ここは真新しく大きなターミナルビルだが、到着ロビーだけにほとんどお店はなく、ちょっと殺風景かな。入国審査はあっさりと通過し、荷物を受け取る。それにしてもでかい空間だなあ。エミレーツ専用のこのエリア、今後もお世話になるのかな。さて、まずはキャッシング。ATMで出金するのだが、噂によるとうまくいかないことが多いらしい。結果は確かにその通り、2台あるうちの1台は何回やってもどのカードでやってもうまく行かず。VISAもMASTERもちゃんとマークがついているのにね。でももう1台で出金できたからよかった。とりあえず800ディルハムの現金をゲットし、1家族100ずつお小遣い。個別の買い物はそんなにないだろうし、あとは共通財布と言うことで。さて、税関申告を抜け、入国が完了。何度も経由で立ち寄ったドバイだが、ようやく初めてドバイの人になれたわけだ。少し歩くとホテルのラウンジが集まるエリアがあり、そこで名前のプラカードをもっている人が。ここだな。ジュメイラのラウンジに到着し、にこやかに迎えられる。ふう、ほっと一息。しばらく中のソファーでくつろぐ。配車に少し連絡ミスがあったようだが、しばらくして準備ができたようだ。係の人に連れられて外に出ると、少しもわっとした空気が体を包み込む。しばらく行くと、そこには白いリムジンが。Lincoln Navigatorという車で、ちょうど6人乗りだし荷物もうまく収まったようだ。荷物用の車がいるとのことでの配車ミスだったが、結局1台でいけるのね。
真新しいリムジンは、すべるように走り出した。静かな車で、少しリッチな気分。空港エリアを抜けて街へと向かう。少し明るくなり始めたドバイの街を、車はスピードを上げる。5車線の幅広い道に、高く聳えるビル群。東京やニューヨーク、ロンドンといった大都会とは違い、すべてが新しく作り上げられた街という雰囲気だ。しばらく走ると、遠くに世界一の高さ(828m)のビル、ブルジュ・ハリファが見えてきた。遠くにあるうちはそれほど実感がないが、近くを通ると相当に高い。すごいなあ。後でゆっくり見に来よう。そしてしばらくすると、いよいよ見えてきましたブルジュアラブ。世界唯一の7つ星ホテルだ。今日はそこでアフタヌーンティーを楽しむわけで、どんな感じかな。
その近くにあるのが今日の目的地、マディナ・ジュメイラ。テーマパークと見まがうような広い敷地で、その中に3つあるホテルのうち、アル・カサールが今日のホテル。無事に到着し、ホテルのロビーでほっと一息。チェックインの手続きをする間、おねえさんがデーツ(なつめやし)を持ってきてくれた。昔何度か食べたことはあるが、おいしかった記憶はない。でもやっぱり本場、濃縮した甘みとデーツのしっかりした歯ごたえがなんとも美味。たくさん食べるものではないが、保存ができそうだし砂漠の栄養補給にはいいのかも。今は朝6時、部屋が空いていればいいのだが・・・無事に空いていました。3部屋のうち1部屋が離れるものの、そんなことより今は部屋に入れることが重要。早速部屋に案内をしてもらう。ところどころ金ぴかに飾られた廊下を進み、部屋に到着。中に入ると、そこはアラブのエキゾチックさ満点のゆったりした部屋だ。これはいい。テレビもでかいし、ベッドもでかい。いろんなアメニティもいい感じだし。唯一残念なのはバルコニーからブルジュ・アラブがほとんど見えないことかな。あとで分かったことだが、弟達の部屋はバルコニーからブルジュ・アラブが結構ちゃんと見えるらしい。まあそんなことはいい、とにかくこの時間に部屋に入れてよかった。 隣はパパママの部屋で、おねえさんが部屋の説明をしてくれた。
さて、ではまず朝ごはん。ホテルのロビーで集合し、ビュッフェの朝ごはんをいただく。よくあるハムやソーセージ、卵などに加え、アラブっぽい良くわからない食べ物もいろいろあるぞ。せっかくなので少しずつたくさんいただきましょう。甘いと思ったらそうでもなかったり、チーズがヤギっぽかったり、そんな予想外も味わいながらゆったり優雅な朝ごはんタイムだ。気持ちいいなあ。みんなそれぞれが何度かおかわりし、これで満腹。ちょうど8時ごろになり、いったん休憩しましょうか。散歩するもよし、シャワーを浴びるもよし、一眠りするもよし。とりあえず、お疲れ様でした。
