2023/4/1 川越散歩
〜氷川神社は桜が満開。鰻を味わい、菓子屋横丁と川越一番街は人であふれる。熊野神社にもお参りし、夜はホルモン焼き。〜

目が覚めると、外はすっきりとした青空だ。川越への散策日和だな。昨年は雨で断念したこともあり、ようやく実現だ。朝ごはんは付けていないので昨日のコンビに買い出しでさらっと済ませ、ホテルを出る。まずは両国から総武線で秋葉原、山手線に乗り換えて池袋まで。あまり乗らない山手線の北側、窓からの景色もちょっと新鮮だ。池袋に到着したが、人は多いしおそらく30年以上ぶりということもあって駅の様子が全くわからない。とにかく案内標識の通りに東武線へと向かい、券売機で「小江戸川越クーポン」きっぷを購入。1100円だが電車の往復が980円、川越でバスに1回乗れば元を取る計算。確実に1回はバスに乗るので、これがお得。10:20の池袋発に乗り、10:54に川越駅に到着。改札を出てバス乗り場に急ぐと、ちょうど「小江戸巡回バス」が到着し乗り込んでいるところ。結構な行列で乗れそうになかったが、前の家族連れが満員バスは避けたいようだったので先に乗せていただき、最後の乗客になりました。次のバスは30分くらい後になるので、ラッキーでした。


森林公園行に乗る


魅力的


小江戸巡回バス


バスは川越の名所を止まりながら進む。途中「喜多院前」というところでは「川越大師喜多院」が見えたのだが桜が満開。ここで降りてもよかったが、この時期桜はいろんなところで咲いているので先へ進み、「川越氷川神社前」でバスを降りる。まずは近くの川沿いに行くと、桜が満開。細い川の両岸にたくさんの桜が咲き誇り、散り始めた花弁が川の水面を花筏としてゆっくり流れていく。これは日本の春らしい景色だ。そんな景色を求めて、外国人の姿もたくさん見かける。ようやく落ち着いたコロナ化と異常な円安で、日本は旅しやすい場所になっているんだろうな。


満開だ


水面の花弁


青空と桜


では、川越氷川神社へ。約1500年の歴史を持つ、由緒ある神社。良縁祈願が主なご利益とのことで、たくさんの人がお参りに来ている。本殿への参拝を済ませたら、鯛みくじをやってみよう。これは2種類あり、ピンクが恋みくじの「あい鯛」で赤が全般的な「一年安鯛」。簡易な竿で釣り上げるのだが、なかなかうまく釣れない。なんとかそれぞれ釣り上げ、どちらも末吉。まあ、そのくらいがいいんだよね。


大鳥居


人形流し


お参りの列


あい鯛みくじ


一年安鯛みくじ


ご利益あるかな


神社の奥へ進むと、幸せを呼ぶといわれる絵馬のトンネル。いろんな人の思いがこもっているわけで。さらに奥にはベルリンオリンピックに出場し、その後若くして戦死した鈴木聞多の碑が。川越出身らしく、こうした歴史は本当に考えさせられます。ちょうどここで神社の裏口があり、最初に見た川がまたみられる。この辺りは見事な花筏になっていて、とてもきれいだ。今しか楽しめないこの景色、この時期に川越に来ることは去年の雨の日から決まっていたのかな。神社に戻り、ご神木を一周。2本並んでそびえるケヤキの木で、樹齢は600年くらいとのこと。そして境内の中にある川越護国神社にお参り。これで一通り回れたかな。神社の隣には結婚式などが行われる氷川会館があり、そこへの通路がいい感じ。


絵馬のトンネル


鈴木聞多命顕彰碑


花筏


ご神木


川越護国神社


氷川会館への通路


氷川神社を出て、中心部に向かって歩こう。そろそろお昼ごはんだが、川越名物の一つにうなぎがあるので是非食べたいな。10分ほど歩くと、次第に人が行きかうようになってきた。あまり中心まで行くと人が多そうなので、少し手前の道を入ったところにあった「うな昭」に入ってみよう。外からは中の雰囲気がよくわからなかったが、思ったよりも新しそうなお店でいい感じ。個室が空いていたようで、これはゆっくりできそうだ。さて、やっぱりうな重、せっかくなので特上を。5500円となかなかの値段ではあるが、うな重をいただくのは昨年春の三島以来、1年ぶり。ここは奮発しましょう。炭焼きで少々時間はかかるので、まずは山椒と小さなすりこぎが出てきました。これですりたての香りが楽しめるわけですね。しばらくして、うな重が登場。一面にうなぎが敷き詰められ、香ばしくて実においしい。山椒の香りも楽しめます。肝吸いもついてるし、だし巻きも上品だし、これはいいですね。食後の甘味はういろうのようなもので、季節感ある桜風味。すべてがおいしく、お店もゆったりしていて大満足です。


氷川神社を出る


うな重特上


うな昭


さて、ここからは川越のいわゆる中心へと行くのだが・・・すごい人。うな昭でのゆったりした時間が嘘のように、メインの川越一番街は人と車であふれていた。でもまずは、その手前にある菓子屋横丁。ここは昔ながらの街並みに、たくさんの老舗駄菓子屋店が並ぶ通り。川越らしく芋けんぴや干し芋、芋ようかんなどサツマイモのお店や、べっ甲飴やニッキ飴などの飴屋さん、あとはいわゆる駄菓子屋さんなど、見ているだけでも楽しい。が、ここもとにかく人が多い。そんな中でもいろんなお店に入り、懐かしい感じの飴をいくつか買いました。あとはサツマイモのお菓子も少し買いましょう。名物の長ーい麩菓子、買っている人は結構いるがさすがに食べきる自信がないのでいらないか。


