さて、9時にロビーでみんな集合し、朝ごはんへと向かう。昨日と同じ席に案内された。時間が昨日よりずっと遅いせいか、人がたくさんいて賑やかな雰囲気だ。並んでいる物には少し違うものもあるがほとんどは昨日と同じなので、おいしかったものやまだ食べていないものを中心にいろいろといただく。やっぱり温かい飲茶やできたてオムレツもいただきたいしね。もちろんチリ入りで。ゆったりと朝のひと時を楽しみ、デザートも食べてみんなおなかいっぱいだ。ごちそうさまでした。
いったん部屋に戻り、チェックアウトの準備をする。この快適な部屋とも今日でお別れだが、昨日の早朝からいたのでずいぶん長い間過ごした気がする。11時にロビーに集合し、チェックアウト。荷物を預かってもらい、これで身軽になったぞ。さて、ではエミレーツモールへと向かいましょう。エントランスでタクシーを呼ぼうとしたら、ちょうどシャトルバスが来る時間でラッキーなタイミング。無料だしね。エミレーツモールはカルフールと併設のショッピングモールで、ドバイモールができるまでは世界最大だったらしい。つまり昨日世界一に行って、今日は世界二に行くということだ。
シャトルバスを降り、モールに入ってお店を見ながら歩いていくと巨大なカルフールに到着。海外のスーパーは楽しいからね。なんとも広い店内をうろうろと歩く。野菜は大半が輸入品のようで、そりゃそうだよね~なのでそれほどは安くないような気がする。奥の鮮魚エリアの横には寿司エリアあり、結構おいしそうな刺身やにぎりがおいてあった。ドバイでもお寿司は人気あるのかな。チョコレートエリアに行くと、いくつかお土産にもなりそうなパッケージのがあった。ここで買うのがいいのか、チュニジアで買うのがいいのか、あるいはドバイの空港で買うのがいいのか・・・とりあえずここでは買わずにいましょう。あと興味があるのがスパイスエリア。中東らしいいろんなスパイスがある。どんな味なのかなあ。ためしては見たいが結構サイズが大きいのよね。この手のものはなかなか使いこなせないので、まあ見て楽しむということで。そろそろ出ますか。モールの2階に上がり、いくつかお店を見て回る。基本的にはブランドショップが並んでいるのであまり用はないが、冷やかしながら歩く。途中、吹き抜けの広いところがあり、まるでヨーロッパの駅のような雰囲気だ。
そしてさらに奥に行くと、そこにあるのがスキードバイ。灼熱のドバイでスキーができるというところで、まさにオイルマネーの象徴か。雪を一度も見たことないような人たちがスキーをしているわけで、なんともやることがすごいなあ。まあ昔日本にもザウスとかいう屋内スキー場があったけどね。一回だけ行ったけど、やっぱりスキーは自然の中でやるものです・・・12時を過ぎたな。朝がゆっくりだったのでまったくおなかは減っていないが、今日はこのあと移動するし夜はアラビアンビュッフェだしなので、このタイミングを逃すともう食べられない。なので近くにあるフードコートへ行き、ゆったり座って少しだけ食べましょうか。せっかくなので、マクドナルドの中東限定メニュー、マックアラビアをいただきましょう。これは中東のパンであるピタにチキンパテやレタス、トマトなどをはさんだもので、食べやすくてなかなかおいしい。これはいいかもね。もう一つはチキンヌードル、モンゴル料理のお店だったのでどんなものかと思ったが、あっさりしたスープがいい味のなかなかおいしいヌードルでした。6人で2つずつ、それで十分満腹です。そろそろ時間なので、シャトルバス乗り場に戻りつつ、途中で頼子様はチョコレートに引かれて購入したり、暑さを吹き飛ばすための炭酸水をカルフールでゲットしたり、短い時間で用事を済ます。