いやいや、部屋に入れて本当によかった。少し横になった後、シャワーを浴びてさっぱりだ。初日の時差ぼけの中、こうしたゆっくりした時間が取れるのはラッキーだったね。さあて、今日はまず7つ星ホテル・ブルジュ・アラブでのアフタヌーンティー。気合いを入れてスマートカジュアルモードになり、10時半にロビーに集合。まずはジュメイラのスークへと行きますか。外に出ると、もうかなり暑い。ホテルの敷地内には運河があり、そこをアブラという舟が行ったりきたりしている。宿泊者ならいつでも乗れる舟に乗ると、スークまではすぐだ。なんとも異国情緒あふれる不思議な景色を見ながら、数分ほどでスークに到着。中は空調が効いているので快適に動ける。ちょっと中のつくりがわかりづらかったがうろうろしているうちにお土産やさんやチョコレートやさん、ナッツやさんなどいろいろ見て歩く。レバノン産のPatchiというチョコレートがおいしいので、お土産にいいかもね。帰りの空港でも売っているかな。少し奥に行くとアラブっぽいお土産屋さんが集まっているエリアがあり、そこで女性陣がそろいのブレスレットを買ったり、ドバイ記念にラクダの小さな置物を買ったり、ゆっくり見て回る。
12時を過ぎ、ちょっとまだ早いがブルジュ・アラブへと向かいますか。スークをでて、同じ敷地内のミナ・サラームのホテルエントランスに到着。ここからは歩いてもいけるということなので、ちょっと暑いがやはり歩いて近づきたいのでゆっくりと行こう。それでもやっぱり暑いなあ・・・幹線道路にでて、少し歩くとワイルド・ワディという水のテーマパークがある。そこを曲がったところで、目の前に飛び込んで見えるのがブルジュ・アラブ。海に突き出た一本道の先にあるのだ。それにしてもでかいなあ。高さは321mあるらしく、なのに27階しかない。つまりホテルの各階がメゾネット形式で天井が高いのだ。最低でも一泊15万はするホテルであり、かつ宿泊客以外はレストランの予約がない限り入ることができないのだ。ホテルにつながる一本道の入り口に検問があり、ここでアフタヌーンティーの予約を見せる。するとチラッと見たくらいで、意外とあっさりと通してくれた。
さて、あとはこの一本道をひたすらホテルに近づきながら進んでいくのみ。ちょうど太陽がうす曇にかかり、海沿いなので風もあり、なかなか気持ちがいいぞ。ビーチにはジュメイラビーチホテルが見える。以前はこのホテルがドバイの象徴的なホテルだった気がするが、今ではたくさんの大型高級ホテルができたのでなんだか老舗な感じすらしてしまう。それにしても、白い砂浜のビーチがきれいだな。反対側にはやしの木型に埋め立てられたパーム・ジュメイラがあり、そこに最近出来た高級リゾート、アトランティス・ザ・パームが見えている。あそこにも泊まってみたいなあ。
さて、ホテルの入り口に到着。ここまでくれば特になんのチェックもなく、ブルジュ・アラブに無事に入ることができた。入ってまず目に付くのが目の前にある噴水と、その両サイドにある巨大な水槽。もともと水に苦労した土地柄なのか、この水に対する思い入れは強いものを感じる。そしてそこから見上げるのが、世界最高の高さの吹き抜け。見上げると首が痛くなるくらいだ。各フロアにはさすがに入れないが、どんな人が泊まっているんだろうねえ。まだしばらく時間はあるので、噴水の不思議な動きを見たり水槽を見たり、2Fにあがってロビーを散策したり、もちろんトイレに入ったりもしながらこの贅沢なホテルを楽しむ。金ぴかのエレベータホールがあり、そこにあったのはホテルをかたどった大小のスワロフスキ。これをもし売っていたらいくらするんだろうな。
さて、13時を過ぎたな。予約は13:30からだが、カフェ自体は13:00から空いているし、もう行きますか。海の見えるエレベータにのり、一気に27階まで上がる。カフェの入り口に到着し、案内されたのは・・・まさに天空の絶景。ジュメイラビーチホテルをはるかに見下ろし、白い海岸線を遠くまで見通す。そして遠くに見えるのはブルジュ・ハリファを中心とする高層ビル群。少し海側に視線を移すと、世界地図をかたどった埋立地、ザ・ワールド。この高さでも全貌はよく見えないが、手前に見えているのはアメリカ大陸をかたどった部分かな。いまは何もないが、10年もたてばここにもたくさんのリゾートホテルやセレブの別荘が建っているんだろうな。逆側に行ってみると、同じく埋立地のパームが見える。新しいホテル、アトランティス・ザ・パームをはじめ、ここもどんどん発展していくのだろう。すさまじいドバイのパワー、今のうちにオイルマネーをつぎ込み、石油がなくなったあとにも生き抜くための執念が垣間見える。さて、ここからはゆったりアフタヌーンティを楽しみましょう。まずはシャンパンをいただく。独特なポーズでグラスへと注がれたシャンパン、まずはドバイの旅に乾杯だ。うーん、実にうまい。暑くほてった体に冷たいシャンパンが染み渡る。
