2025/5/3 大内宿・塔のへつり~会津若松
~大内宿の街並みとねぎそばを堪能。塔のへつりでは奇岩を楽しむ。会津若松へ移動し、馬刺しなどの会津グルメを味わう~ 

6時ごろに起床。今は曇っているが、今日は晴れてくるようだ。館内のお風呂は貸し切り状態で気持ちがいい。やっぱりちょっと熱めだけどね。しっかり温まって、7時過ぎに朝ごはんへ。これはいわゆる旅館の朝ごはん、焼き鮭に納豆に温泉卵にきんぴらに山菜、そして味付け海苔にサラダ。あとはお店知るとお新香、これはごはんが進みます。温泉のあとってなんだかお腹がペコペコになる。おかわりしてしっかりいただき、甘いお豆とリンゴで締め。朝の栄養補給はこれでバッチリ。今日も一日楽しみましょう。


晴れてくるよね

お風呂は熱い

朝ごはん


9時過ぎ、チェックアウト。いろいろお世話になりました。気配りしていただけるおかみさんで、こちらがお願いする前に荷物の預かりも提案いただきました。よろしくお願いします。駅はすぐ近く、茅葺屋根がとてもいい。櫓のような時計台もこの景色によく合っている。ホーム脇には足湯もあり、十字型なので多くの人が座れるようになっている。しばらく駅の周りをうろうろと。ここから大口宿までのバス「猿游号」があり、始発は9:45。バス停に行くと、すでに数名待っていました。ワゴン車は2台来ていて、順番に乗り込む。外国人もいるようで、有名な観光地なんだな。ここから大内宿までは山道も20分ほど、大内宿が近くなると駐車場への道に合流するのだがそこはすごい数の車の列。あら、これはどうなるのかと思ったらバスは対向車線を一気に突破。なるほど、バスはこれが許されるのね。まあそりゃそうだよね。ということでほぼ定刻でバス停に到着、大内宿のメインストリートまでは歩いてすぐ。


駅に向かう

湯野上温泉駅

足湯がある

バス「猿游号」

駐車場に向かう道は渋滞

ようこそ大内宿へ


大内宿。南会津の山間に、昔懐かしい日本の原風景が広がる。江戸時代に多くの旅人が立ち寄ったかつての宿場町だ。約450メートルほどのまっすぐな道には、茅葺屋根の民家が立ち並んでいる。その民家はお土産屋さんだったり食堂だったり、ぶらぶら歩きながら立ち寄れるようになっている。これは楽しいぞ。いろいろ見ていきたいが、まずは道をまっすぐ歩き、見晴らし台へと向かってみよう。


まっすぐ歩く

青空と鯉のぼり

お土産屋さんが並ぶ

民宿もある

高倉神社の鳥居

花が咲く


突き当りまで来た。お地蔵さんの前を通り、石段を登って正法寺にお参り。さらに細い道を登っていくと、見晴らし台に到着。ここからは大内宿が一望できる。もちろんかなりの手が入っているだろうし昔のままではないのだが、それでもこれだけの茅葺屋根の民家が並ぶ姿は壮観だ。昔ながらの面影を残すこの景色はずっと残していければいいな。桜や紅葉、雪景色なんかもきれいだろうな。いろんな季節の表情も見てみたいものです。


地蔵尊

さらに登る

見晴らし台より


ではお店を見て回りましょうか。お土産屋さんが並んでいる。大内宿の暖簾があるお店には、野菜の形をしたちりめんのお手玉がぶらさがっている。会津の伝統的な「桐の粉干支人形」のお店もあり、素朴で丸くてかわいいな。そんな伝統工芸もいいが、やっぱり食もいい。会津の野菜や果物から作ったジャム、会津地方の手作り味噌など、いろいろ買いたくなりますね。そんな中、やっぱり気になるのは赤べこ。この首を振る動きがユーモラスで、どこかでいい感じのを買いたい。いろいろかわいいのがあるが、このあと会津若松なども行くしまだいいかな・・もうちょっと考えよう。


では歩こう

暖簾がいい

桐の粉干支人形

会津のジャム

会津の味噌

赤べこ


おなかがすいてきた。大内宿と言えば、有名なのは蕎麦。しかもねぎを箸代わりにするという、なかなかのもの。お店やいくつかあるが、萬屋というところに入る。囲炉裏のある部屋を通り、奥の部屋へ。まだ席に余裕はあるが、このあと混んできました。では、ねぎそばをいただきましょう。大根おろしと鰹節、山菜ののった冷たいおそばに長いネギが一本。なんとも不思議な見た目だな。ネギが薬味にもなるということで、いただきましょう。最初のひと掬い、そばが滑ってなかなか難しいが何とかクリア、ネギとともに食べるのでそうなるとかじったネギがちょうど引っ掛かりになり、そばを掬いやすくなる。慣れてくるとどんどんと食べ進めていけるが、なにせネギ一本。このそばの量にはちょっと多いがそこまで辛くはないので緑部分の端っこ以外はいただきました。食後には、これも名物の天ぷらまんじゅう。ネギの辛みが残る口にこの甘さがちょうどいい。ごちそうさまでした。


