Chapter3 リトアニア・カウナス

カウナス到着

10時過ぎにチェックアウト。バスターミナルまで近いのがいい。早速窓口でチケットを買おう。カウナス行は10:30にあり、無事にチケットがとれました(@7)。ちょうどよかったな。指示されたとおりに36番に行くと、予想とは違ってミニバスが。これでいいのか?いいんです。2-1の座席配置だが1時間半ほどなので問題ないでしょう。定刻になり、ほぼ満席状態でミニバスがスタート。しばらくはガタガタする一般道を走り、その後ハイウェイに入る。こちらはガタガタせずに快適だ。と思ったらすぐに一般道に戻り、またしばらくはガタガタ道。そんな中でもいつの間にか眠りに落ちていたら、いつの間にか再びハイウェイを走っていました。この後はずっとスムーズに走り続ける。外は緑が広がり、湖や川も見え、リトアニアの美しい景色を見せてくれる。1時間を過ぎたころ、カウナスの街に入ったようだ。と思ったらいきなりバスは停車、普通のバス停のようなところで降りる人もいるようだ。その後しばらくはカウナスの街並みを見ながら走り、坂道をずっと降り、そしてしばらく行くとバスターミナルに到着。お疲れ様でした。

このターミナルはきれいで、カフェやスーパーなどもある。明日はここからリガに向かうので、後で下見に来よう。まずは今日のホテル、Magnusはバスターミナルとは道を挟んで向かい側。これは便利な場所だ。早速チェックインすると、ラッキーなことにもう部屋に入れました(45)。ということで部屋でしばらく休憩しつつお出かけの準備を進める。ではまずはバスターミナルへ。明日の下見でもあるが、いい感じのカフェがあることも判明。奥にあるスーパーは結構広く、いろんな食品が売っている。新鮮な野菜や果物、肉や魚などいろいろあって目移りするが、水が安いこととお土産に考えていた蜂蜜はここのはサイズが大きすぎることが分かった。あとから別のスーパーも行くので、これは貴重な情報です。

カウナス旧市街を散策

では旧市街へと向かいましょう。ホテル前の大通りをしばらく歩き、ライスヴェス通りに入ると聖ミカエル教会に到着。大きな建物だが、塗装が剥げているなど現在修復中の様子。ここのヴィリニュスの聖カジミエル教会と同様、ソ連時代は博物館だったとのこと。そしてこの広場を起点にまっすぐに伸びる並木道。これはいい感じだ、と思ったら途中からはずっと工事中になり、ゆったりとは歩けなくなってしまった。それでも道の両側にはカフェやショップが並び、おしゃれな感じ。この通りを20分ほど歩いただろうか、少し道なりに曲がっていき、地下道をくぐるとそこは旧市街。このあたりからはにぎやかになってくる。

お昼ごはん

もう2時なので、お昼にしよう。通りを見ながら歩き、よさそうなレストラン、Pas Stanleyに入る。テラス席が気持ちよさそうだ。さて、何にしましょうか。やっぱりリトアニアらしいものをということで、昨日も食べたがビーツのスープとキノコのスープ。メインにはビーフのグリルとサーモングリルを選んだ。量が多いことはわかっているけどね。ちょっと暑くなったしガス入りの水でさっぱりしていると、まずはスープが登場。ビーツのスープは相変わらず食べ物とは思えない毒々しいピンク色だが、昨日食べたのと比べるとよりヨーグルトの酸味が感じられ、さっぱりしておいしい。ネギっぽい食感もいいね。キノコのスープは素朴な味わい。とろっと柔らかくなったキノコがいい感じだが、これは季節によって入るものも変わるんだろうな。それぞれ完食したところで、メイン登場。ビーフのグリルはミディアムレアのいい感じで、しっかりした赤身肉がおいしい。付け合わせのポテトやビーツが大量です。サーモングリルは脂ののったサーモンが、もちもちした穀物とちょうど合っておいしい。こちらも付け合わせの野菜類が大量です。まあ、予想通り付け合わせまでは完食できなかったが、それぞれおいしくいただきました。ごちそうさまでした(25.2)。

街歩き再開

お店を出て、さらに進む。少し歩くと、市庁舎広場に到着。ここは旧市庁舎を囲んだ広場で、周りにはカフェなどが並んでいる。その手前にあるレンガ造りの教会は、聖ペテロ&パウロ大聖堂。ここはリトアニアのカトリックの司教座聖堂になっている。広場の中央にあるのが旧市庁舎。ここは「白鳥」とよばれているらしく、美しいバロック様式の建物。現在は、結婚登録所になっているらしい。

この広場のようにレンガ造りの建物もあるが、リトアニアで思うのは建物の色合いがちょっと独特。黒っぽいのや濃い黄色のなど、ヨーロッパの他の国ではあまり見ない色が使われている。昨日見た教会もそうだが、単なる石造りの色合いではない街並みがきれいだ。

カフェで休憩

ではここでカフェタイム。リトアニアでよく見かけるCafe Veroというところに入ろう。テラス席でカフェラテを頂きながら、のんびり街ゆく人を眺めるという贅沢なひととき。犬の散歩をしている人が多いようで、そんな様子を見ているのも楽しい。旧市街を歩きつつ、こんな風にゆったり過ごすのもいいな(@2)。