最初に出たのはミックスベリーとフレッシュクリーム。ラズベリーやブラックベリーなど、いろいろなベリー系とこのクリームがすっきりとシャンパンに合う。すっぱすぎないのもいいね。でも頼子様にとってはやっぱりすっぱそうだったが・・・しばらくすると、ローストビーフのパイ包みが登場。これは柔らかくてうまいねえ。パイもしつこくないし、少しのベリーソースがまたいい感じ。あっさり完食です。 さて、いよいよアフタヌーンティーの本番、お皿のタワーが登場。このタワーがブルジュ・アラブをかたどっているのがまたいい感じ。お皿が4段あり、上からサンドイッチ、パイやカナッペ、ショートブレッドやパウンドケーキ、プチケーキ。これは上から食べるよね。まずはサンドイッチ、キュウリやサーモンなどと、クリームチーズのようなちょっと独特の風味のものも入っている高級感のあるサンドイッチ。おいしいです。ここでシャンパンもなくなったので、紅茶やカプチーノなど、各自がほしいものをオーダー。アルコール以外はオールフリーだからね。さて、2番目の皿はエビやツナの入ったパイ、イカ墨パンにカプレーゼ風のカナッペ、チキンのハムサンド。個人的にはこの皿がベスト、どれもなかなかの美味で紅茶とともにおいしくいただく。でもねえ、ここでもう結構おなかいっぱいになってきたのよね・・・第3の皿へ。ここはイギリスチックな甘い系、いかにも紅茶にあう系が集まっている。時間もあるのでゆっくりいただきましょ。腹ごなしに、カフェの中をぶらっと歩いてみる。結構満席に近い状態だなあ。やっぱりドバイにきたら、せっかくなのでこうやってこのホテルに入りたい人がたくさんいるのかな。このフロアの半分はカフェで、半分はレストラン。真ん中にあるピアノが境になってるらしい。レストラン側ではたくさんの人がおそらくコースメニューであろう料理を楽しんでいた。ざっと見た限り、日本人はあまり目に付かないかな。
さて、席に戻る。第一と第二の皿が下げられたと思ったら、続いてはスコーン登場。マジですか。温かいうちにこのクロテッドクリームとジャムをつけて食べるとうまいのよね・・・さらに満腹。その後にはチョコなどの小菓子も出たりして、もう甘いものには太刀打ちできません。結局第四の皿ほぼノータッチだし、情けなし・・・さすがの頼子様も全部は食べきれないようで、世界最高ホテルのアフタヌーンティーはその量も世界一でした。なにせ一人1万円くらいだしね・・・でももちろんそれぞれおいしかったし、紅茶もいろいろ飲めたし、景色も楽しめたしで大満足です。
ふと窓の外を見ると、1機のヘリがこちらに向かってくる。これは空港から直行の超セレブかな。こんな風にドバイに来る人もいるんだねえ。いったいどんな人なんだろうね。われわれ庶民はここに来るまでが精一杯、ひと時のセレブ気分を満喫しました。さて、そろそろ行きますか。
エレベータを降り、ロビーでホテルを名残惜しく楽しむ。それにしてもこの吹き抜けはすごいなあ。帰りはさすがにアル・カサールまでは遠いのでタクシーを呼ぼうとしたら、アル・サカールまではバギーでの送迎があるらしい。そうか、その手があるのか。2台のバギーに分乗し、ビーチを通ってホテルへと向かう。途中、ブルジュアラブが良く見えるところで停まってくれたり、これもなかなか楽しい体験でした。ホテルのバギー乗り場に到着したが、ここはまだミナ・サラーム側。
泊まっているアル・カサールはまだ先なので、この後はアブラに乗っていきましょう。船からの景色をのんびりと堪能し、アル・カサールに到着。いやいや、お疲れ様でした。まだまだ外は暑いし、初日で疲れているし、スマートカジュアルのままでは暑なので、ここはちょっと休憩タイム。では18時まで、フリータイムでのんびり過ごしましょう。涼しい部屋でのお昼寝は気持ちがいい。
