2018/8/12  西表島
〜雨上がりの西表島へ。マングローブが広がる亜熱帯の景色の中、クルーズとドライブでいろんな生き物たちとの出会いがある。〜

5時半ごろ目がさめると、外は暴風雨。台風は残念ながら西向きにルートを取り、宮古島を直撃してそのまま進んでいる。昨日の夜は星が出ていたのに。かすかな可能性にかけ、とりあえず準備をして7時前に朝ごはんへ。こんな日でも、お盆だし予定を組んでいる人たちがすでに多数朝ごはんを楽しんでいました。とにかく楽しむしかないので、朝ごはんをしっかりいただきましょう。ここはラフテーやにんじんしりしり、グルクンの竜田揚げなど、沖縄のおかずがたくさんある。いろいろといただきましょう。あまり時間はないが、おかわりにはヨーグルトなどのデザートをいただき、ごちそうさまでした。


謎のドリンク


いろいろとった


朝はこれ


部屋に戻ると、一時的に小雨になっていた雨がまた激しくなっている。風もかなり強く、これでは船の離島ターミナルに行くのも厳しい状況。とりあえず予定してた8時半発はそろそろ間に合わないので一旦諦め、次の9時40分発にて様子を見よう。しばらく部屋にいると、次第に雨は弱くなり、なんとか上がった感じ。空も少し明るくなったところで、離島ターミナルへと向かう。9時過ぎに到着すると、人はあまりいない。チケットをゲットし、出発を待つ。外をみると、また雨が降り始めている。今日はずっとこんな感じかな・・出発の15分前になり、船への搭乗が始まった。いつのまにかたくさんの人がいて、船は7割くらいは埋まっている感じ。まあツアーの人はかなりの雨でも予定どおりに動かざるを得ないのだろうが、8時や8時半にもたくさんの人が乗ったのかな。少し雨は降っているがそれほど海が荒れているわけではないので船は出発。波で揺れることもあるが、船酔いするほどではないかな。右手に竹富島と小浜島、左手に黒島と新城島を見ながら、10時25分ごろに西表島の大原港に到着。


島のヒーロー


石垣発西表行き


空が黒い


港のすぐ横にある事務所に行き、仲間川のクルーズチケットを購入。出発が10時35分だし、今日はこれが最終なので本当にギリギリだったな。なんとかセーフ、時間どおりにクルーズがスタート。少し小雨ではあるが、屋根のある船なので周りがよく見えるように窓代わりのビニールシートは開けておく。船は一旦海に出てスピードを上げ、仲間橋の下をくぐる。ここが仲間川の河口で、これから遡っていくわけだ、河口は広いが、左右には緑の木々が生い茂っていて、よく見るとそのすぐ脇でカヌーを漕いでいる人たちがいる。小雨の中、これは大変だろうな・・我々は気軽にクルーズを楽しみます。


クルーズ出発


ほぼ満席


カヌーで行く


少し上流に進むにつれ、川幅がせまくなり木々の様子がよく見えるようになってきた。これがいわゆるマングローブ、ただしマングローブという植物はなく、このあたりにある木の多くはヤエヤマヒルギかオヒルギとのこと。川岸にびっしりと連なるこれらの木々が、他では見ない独特な景色を作っている。船はどんどんと上流に進み、途中になんとカンムリ鷲がいました。


ジャングルのようだ


根は水の中


こんな木もある


根がよく分かる


幅が狭くなってきた


カンムリ鷲


そして上流のゴール、船着き場に到着。ここでみんな下船し、ジャングルの遊歩道を少し歩いたところにあるのが日本最大のサキシマスオウノキ。樹齢400年とも言われるこの木は、板のように大きく広がった根が重なるようになっており、まさに山の主という風貌。すごいです。この遊歩道の脇をよく見ると、カニがいる。大きいのやら赤いのやら、いろんな種類がいますね。帰りの船で教えてもらったが、こぶし大の巨大なシジミもいるそうです。


遊歩道を行く


サキシマスオウノキ


横から見たところ


まだ成長中


カラフルなカニ


帰ろう


船は仲間川を下り、港に戻ってきた。面白かったな。雨も何とかなったし、最後の便に間に合ったし、ちょうどよかった。港にあるショップでイリオモテヤマネコのTシャツや黒糖をゲットし、黒糖入りのソフトクリームでリフレッシュ。さて、ここからレンタカーの旅がスタートだ。