そして13時45分のシャトルバスに乗り込む。運転手さんにホテルのキーを見せるようにいわれたが、もうチェックアウトしたんです、荷物預けてるんです、って言ったら微妙な笑顔でなんだかOKになった。そんな人いくらでもいるでしょ。シャトルバスは定刻に出発したが、これはジュメイラ系ホテルを回って帰るんようだ。行きはホテルの次がモールだったので10分もかからなかったが、帰りはジュメイラビーチ、ミナ・アッサラーム経由でしかもそれぞれで結構待つので、14時を15分以上超えてようやくアル・カサールに到着。もうすでに送迎のLincolnは来ていて、お待ちかねの状態でした。遅れてごめんねー。とはいえここから1時間近く乗るので、やっぱりトイレには行っておかないと。でもこんなときに限って大きい方も出てしまい、さらに遅れてごめんねごめんねー。まあチャーターなので許してちょ。さて、みんなそろってようやく出発だ。昨日も空港から乗ったLincoln Navigator、真新しい車内が気持ちいいぞ。最初に冷たいドリンクとおしぼりのサービスがあり、これはうれしいな。そしたらここで、「さすが5流ホテルは違いますね」と頼子様。それはあなた、五つ星と一流が混ざっているではないですか。3流の2つ下って、どんなに失礼なんですか。そんなボケもかましながら、リムジンは砂漠のホテル、バブ・アル・シャムスにむけて出発した。
広い車線の道を走っていると、突然街が終わり、砂だらけの景色に入ってきた。だだっ広い中にまっすぐ伸びる道、でもこんなところにも、ところどころマンションや会社らしき建物があるのだ。これは車がないとまったく成り立たない生活だろうなあ。アスファルトの道には砂漠からの細かい砂が風で運ばれてきているようで、ところどころに砂煙が舞っている。ドバイの街も、数十年前まではこんな感じの景色だったのだろう。道沿いにはラクダ飛び出し注意の標識まであるぞ。車は快調に走るが、景色はずっと砂漠の中。この先にあるホテルはいったいどんな感じなんだろう。途中、植樹を進めている道があったが水はどうするのかな?雨はほとんど降らないだろうしね。
出発して40分くらいたったころ、ホテルの看板が目に入った。そろそろ到着するようだが、ホテルらしき建物はまだ見えない。少し小高い丘に向けて車は走り、すると突然目の前にホテルのエントランスが現れた。バブ・アル・シャムス、無事到着です。お疲れ様でした。まずはチェックイン。今日は無事に3部屋並びが取れたようだ。部屋までは、まるで砂作りの迷路のような道を通って到着。これはまた雰囲気のあるホテルだなあ。部屋も広く、大きなベッドがあり、窓を開けるとそこからは一面の砂漠が見える。こんな景色はなかな見る機会はないよね。今が15時半、このあと17時からラクダに乗れるらしいので、17時前に集合ということでしばらく自由時間としましょう。
少し休憩したいところだが、まずは大事な一仕事、明日の朝の足の確保だ。フロントに行き、送迎の相談をする。明日の飛行機は9時35分だが、エミレーツはその時間帯は混むのでできれば2時間半前に空港に到着するのがいいとのこと。ここから空港までは1時間ほどなので、そうなると送迎の時間は朝6時。早いなあ・・・朝ごはんのビュッフェは6時半からなので、これはまったく食べられず。残念だが、仕方ない。時間の余裕は必要だしね。送迎が確保できたので、これで一安心だ。さて、ではホテル内を散策しますか。砂漠の中のホテルだが、大きなプールがある。いったいどこからこの水は引いてきているのか、これがまさに豊かさの証明か。こういった自然というか不自然というかよくわからない中でのんびりすごすということで、いったいこれはエコなのかエコじゃないのかもよくわからないが、とにかくなんだか異空間にいるような感じだな。そのプールでは弟たちがリゾート満喫中。これは気持ちいいよね。プールの隣には芝生エリアがあって、ここをはだしで歩くのも気持ちいい。穏やかな雰囲気の、いいホテルですね。