では行きますか。来た道を戻りましょう。並木道まで戻って来ると、ずっと真っ直ぐ先に聖ミカエル教会が見える。これはちょうどいい目標になるな。この並木道の工事が終わったら、この通りは本当にきれいな街並みになるんだろうな。新緑もいいし、黄金色に紅葉するのもきれいだろうし、雪景色もいいだろうな。何年後かに見てみたいがここはもう来ないかなあ・・・なんて思いながら歩く。通りの途中にあった巨大な像は、ヴィタウタス大公像。なんでも15世紀初頭に、リトアニアの最盛期を築いた大公とのこと。そんな歴史にも触れながら歩いていると、聖ミカエル教会に到着。行きよりも帰りの方が早く感じるのは不思議だな。

スーパーに立ち寄る

広場を曲がってしばらく歩くと、大型ショッピングモールであるアクロポリスに到着。店内はかなり広く、たくさんのショップが並んでいる。フードコートがあるとどこかに書いてあったが、いくつかお店が並んでいるところはあったがいわゆるフードコートではないし、ピザやクレープ、寿司といわれてもここで食べたいものではない。それよりもやっぱりスーパーかな。食品だけでなく生活雑貨も一通りあるのでいろいろ見てみよう。まだ旅は序盤、あまり重いものやかさばるものは買えないので、とりあえずいい感じのノートに水、あとはリトアニア産のはちみつをゲットしましょう(3.57)。

さて、部屋に戻ろう。今が18時、2時間ほど休憩したらまだ明るいうちに晩ごはんに出かけおうと思っていたらしっかり寝てしまい、目覚めたら外は真っ暗、時計を見たら23時半。やっちまったな。さすがにこの時間から出られないし、気持ちよく寝られたからいいか。では明日の朝ごはんを楽しみに、おやすみなさい・・

8/5 杉原記念館へ

8時過ぎに朝ごはんへ。今日は昨日と違い、ほとんどお客さんがいない。タイミングだよね。ハムやチーズ、黒パンはおいしいが、ジュースは水っぽくソーセージは味が薄いのは昨日と同じ。リトアニアはこんなものなのかな。ベリーのようなジュースはほぼ薄めたイチゴシロップの味。でもヨーグルトとコーヒーがおいしいからいいか。ごちそうさまでした。

10時前にチェックアウト。荷物を預かっていただきましょう。外に出ると、朝の空気がさわやかだ。この時季の日本では考えれない気候だな。ここカウナスといえば、やっぱり杉原記念館。日本のシンドラーと呼ばれる人物だ。住宅街の中のちょっと分かりづらい場所にあるが、無事到着。するとここまであまり人がいなかったのに、館内はツアーらしき日本人でいっぱいだ。まず目につくのが、杉原千畝が実施に執務した机。ここであの「命のビザ」が多数発行されたんだね。当時の世界情勢からみると、今では想像つかないような厳しい判断だったのだろうな。

ほんの70年くらい前の出来事なので、家族との写真や当時の街並みなどの展示もあり、人柄やその頃の情勢をしのぶことができる。2階にもいくつか展示があるが、ちょうどいいタイミングでビデオの上映が始まった。日本人の大学生らしき若者が約20人ほどいる中で、親世代の我々が一緒にビデオを見ましょう。杉原千畝の生まれ故郷でもある岐阜県八百津町の風景も見ることができるいいビデオでした。建物を出て庭に行くと、リンゴの木があり実がたくさんなっている。館内でご自由にお持ちください、とあったのはこのリンゴなんだな。あとで頂いたところ、ほのかな酸味とさっくりした歯ごたえがおいしいリンゴでした。遠く離れた異国の地で語り継がれる日本人に触れることができてよかったです。

カウナス駅へ

杉原記念館を出て、次に向かうのはカウナス駅。10分ほど歩いたところにある立派な駅だ。ここに杉原千畝のレリーフがあるらしいが・・ありました。ちょっと分かりづらかったが、駅舎のホーム側の柱にしっかりとレリーフが刻まれており、そこにはリトアニア語・日本語・英語での説明がある。今は静かな駅だが、リトアニアを離れる際に汽車が出発するギリギリまでビザを書き続けたということ、ユダヤ人にとってはまさに命の恩人と語り継がれている。素晴らしいです。

お昼ごはん

さて、そろそろ12時。まだあまりお腹がすいてはいないが、バスが14時発なのでそろそろ食べておこうか。駅の周りには何もなさそうなので聖ミカエル教会の近くにあるお店まで行こうとも思ったが、ちょっと遠いかな。ということでバスターミナルに行ってみるが、パンやピザ、ハンバーガーくらいしかないのであまり気分ではない。ただ一軒、バスターミナルの向かいにあるお店がどうやら地元の人が通うレストランのようで、まったく理解のできない手書きのリトアニア語メニューがでている。結構人の出入りがあるし、入ってみますか。外からだとあまり様子がわからなかったが、中に入ると地元の食堂といった感じでにぎわっている。

手書きのメニューはよくわからないが、ツェペリナイを食べている人がいるなあ、一人前はあのサイズが2個、よく食べるなあ・・おいしいけどね。普通のメニューもあるのでその中からポークとビーフをそれぞれ選んだらほぼ見た目が同じものが出てきました。どちらも揚げた肉にチーズとマッシュルーム、付け合わせのポテトやビーツなども全部同じ。お店の人が持ってきたときにSameと笑ってました。どちらもおいしかったが、やっぱりポテトとビーツがこれだけあるとちょっと多い。完食はちょっと難しいが、おいしくいただきました。ごちそうさまでした(11)。食後にそろそろ出ようとしたら、地元のおばちゃんが声かけてきた。それがおそらくリトアニア語、まったくわからないが楽しそうに話するので楽しそうに話をしておきました。何をしゃべってたんだろうね?