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トラパニの塩田を見て、マルサラのドンナフガータとフローリオのワイナリーを訪問。8種のワインを味わう。

7時に出かけてみる。車のところに行くと、確かに右側にあった車はほとんどなくなっていました。明け方に清掃が行われたんだな。無料の駐車時間は8時までなので、1ユーロ分の駐車券を置いておく。これで9:15までは大丈夫だ。さて、どこかで朝ごはんを食べられないかと思い昨日昼を食べた辺りへと行ってみるが、まだカフェは準備中のようだ。どうしようかなあ。港沿いの道に出ると、ちょうど間もなく近くの島行きの船が出るところ。ということは、この辺りのカフェは開いていそうだな。船着き場の近くのカフェが何軒か開いているようなので、その中で良さげなところに入ってみますか。甘いクロワッサンとカプチーノ、イタリアっぽい朝ごはんを楽しむ(7)。この時間でも多くの人が船で行き来しているようだし、そんな旅も良さそうだな。

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部屋に戻り、準備して9時ごろチェックアウト。一泊だけど気持ちよかったです。では行きますか。車に乗り、まず最初の目的地は塩田。トラパニの街を少し離れると、塩が山のようになっているところがいくつかある。雨が少ないところならでは、こんな風に保存しているんだ。このあたりは海水を蒸発させて塩を取るための浅い田んぼのようなところや水をくみあげる風車など、塩田らしい景色が見える。そんな中、到着したのが塩田博物館。今は使われていないが大きな風車があり、その周りは海水を引き込んだ田んぼが多数見える。時期によってはここが一面の塩になるのかな。もっと暑くなると塩づくりも盛んになるんだろうな。しばらくのんびりと見ていたが、大きな観光バスがきて団体さんが到着したので行きますか。

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次の目的地は、マルサラにあるドンナフガータのワイナリー。時間は1時間もかからないのだが、塩田からしばらくは本当にここでいいのか、というような裏道ばかり走らされる。道は狭いし、しょっちゅう曲がるし、対向車もそこそこ来るし、住宅街も通るしでなんとも走りづらい。でも方向的には間違ってないしな・・と、ようやく広い道にでてハイウェイに乗った。これで一安心。そしてナビの通りにドンナフガータの場所に到着したが、車でどこを入ったらいいのかがよく分からない。車道に面した入り口はないが、違うと思いつつ隣にある建物の入り口から入ってみる。すると修理工場のようで、どう見ても違う。あまり時間もないのでそこの人に場所を教えてもらい、なんとかわかった。地図上で見ていたドンナフガータはどうやら関連の建物で、線路を挟んだところに今日の目的地であるドンナフガータのワイナリーがありました。分かりづらかったが、なんとか時間前に無事到着。よかったよかった。

ざっと見たたところ、30人くらいはいそうだな。しばらくして見学ツアーがスタートしたが、まずはイタリア語コース。すると、多くの人がそちらへと向かい、その後行われる英語コースは我々含めて8人の小所帯。ちょうどいいかな。4人のブラジル人と2人のフィンランド人、そして2人の日本人のグループは見学ツアーにスタートだ(@24)。

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ドンナフガータはシチリアのエトナやパンテレリアなど、5箇所あるとのこと。中に入ると、よく見るステンレスのタンクの向かいに見慣れない白いタンクが。これはコンクリートで出来ているようで、特に赤ワインはこちらで熟成させているようだ。地下に降りると巨大な倉庫があり、ここには1000個ほどの樽が整然と並んでいました。この倉庫も、たくさんの樽もとても綺麗で整理されている。コンピュータ管理された空調と湿度の中で、じっくりと熟成されているようだ。上に戻ると製品が多数積み上げられていて、これが世界中へと輸出されてていく。日本にもしっかりと届けて欲しいものです。途中にある広い部屋で、テイスティングをしているグループがいました。早く飲みたいな。

