2022/5/21 銀座&上野散歩
〜久々の銀座散策、新しい建物が並ぶ。上野公園では世界遺産の国立西洋美術館や不忍池など散策。夜は絶品の串焼き。〜

2019年の正月以来、3年半近くぶりに東京へ。前日夜に到着し、今日から二日間の東京見物だ。当初の予定では今日は川越に行こうと思っていたが、残念ながらそのあたりは終日雨予報。東京もあまり良くはないが、曇り時々雨なのでまあ何とか、川越はまたの機会にしよう。ということで軽く朝ごはんを済ませ、準備して出かける。まず最初の目的地は、「京ばし 松輪」。つい最近、マツコの番組で紹介されたアジフライの店だ。11時半のオープンなので11時過ぎに行ったのだが、もうすでに店の前には数十名の行列。一周目では入れないけど仕方ないので並ぶのだが、その後もどんどん列は長くなる。テレビの影響はすごいなあ。しばらくすると開店時間になり、最初に一気に列が動きその後はお客さんが出るごとに少しずつ列が進む。そんなときだが、小雨だった雨がかなりの大雨になってきた。やむをえん・・・40分ほどたったころ、ようやく中に入ることができました。席に案内され、もちろんアジフライを注文。あとはオプションで「海鮮漬け小鉢」というものがあったので、この際いただきましょう。お店は地下ににしては広いが、テーブルも座敷も当然ながら満席。しばらくして運ばれたアジフライは、肉厚でとてもおいしそう。フライ物は本来ソースで食べたい派だが、ここはお店のおすすめ通りに大根おろしとワサビで。ふっくらした身に薄めの衣、それを大根おろしがさっぱりと包み込みワサビの辛みがさわやかだ。これはうまい。ごはんも大根おろしも進むなあ。海鮮漬け小鉢も新鮮な刺身の漬けというぜいたくな一品。こちらもおいしいです。天気はイマイチでも、おいしいものをいただければご機嫌です。


並んでいる人で売切


お勧めの召し上がり方


アジフライ定食+海鮮漬け小鉢


さて、どうしようか。今日は川越のつもりだったので、この後は何も考えていなかった。とりあえずすぐ近くなので銀座を散歩しましょうか。以前出張でこの辺りに来たときは、本当に外国人が多かった。特に中国人が多かったわけだが、今はほぼ日本人しかいない状態。それでもそれなりににぎわっているが、まさかこんな時代になるとは想像もしなかったな。少しずつ元に戻っていくのかな。歩行者天国の道をぶらぶら歩き、銀座松屋など新しくなった建物を見ながら銀座4丁目の交差点へ。懐かしいな。やっぱり銀座といえばこの和光の時計、それに三愛ビルと銀座三越。唯一新しいのが銀座プレイス、ここなんだっけ?と思ったら元はサッポロ銀座ビルのあったところ。地下にライオンのあったところね。変わっていくところと変わらないところ、どちらもあるのが銀座の魅力かな。


銀座一丁目交番


歩行者天国


三愛ビル


銀座プレイス


銀座三越


銀座和光


ということで、今日は天気もイマイチだし近場の東京見物としましょうか。東京にいた当時も近すぎてちゃんと行ったことのない上野公園へ行ってみよう。地下鉄上野駅から地上へ向かう通路は、当時とは異なりかなりリニューアルされている。駅を出て、少し歩くと大きな階段が。ここを上ると上野公園、正式名称は上野恩賜公園。都心のオアシスだ。まず迎えてくれるのは西郷隆盛像。上野の西郷さん、せごどんですね。浴衣姿に愛犬のツンをつれたこの姿、軍服姿は反政府的な印象をうけるためにこうした日常的な姿になったようです。銅像の正面左側には銘板があり、上部に「敬天愛人」は隆盛の座右の銘。天をおそれ敬い、人を愛することを意味しているとのこと。


階段を上ると


せごどんに会えた


敬天愛人


そのすぐ後方にあるのが、彰義隊の墓所。彰義隊とは、江戸幕府を支持し、薩長を中心にした新政府に不満を持つ士族らで結成された軍隊。「青天を衝け」の渋沢喜作だよね。彰義隊は1868年5月、大村益次郎が指揮する薩長を中心とした新政府軍と、上野寛永寺を舞台に戦争を起こし半日で破れ、その後火葬しされた。そんな歴史のある場所だが、新政府側である西郷隆盛像の後ろにあるのはなにか意図があるのか?先へ行こう。しばらく歩くと野球場に到着、ここは正岡子規記念球場。正岡子規は明治の初めに野球を愛好し、用語を作成したなどの功績があり、そこからこの名前となったとのこと。すぐ前には句碑があり、野球への思いを句「春風やまりを投げたき草の原」と刻まれている。


彰義隊墓所


正岡子規記念球場


子規の句碑


先へ進むと、広い通りに出てきたぞ。公園内には東京都美術館や東京国立美術館、東京文化会館や国立科学博物館などあるが、今回は国立西洋美術館へ行こう。ここは「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」の構成資産として、世界文化遺産に登録されている場所だ。美術館前の庭にいくつか彫像があり、ロダンの「考える人」「カレーの市民」「地獄の門」など数体のブロンズ像が展示されている。


