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新潟酒の陣・・魅力的なこの響き、数年前から気になっていたがこれまで行く機会がなかった。今年は都合が付いたので、新潟まで繰り出そう!とはいえ大阪から新潟はちょっと行きづらい。新幹線かバスか飛行機か、値段ならバスだが体がつらいし2週間ほど前の時点で既に満席。飛行機は高いし、今回は新幹線で行くことにしよう。行きは東京経由上越新幹線、帰りは開通直後の北陸新幹線に乗って金沢に立ち寄って帰阪、このプランで行こう。ということで、大阪から新潟までは東京経由の新幹線で4時間半ほど。直接行ってもいいのだが、せっかくなのでなかなか行く機会のない世界遺産・富岡製糸場に立ち寄ろう。冬の晴天に恵まれた東海道新幹線ではきれいな富士山を見ることができた。東京駅で合流し、駅弁を食べながら久しぶりの上越新幹線で約1時間、高崎駅に到着だ。
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きれいな富士山
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久々の上越新幹線
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三色そろった
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コインロッカーに荷物を預け、上信電鉄のホームへと向かう。大きなJR高崎駅に寄り添うようにある上信電鉄、窓口では富岡製糸場の入場券がセットになった往復乗車券が売られている。これはお得だな。ほどなく電車が到着し、わずか2両の車内には富岡製糸場に行くだろう乗客がちらほらといる。高崎駅を出発し、少しすると田園風景の中をのどかに走っていく。約40分ほどで、上州富岡駅に到着。ここが富岡製糸場の最寄り駅で、世界遺産登録を機会にリニューアルしたのかかなりきれいな駅になっている。
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上信電鉄高崎駅
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電車が来た
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上州富岡
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駅から富岡製糸場までは徒歩で10分ほど。駅前の通りには、富岡製糸場にちなんだ絵や写真が飾られていて、この街が製糸場とともに歩んできたことが伺える。製糸場に近くなると、お土産屋さんやごはん屋さんなどがあり、ツアーらしき団体客などでも賑わっている。世界遺産になって街の雰囲気も変わったんだろうな。
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大事な大事なお蚕さま
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女工さん
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世界遺産群の紹介
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富岡製糸場に到着。入り口正面にはレンガ造りの立派な建物が建っていて、これが東繭倉庫。たくさんの繭がここで保管されていたんだろうな。今は展示場になっていて、中に入ると富岡製糸場の歴史や当時の制服など、たくさんのものが展示されている。明治時代の当時としては、かなり先進的な労働環境であり、「ハイカラ」な憧れの職場だったことが偲ばれる。奥には大きなスクリーンがあり、ここでフランス人技術者、ポール・ブリュナの視点による富岡製糸場の紹介ビデオが流されている。なかなか見応えのある内容でした。
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富岡製糸場到着
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東繭倉庫
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中は展示場
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当時の制服
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端から見る
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西繭倉庫
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東繭倉庫を出て、建物の裏側へ。このあたりは今改装中のようで、もっときれいに整備されるのかな。繭の乾燥場や西繭倉庫、社宅群などがここにはある。東繭倉庫の表側に戻り、レンガ造りの建物前を散策。進んでいくと女工館や診療所、ブリュナの居住館などがあり、その奥には寄宿舎がある。名前が浅間館と妙義館というのはやっぱり群馬県。榛名館はないのかな?ここでたくさんの女工たちが生活を送っていたんだね。
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大釜の煙突
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ブリュナ居住館
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寄宿舎
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さて、では繰糸場へ。ここには実際に使用されていた機械が並んでいて、壮観な景色だ。それにしても、繭から1本の絹糸を紡いでいたなんて・・ここで実際に繭を煮て、絹糸を繰り寄せていたということ。昭和62年まで使用されていたとのことで、意外と最近なんだね。とはいえ、明治政府が作った官製工場の中で、このようにほぼ完全な形で残っているのはここ、富岡製糸場だけだそうです。
約1時間半で、見学は終了。大阪からはなかなか来づらいところなので、この機会に来られてよかった。なんでも4月からは入場料が倍の1000円になるとのことで、まさに今日がベストタイミング。