17時半も過ぎたので、そろそろ起きますか。このあとはTシャツ短パンの楽チンモード。やっぱりこれだよね。18時に集合し、では世界最高のビル、ブルジュ・ハリファへと行きますか。ホテル入り口で6人乗りのタクシーを呼んでもらい、夕方で少し渋滞する中ブルジュ・ハリファへと向かう。最初は遠くに見えていたビルが、近づくにつれて思いっきり見上げないと見えないようになってくる。タクシーを降りると、そこには大きな泉がある。日も落ちて、涼しくなったドバイ市民の憩いの場かな。
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そしてこの泉の横にそびえたつのがブルジュ・ハリファ、でかい!遠くからだと細い建物だったが、近くで見ると下の方はかなり大きく、そこから828mの高さまでそびえ立っているのだ。あまりに高すぎて、さすがの広角レンズでもすべては捕らえきれない。もう少し下がったほうがいいかもね。というわけで、泉にかかる橋のところまでいってみる。ここならなんとか収まった。それにしてもすごいなあ。よくこんな高いビルをつくったものです。しばらくビルを眺めていると、突然泉で噴水ショーが始まった。これがなかなかのすごさで、ライトアップされた水がうねうねと動いたりナイアガラのように広がって噴き出したり、さらに高く吹き上がられたりと想像以上にきれいなものでした。20分おきくらいに行われるらしいので、もっと暗くなってからもまた見に来ますか。 | ||||||||||
ではドバイモールへと入りましょう。ここは最近できたショッピングモールで、中にはたくさんのお店やフードコート、そして水族館にスケートリンクまであるらしい。やっぱりすごい。まずは水族館へと行きましょうか。2階に上がり、しばらく行くと人が集まっているところが。近づいていくと、そこには大きなガラス張りの水槽があった。美ら海水族館なみの巨大な水槽に、大きなエイやサメ、ナポレオンフィッシュまで泳いでいる。よく見ると、この水槽の中で体験ダイビングをしている人までいる。信じられません。この大きな水槽は自由に見られるが、せっかくなので水槽のトンネルと、水族館の有料エリアに入りましょうか。チケットを買って中に入ると、まずは巨大水槽を間近で見られる。これだけでも結構おもしろいよね。いろんな魚をみて、テンションがあがったところで水槽のトンネルへ。ここではガラスに張り付くエイや歯の鋭いサメがよく見える。シュモクザメなんかもいるね。やっぱりみんな水族館好き、どんどんとテンションは上がっていきます。
ここを抜け、エスカレータであがったところにあるのがアンダーウォーターズー。普通の水族館かとおもったら、これがどうしてなかなか楽しい。展示の仕方が日本とは違うのと、いる魚や動物があまり見慣れないものが多いということで、ここでもみんなテンション上がりまくり。淡水系も結構いるのかな。カワウソやビーバーはかわいいし、変わった色のカメやエイがいるし、ワニやアロワナやタコやニモやニシキゴイや奇妙な形の生き物もいるしで想像以上の楽しいひと時でした。
さて、そうなるとおなかもすいた。水族館を出るとすぐにあったのが広いフードコート。アラブ料理や中華、インド、タイ、ギリシャ、そして不思議な和食など、いろんなものがある。昼に甘いものを食べたせいか、みんなスパイシー系気分。ということで中華とアラブのごはんをゲットし、いただきましょう。思ったより量が多かったりはしたが、おいしくいただきました。ごちそうさまでした。
いやいや、長い一日でした。さすがに疲れたので、タクシーに乗ってホテルまで一直線。パパママはもうお疲れで部屋に戻ったが、われわれはあと少しだけ、夜のホテルを散策しましょう。目的はビーチで見る、ブルジュ・アラブ。青い光にライトアップされているのだが、ホテルの庭からはいろいろ障害物があって全貌は見えない。でもビーチへ行き、水上レストランにつながる桟橋から見ると、海に浮かぶ幻想的な景色を見ることができるのだ。今日の長い一日を振り返りながら、この景色を眺める。明日は砂漠のホテルに向かうので、この景色は今日が見納め。ふう、海風が気持ちがいい。部屋に戻ると、ベッドの上にタオルで作られたラクダが帰りを待っていてくれた。
初のドバイ、よく分からないながらの動きではあったがなんとか無事に初日が終了。いろいろ楽しめたし、よかったな。明日もいい日でありますように。おやすみなさい。


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