JALビジネスクラスでフランクフルト、ドイツ新幹線に乗り換えケルンへ。
伊丹から成田へ
前日までチケット手配を行っていたので、2時間くらいしか寝てないがやっぱり旅行となると体もちゃんと起きている。1年ぶりの海外旅行は雨の中の出発だ。まだ朝早いが、伊丹空港は多くの人でにぎわっていた。ここから成田へと向かうのだが、今回はマイルのアップグレードによるビジネスクラス。ただし片道だけだけどね。なのでチェックインは、長い列を飛ばして優先的にできるのが気分がいい。いきなりスーツケースが20キロを少し超えたが、特に問題なく通過。エコノミーだったらひょっとしてダメだったかも・・重いのは500mlペットボトル6本分の麦茶なんだけどね。さっそくゲート前へと向かう。成田行きの出発ゲート前には、やっぱり外国の方もかなり多くみられる。出発20分くらい前になり、搭乗開始。この便は後ろの方の席なので、早めに入れる。中に入ると、最新型の機材で、ファーストクラスもビジネスクラスも半個室仕様。
成田からはこれと同じビジネスクラスに乗るのが楽しみだ。その後ろにはプレミアムエコノミー、そしてエコノミー。この便はエコノミーだが、最新だけあって座席もきれいだし、少し前との間隔も広めだし、これならばエコノミーでもずいぶん楽だな。多分帰国便はこれと同じになるはずだ。成田行きの3002便は、雨の中定刻を少し過ぎで出発した。今日は上空に上がっても雲が厚く、景色が何も見えない。晴れていれば富士山が見えるよう窓際にしたのだが、まあ仕方がない。景色の変化を楽しむこともなく、ほとんどの時間は眠りに落ちたまま、成田空港に到着。成田から出るのはナパバレー以来かな。あのときはANAで、今回はJALということもあるのか、それとも空港がリニューアルしたのか、あまり見覚えのないところを通って出国手続き完了。
ビジネスラウンジへ
まず向かうのはサクララウンジ。前回は2007年アルザスのときで、あの時はリニューアル中だったので新しくなってからは初めてだ。ちょっと豪華な扉を入り、広いカウンターで手続きを済ませ、まずは朝ごはん。ダイニングエリアはかなりにぎわっていたが、空き席を見つけビュッフェを楽しむ。こんな時に最高なのは朝ビール。生ビールサーバーで自由に入れることができるので、サラダやソーセージなどとともに旅の出発に乾杯だ。これは最高だ。そのあとはJAL特製カレーをいただく。ビーフがたっぷり入っていて、風味豊かでおいしいカレー。もっといろいろ食べたいが、このあとなんといってもビジネスクラスなのでここはこのくらいで。食後には下のラウンジで、キルフェボンのクッキーとともカプチーノを楽しむ。シャンパンなども旅の前にいいんじゃないですか。11時前になり、そろそろ搭乗時間。あと2時間くらいここでゆったりできる気分だが、そろそろ行きましょう。








ビジネスクラスで出発
フランクフルト行のゲートの前では、そろそろ搭乗が始まるころ。ビジネスクラス優先搭乗の我々は、早速入りますか。前回JALマイルを海外で使ったのはアルザスだったか、そこから久しぶりのビジネスクラスだ。しかも最新式の半個室型で、これに乗りたいがために今回の計画が出来上がったようなもの。どの席からも自由に出入りできるこのシートは、個室感がありゆったりくつろげそうだ。フルフラットになるし、モニターも大きい。これは楽だなあ。いつもこんなシートで旅ができればいいのにね。ビジネスクラスにも多数のお客さんを乗せて、フランクフルト行の407便は出発。すぐに雲を超え、青空の中を飛ぶ。出発後、まずはウェルカムドリンク。やっぱりシャンパンだよね。ここで特におつまみはないのかな。まあいい、久しぶりの空の旅に乾杯だ。しばらくして、機内食のメニューが配られた。フランクフルト行ということで日本語とドイツ語、そして英語が表記されている。和食か洋食の選択だが、さっきのラウンジは洋食系だったのでここは和食をいただきましょう。CAさんが注文を聞きに来るので、和食と日本酒をオーダー。楽しみだな。




ほどなくして、機内食がスタート。最初はアミューズで「火入れちょうどのエビのアヒージョ」「とうもろこしのムース ウニのコンソメジュレがけ」これはさっきのシャンパンがまだあるので、それとともに頂きましょう。大ぶりのエビが2匹も入っているのと、甘みのあるウニがしっかり入っているのでどちらもとてもおいしいぞ。機内でこのレベルがいただければ十分満足です。続いて日本酒の「獺祭」と、「九の小鉢膳」が運ばれてきたのだが、これが実にいい。
メニューを参考に、左上から次の通り。
・フルートトマトと豆乳豆腐のドレッシング掛け
・枝豆豆腐と青さ海苔餡
・鱧南蛮漬ともろこしの割酢ゼリー掛け
・烏鰈のウニ焼 鶏肝チーズ焼 酢取り茗荷
・鮪山掛けと焼きミモレット
・海老と帆立のみぞれ酢和え
・そぼろ味噌と彩野菜の生姜餡掛け
・穴子真丈 鴨ロースもろみ味噌掛け 鮪の角煮串
・鮎小袖寿司の笹包み

