4時過ぎに目が覚めた。せっかくなので日記を書いたりしながらのんびり過ごす。さーちゃんは相変わらずの時差ぼけ無視で熟睡中。6時になり、目覚ましがなった。今日もいい天気のようだ。部屋のシャワーは固定式で使いにくいが、なんとか浴びて準備をする。8時前に朝ごはんに行くと、どうやら一番乗り。ベーグルやマフィン、チーズやゆで卵などの簡単なものだが、特にベーグルがおいしく十分満足です。ホテルの兄ちゃんが、昨夜作っておいておいた銀色のツルを気に入ってくれたらしく朝ごはんのところに飾ってくれました。しばらくして、昨夜のお年寄り軍団がぱらぱらと登場。ジルおばさんは見かけなかったが、みんな楽しそうに朝ごはんを食べていました。朝はおじさんたちが元気そうで何より。その後一人のおばさんが「昨夜もこの席にいたわね」てな感じで話しかけてきて、ほかに席もないので我々と同じ席に。デンバーから来たこのメアリーおばさんは、娘が日本語を勉強していて日本にいたことがあるらしく、そんなことをしばらく話していました。そしてここで再びさーちゃん折り紙交流発動。あとから来たジョセフおじさんとともに、折り鶴を気に入っていただけたかな。
|
このホテルはなんだかお年寄りの宿泊者が多いが、みんなゆっくり旅をしているようだ。さて、部屋に戻りますか。出発の準備を済ませたところで、出る前にホテルのまわりをぐるっと散策しましょう。朝日を浴びてきれいに輝く芝生の中庭にはイチジクやザクロがなっていていい感じ。正門近くの庭にはペタンクのコートもあったので、せっかくなのでひとつ投げておきました。入口近くには、レモンやブドウなんかもなっているぞ。それぞれ季節になれば、食べ頃になるのかな。いろいろ写真を撮っていると、ロイが今日も明るく話しかけてくれた。日本語の挨拶を改めて確認したり、写真を撮ってくれたり楽しいひと時を過ごす。昨日Ink House Innの予約が入ってなかったときはどうなるかと思ったが、いい感じのホテルに泊まれてよかったな。また是非来てくださいということで、ロイにはありがとうです。さて、では行きますか。荷物を詰めて、出発だ。 | ||||||
|
まだ午前中の光の中、セントヘレナ郊外のブドウ畑が輝いて見えている。いい景色だなあ。ダウンタウンを抜け、ハイウェイに入ると最初の目的地はDean&Deluca。最近日本にもできているワインや食材のお店だが、大阪にはまだない。中に入ると、ワインやチーズ、スパイスやチョコ、そしていろんなお総菜など、ここだけで何時間も楽しめるくらいの品ぞろえだ。調味料の棚を見ると、テリヤキやわさび、ポン酢など、日本のものもいろいろと入っているようで。ここでは何かお土産が買えれば買いたいし、お昼ごはんも仕入れたい。ここはまた後で寄れるので、まずは下見だということでいろいろ見て回り、丁度いい感じのお土産候補をいくつかみつける。このあたりで造ったワインも買いたいが、セントヘレナやヨントビル、カリストガなど街別になっているのがいい感じ。さて、ではお昼ごはんを仕入れますか。ローストビーフのサンドイッチがおいしそうだ。あとは野菜がほしいので、ケールのサラダにしましょうか。サラダはずいぶんたっぷり試食させてくれたので、半分満足してしまっているが・・・あとはおやつ用においしそうなポテチを買いましょう。シンプルな塩味が一番です。 | ||||||
ここの向かいにあるのがV.SATTUIというワイナリー。ここは庭にピクニックエリアもあるのでゆったりお昼ごはんを食べることができる。まずは中に入りますか。ここもいろんなチーズやお総菜がある。ワインやスパイス類もたくさんあって楽しいぞ。まあでも今買ったところなので、とにかくテイスティングをしましょうか。奥へと行くとカウンターがあり、そこでたくさんの人がテイスティング中。いくつかプランはあるが、標準的なのは10ドルで6種類のテイスティングができるもの。20種類くらいの一覧から選ぶのだが、まずは2011年のソービニオンブラン。思ったよりもしっかり目の味と香りで、最初なのでさらにインパクトあり。おいしいです。続いては2011年のSECCOリースリング。ドライでフルーティ、そして最後に苦みがあるような感じでおいしい。ドイツのリースリングは甘みを感じることが多いが、これは少し辛口ですね。
|