そろそろ17時かな。パパママもプールサイドに登場し。みんな集合。ホテルの敷地を少し出たところに、ラクダがいるぞ。近づいてみると、結構でかい。でも匂いもないし、おとなしいラクダだな。宿泊客は無料で乗せてくれるので、せっかくなので順番に乗せてもらいましょう。ラクダのこぶのところには、ちゃんと2人が座れるように席ができている。ここに乗るのはなんてことないが、まずはラクダが前足から立ち上がる。これが結構高いのよね。でもこれでさらに砂漠が見渡せ、なかなか気持ちいい。そこからは少しだけ、ラクダの散歩。一歩踏み出すごとに感じるゆれが心地よく、もっと遠くまで行って見たいな。まさに月の砂漠をはるばると、だね。戻ってきたら次は降りるのだが、これは要注意。ラクダがまず前足を折ってかがむので、急に前のめりになるのだ。そのつもりで前もって体をそらしていたのだが、予想以上の落差に前に座るさーちゃんの頭にあごが激突寸前。危ないところだった。なんとか無事に降りられたが、そういえばパパは最後に砂の上にずっこけていた。なかなかできないラクダ乗り体験、楽しいひと時でした。ラクダのいる辺りを良く見ると、フンが落ちている。そしてその周りには、いつの間にかどこから来たのかフンコロガシが集まってきている。いろんなフンにチャレンジしているのだが、なかなかうまく転がせないようだ。フンコロガシなりに転がしやすいのと転がしにくいのがあるんだろうな。
芝生エリアに行くと、パターゴルフやペタンクなどが楽しめる。初体験のペタンク、ルールが良くわからないが、確かカーリングのようなものだよね。入り口としては簡単なスポーツなので、やりだしたら面白そうだな。その横には卓球台があり、なぜかここで卓球大会がスタート。変化球のパパにほぼ初体験のさーちゃんなど、キャラあふれる卓球勝負となった。久しぶりに体を動かした気がするなあ。やっぱり運動不足はだめだよね。さて、疲れたし部屋にもどって休憩しますか。
とはいうものの、眠いほどは疲れていないし、このホテルでの明るい時間はもう残り少ないので部屋で過ごすのはもったいないな。というわけで眠りに落ちかけているさーちゃんは部屋に残し、日没前にいろいろ写真をとりましょう。いろんな角度から砂色の建物を撮るのもいいし、遠くに広がる砂漠を撮るのもいいし。さっきのラクダのところに行くと、ファルコンショーが行われていた。とはいえもうショー自体は終わったらしく、今はファルコンたちがおとなしく止まり木にいる状態。小柄な鷹といった感じで、おとなしくてかわいいものです。写真を撮ってしばらくしたら、ファルコンたちは撤収されていきました。あとはホテルの建物探検。2階に上がったりエントランスのほうに行ってみたり、このホテルで過ごす短い時間を楽しむ。そろそろ部屋に戻りますか。
19時半近くなり、そろそろ晩ごはん。フロントに集合し、バギーに乗ってホテルの敷地から出る。もうかなり暗くなった砂漠の中、丘を下っていく。300m程ということだったが、どこまで行くのだ?と思っていたら突然、きらびやかなエリアに到着したぞ。ここが砂漠の中のアラビアンレストラン、アル・ハジーラだ。アラビア風にデザインされたエントランスから中に入ると、そこはまるでアラビアンナイトの世界。たくさんのビュッフェと並んで市場をイメージした飾り物がたくさんあり、奥にはステージがある。ホテルのフロントにいた兄ちゃんがいい席をとってくれたとのことで、ステージが良く見える6人テーブルに案内された。砂漠の夜の雰囲気を味わえる、いい感じのところだ。まずはビールをいただき、砂漠の夜に乾杯だ。乾いたのどにぐっと染み渡る、おいしいビールです。
ビュッフェ形式ではあるものの、まずは一通りの前菜が運ばれてくるらしいのでしばらく待つ。するとアラブ装束をまとった人が、前菜を持ってきてくれて説明しながらテーブルに並べてくれた。ただ・・・見えない。テーブルがちょっと暗すぎて、前菜の形はわかるのだが、色がほとんどわからない。デジカメや携帯のほのかな灯りを駆使しながら、想像しながら食べてみる。朝ビュッフェで食べた白いペーストのようなものやピクルス、野菜のマリネなどと思われるが、たいていのものがすっぱい系。暑い国なので、こういう酸味のあるものが食べたくなるのかな。そこに野菜や香辛料の独特の風味が加わり、おいしいものもあればちょっと微妙なものもあるなあ。焼きたてパンがでてきてこれがおいしいので、前菜と一緒に食べながらビールを飲んでいい感じ。でも最後まで、前菜をはっきり理解することはできなかった・・・写真で初めてわかりました。