どれもしっかり手間をかけているようで、日本酒とともにおいしくいただける。これだけの種類を食べれば十分満足なのだが、さらに台の物が登場。これは「太刀魚挟み焼と錦爽鶏治部煮の柚子胡椒卸し」で、こちらもボリュームあっておいしい。ごはんとみそ汁もうれしいですね。さすがJAL、一時期よりも質量ともによくなった気がするぞ。経営改善とともに、機内食も改善されたのかな。そして締めにはデザート、こちらは「スイカのジュレをのせたココナッツのブラマンジェ」さっぱり好みの味です。コーヒーとともにいただき、大満足です。ごちそうさまでした。
食後にトイレに行ったら、なんとウォシュレット。飛行機では初めてだなあ。日本らしい特徴として、JALやANAは是非これを標準にしてほしいものです。ではゆったりした座席で、長い空の旅を楽しみましょう。まだ眠くはないので、「アメトーーク」「アナと雪の女王」でも見ましょうか。アナ雪は世の中ではこれほど話題になっていたのに、まだ見たことはない。でも歌番組やらバラエティやらでさわりは見ているのでなんとなくは知っているが、これを機会にしっかりと楽しみました。快適さのためか、あまり眠くならないので日記を書いたりしながら過ごす。




ふとフライトマップを見ると、いつのまにやら到着まで5時間を切っている。半分を超えたわけで、ビジネスに乗っていると早いなあ。まだまだ満喫しきれていないので、何か食べますか。そんなに空腹というわけではないので、軽食のハンバーグとチーズを頼みましょう。
しばらくして出てきたものは、
小ぶりのハンバーグとサラダ。ちょうどいい感じかも。お肉のしっかりとしたハンバーグで、ニュージーランドのピノノワールと合わせてみる。飛行機でこれを食べられればかなり素晴らしいぞ。チーズはいずれも日本のもので、十勝野フロマージュのクリーミーカマンベール、黒松内町のくろまつないのゴーダ、牧成舎のモツァレラだしたまり漬け。ちょうどいい量で、どれもおいしいが日本人的にはたまり漬けがベストかな。こちらはアルザスのリースリングと合わせ、満足な軽食でした。
食後はアナ雪のフランス語や英語バージョン、プレーンズなど気楽なものを見ながら過ごす。せっかくなのでシートをフルフラットにしてみよう。180度まっすぐになって、足もつっかえないのでこれは快適。さすがにその格好になると、しばらくして眠りに落ちました。いやあ、これは楽だ。もっとぐっすり寝ていたいが、ビジネスを楽しみたいので1時間ほどで起きることに。こうなると、フライト時間が倍くらいあってもちょうどいいくらいかもしれないな。到着の2時間くらい前になり、さて食事はそろそろラストオーダー。さすがにそれほどおなかは減っていないが、ここは締めにいただきましょう。ラーメンとかカレーとかもあるが、やっぱりビジネスならではということで「シェフ厳選シリーズ」にしよう。洋食はオマール海老の冷製があるので食べたかったのだが、残念ながら品切れ。和食の方がまだあるとのことで、いただきましょう。「フミコの和食」というこのメニューは以下の通り。
・黒毛和牛 和風ローストビーフ
・茄子田楽
・黄ズッキーニ胡麻焼き
・紫玉ねぎ 白バルサミコ風味
・鱧ともろこしのはんぺんのお吸い物
肉が厚切りでしっかりしていて、しょうゆ風味のたれでおいしくいただく。ちょうどいい量で、これでもう思い残すことはないですね。
到着1時間を切り、飛行機は次第に高度を下げていく。ドイツの豊かな緑の大地が少しずつ近づいてきて、小さな町やハイウェイなどが見える。そして定刻より30分以上早く、フランクフルト国際空港に到着した。もっとゆっくりでいいのに・・




フランクフルト到着、ケルンへ
空港ターミナルに入り、長い廊下を歩く。入国手続きや荷物の受け取りは特に問題なく完了し、これでドイツの人となった。まずは当座のお金ということで、300Eをキャッシング。さて、ここからはケルンへと移動するので、電車の駅に向かう。成田で事前にもらっていた案内には鉄道駅への行き方が写真入りで説明されているので、とにかくその通りに進む。空港のすぐ地下には近距離用の駅があるがそれはパスし、Long Distance Trainの表示に従いながら進む。かなり長い道のりを歩き、ようやく駅に到着だ。