菓子屋横丁


サツマイモのお菓子いろいろ


人が多い


駄菓子屋さん


懐かしの飴いろいろ


ここで買った


ではメインストリートである、川越一番街へ。人が多いのに加え、この道は普通に車やバスが通る道なのでなかなかの歩きにくさだ。そんな道沿いには明治、大正、昭和核時代の歴史ある建物が並んでいる。大沢家住宅は寛政4年に建てられたといわれ、蔵造りの建物としては川越で最も古い。そんな建物が並んでいるのだが、あまりの人混みに建物をゆっくり見たり写真を撮ったりという感じではなく、目についたお店に入ってみる感じ。いやあ、コロナで押さえられていたのがここにきてみんなすっかりお出かけモードかな。まあ、いいことです。それでも数百メートルに渡って歴史ある建物が並ぶ様子は壮観だ。途中、どら焼き屋さんに入ってみる。亀の形がかわいいので買ってみよう。


大沢家住宅から一番街


歴史ある建物が


並んでいる


とにかく人が多い


どら焼き屋さん


亀の形


川越一番街の真ん中あたりから東側に入る道があり、ここに川越のシンボル、時の鐘がある。よくテレビで見るのかこの通りなんだ。だからあまり車の通るイメージがなかったのかもね。「時の鐘」は約400年前に建てられたものが最初で、現在のものは明治26年の川越大火の翌年に再建されたもの。現在も鐘は撞かれているらしく、一日四回の午前6時・正午・午後3時・午後6時。あら、午後3時にはお菓子横丁から出るころ、気づかなかったな。もう少し早くこのあたりに来れば音が聞けたかも。この通りには川越の街並みに馴染むデザインのスターバックスがありました。埼玉県産の杉材が使われているようです。さて、この通りの目的はもう一つ、おさつチップ。かなりの行列だがそれなりに進むので、15分くらいでゲットできました。薄くスライスしたサツマイモが揚げられていて、パリッとした歯ごたえとほのかな甘みがおいしい。お好みのディップソースがいただけるので、ここは基本の塩バターで。メープルや黒蜜もいいが、タルタルやジャーマンカリーケチャップとかはどうなんだろ?


時の鐘


スターバックス川越鐘つき通り店


反対側から


小江戸おさつ庵


おさつチップ


明治時代は美術表具店


一番街に戻ると、まず目につくのが「フカゼン」の文字。ここは明治時代に建てられた美術表具店で、アルファベットがいい味を出している。でも今はバームクーヘン屋さんらしい。そのまま一番街を進み、交差点にやってきた。一番街はこのあたりまでで、左に曲がると山崎美術館。その前あたりから「大正浪漫夢通り」に入る。この通りにも昔からの建物や落ち着いたカフェなどが並び、たくさんの鯉のぼりが通りを彩っている。こういう道は、ぶらぶら歩くだけでも楽しいですね。


山崎美術館


大正浪漫夢通り


いい感じのカフェ


大正浪漫夢通りがそろそろ終わるころ、川越熊野神社に到着。入り口の鳥居の両脇には足つぼロードがあり、靴を脱いで歩いてみるがやっぱり痛いなあ。そんなには歩けないものです。この神社は室町時代に紀州熊野本宮大社から分祀された開運・縁結びの神社で、伊弉諾命(いざなぎのみこと)と伊弉册命(いざなみのみこと)。八咫烏によって導かれるよう、お参りをしましょう。茅の輪くぐりでではなく、ここは熊野のご神木である「なぎ」の「なぎの輪くぐり」で身を清めることも忘れずに。それにしても妙に丸みをおびた八咫烏、黒と金が並んでいてなんともかわいい。


川越熊野神社


足つぼ健康ロード


なぎの輪くぐり


お参りしましょう


八咫烏?


巨大なのもある


この後は「小江戸蔵里」というお店でお土産を見て、クレアモールという商店街を通り抜けると川越駅に到着。結構歩いたな。池袋行きの電車がすぐに来て無事に座れたので、あとはほぼ爆睡。池袋に到着し、JRへの乗り換えは人混みの中。いやいや、川越も池袋も人が多いなあ。とにかく両国のホテルまでたどり着き、しばしホテルでのんびりだ。

さて、夜ごはん。今日はちょっと疲れたので、焼肉でも行きたいところ。昨日の帰りに見たホルモン屋さんに行ってみよう。お店に入るとにぎわっていて、今は満席。どのくらいで空くかもわからないとのことだが、他に当てもないので空いたら電話をいただくことにしてその辺りをぶらぶらしましょうか。近くにDAISOがあったので見ていると、しばらくして電話が鳴った。意外と早く空いたようで、では行きますか。お店はまだまだにぎわっていて、いい感じの煙が各テーブルから立ち上っている。さて、ここはとにかくビール、そしてキムチと豆もやしでおなかを落ち着かせよう。ホルモンはまずマルチョウとハツをいただく。いずれも大きめのカットになっていて、炭火でじっくりと焼くといい感じになった。トロッとしたマルチョウと、歯ごたえのあるハツ、どちらもビールにあっておいしいです。サンチュとも合わせてみよう。続いてはハラミ、これは定番のおいしさですね。さらにはシマチョウ、これは歯ごたえがしっかりあって噛みしめて味わうのがいい。ビールもおかわりし、満足です。


久々の焼肉


マルチョウ&ハツ


いい感じに焼けた


ハラミ


シマチョウ


こんなお店


外は少し涼しくて気持ちがいい。コンビニで明日の朝ごはんを買い出して、コーヒーとともにホテルに戻る。川越の予想以上の人混みにはちょっと疲れたが、行けてよかったな。明日は帰る日、東京をぶらぶらしましょう。