2024/9/14 中禅寺湖〜日光
〜龍頭の滝を訪れ、東照宮エリアへ。金谷ホテル150周年記念ランチのあと、輪王寺へ。夜は湯波やしもつかれなどの栃木グルメ。〜 

7時前に起床、温泉へ。貸し切り状態でゆったりと楽しみました。さっぱりしたところで朝ごはんへ。ビュッフェ形式なのでいろいろいただきます。少しずつでもごはんが進むおかずが多いので、食べ過ぎないように。各テーブルには湯豆腐が用意されていて、できたてをいただきます。やっぱり日光は豆腐がおいしいな。食べ方の説明書があり、裏は英語。湯豆腐って薬味やらポン酢やらいろいろあるので確かに説明されないとわからないし、はっきりした味でもないので難しいかもね。そして締めはやっぱりカレー。温泉卵といただきます。あとはコーヒーとヨーグルトをいただき、ごちそうさまでした。


一通りいただく

湯豆腐

カレーは外せない


10時前、ホテルをチェックアウト。すぐ近くにバス停があり、その前に「船の駅」がある。少し時間があるので、湖を見てみよう。中禅寺湖は湖面の標高が1269mで、日本で最も高いところにある湖とのこと。そこから流れ落ちているのが華厳滝、勢いがあるわけだ。この船の駅は中禅寺湖の遊覧船の発着所になっていて、ちょうど船がやってくるところ。今回は乗れなかったが、次回はこれでいろいろ回ってみよう。イタリア大使館やイギリス大使館の別荘があったところの記念公園など、見どころがいろいろあるようだし。


雲の中の男体山

湖面標高1269m

湖畔に降りよう

黒と白のスワン

遊覧船が来た

次は乗ろう


10:37、バスが到着。フリーきっぷなので、ちょっと足を延ばして龍頭の滝まで。通常は10分ほどで着くはずだが、途中工事があったために少々渋滞があり時間がかかったかな。バス停から少し歩くと茶屋があり、そこから眺められるのが龍頭の滝。華厳滝のような豪快さはないが、階段状になったところを勢いよく流れて大きな岩で2つに分かれている。その様子が龍に似ているということなんだろうな。雨も降ったからか、水量も結構あるように見える。そしてここでの楽しみは、滝を見ながらのお茶タイム。名物の施無畏団子はよもぎにあんこと、みたらしがあるので両方いただく(900)。ゆったり滝を見ながら楽しむお団子、最高です。ちょうど滝に虹もかかっているし、しばし穏やかな時間を楽しむ。


バスを降りて歩く

瀧見台

屋根に龍

龍頭の滝

施無畏団子

名物なのね


バス停に戻り、11:41の日光駅行きに乗る。中禅寺湖エリアを離れ、いろは坂へ。下り一方通行は「な」から始まるようで。くねくねとした道をゆっくり降りていき、28個目の「ん」で終了。標識が座席の反対側に出ると写真は撮りにくいので、一個前の「す」は撮れました。しばらくして日光エリアに入ってくると、ちょっと信号待ちなどが増えてくる。人通りも多くなってきたかな。神橋が見えてきたところで到着。フリーきっぷは便利だな。


いろは坂「の」

いろは坂「ゑ」

いろは坂「す」※次「ん」で終わり


バス停の前から坂が伸びている。結構急で、途中にクラシカルなレストランがあったりする。これを登りきると金谷ホテルに到着。明治6年に営業が始まり、昨年創業150年を迎えたという、日本を代表するクラシカルなリゾートホテル。全体的に白い壁で、横に長い佇まいが歴史を感じさせる。中に入ると、フロントの周りもさまざまな木造の装飾があり、ところどころ東照宮をイメージしているようだ。まずはチェックインし、荷物を預かっていただく(34,200)。


坂を登ると

金谷ホテル到着

歴史ある佇まい

向かいには別館

フロントあたり

レトロな雰囲気


しばしホテル内を探検。これまでに宿泊した著名人の説明があったが、やはり一番は渋沢栄一。日光への鉄道や駅の築造、日光ホテルの建設などに尽力し、約100年前にこの金谷ホテルにも宿泊しているとのこと。他に夏目漱石や新渡戸稲造、湯川秀樹に吉田茂。外国人ではヘレンケラー、チャップリン、ガンジー、ルーズベルト、ルー・ゲーリックなど錚々たる面々。建築家フランク・ロイドも宿泊していました。広いロビーは赤絨毯が敷き詰められ、大きなガラス窓から見える中庭もきれいだ。よく見るとこのガラス窓、一部は昔のフロートガラスとのこと。わずかな凹凸と細かい波が見えるが、それもまたクラシックな雰囲気を醸し出している。


