間に乗ったんだよ・・・無事に乗れてよかった。もう少し遅れていたらしゃれにならないところだった。

10050410.JPG広いロビー
10050411.JPGエミレーツ航空
10050412.JPGチュニス行き

飛行機は定刻通り、ドバイ国際空港を出発。次また来る機会があれば、さらに大きく変わっているんだろうな。さて、この飛行機だが、個人用のビデオはあるもののサイズも小さく、なんともクラシカル。日本語のプログラムもほとんどないし、映画の時間も決まっているしでこれではJALのMAGIC1に毛が生えた程度か。うーん、エミレーツもまだこういう機材もあるわけね。やっぱり日本線や欧米線とは違うのかな・・・チュニス行きは毎日ないし、これだけ空いていればしかたないかな。まあこれは逆に、日記書きが進むというものです。でもこの機材は電源がないんだよね・・しばらくして、朝ごはんがスタート。パイナップルジュースをいただき、温かいクロワッサンとフルーツやマフィン、チーズなど。朝はこのくらいで十分ですね。昨日までは超リッチビュッフェだったので・・・食後しばらくは、本を読んだりよくわからない音楽を聴いたり、バッテリーが持つ限り日記を書いたりしながらのんびり過ごす。少しはうとうとしたが、意外とそれほど眠くはならなかったな。前のモニターを見ていると、飛行機はアラビア半島を超え、キプロス上空を通過し、クレタ島上空を通過し、マルタの近くを通過。近づいてきたぞ。ここで昼ごはん、チキンか魚かラビオリかの選択。ここはチキンかな。ちょっと大き目のトレーがうれしいな。まずは白ワインをいただき、グリークサラダとともに乾杯だ。さーちゃんはアウトのこのチーズだが、ちょっと塩気があってサラダにいい感じ。さて、メインのチキンをいただきましょう。しっかり鶏肉が入っていて、これが食べるとピリ辛スパイシー。なかなかいい感じだが、ちょっと頼子様には厳しいか。とおもったら、頼子様はラビオリ食べてました。よかったねえ。いやいや、十分おいしいチキンですよ。赤ワインともいただき、その後チーズやクラッカーを楽しみ、そしてデザートのアップルシナモンケーキ。これもなかなかの美味で、十分堪能しました。機材は古くともエミレーツ、いいですね。

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10050415.JPG10050415-1.JPG
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そろそろ到着かな。次第に飛行機は高度を下げている。まだデザートの皿や紅茶のカップを提げてもらってないので見回りに来たCAにお願いしたら、床に転がせと。え、いいのか?いろいろ都合はあるのだろうが、紅茶のカップはともかくデザートの皿を床に転がすのは汚れそうで抵抗ありあり。とはいえ回収してくれそうにないので、たまたまもってたビニール袋にいれて転がしておきましょう。うーん、それにしてもこんなふうに言われたのは始めてだな。しばらくして、飛行機はチュニス・カルタゴ国際空港に到着した。到着してしばらくはターミナルビルに向かって走るのだが、途中で止まったと思ったらチュニジア人が一斉に立ち上がって荷物を降ろし始めた。いやいや、ちょっと止まっただけでまだ到着してませんよと思ったら、CAに座れと怒られていました。で、座ったはいいが荷物棚は開けっ放し。そこで飛行機は動き出すので、当然安定していない荷物は落ちるよね。あらあら。これは関西人もびっくりのイラチとガサツ、チュニジア人恐るべきかも。そして今度こそ到着し、荷物をもって飛行機を降りる。ここチュニスのターミナルビルは、ドバイとはうって変わってこじんまりした感じ。天井も低いし、年季の入った昭和な感じはまるで伊丹のようだ。まあでもこの方が落ち着くかも。入国審査にて順番に手続きをしていると、なぜか弟たちのときにその機械がフリーズ。再起動のため別の列に並びなおし。その後荷物を受け取ると、なんと我が家のスーツケースがかなりの範囲濡れている。中にペットボトルは入れていたが、それが破裂するとはちょっと考えにくいがどうなんだろう。外から濡れたとすると、中にはどのくらい染みているのか?うーん、でもまだここでは開けられないし、早くホテルに行けばいいね。とりあえずは300ディナールをキャッシングし、税関をスルー。これで無事にチュニジアに入国だ。われわれ以外は初のアフリカ大陸上陸、ちょっとテンションあがるよね。さて、ここからはタクシーかな。タクシー乗り場に行くと、早速白タクに20ディナールでいくとか10ユーロとか言われた。うーん、よくわからないが普通のタクシーでとにかくメーターで行ってください。2台に分乗し、一路ホテルへと向かう。超未来都市のようなドバイとは一転、古くからある街並といった風情のチュニスの街へと入る。これはこれでいい感じだね。ホテルのあるにぎやかな通りに入り、無事に到着。結局こっちのタクシーが14ディナールで弟号が12ディナール、メータープラス荷物だがなんだかよくわからん。噂によるともっと安いらしいが、根拠もないしまあいいさ。とにかく無事に今日のホテル・アフリカに着いたので、早速チェックイン。6人全員が宿泊者カード書くというあまりないパターンだ。予約のときは禁煙の指定はなかったので、できれば禁煙ルームにしてほしいと頼むとOKということで、少し時間をくれとのこと。すでに喫煙室で部屋を確保済みだったらしいが、しばらく待ちましょう。ロビーのソファーでしばらく待つと、まずは2部屋の鍵が来た。あとの1部屋はもう少し待ってということだったので待つが、これがなかなか出てこない。あまりにもこないので、様子を聞きにいくともう少し待ってくれと。もう少しってどのくらいだよと思いつつ、せっかくなので今日の夜のレストランの予約をしてもらう。またしばらく待つが、なかなか動きがない。しばらくしたらいつのまにやら担当の兄ちゃんも姿が見えないし、もう1時間を越えたし、さすがに切れた。フロントにいたおじさんとお姉さんに「どんだけ待たすねん!もう1時間以上たっとるぞ!」のニュアンスを伝えると、あわててなにか処理を始めた。そしてすぐに、鍵が渡された。なんやねん、できとんかい!まったく、どういうことかさっぱりわからないが、とにかく部屋ができたのでまずは各部屋へ。