3番目からは赤にしましょう。まずはカリフォルニアらしく、2009年のジンファンデル。わりと重厚なイメージがあったけれど、これはしっかりとしているが重たい感じはなく、飲みやすい。ジンファンデルのブドウをそのまま出してくれたのだが、これが甘くておいしい。ブドウそのものとワインを合わせるのもいい感じだ。4番目は2008年のカベルネソービニオン。2種類があるが100%カベルネの方にしよう。これはかなりヘビーなしっかりしたワインで、賞を取ったワインらしい。これもおいしいですね。5番目は2011年のモスカート。微炭酸できりっと冷えていて、思わずうまいと言ってしまう。いろいろ飲んだ後で少し飲むからおいしいワインだろうね。桃のような味も感じられて、食後のデザート代わりにもいい感じかも。最後はマデイラ。アルコール度数高めのデザートワインで、濁った感じがいかにも甘そうだ。これも食後にいい感じで、しっかり食べた後の締めかな。これにて6種類、2人でシェアしたので半分ずつだが、いろいろ味わえて楽しかったです。 | ||||||
ではお昼ごはんにしましょうか。外のピクニックエリアに行くと、テーブルがたくさんあってすでにほぼ埋まっている状態。ちょうど一か所空いたところがあったので、さっそくそこに陣取る。本当は持込み不可なんだけど、まあテイスティングもしたしこのあと買い物もするから許してね。さっきDean&Delucaで買ったサンドイッチを開けてみると、ものすごいローストビーフの重なり。これは食べごたえありそうだ。そしてケールのサラダ、容器は小さいがたっぷり入っているのでこれもなかなかの食べごたえ。気持ちのいい木陰にてのこのひと時、最高です。周りではここで買ったワインやお総菜を楽しんでいるグループもたくさんいる。天気のいい日にこういう休日の過ごし方、いいですね。
|
サンドイッチをしっかり食べ終わったころ、何やら警笛が聞こえる。なんだろうと思っていたらちょうどワイントレインがやってきた。11時発でナパからセントヘレナ往復3時間なので、そろそろ半分が終わるころかな。写真を撮ろうとすると、中でワインを楽しんでいる人たちが手を振っていました。なので思いっきり振り返しておきました。明日はこれに乗るので、楽しみだが。では再びワイナリーの中へ。お総菜コーナーもテイスティングコーナーも、ちょうどお昼時ということもありさっきよりずいぶんとにぎわっている。早めにこれてよかったな。何かワインをということで、さっきテイスティングはしなかったがSATTUI FAMILY REDというこのワイナリーの代表的で手軽な赤ワインと、Tシャツをいろいろゲットしましょうか。買い物が終わって再びピクニックエリアに出てみると、またさっきの警笛が聞こえてきた。セントヘレナで折り返したワイントレインが、ちょうど目の前を通るところ。往復ともこの場所でちゃんと見れたのはすごい偶然、今回もしっかり写真を撮ってしっかり手を振っておきました。 | ||||||
Dean&Delucaに止めていた車に戻る。ずいぶんと熱くなっているなあ。さて、ではセントヘレナの街に戻りましょうか。ちょっと街歩きをしたいので、昨日行ったスーパーに車を止める。せっかくなのでスパイスやジャムなども買いましょう。特にジャムはセントヘレナ産のをね。では街を歩きましょう。メインストリート沿いにはいろいろいい感じのお店が並んでいる。ここにあるホテルに泊まれれば一番よかったが、かなり高かったのよね・・・ワインやパンのお店を見ながらぶらぶら歩き、たどり着いたのはオリーブオイル屋さん。セントヘレナ産のオリーブオイルで、エクストラバージンをパンにつけて試食してみたら青い感じがとてもおいしい。ローズマリーやバジルで風味づけしているのもあるが、やはり基本が一番かな。まあでもこのあとワインも買うので、ちょっと瓶物は増やせないかな。ここは試食だけとしましょうか。もうすぐ15時、ではそろそろ出発しましょうか。再びDean&Delucaへ。ここではナパバレー産のワインや会社用のお土産チョコなどをゲット。もっと他にもお土産を買いたいところだが、まあここはこのくらいで。
車に戻り、ブドウ畑を見ながら快適に走る。しばらくすると、右手にひときわ広大なブドウ畑が見えた。ここはRobertMondavi、日本でも有名なワイナリーだ。せっかくなのでこういう有名どころにも寄っていきますか。駐車場にはたくさんの車が止まっていて、大型バスもいるぞ。中に入るとすぐにテイスティングルームがある。V.Sattuiは6種10ドルだったがここは4種20ドル。ずいぶんと高いが、まあせっかくだしね。リストから飲みたいものを選ぶのだが、まずはやっぱりシャルドネ。2種類あるが、ここでしか飲めないほうにしましょう。これはシャルドネ100%で、しっかりした味わい。香りが華やかだ。
|
2番目は赤ワイン、まずはモメンタム。メルローやカベルネフランなどのブレンドだ。これもここでしか飲めないようだ。3番目はカベルネソービニオン。ボトルで55ドルと、試飲できる中では一番高いワイン。カベルネは83%らしいが、軽く渋みがありおいしい。最後はやっぱりモスカート。これは・・やっぱりうまい。締めに冷えたすっきり甘めのワインはいいですね。 | ||||||