渋沢栄一

夏目漱石も新渡戸稲造も

窓際のテーブル

中庭

ロビーは赤絨毯

陽明門イメージ


しばらくお土産屋さんを見たりしていたが、13時半少し前になりいよいよランチタイム。重厚な入口の先にはたくさんのテーブルが並んでいて華やかだ。早くからの予約済みということもあり、窓際のテーブルに案内されました。今回はちょっと奮発して「金谷ホテル150周年記念ランチ」をいただきます。まずは白ワイン、金谷ホテルオリジナルラベルは、柑橘やパイナップルが感じられるすっきりとしたスペインワイン。これにオードブル「ヤシオマスの燻製」「エビのキャビア乗せ」「日光ゆば&生ハムのマリネ」など。日光の素材をふんだんに使った皿で、ワインとよく合います。


レストランへ

金谷ホテルオリジナル白ワイン

オードブル


続いてはコンソメスープ。当時からあったメニューとのことで、スープなのにグラスで出てきました。深い味わいが広がるしっかりしたスープだ。パンは3種類あり、もちろん全部いただきましょう。おいしいですね。このあたりで赤ワインをいただきますか。これも金谷ホテルオリジナルラベルは酸味と渋み、スパイシーさがバランスのいいフランスワイン。次は魚のメイン「日光虹鱒のソテー金谷風」で、これが想像と違った・・・なんとなくフィレのソテー、あわよくば尾頭付きを想像していたが、ハーフポーションということで尾頭は取られ、金谷風とは日本酒・バター・醤油で結構こってりしたソースがかかるものとのこと、なので想像していたムニエル的なものとは違っていてちょっと残念・・おいしかったし赤ワインにも合ったけどね。

そして肉のメイン「とちぎ霧降高原牛フィレ肉のステーキ」、ソースはペリグーソースで、トリュフ風味が赤ワインといい感じに合う。おいしかったです。デザートにはクリームブリュレ、これは明治時代のレシピを参考に再構築したとのこと。カリっとした表面に、濃厚なアイスクリーム。コーヒーとともに、おいしくいただきました。ごちそうさまでした(26,400)。いやいや、おなかいっぱい大満足。食後はフロント横のお土産屋さんを見る。お腹いっぱいだけど、パンがおいしそうだなあ。


コンソメスープ

金谷ホテルオリジナル赤ワイン

日光虹鱒のソテー金谷風

とちぎ霧降高原牛ステーキ

クレームブリュレ

ショップのパン


15時を回り、部屋に入れる時間となった。歩くと少し軋む廊下は赤絨毯が敷かれていて、木の扉とともにレトロな雰囲気。部屋は広めのツインルーム。別途だが窓には障子があるし、暖房はお湯を通すタイプ。じっくり温かくなるやつで、パリ北駅前の古ホテルとかで見た以来かもね。日本で見たことあったかなあ。冬に来たら、どのくらい温かいものなんだろうね。少し部屋で食休みしたら、散策に行きますか。


クラシックな部屋

昔ながらの暖房

廊下もレトロ


今日はもう少し早めから日光散策ができるかと思っていたが、お昼もゆっくりだったし日光の寺社はだいたい17時に閉まるので、一番近い輪王寺には行こう。ホテル前にはクラシカルな赤ポスト、いつからここにあるんだろうね。坂を下ったところに金谷ベーカリーがあり、ここでもパンを買うことができる。帰る日なら買うんだけどな。


懐かしいポスト

坂を下る

金谷ベーカリー


坂道を下りてすぐのところにあるのが板垣退助の銅像。戊辰戦争の際、日光廟に立てこもった旧幕府軍を説得する役割を果たすことで、日光の社寺を戦火から守ったと言われている。すぐに大谷川を渡る橋があり、そこから見えてるのが、赤い「神橋」。奈良時代に勝道上人が日光山を開くころにまでさかのぼるいわれのある橋だ。山の緑と川の水とのコントラストが美しい。入場料を払えば渡れるのだが、今は時間がないので先を急ぐ。