ねぎそば

こんな風に食べる

天ぷらまんじゅう


では散策再開。軒先におせんべいが並んでいるお店があり、これは買わせていただきましょう。竹馬体験ができるお店もあったり、こういう散策は楽しいですね。ひとしきり歩いたところでおやつタイム。みなと屋というお店で是非食べてみたかったのはしんごろう。半つきにしたごはんを竹の串に刺し、じゅうねん味噌という荏胡麻の入った味噌を塗って炭火で焼いたもの。焼きたてで香ばしく、少し甘めのお味噌とごはんがとてもおいしいです。さあ、勢いがついてきたぞ。続いて南仙院本家というお店でそば粉の天ぷらまんじゅうをいただきます。こしあん入りのまんじゅうにそば粉の衣をつけて揚げたもので、さっき萬屋で食べたのより衣が薄くてこれもまたおいしい。会津の素朴な味覚を満喫、いいですね。


散策再開

おせんべい屋さん

昔のポスト

しんごろう

いただきます

そば粉の天ぷらまんじゅう


大内宿を満喫したかな。帰りのバスが13:55なので、そろそろバス停へ向かいますか。20分ほど前に来ると、一組が待っているくらい。大内宿にバスが到着し、ほぼ満席の車内からお客さんが下りていく。そのバスがこちらのバス停に来ることには行列になっていました。最後の一組は乗れていなかったので、やっぱり早く来てよかったな。バスは出発、駅に向かうがその対向車線はずっと車が連なっている。今から来る人は、いったいどのくらい待つんだろうな。こちらのバスは快適に走り、20分くらいで湯野上温泉駅に到着。予定通りだね。


そろそろ行くかな

バスを待つ

対向車線は長い列


続いては隣駅、塔のへつりに行こう。湯野上温泉駅に来た電車は、お座トロ展望列車というお座敷とトロッコが組み合わされた列車で、一日二本の列車にたまたま合いました。ただ一駅しか乗らないのに、特別料金400円がプラスになってしまうのだがまあそれはよし。列車の予約はネットでできているので乗車券だけ買い、程なく到着した列車に乗り込む。座席はトロッコ車両、窓が大きく外がよく見える。夏場は窓ガラスがなくなるようだ。わずか一駅、数分程度だがトロッコ列車が体験できてよかったな。塔のへつり駅に到着、ここで降りる人は結構いるようだ。ここは東北の駅100選にも選ばれた無人駅。ここにも「八重の桜」の看板がありました。


列車を待つ

お座トロ展望列車

トロッコ車両

一駅だけの座席指定券

阿賀川を渡る

会津鉄道グッズ

降りる人が多い

塔のへつり駅

八重の桜


ここから10分ほど歩くと「塔のへつり」に到着。ここは自然がつくり上げた奇岩群の造形美が楽しめる観光地。ちなみに「へつり」とは「岪」と書き、会津地方の方言で「険しい崖」を意味する言葉。荒削りの岩が仏塔のように見えることから「塔のへつり」と呼ばれているらしい。昔から路線図にあるこの駅名がどうも気になっていて、一度来てみたいと思っていた。ちょうど今回の旅で立ち寄ることができてよかったな。お土産屋さんは気にあるが後で来よう。


駅から下り坂

塔の岪(へつり)

あとで見よう


百万年もの歳月をかけて、浸食と風化を繰り返して作られた奇岩の景観。塔のようになった岩にはそれぞれ名前がついていて、左から烏帽子・護摩・象・尾形・九輪・櫓・屋形・獅子・鷹・鷲に塔岩が付く。橋が架かり、その先に人が平らな岩に集まっているところが土俵岩、その右側にあり全体が見えているのが九輪塔岩。なんとも不思議な景色だな。では橋を渡ろう。見た目よりしっかりとした橋で、そんなに揺れることもない。橋の上から見るこの景色も絶景だ。橋を渡って階段を下り、岩の横をぐるっと回ると土俵岩。その奥には、たくさんの石が積まれていました。


橋を渡る

不思議な景色

反対側

鳥がいた

川のすぐそばを行く

石が積んである


石段を上がるとちょうど橋の上あたりに出てくるが、ここにあるのが虚空蔵菩薩。護摩塔岩の中腹にあたるのかな。洞窟のようにくぼんだ場所にあり、坂上田村麻呂により807年に創建されたと伝えられている。しっかりとお参りしましょう。ここから橋を見下ろす景色もなかなかのもの。紅葉したらきれいだろうな。石段を下り、戻りますか。巨大な岩沿いを進むがこれ昨日だったら雨の中、滑るよね。柵もないのでちょっと油断したら落ちそうです。橋を渡ってお土産屋さんまで戻って来た。今行ってきたばっかりの景色を見ながら、ところてんとみそこんにゃくでほっと一息。このひと時、最高です。