さて、では行きますか。ワイナリーを出ようとすると、なんと近くで交通事故現場を発見。どうぶつかったのか、ボンネットがかなり凹んでいました。とにかく安全運転をしないとね・・・あとは一路ホテルまで。カーナビの指定がうまくできず、近くまでしか行けないので最後にちょっと迷ったが、無事に今日のホテル、River Terrase Innに到着。ここはちゃんと予約が入っていました・・・あたりまえだけどね。ここでもロビーでは飲み放題状態で、たくさんの人がワインを楽しんでいる。
|
とにかくまずは部屋に入ろう。3階の部屋に行くと、広くて快適そうな部屋。ベッドも大きいし、ソファーもあるし、ベランダから川が眺められるし、なかなかいい部屋ですね。ベランダからはテラスでワインを楽しんでいる人が見えるので、早速あそこへと行きましょう。ロビーに下りると、すぐにテイスティングに迎えていただきました。日本から来たというと「今日一番遠いゲストね!」とのこと。ロバートモンダビからは結構日本人の姿も見るようになったけれど、ここは宿泊していないのかな?ワインは何種類かあるが、昨日からずいぶんシャルドネは飲んでいるのでそれはパスし、今日まだ飲んでいないスパークリング系にしましょうか。白とロゼをいただき、残り少なくなっているおつまみをいただいて外のテラスへ。今日も一日、お疲れ様でした。この冷たい泡がのどにしみわたって気持ちがいいですね。ナッツやチーズをつまみながら、のんびりとしたひと時を過ごす。昼間はかなり暑かったが、夕方になりここは日陰なので、ちょうど気持ちのいい感じだ。日本はまだまだ蒸し暑いというのに、ここはいい気候だな。この気候がおいしいワインを作るんだろうな。 | ||||||
さあ、食前酒は終了。晩ごはんに行きますか。ホテルの近くにあるCuvéeというレストランが、ホテルおすすめの場所。今日はそこにしましょうか。予約はしていないが、少し待てば入れそうなのでバーエリアでメニューを見ながら待っていると、すぐに準備ができたとのこと。ラッキーだな。奥の部屋に案内され、さて、どうしましょうか。何せアメリカなので、前菜とメインというのはまず無理。昼がサンドイッチだったので、夜はしっかりお肉をメインにいただきましょうか。ということで、肉の基本であるステーキにしましょう。さーちゃんは豚肉のリンゴソース、それぞれに合わせてワインはシラーとピノグリ。ほどなくワインがやってきました。十分な量のグラスワインで乾杯。、スパイシーなシラーとまろやかなピノグリ、それぞれのお肉にあうだろうな。料理を待つ間、周りのテーブルを見てみる。どれもやっぱりかなり巨大なようで、付け合せもそれだけでメインになりそうな量。我々日本人は、控えめに行きましょう。
そしてメインが到着。うん、これだけならちょうどいい感じの量かも。ステーキは赤身のしっかりした肉で、噛めば噛むほどうまみを感じる。よくテレビで「肉がとける~」「噛まなくてもいいくらい~」というのがあるが、あれは好みではなく、こうしたしっかりと歯ごたえあるのがいい。周りの玉ねぎやセップ茸もおいしいし、何よりシラーのスパイシーさが肉やこのソースが合う。いいね。さーちゃんは豚肉、骨のついた肉もあり、ワイルドにいただきましょう。豚肉のジューシー感とリンゴの酸味がいい感じでこれがまたまろやかなピノグリにあう。完璧ですね。ちょうどいい感じで完食し、ごちそうさまでしたと言いたいところだが、今日はホテルからデザートとデザートワインの券をもらっている。アメリカのデザートは怖いが、せっかくなのでいただきましょうか。メニューを見て、チョコやチーズケーキはちょっと怖いのでフルーツ系ということで、洋なしのと季節のフルーツのををそれぞれ選び、それに合うデザートワインをお勧めで選んでもらった。Merryvale Antigua MuscutとBeringer Nightingaleというワインのようです。そして出てきたのは・・・まあ、アメリカにしてはサイズ的にはこのくらいならという気もするが、とにかく甘い。果物がたっぷり甘いソースをまとい、パイやビスケットが一緒になっているので、とにかく甘いのだ。そしてデザートワイン、こちらも当然甘い。甘いづくしは正直きついが、ワインはおいしくいただきました。デザートは結局完食できず。まあせっかくの機会、いい経験ということで。
ホテルまで歩いてすぐ帰れるのがいい。空を見ると、街が明るいせいか昨日ほどではないがたくさんの星が見えた。人工衛星らしきものが今日もみえるのも、やっぱり空気がきれいなんだな。ナパバレー、いろいろワインを楽しめる楽しい場所ですね。部屋に戻りソファーに座ったら、なんと一撃で寝てしまいました。

20120920