板垣退助像

二荒山神橋

神橋


ちょうど神橋を渡ったあたりから石段が伸びており、ここが東照宮方面に向かう参道。世界遺産の石碑が印象的だ。もう夕方なので石段にはあまり人通りがない。そんな静かな石段や石畳を進んでいくと、少し開けた場所に出てきた。輪王寺の出口あたりの場所で、ここにあるのが勝道上人像。ここ日光山の開祖と言われている。ここからさらに進むと東照宮に向かう参道に出てくるが、その途中にあるのが日光山輪王寺。


ここらは参道

世界遺産の石碑

石段を登る

人がいない

勝道上人像

東照宮への参道


もう16時を回っていて、拝観券売り場が閉まっている。入れないのかな、と思っていたら本堂で直接受け付けてました(@400)。輪王寺と二荒山神社は、いずれも奈良時代に勝道上人によって開山された。その中で目を引くのが大きな本堂で、三体の仏様(馬頭観音、阿弥陀如来、千手観音)が鎮座していることから三仏堂と言われる。堂内は撮影禁止だが、ちょうど旅の後に見たテレビで紹介してたので、その画面をちょっと拝借。そして現在公開中の秘仏、五大明王。初開帳とのことで、世界遺産登録25周年の特別企画。想像するよりはかなり小ぶりだが、不動明王を中心とした5体の明王、黒みかがった青が鮮やかで美しい。三仏堂を出ると、間もなく参拝時間は終了。三仏堂の入口あたりはすっかり清掃モードでした。何とか一か所でも見ておけてよかったな。


日光山輪王寺

拝観券売場

三仏堂と金剛桜

大護摩堂

逍遥園

壁のようだ


ホテルに戻り、しばし休憩。すっかり暗くなったころ、夜ごはんのお店に向かう。外に出ると、結構な大雨。昼間は何とか持ったが、夜になると気温も下がるし仕方ない。日光駅に向かう暗い道を10分ほど歩くと、予約済みのお店「栞」に到着。テーブルが6か所でそんなに広くないし、家族連れや外国人団体ですでに埋まっていたので予約しておいてよかった。机の上には定食のメニューしかなくどうしようかと思ったが、裏メニュー的に居酒屋メニューが出てきました。なんでも時間がかかるからしいが、それは全く問題なし。日光らしいもの、栃木らしいものをいろいろいただきましょう。

まずはビールでのどを潤す。日本酒は栃木の地酒をいただきましょう。お通しに出ていたのが揚げ出し豆腐、これがなかなかの美味。豆腐そのものもおいしいし、おつゆがまたいい味でこれと日本酒でいい感じ。そして生湯波。まさに日光を代表するもの、京都の湯葉よりしっかりしているように感じる。山葵と醤油でじっくりいただく。続いては「しもつかれ」これは一度食べてみたかったもの。鮭の頭や大豆、大根や人参、油揚げなどを酒粕で煮込んだ料理との説明は聞いたことがあったが想像がつかない。好みも分かれるようで、確かにちょっと癖のある味だ。でも日本酒によく合う味だし、温かいご飯でもいいのでは。地元の料理はやっぱり面白い。八汐鱒の刺身は、お店が一押しのもの。肉厚だが柔らかく、かといってとろけるような脂ではなくあっさりとした好みの味。これはおいしいですね。山椒も名物とのことで、さんしょうポテトをいただく。しっかりと山椒が絡んでいて、これはビールが進む味。うまいです。そろそろお腹もいい感じだが、もう少しということで栃木と言えばやっぱり餃子。鉄板でアツアツがおいしい。揚げ出し豆腐のおつゆがまだ残っているときにお椀を下げに来たのでこれまだいただきます、おいしいのでというと喜んでくれました。


まずは乾杯

お通しは揚げ出し豆腐

生湯波

しもつかれ

八汐鱒の刺身

さんしょうポテト

鉄板餃子

湯沢屋の水ようかん

こんなお店


いろいろいただいたが、特に時間がかかるとかなかったな。では締めということで、近くにある湯沢屋というところの水ようかんをいただきます。すっきりとした甘さで、こしあんが上品。食後にさっぱり甘いもの、いいですね。ごちそうさまでした(6,277)。お店を出ると、まだまだ雨は降り続いている。夜は降っていいので、明日の朝にはまたやんでくれるといいな。