
朝ごはん
外が明るくなってきた。7時をすぎ、しばらくして朝ごはんのアナウンスが入る。早速食堂車へと向かおう。各テーブルには朝ごはんの準備がされていて、案内された席に着く。まずは食前のドリンク、これはワインビネガーにオレンジジュース、あとはオレンジやレモンなどの果物が入っている。さっぱりすっきりで、目覚めにはちょうどいい。先付けには豆のサラダにカポナータ、エビとアボカドのカクテル。朝だがシャンパンでもいただきたくなりますね。洋風なものとともに中華粥があり、これと半熟卵がいい感じで合わせることができる。次に運ばれてきたのは温かい系で、豆とベーコンとのトマト煮や焼き野菜に茹で野菜、ポテトサラダやハム、そしてチキンナゲットなど。いろんな種類がいただけて栄養満点だ。デザートにはメロンとパイナップルにフロマージュブラン、すっきりとおいしいです。列車は途中洞爺に泊まり、まさに一面の雪景色。やっぱり北海道はすごいなあ。




北海道の雪景色
部屋に戻り、もうしばらくゆっくりしよう。車窓に流れる風景は、まさに一面の雪景色。途中東室蘭、苫小牧と停まり、そして南千歳までやってきた。雪に覆われた道の向こうには新千歳空港があり、たくさんの飛行機が見えている。こんな雪の中でも無事に離着陸できるなんてすごいことですね。そろそろ札幌が近づいてきたので、荷物をまとめよう。一泊だけだったが快適に過ごすことができたな。もうトワイライトエクスプレスに乗ることはないと思われるので、到着まで十分味わっておきましょう。




札幌到着
予定よりは15分程度遅れているようだが、10時すぎに無事に札幌駅に到着。名残惜しいが部屋を出て、ホームへと降りるととにかく寒い。最近大阪も寒い日が続いていたが、やっぱり北海道はレベルが違う。ホームには添乗員さんが待っていて、まずは改札を出る。そこでこのツアーに参加した人たちが一旦集まるのだが、バス3台に分乗とのこと。随分大人数のツアーだな。トワイライトエクスプレスに乗れたことで、旅の半分は目的を達成しているのだが、このあと道東方面を回るので天気がよくなればいいな。




バスで出発
バスは札幌駅を出発。我々は、後ろから2列目の席となった。まあ今日は網走までほぼ移動なので、どこでも同じかな。札幌市内は道沿いに雪がうずたかく積まれていて、ここ数日の激しい雪を思わせる。これから走る高速道路もよく通行止めになったりするらしいが、今日は久しぶりの晴天とのことで大丈夫そうだ。1時間ほど走り、砂川SAで休憩。うん、ここは以前旭山に行ったときに立ち寄ったことがあるぞ。売店前には柔らかい雪が積もっていて、どこかの犬がうれしそうに雪と戯れていました。その後高速をおり、富良野方面へと向かう。そして最初の目的地は後藤純男美術館だが、その前に近くの公民館のようなところでお昼ごはん。ステーキランチをいただきました。




後藤純男美術館
さて、後藤純男美術館に到着。正直なところ、誰?と思っていたのだが、日本画の第一人者とも言うべき方で、北海道の風景だけでなく京都や奈良などの寺社であったり、中国やヨーロッパの街角があったりと、多彩な作品が展示されている。近づいてみると油絵のように盛り上がってみえるのだが、これは絵具に石の粉を使っているからとのこと。様々な色を出すためには高価なものもあるようだ。そんな館長さんの説明も面白かったです。写真撮影は不可なのでここには載せられないが、美しい作品が多数ありました。




網走に向けて
美術館を後にし、富良野市街を走っていると、ちょうど富良野線の一両編成の列車が走っていきました。なかなかないタイミングだったかもね。街を離れてしばらくすると、美瑛の丘陵地帯が広がっている。夏ならば畑がパッチワークのように見えるのだが、今は一面の雪原。そんな中、所々に木が立っている。一列に並んでいるものや、一本だけで立っているものなど、これも美瑛の風景の一つだ。そんな美瑛を抜け、あとは網走までひたすら走る。途中休憩を2箇所挟みながら、雪原の中を走っていく。




ホテル到着
もうすっかり外は暗い。ほとんど灯りのない中を走るバスは、網走市内に入ると高台に向けて登っていき、そして今日のホテル、かに本陣友愛荘に到着。お疲れさまでした。1台しかないエレベーターで各自部屋へと入りほっと一息。もう7時をすぎているのでお風呂は明日朝に入るとして、ごはんへと行きますか。
食事処へ行くと、個室に案内されテーブルにはたくさんの料理が並んでいた。今日は「3大蟹と網走和牛の旬彩膳」とのことで、毛ガニが一人に半杯、タラバガニの酒蒸し、そしてズワイガニの蟹しゃぶがスタンバイ。一日移動で疲れたので、まずは冷たいビールで喉を潤す。ふう、気持ちいい。
昨日のトワイライトからずっと移動していたようなものなので、ようやくゆったりとできる。さて、まずは刺身などの小鉢類をいただく。やっぱり北海道のエビはうまいなあ。次はしばし、毛ガニと戦おう。身がしっかりと詰まったいるので残さずしっかりいただく。新鮮なのでミソもうまい。次はそろそろ酒蒸しができた頃。身が甘くなっていて、これもうまいなあ。ビールが進みます。蟹しゃぶはぷりっとした身がおいしい。かに3種類を堪能した頃、天ぷらが登場。ここには蟹の天ぷらがあり、火の通った蟹ってやっぱり甘くなっておいしいなあ。蟹を堪能した後は、網走和牛。昼に続いての和牛続きだが、柔らかいお肉でおいしかったです。最後は締め、やっぱり蟹雑炊。蟹しゃぶの鍋でエキスをたっぷりすったごはんが実に美味、満腹だ。北海道の味覚、満喫しました。さあ、明日からの道東を巡る旅、楽しみだな。






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