ではビュッフェを取りに行きますか。肉や魚、スープやピラフなど、こちらもかなりアラブ色豊かな食材が並んでいる。ここで肉を食べるなら、やっぱり羊でしょう。というわけで炭焼きとキョフタをゲット。あとは野菜をいろいろ取って、とりあえず第一回目かな、とおもって席に戻ろうとしたらそこにどこかで見たことのある日本人が。なんと、楽天の三木谷社長でした。向こうはこっちを知るわけないし完全プライベートだろうからそれ以上何もないが、アイフォンもってメールチェックしながらっていうのがいかにも三木谷社長ぽかったです。やっぱり宿泊はブルジュアラブなのかな。席に戻り、久しぶりの羊を味わう。うーん、確かに羊です。風味があって、おいしいですよ。さーちゃん的には臭いといいそうだけどね。でもやっぱり暗いので、骨と肉の境目がよく分からない・・・
ステージではアラブな音楽の演奏や歌が延々と行われている。なにかもっと踊りとかはないのかな、と思っていたら突然始まりましたおネエ系男性ダンサーによる回転ショー。アラブな音楽にあわせてとにかくひたすらコマのように回転しまくるのだ。途中で止まることもなく、カラフルなスカートを広げながら、手に持ったお盆のようなものの数がふえていくのを見せながら、とにかくひたすら回転するのだ。時間にして10分はあっただろうか、一分間に60回とするとざっと600回転!目が回らないのかなあ。ひとしきり回った後も客席に下りてカラフルな布切れ(元はスカート)を回したり、お客さんをステージにあげて回転させてみたりとこの回る系のショーが続く。ちょっと長すぎにも感じるくらいではあったが、これがアラブの伝統的な踊りなんだろうね。
ビュッフェではその後もいろいろいただく。そろそろ甘いものにもチャレンジということで、アラブのスイーツを少しだけいただく。見るからに甘そうなのはちょっと控えて、雰囲気が味わえればいいかな。ココナツのケーキやドーナツのようなものなどをいただく。やっぱりかなり甘いかな。
おなかもいっぱいになってきたところで、次のショーがスタート。ステージの後ろに突然ライトが当たったと思ったら、そこにはたくさんのラクダが。さっき乗ったラクダかな?そのあとに馬が出てきて、それぞれに乗った人たちが戦うというアラブの昔話がモチーフなんだろうな。羊やヤギなど、たくさんの動物もでてきてかわいかったな。これでもう終わりかな、と思ったら、ここで始まったのがベリーダンス。そうだよね、やっぱりこれは欠かせないよね。ちょっとマイケル似のお姉さんが音楽にあわせて胸やおなかを揺らしながら踊りまくる。すごいなあ。腰の動きもすごいが、胸があれだけ動くというのはどういうことなんだろう。女性陣、教えてください。ライトアップの中で3曲ほど踊りのあと、客席におりてお客さんとのコラボが始まる。これでもうショーは終わりかな。締めのフルーツもいただいたし、そろそろ行きますか。ぼちぼち帰り始めた人もいるようで、いつの間にやら三木谷社長もいなくなっていた(このあと豪華リムジンにのって帰るところを弟が目撃)。来たときと途中でお店の人に撮ってもらった写真がいくつかあるので、その中でいい感じの2種類をゲット。これはかなりのいい値段なので、あとでスキャナ処理して配ることにしよう。
レストランの前には、バギーが待っていてくれていた。真っ暗な中、来た道を戻る。夜風が気持ちいいな。静かな砂漠の夜の中、あっという間にホテルの入り口に到着。いやいや、昨日に続いて盛りだくさんな一日がこれにて終了。明日は朝6時の出発、おやすみなさい・・・


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