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繰糸場
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実際に使われていた機械
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こんな感じで
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さて、ではお店を見ながらぶらぶらしましょうか。群馬新名物の大とろ牛乳とやらを味わい、シルクパウダー入りのバームクーヘンを買い、かりんとまんじゅうを試食。なんだか楽しいな。お昼ごはんがまだなので、このあたりの名物・おきりこみとやらをいただきましょう。目についたお店に入ってみると、なんと以前「せやねん!」が取材に来ていたようで、ソラシラマップがおいてありました。「おきりこみ」とは平べったいうどんがみそ味のおつゆの中にたくさんの野菜とともに煮込まれたもので、ゴボウやニンジン、舞茸や里芋などがたっぷり。ネギはやっぱり下仁田ネギかな。あとは油揚げと豚肉、そして卵がボリューム感を出していて、おいしくいただきました。
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とろとろの牛乳プリン
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おきりこみ
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お店の前で
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上州富岡駅に戻ってくると、間もなく電車が来るので改札が始まるタイミング。ホームに入ると、すぐに電車が到着した。これで約40分、高崎駅に戻ってきたぞ。少しお土産を見たところで、上越新幹線のホームへと行きましょう。ここから新潟までは1時間ちょっと。高崎は晴れだったのに、関越トンネルを超えたらやっぱりそこは一面の雪景色。越後湯沢、懐かしいなあ。よくスキーに行ったなあ。そんなことを思っているうちに外は暗くなり、新潟駅に着く頃にはほぼ真っ暗。そして少し雨が降っていて、実に寒い。とにかくホテルまで急ごう。駅から数分なのだが、雨で寒くて荷物があると遠く感じる。今日のホテル・ドーミーインに到着し、ほっと一息だ。
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高崎に戻る
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これで新潟へ
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トンネルを抜けると雪景色
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さて、ごはんへと行こう。あまり遠くには行きたくないので、駅から来た道沿いにあったお店でいいところがあればいいかな。小千谷そばのお店が気になっていたのだが、行ってみるといい感じ。早速入ってみると、ちょうど空いていた半個室のテーブル席に案内された。その後来た人は断られていたので、ちょうどいいタイミング。さて、何にしようかな。新潟はかつてスキーでは何度も来ているものの、こうした街の居酒屋に来るのは初めてだ。地元の幸をいろいろ味わいたい。日本酒は新発田市は金升酒造の「赤」、上越市は丸山酒造場の「雪中梅」をいただこう。おつまみはまずあん肝にホタルイカ。関西ではなかなか味わえないものだが、いずれも新鮮で最高の味わい。日本酒ともよくあうし、これは最高の新潟居酒屋デビューですね。
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乾杯!
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あん肝とホタルイカ
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寒ブリとバイ貝の刺身
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その後は寒ブリとバイ貝の刺身、焼き舞茸をいただく。どれも本当にうまいなあ。お酒がなくなったところで、長岡市は朝日酒造の「久保田」、阿賀町は麒麟山酒造の「麒麟山」にしよう。当たり前のように、どれもおいしい。山うど味噌の苦みを味わった後、メインとも言うべきなのが、のどぐろの塩焼き。脂の乗った身がぷりぷりで、これはうまいなあ。ヒレについたちょっとの身でも十分にお酒と味わえる。そして締めは、へぎそば。フノリをつなぎに使っているので、つるっとしたのどごしが爽快だ。波の模様を表現した形が美しく、たくさんあるように見えてもするすると食べてしまいました。食後に熱いお茶をいただき、ごちそうさまでした。おいしかったー!
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焼き舞茸
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山うど味噌
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のどぐろ塩焼き
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へぎそば
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おいしいものばかり
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お店の前で
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雨は上がったようだが、とにかく寒い。頭の芯まで凍えるようで、とにかく早くホテルに戻ろう。途中、コンビニで少し一息つき、急いでホテルへと戻ってきた。ふう、寒かった。明日はいよいよ酒の陣、しっかり飲めるようにたっぷり寝ておきましょう。
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