クルーズ船の事務所


キビ蜜ソフト


見られるかな


港の脇の道を少し行くとオリックスレンタカーのオフィスがあった。今日は軽自動車で十分だな。島のメイン道路は迷いようもない一本道、島を半周するルートだ。しばらくはサトウキビ畑などが広がる中を走っていくが、もっと天気だといいんだけどな・・でも台風が接近している中、無事にこられてよかったな。途中、後良橋ロードパークという休憩所があり、今は前の海が干潟のようになっている。降りてみるとイリオモテヤマネコの像がありました。どこかで会えればいいな。


後良橋ロードパークより


イリオモテヤマネコ


干潮の景色


ここから10分くらい走ると、由布島の標識が。石垣島のすぐ向かいにある由布島は、牛車が行き交うのどかな風景がよく知られている。牛車に乗るつもりはないが、せっかくなので行ったり来たりするのを見ておきたい。着いた時はちょっとタイミングが悪くほとんどの牛車が由布島側にあり、まだ動きそうにないので車内でお昼ごはんタイム。昨日ファミマで買ったのだが、ランチョンミートと卵、それに油味噌が加わったおにぎらず。沖縄以外ではみることはないこのおにぎらず、おいしかったです。


由布島入り口


牛車はほとんど向こう側


お昼ごはん


さて、では再度牛車を見に行こう。ちょうど西表側から牛車が出発するところが見えたのでよかったと思っていたら、足元になにやら蠢くものが。なにかと思ったら、これが大量のシオマネキ。砂の穴から出てきて大きなハサミを動かしているのだが、少しこちらが動くと危険を感じて一瞬で穴に帰っていく。これは実に面白い動きだ。たくさんいるシオマネキが一斉に隠れた後にゆっくりと出てくるその様子が面白く、しばらくそこで観察。ちょっといたずら心で、穴の横に指を置いてカニが出てきた瞬間に穴を塞いで見た。すると戻れなくなったカニが目をまっすぐにして固まったような感じになり、全く動けなくなった。怖がっているのか・・ごめんね。塞いだ指を離すと、一瞬で穴に帰って行きました。うーん、ちょっとかわいそうな気もするがあまりにも面白いのでもう一度。少し大きめのカニの穴をなんとか塞いで見たら、このカニは気が強いのか塞いだ指をぐいぐい押してくる。邪魔だどけよと言わんばかりに、かなりの力強さを感じる。少し指をずらしていくと、狭い隙間が開いた瞬間に穴に戻って行きました。いやあ、面白い。シオマネキにもいろんな性格があることがわかりました。このあたりには他にもムツゴロウのような魚もいるし、ヤドカリもいるし、正直牛車を見ているよりこっちの方が楽しめる。あ、そうこうしているうちに牛車が集団で由布島から西表島に帰ってきました。その様子を写真に収め、では行きますか。


何かいる


シオマネキだ


気の強い奴もいる


ムツゴロウ的な


大量に帰ってきた


牛車を横から


ここからしばらくは道なりにドライブ。途中、ヤマネコ注意などの標識があったら写真を撮ったりしながら走っていると、道端にヤギの親子がいました。写真を撮ろうとすると、子ヤギがメェ〜と鳴いて可愛かったな。あとクイナのような鳥がいたり、イノシシらしき動物が横切ったりとなんとも自然豊か。あとはイリオモテヤマネコが出てくれれば最高なんだが・・


飛び出し注意


事故があったようで


こんな風に飛び出るのかな


座礁した船かな


今日の相棒


ヤギの親子


島北部にある海中道路にやってきた。今は干潮なので、ひろく広がった砂浜が見える。下に降りている人もいるので、ここでもシオマネキなどが見えるのかな。そしてそのずっと向こうには、ピナイサーラの滝が見える。ここは沖縄最長の滝で、その滝に行くにはカヌーでのツアーがあるらしい。まあ、そういうのはいいのでここからみえれば十分かな。