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これにて約30分の見学ツアーは終了。ではお楽しみのテイスティングタイム。ワイン売り場も併設の場所に行くと、テープルに料理がきれいにセッティングされていました。ワイン4種類とそれに合わせたフードが4種類、順番に説明を受けながら味わう。最初はFresh and InformalシリーズのPrioという白ワイン。柑橘系の香りが爽やかで、これとあわせるのは少し苦味のある大粒のオリーブ。次はSurprising WinesシリーズのFloramundiという軽めの赤。ベリー系の軽やかな味わいが、チーズ入りのしっかりした歯ごたえのサンドイッチといい感じ。そして次はMediterranean EleganceシリーズのTancrediというしっかりした赤。肉入りのライスコロッケとのマリアージュを楽しみます。最後はIconic WinesシリーズのBen Ryéという甘みのあるワイン。これをチョコレートとリコッタチーズのスイーツとともにいただく。こうして少しずつワインとフードを楽しめました。

■ワイン
・Prio 2017 Sicilia DOC
・Floramundi 2016 Cerasuolo di Vittorio DOCG
・Tancredi 2104 Terre Sicilliane IGT
・Ben Rye’ 2016 Passito di Pantelleria DOC

■フード
・Nocellara del Belice DOP olives
・Cunzano Sandwich with Primo Sale Cheese
・Meat Riceball
・Chocolate and ricotta cheese crumble

さて、お土産に今飲んだ白ワイン、Prioを買いましょうか(9.9)。その待ち時間の間に、次のグループへの料理がセッティングされていました。ちょっと違うプランのようで料理が違っている。これもおいしそうだなあ。また合わせるワインも違うんだろうな。さあ、これにてドンナフガータでのワイナリーツアーは終了、楽しかったです。

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次はすぐ近くにあるフローリオでのワイナリーツアーだが、16時からなのでまだ3時間近くある。このあと近くで昼ごはんをとも思っていたが、さっきの料理がちょっとしたコースのようで気持ち的には満足してしまっているので、しっかりランチというのはもういいかな。とりあえず近くのスーパーへと行きますか。中にフードコートのようなものでもあればと思ったがカフェ程度しかなく、特に食べたいものはない。まあ、次も何か出るだろうからこのままでいいか。ということでスーパーを探検。ワイン売り場には、やっぱりドンナフガータやフローリオのワインが並んでる。プラネタももちろんあるぞ。食材コーナーはいろいろ魅力的ではあるが、そんなに大量には買えない。ケッパーやスープの素など、冷蔵でないもので家でも簡単に使えそうな食材や水などをゲット(13.6)。では車に戻りますか。

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とはいえ今は2時過ぎ、まだ2時間近くあるなあ。特にこのあたりで行くあてもないし、ちょっと眠くもなってきたのでしばらく車で寝ますか。こういう時は車って便利ですね。クーラー効いて涼しいし、うとうとしているうちに3時半になった。そろそろ行きますか。少しだけ走るとフローリオの前、駐車場は海側の空き地のようなところなので停めやすい。受付へと行くと、メールでやり取りをしていたSalaが満面の笑みで迎えてくれました。ツアー代の一人13ユーロを払い、待合室にてしばし待つ。

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時間になり、ワイナリーツアーがスタート。イタリア語グループは20名以上いるが、英語グループはここではわずか4名。やっぱりここはイタリア人が多く訪問しているようです。ここフローリオは、DUCA DI SALAPARUTAという会社の一つのブランドで、CORVOも系列。そうなんだ。シチリア各地にワイナリーや畑を持っているようです。その中で、ここで作られているワインはアルコール度の強いマルサラワインが中心。天井の高い倉庫の中にはたくさんの樽が積み上げられていて、それぞれ樽詰めされた年号が書かれている。少しひんやりした空気には湿度を感じる。こんな中でじっくりと熟成されていくんだな。