石段を登る

虚空蔵菩薩

橋を見下ろす

戻りますか

ところてんと奇岩

みそこんにゃくと橋


お土産屋さんなどを見るが、まあここではいいか。では駅に向かいますか。1時間に一本くらいしかないので、16:06のに間に合うように塔のへつり駅に到着。山間の中にまっすぐの単線、いい景色だな。一駅だけ乗って、湯野上温泉駅まで戻って来た。乗ってきた車両が田舎の景色の中を遠ざかっていく、これもいい景色だな。ホテルに行って荷物を受け取る。お世話になりました。このあとまだ1時間くらいあるので、駅のお土産屋さんを見たりしながらのんびり過ごす。17時過ぎ、赤い列車が到着。赤べこの「あかべぇ」が描かれていました。17:09に湯野上温泉駅を出発。


列車を待つ

まっすぐな単線

遠ざかっていく

湯野上温泉駅

あかべぇが描かれている

八重桜がきれい


列車は会津若松行きだが、大内宿フリーきっぷは西若松駅まで。そのあとの七日町、会津若松まで行く場合は追加料金が必要。ホテルが七日町駅から徒歩圏内なので七日町駅で下り、一駅150円分を改札で払う。これにてフリーきっぷの旅は終了だ。七日町駅は構内にお土産屋さんがあり、ジャムをゲット。18時にクローズなのでほぼ最後のお客さんとなりました。ここからホテルまでは歩いて10分ほど。七日町通り沿いにはお土産屋さんや酒蔵、カフェなどいろいろあり、昼間であればもっと見て回れるんだろうな。暗くなり始めた中、ホテルニューパレスに到着。


大内宿フリーきっぷ

七日町駅

ゆったりした部屋


夜ごはんはどうしようか。徒歩圏内にいくつかお店があるので行ってみよう。ホテルを出て少し歩くとメインの通りへと出るのだが、人の往来はほぼない。そんな中をうろうろしながら、お目当てのお店「ばんげや」に到着。中は結構にぎわっていて、カウンターに案内されました。まずはビール、そして日本酒は会津の地酒ということで名前の面白さから「すっぺったこっぺった」にしよう。なんでも「つべこべ言わない」という意味らしく、とにかく飲め、ってことかな。すっきりとして飲みやすいお酒でした。お通しは山菜、シャキシャキ感がおいしいです。そして会津の味覚、やっぱりまずは馬刺し。赤身で肉の旨味が広がり、味噌をつけて食べるのもおいしい。これでGWは2023年熊本、2024年長野に続いて3年連続で馬刺しを味わっている。それぞれ名産地で、どこで食べてもおいしいです。続いては食べてみたかった会津の郷土料理、ニシンの山椒漬。さわやかな山椒の風味と歯ごたえのあるニシンの身がおいしい。これはお酒にもごはんにも合う味だな。もう一つはいかにんじん、これも郷土料理。するめと昆布の旨味と人参、これもおいしい。白ごはんをたっぷりいただきたいですね。本日のおすすめからは焼きアスパラ、ほくほくとして炭火の香ばしさもあっていいですね。


まずは喉を潤す

ニシン山椒漬&馬刺し

いかにんじん&焼きアスパラ


おすすめから油あげサンド。いろいろ選べるが、ここは馬肉ねぎチーズ。厚みのある油揚げにコクのある馬肉とチーズ、シャキシャキのねぎ。文句なしにおいしく、これは日本酒がいいね。ということでつづいては「さすけね」という原酒。これは「大丈夫」「問題ない」という意味。少し味のしっかりした、これもおいしいお酒だ。油揚げによく合います。あとおにぎりをいただこうと思ったらもう売り切れ。それはなんとも残念だが、ならば山菜天ぷらでもっとお酒と楽しみましょう。塩でいただくのがいいですね。店内にはたくさんのお酒が置いてあり、会津の地酒以外にも焼酎や泡盛などもあるようだ。


馬肉ネギチーズの油あげサンド

たくさんのお酒

山菜の天ぷら

綾瀬はるかのカレンダー

祭り状態

ごちそうさまでした


あと目につくのは綾瀬はるかのカレンダー。八重の桜が放送されたのは2013年なのでその翌年のカレンダーのようだ。やっぱりあの大河は会津にとって大きな意味を持っているんだね。ちょうど今再放送やっているし、もう一度見てみるのもいいね。いろいろとおいしかったです。ごちそうさまでした。街は暗いがところどころ見える灯りがちょうど心地いい。部屋に戻ってのんびりしましょうか。