「考える人」


「カレーの市民」


「地獄の門」


館内に入る。やはりまずは世界遺産に関する展示。ル・コルビュジエの建築作品は3大陸7カ国に存在しており、複数大陸をまたいで登録された初の世界遺産。ピロティや前庭などが特徴であり、特にここ西洋美術館は「無限成長美術館」の概念が取り入れられている。世界遺産を調べたときに見覚えのある説明だ。ここからはスロープを登って2階に行く。ここからは「松方コレクション」を中心に、世界的にも有名な絵画が展示されている。


世界遺産の証書


7カ国にまたがる世界文化遺産


その7カ国


フォスの「最後の晩餐」


モネの「睡蓮」


シモンの「婚礼」


1階に降りると、ル・コルビュジエの晩年の作品が展示されている。なんでも大成建設が所持しているものが期間限定で展示されているらしい。ちょうどいいタイミングに来れたかな。自然に存在するものと幾何学的な模様を組み合わせたような、不思議な作品だ。世界遺産の建築物と、その中のたくさんの作品を見ることができてよかったです。行きますか。ここから上野駅は近いので、ecuteの騒豆花で台湾スイーツのひととき。


「奇妙な鳥と牡牛」


国立西洋美術館


おやつタイム


その後は上野公園を散策。動物園はもう閉園しているが、双子パンダの暁暁と蕾蕾で賑わっているんだろうな。ポストもパンダ模様でした。しばらく歩くと、上野東照宮の鳥居があった。入りますか。ここは徳川家康・吉宗・慶喜を祭神としており、そびえ立つ五重塔は廃仏毀釈の際に取り壊しになるところを、寛永寺の管理であることを理由に残ることになったとのこと。この五重塔には上野動物園に入るとすぐ下まで行くことができるらしい。東照宮の奥には唐門があり、金色の豪華な佇まい。門の左右にある昇り龍の彫刻が見事です。


双子パンダ


17時で閉園


パンダポスト


上野東照宮へ


旧寛永寺五重塔


唐門


どんどん行こう。上野大仏を見てみたかったが、なんと15時で入れなくなる。なんとなく24時間見られるものかと思っていた。残念だが、またの機会に。少し脇道の下り坂を行くと、不忍池にでてきた。池には弁天堂があり、音楽と芸能の守り神。現在はそのままお参りできるが、創建当時は島だったらしい。にその手前にある「めがね之碑」は、徳川家康愛用のメガネがかたどられている。不忍池のほとりには駅伝の碑がある。ここが駅伝発祥の地とされており、同じ碑が京都三条大橋にもある。この時期、不忍池にはたくさんの蓮があるが、あと2ヶ月ほどで一面満開になるらしい。不忍池から少し上がったところに上野清水堂があるが、この景色が歌川広重の名所江戸百景に描かれている。


上野大仏


辯天堂


めがね之碑


駅伝発祥の地


一面の蓮


名所江戸百景


上野を堪能したところで、そろそろ夜ごはん。今日は教えてもらったお店に行くのだが、場所が代々木。あまりなじみのない場所だが、JRの代々木駅で降りて北参道近くの住宅街にあるマンションの1階が「炭火串焼き いっせき」。落ち着いた門構えの店だ。中に入るとこんな静かな住宅地でも満席で、予約済みのカウンターに通されました。ここは串料理が主だが、とにかく何でもおいしい。前半は焼き鳥系を中心にいただくが、ひと串が大きめで食べ応えあるし、肉のうまみに塩の深い甘みがとてもいい感じ。ビールとともに、どんどんと食べてしまいます。


春キャベツと茗荷の浅漬け


ねぎ肉


かしわ


すごい人


たぬき(しいたけ肉詰め)


ひな皮


そんな中、おすすめされたのが皮付きヤングコーンの炭火焼。今が旬のものだろうが、これが実にうまい。一番外側の皮ははがすとして、その中の少し柔らかめの皮がジューシーでおいしい。しっかりととうもろこしの風味が感じられる。皮はあと何枚かあるが、それもおいしくいただきさらにはひげの部分。ここは炭火で香ばしくなっていて、噛みしめるとやっぱりとうもろこしが感じられる。そしてもちろん、実の部分は歯ごたえシャッキリのおいしいヤングコーン。おいしかったです。むね肉なのにジューシーだったり、もちとベーコンが絶妙のハーモニーだったり、とにかく全部がおいしいお店でした。


皮付きヤングコーンの炭火焼


ぎんなん


むね肉


もちベーコン


アスパラ肉巻き


焼きおにぎり


締めは焼きおにぎり。お吸い物もついて、そりゃうまいよね。いやいや、大満足でした。お店を出ると結構雨が降っている。予報通りだけどね。代々木駅からホテルのある秋葉原までは一本なので楽だ。久しぶりの東京散歩、当初は川越の予定だったがこれはこれでよかったな。明日も引き続き、東京散歩を楽しみましょう。