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樽の間を進んでいくと、テイスティングのところに到着。長いテーブルにはたくさんのグラスがセッティングされており、我々は一番端へ。この4名分だけはグラスもフードも4種類あるが、他は3種類なのでプランが違うのかな。さて、ではテイスティングスタート。最初にいただくのはTerre Arseというマルサラワイン。アルコール分が高いが香りが豊かで、これはパルミジャーノあたりがいいかな。このあとはワインを2種、白ワインはDUCA DI SALAPARUTAのKADOS、赤ワインはCORVOのIrmàna Nero D’Avola e Frappatoをいただく。白はフローラルとシトラスの合わさったようなふんわりした味わいで、赤はバラのような香り豊かなしっかり味わい。これらはオリーブペーストやドライトマトと合わせるのがいいかな。そして最後はTarga Riserva。これはマルサラワインで、なめらかでふくよかな味わい。これはビスコッティと合わせましょうか。ちなみに、写真のグラスの並びとボトルの並びは逆向きです。

■ワイン
・Terre Arse Marsala DOC
・KADOS(CORVO)
・Irmàna Nero D’Avola e Frappato(DUCA DI SALAPARUTA)
・Targa Riserva 1840 Marsala DOC

ツアーはここで終了。その先にはショップがあり、テイスティングでいただいたワインやオリーブペーストなどいろいろある。せっかくなので何かを買いたいが、マルサラワインはそんなに家で飲む感じでもないのでCORVOのIrmànaをいただきましょう。他にもパスタソースなどゲット(22.7)。

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2軒のワイナリーツアーが終了。楽しかったな。では、マルサラのホテルへと向かいますか。ここから旧市街に入るのだが、もはやカーナビがないと全く道がわからない。一方通行だらけだし、道は細く入り組んでいるし、坂道も多いし、街の地図があってもこれは迷うだろうな。曲がりくねった道を進み、ようやくホテルまで到着。駐車場がわからないのでまずはチェックインに行ってもらう。ここもトラパニと同様、少し離れたところの道沿いに止めるようだ。その前に、まずは部屋に入ろう。道に面した明るく綺麗な部屋で、しばし休憩だ。

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さて、そろそろ出かけますか。まずは車を駐車スペースに移動、これはわかりやすい場所でよかった。一方通行なのでそろそこ走るが、ホテルから歩くと数分ほどなので明日はすぐ取りに来れる。では街歩きをしましょう。旧市街の細い道をしばらく歩くと、急に人通りの多い石畳の道に出て、その前には広場と教会。いかにもヨーロッパの旧市街、いい感じです。夜ごはん場所を探しながらうろうろと歩く。いくつかお店はあるが、まだちょっと時間が早そうだしこれといってビビッとくるお店がないなあ。メインの通りから少し離れたあたりまでいくと、人通りは少なくなるがちょっといい感じのレストランが並んでいる。そんな中、カジュアルでよさげなところがあったので入ってみよう。

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お店の中は白と青を基調とした色合いに丸い窓が印象的で、これは船をイメージしているだろうな。ここは魚介をいただきたいので、ハイスワインの白と前菜盛り合わせ、カジキマグロのグリルにシーフードのクスクスと行きますか。まずは前菜盛り合わせ、なかなかの量がでてきました。小イカのフライに魚介のマリネ、すり身のフライにムール貝、エビのカクテルにトマトのブルスケッタと盛りだくさん。これはいいぞ。どれも新鮮さが感じられ、ぷりぷりの食感と白ワインがよく合います。これだけでもいい感じだが、続いてはメイン、カジキマグロのグリルは香ばしく、濃厚なトマトとともに味わうしっかりとした身がおいしいです。クスクスはムール貝がたっぷりで、エビなどの出汁もしっかりと効いている。一緒にできてた濃厚魚介スープとともにいただくとさらにうまい。やっぱりシチリアの魚介はうまいねえ・・

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食後にエスプレッソをいただき、ごちそうさまでした(49)。お店を出ると、外は肌寒い。人通りもすっかりなくなっているが、教会前までくるとまだ人はいるかな。まだまだ夜は長いが、ホテルに戻りましょう。途中の道はまるで人がいないが、街灯もしっかりあるし特に危ない感じはない。ホテルの入り口は施錠されているが、カードキーで開けるタイプ。こういうのが安全なんだろうな。部屋に戻ると暖かい。今日はよく飲んだが、明日からはいよいよプラネタでの宿泊、楽しみだな。