さて、濡れた荷物は大丈夫かな・・・やっぱり外からの攻撃でした。誰かの荷物の水が漏れたのか、かなりの範囲で濡れていて中にも染みこんでいる。なので上の方に入れていた服などが結構濡れてしまった。まあそんなに大惨事ではないが、こんなに水の染みこむスーツケースも困るなあ。うーん。ここまでで、テンションがた落ちです。チュニジア来てから何かうまくいかない、相性悪いぞ。これは注意しないとね。とはいえ落ちていても仕方ないので、街へ繰り出しますか。16時半にロビーに集合だ。ホテルを出ると、そこはチュニスの繁華街。広い通り沿いにたくさんのお店があり、オープンエアのカフェが並び、たくさんの人が行き交っている。にぎやかだなあ。そしてほとんどがこちらの濃い顔の人なので、われわれにとっては異国情緒あふれる街並だ。これはいいですね。建物の古い感じは、ヨーロッパほどは洗練されていないがかなり影響は受けているように見える。フランス保護領だったこともあり、この通りもシャンゼリゼをイメージしたといえなくもないのかも。それにしても、予想以上に涼しいなあ。散歩するには気持ちがいいね。

10050415-4.JPGホテルアフリカ
10050416.JPGオープンエアのカフェ
10050417.JPG大聖堂
10050418.JPGメディナの門
10050419.JPGメディナを歩く

しばらく歩いたところで、メディナの門に到着。さて、ここからはチュニスのメディナ。たくさんのお店が狭い道に軒を並べている。予想通りにいろいろ声はかけられるし、やっぱりいまだに日本人を見ると「ナカタ」だし、あまりゆっくり見ることもできないのだが、そんなにしつこく来るわけではないので雰囲気は楽しめるかな。300メートルほど歩くと突き当たりにモスクがある。もっと先にもお店はあるが、とりあえずはここまで雰囲気を味わったので、帰りはいくつか気になったお店をひやかしながらいきますか。戻りながらしばらく歩くときれいなグラスを売るお店が。たまたま持っていたガイドブックに載っていたお店でもあり、ちょっと見てみる。いろんな色のグラスがあって、ここでさーちゃん1個13ディナールを2個13ディナールにプライスダウン。さすがだね。ママは少し小さいグラスを2個10ディナールでゲットし、まずはチュニジア記念ができました。他にもいくつかお土産屋さんを見て周り、メディナ体験はこれにて終了。十分堪能しました。すぐ近くにスーパーがあるので、水やオリーブオイルなど、それぞれがゲット。重いしいったん部屋に戻りますか。

10050420.JPGきれいなグラス
10050421.JPGお店の人と
10050422.JPGラクダがかわいい
10050423.JPG制作中
10050424.JPG異国情緒を満喫