ここからはケルン以外にも、ミュンヘンやシュツットガルト、ライプツィヒやアムステルダムなど、様々な方面への電車がでている。まずは切符を買おう。係の人に「3分後にケルン行きがあるわよ」とかいうジャーマンジョークを受けながら、17:09発のケルン行きをゲット(134E)。近未来的なガラス張りの天井の駅舎から、長いホームに降り立つ。すると数分後に向かいのホームにドイツ新幹線、ICEが到着。これはミュンヘン行きかな。ICEは少し日本の500系に形が似ているかも。しばらくホームで待っていると、定刻通りにケルン経由ドルトムント行きのICEが到着。さすがドイツ、遅れないですね。ただ車体があまりきれいではないのが新幹線には劣るところ。指定席ではないので空いている席に着き、さあ出発だ。ここからケルンまでは1時間弱、出発してすぐに緑の豊かなドイツの景色を見ながら走る。ICEは途中からかなりスピードを上げ、280キロを越えていました。車窓の景色が単調なので、それほどスピード感はないんだけどね。そして定刻通りにケルンに到着。ワールドカップの時以来なので、8年ぶりになる。まずはホテルを目指す。




ケルン到着
大聖堂とは反対側の出口を出て、
ちょっと分かりづらかったが途中で道を聞きながら、今日のホテル、Domsternに到着。お疲れさまでした、と思ったら建物が違うらしく、近くの姉妹ホテルになったようだ。まあ見えているところにあるからいいけどね。ということで近くのDomspitzenに到着。部屋は2階だが、エレベーターがないのでスーツケースを抱えて登り、無事部屋の中へ。今度こそ、お疲れ様でした。部屋は淡いピンクがベース。ちょっと可愛すぎるかもね。そしてドイツといえばこのお布団、これがなんとも気持ちいいんだよね。
これだけで、ドイツに来たひとつの楽しみともいえる。とはいえ、ここで横になると時差ボケのせいであっという間に寝てしまう。ビジネスなので身体はそんなに疲れていないようだが、とはいえ時間的にはいつもならばそろそろ寝る時間、危ないぞ。ということでまずは外に出ましょう。ケルンの駅を越えて、反対側の出口をでると、目の前にそびえ立つのは世界遺産・ケルン大聖堂。やっぱりでかいなあ・・・8年前ここに来たときは、この駅前広場にちょうどその日に試合のあったフランスやトーゴのサポーターがちらほらといたなあ。
懐かしい。さて、事前調査によると時間的にはまだ大聖堂に入れるはずなのだが、どこの入口も空いていないし人の出入りがある気配がない。うーん、何か見間違ったかなあ。とりあえず回りをぐるっと見て、この壮大な建物を目に焼き付ける。とにかくでかいので、カメラに収めるのも一苦労だ。なんでも13世紀に着工し、完成したのは19世紀という、途方もないスケールの聖堂。じっくりと、見ておきましょう。
さて、そうなると晩ごはん。眠いがここでちゃん食べておかないとね。大聖堂から伸びる賑やかなHohe通りを歩き、良さそうなお店を探してみる。でもこの通りにはデパートやアパレルショップはあるが、レストラン系が見あたらない。ファーストフード系はあるのだが・・少し横の道にも入ってみよう。しばらく行くと、ちょっとよさげな感じのお店もあったがその向こうに広場があり、たくさんのレストランが集まっていた。このあたりでと思い、いくつか見て回る。とはいえあまりピンとこないなあ、と思いながら歩いて行くと、いつの間にやら川沿いに出てきた。これはライン川ですね。ここからは近くの町に行く船や、古城巡りの遊覧船が出ているようだ。その川沿いにもいくつかレストランがあり、その中の1軒に入ってみましょうか。
とにかくまずはビールで乾杯。
お店の名前がレーヴェンブロイなので、ビールもそうなのかな。さすがにちょっと疲れ気味だが、やっぱりビールは旨い。そしてサラダはカプレーゼ、前回ケルンで食べたときはバルサミコが
かかっていて変な感じだったが、今日のはそれなりにいい感じ。これなら十分です。そしてソーセージの盛り合わせ、白やら黒やら茶色やら、いろんなソーセージとたっぷりのポテト、実にドイツっぽい最初のごはん、おいしく頂きました。でもちょっとポテトは多すぎたかな・・・ごちそうさまでした(47E)。
ホテルまでの帰り道、大聖堂は美しくライトアップされていました。そういえばこの広場、8年前はFanFestaのイベント会場だったな・・・そんなことも思いながら、夜空にそびえ立つ聖堂を見上げる。中に入れなかったのは残念だが、ケルンはまた来る機会もあるでしょう。何百年もこの街を見続けてきたこの聖堂、これからもこの場所でずっとこの姿で居続けてほしいものです。