ここにもイリオモテヤマネコ


広い砂浜


ピナイサーラの滝


ではちょっとカフェにしようかな。この先にある上原港、その近くにあるのがホテルの敷地内にあるカフェ・西表の少年。いかにも南のカフェという雰囲気で感じがいい。ここではサトウキビ100%のレモンスカッシュと、ピーチパインのスムージーをいただきましょう。出てくるのを待っていると、テーブル横の窓にヤモリ登場。そしてすぐ近くにいる虫を狙っていたようだが、捕まえることができませんでした。こんな目の前で自然の厳しさを目の当たりにするとは・・ドリンクが登場。爽やかで優しい酸味のレモンスカッシュと、濃厚でもさっぱりした甘みのピーチパインスムージー、どちらもおいしいです。ここは地元の食材を使ったカフェメニューがいろいろあるようなので、ランチタイムにきてもいいだろうな。ごちそうさまでした。


お店の中


レモンスカッシュとスムージー


こんなお店


今は15時半、1時間ほどで港まで戻れればちょうどいい感じ。来た道をずっと戻ることになるが、少し日が差してきたので景色が綺麗に見えてきた。途中の展望台では小浜島が見えるということでしばし写真タイム。機会があればこの小浜島にも行ってみたいものです。帰り道は特に動物に会うこともなく、港近くまで戻ってきたところでガソリンを入れる。今日は昨日の4倍近い564円、確かに離島なので値段は高いが走っている距離はそんなに変わらないような気がするが、昨日はエコドライブだったこともあるのかな?無事に車を返却し、港まで送迎をいただく。お疲れさまでした。船の出発まで30分ほど、お土産など見ながらゆったり待ちましょう。

17時発の船の搭乗がそろそろ始まりそうだ。早い目に並んで、なるべくいい席に座れるようにね。帰りも7割ほどは埋まっているくらいで、石垣まで戻る。行きほどは船も揺れずに帰ることができたかな。石垣島の離島ターミナルに戻ってくると、朝は雨だったが今は晴れ。台風のせいで、天気が非常に不安定だが無事に西表島での1日が過ごせて良かったな。間もなく18時、ちょっと早いがもう晩ごはんへと行きましょう。


小浜島が見える


お土産いろいろ


これで石垣へ


今日の目的地は石垣島ヴィレッジ、小規模なお店が20軒ほど集まったビルだ。まだ時間が早いせいか賑わっているお店はあまりないが、その中ですでにお客さんが何組が入っている石垣島バルへと入りますか。沖縄ごはんがいろいろありそうだしね。ではまずオリオンビールで乾杯。今日も冷えてる、胃に染み渡るのがうまい。まずはサラダ、ゴーヤや島どうふが入った沖縄らしい一品。まずはぺろりといただきます。続いてはもずくソーメン、一体なんだとおもったら山盛りのもずくが出てきて、これをソーメンのようにおつゆでいただくということ。ありそうでなかったメニューで、もずくをツルツル吸い込む感覚が新鮮でおいしいです。


石垣島ヴィレッジ


サラダ


もずくソーメン


続いては島らっきょの天ぷら。さっくりした衣が軽やかで、熱の入ったらっきょの甘みと石垣の塩、これがちょうどいい感じで美味しい。ビールが進むし、やっぱり暑いせいか塩味のものがいつもよりおいしく感じる。そして石垣牛のたたき、ポン酢であっさりとこういう食べ方が肉の味がよくわかっておいしい。泡盛もいただきますか。請福のロックや玉の露のソーダ割りを頼み、それにシークワーサーの実を絞って飲む。爽やかで、これはお酒が進むなあ。これと合わせるのはミミガーのスモーク、そしてジーマミーチーズ。ミミガーは想像通りだが、ジーマミーチーズはちょっと想像と違う感じだが甘みのあるクリームチーズのようで、これはこれでお酒が進む。そろそろ締め、最後はゴーヤチャンプルとしよう。泡盛のお代わりは請福とおもと、どちらもソーダ割りで。それぞれ味が異なり、しっかりめのおもとだとこのゴーヤチャンプルとよく合う。いやいや、満足です。ごちそうさまでした。


島らっきょの天ぷら


石垣牛のたたき


ミミガー燻製とシークワーサーの実


ジーマミーチーズ


ゴーヤチャンプルー


そろそろ帰ろう


お店の感じも良かったし、満足しました。今日は台風の影響を受けながらの西表島、でもしっかり楽しめました。シオマネキやヤギなど、いろんな生き物に会えたのも面白かったな・・明日こそすっきりと晴れますように。