少し休憩して、次は晩ごはん。予約が19時30分なので、10分前くらいにホテルを出発だ。暗くなり始めた街並を、レストランに向かって歩く。少し大通りからは中に入ったところにあるのだが、ここは人通りのない狭い道。本当にここかな、と思ってたら、突然目の前にチュニジアらしい白い壁と青いドアのお店があった。お店の名前はChez Slah、スラーさんのお家ってことかな。開店が19時30分で、まだ開いていないのかな。他のお客さんもちょうど来て、ドアをノックしたらお店の人が開けてくれた。中に入るとさほど広くない店内にあるテーブルのほとんどにはReservedの文字が。うーん、これは6人だし予約していないと入れなかったかもしれないね。よかった。

10050425.JPG暮れゆくチュニス
10050426.JPGレストランへと向かう
10050427.JPGお店の入り口

席に着くと、陽気なおじさんがメニューを持ってきてくれた。まずはワインをオーダー。今日は魚をたっぷりいただくつもりなので、すっきり白ワインをいただきましょう。次に料理のオーダーだが、ちょっと量がわからないのでまずは前菜のところにある料理を人数分オーダー。イカがおいしいらしいので、イカ4種類とムール貝にサラダを注文。さてどんなものかな。まずはシャルドネで乾杯、すっきりとしたおいしいワインだ。と、ここで突き出しが出てきた。オリーブやツナなど乗っていて、まずはこれとパンとともにいただきましょう。何気なくオリーブを食べると、その下にあった赤いペースト状のものがとても辛い。少しスパイシーで、これがさっきスーパーでも見たような辛いペーストかな。いやいや、なかなかおいしいです。そしてしばらくすると、前菜類が続けて登場。テーブルの上に所狭しとおかれたお皿からは、いい香りが漂っている。まずはイカのグリルをいただくと・・・うまい。柔らかくてうまい。これは新鮮なイカだぞ。あとはイカのガーリックソテー、イカスミ煮、イカリングがあるのだが、どれもうますぎ。やわらかくて海の風味がしっかり味わえて、これはいいですねえ。ムール貝の白ワイン煮は、身がぷりぷりしている。サラダはちょっと想像とは違ったが、煮込まれてペースト状になりかけた野菜がいい味を出している。どれもうまくてワインが進み、あっという間に空っぽ。続いてはソーヴィニオンブランをいただきましょう。

10050428.JPGスパイシーな突き出し
10050429.JPGイカグリルとソテー
10050430.JPGイカスミ煮
10050431.JPGイカリング

さて、続いてはメインを頼むのだが、この際6種類を頼んでシェアしましょうか。というわけで、タイとヒラメ、スズキにカジキマグロ、そしてエビと白身の串焼きをオーダー。エビは普通4尾入りらしいが、6人いるので6尾にしてくれるとのことで、いいですね。しばらくして運ばれてきたものは、まさに魚介類のシンフォニーや~。メイン6人分なのだが、2つの大きな銀皿にどかっと魚介が盛られていて、このカジュアルさがなんともいい感じ。一つ目の皿にはスズキ・ヒラメ・タイが丸一匹、そして白身の串焼き。もう一つの皿には、たくさんのエビとカジキマグロの切り身が乗っている。これは贅沢、きれいにうまく取り分けながらそれぞれいただく。これは・・・うますぎ。塩で焼いただけのようなシンプルさだが、スズキや串焼きはプリプリだし、タイやカジキマグロはホクホクだし、しっとりうまいヒラメに香ばしいエビ、もう申し分なしだね。そして付け合わせのポテト。多いなあと思っていたが、これがなんともうまい。やっぱり野菜の味が濃く、そしてオリーブオイルでからっと揚げているのでうまいのだ。これは止まらない・・・昔話に花を咲かせながらおいしい魚を食べ、ワインはとうとう3本目に。みんなおなかいっぱいになっているはずだが、それでも箸もといナイフとフォークは止まらず骨と殻だけ残してきれいに完食。お店のおじさん達も気さくでいいし、とても楽しいひとときでした。いつの間にやら地元らしき人たちで満席。人気のお店なんだね。

10050434.JPGメインの皿
10050433.JPGペースト状のサラダ
10050432.JPGムール貝
10050435.JPGこれもうまい
10050436.JPGそしてこれがまたうまい

お店を出ると、外は涼しくて気持ちがいい。 細い道は少し暗いので、足下には注意して。大通りまで戻ってくると、街灯でライトアップされた道と車のヘッドライトがいい感じだ。初のチュニジア、最初はちょっとテンション下がることが続いたが、その後はいい感じで過ごすことができた。特にやっぱり新鮮な魚介類がおいしかった・・・Chez Slah、チュニスに行く際には是非お寄りください。

10050437.JPGお店の看板
10050438.JPG夜の時計塔
10050439.JPGホテルはもうすぐ