2012/5/5 黒部立山アルペンルート
〜黒部立山アルペンルートへ。トロリーバスやケーブルカー、ロープウェイでダムや大観峰、雪の大谷と多様な景色を満喫だ。〜

4時過ぎに起床。2日連続の早起きだ。あまり時間はないが、さっと温泉に入ろう。やっぱり広いお風呂は気持ちがいい。昨日は見えなかった露天風呂からの景色も、目の前にスキーのリフトやゲレンデがあるのがよくわかる。さっぱりしたところで、部屋に戻って準備をする。6時前に部屋を出て、チェックアウト。気持ちのいいホテルでした。もっとゆっくりできればよかったけど仕方がない。その後しばらくは、ホテル前で写真をとったりしながらすごす。昨日の雨もあがり、なんとなく晴れ間も見えているので期待してもいいかな。さて、そろそろ朝ごはん。レストランは6時10分にオープンだが、少し前に行くともう何組かは待っていました。そして時間通りにオープンし、同じツアーであろうたくさんの人が案内された。30分もないので、軽めにバランスよくいただきましょう。バイキングだといつも食べ過ぎてしまうのだが、今日は腹八分目のちょうどいい感じ。ごちそうさまでした。


ホテル全景


さくっと朝ごはん


リフトやゲレンデが見える


そしてバスは集合時刻の6時50分を少し過ぎて出発。ごはん前よりも、天気がよくなってきたぞ。途中には栂池、岩岳、八方、五竜と、かつて行ったことのあるスキー場が連なっている。懐かしいなあ、当時は夜行バスでよく来たもんだ。その先には昨日の夜は見えなかった青木湖、中綱湖、木崎湖が太陽の光を受けてきれいに見えている。そんな道を1時間ほど走り、扇沢に到着。


山と川と鯉のぼり


青木湖


だいぶ晴れてきた


さて、ここから黒部立山アルペンルートは始まる。まずはここからトロリーバスに乗るのだが、その扇沢駅は思ったよりずっと立派な建物だ。8時30分のバスを待つ間、駅員さんの注意事項説明が始まると思ったらお弁当を売る口上だったのでなんとも面白かった。時間になり、改札を抜ける。すると7台のトロリーバスが停まっており、どれでもいいのだがやっぱり先頭車輌かな。それにしても5.4キロもの長いトンネル、黒部ダム建設の資材を運ぶ目的に作られたものだが、途中の破砕帯では大量の水が噴出するなど、相当な難工事であったことは想像できる。トンネルの途中で県境を超え、長野県から富山県に入った。


@扇沢〜黒部ダム(関電トンネルトロリーバス)


扇沢駅


改札で待つ


トロリーバスに乗り込む


こんなバス


坂道を登る


トンネル内でのすれ違い


途中で対向車ともすれ違いながら、15分ほどで黒部ダム駅に到着。駅の出口辺りの集合場所では他のツアーの団体も多く、添乗員さん達による大声合戦。特に女子同士で声がぶつかるともうどっちを聞けばいいのか分からなくなってしまう。それでもなんとか理解し、いよいよ黒部ダムに到着。ここでは25分間のフリータイム、展望台に行くのは難しそうなので、ダムをじっくり見よう。


黒部ダム駅に到着


黒部ダム全景


いろんな季節を楽しめる


階段を降りて


トンネルを抜けると


いよいよ黒部ダム


黒部ダムに到着した。雪をかぶった山々の間に、深い緑の水を湛えたダム。昭和38年に完成した黒部ダムだが、完成までには7年の歳月と延べ1000万人の人手、そして171名の尊い犠牲があったという。今の豊かな生活があるのも、こうしたダムによる発電がしっかり行われているからなんだね。こうした山間に巨大なダムを造る人間の力を感じます。ダムの堰堤は約500メートルほど、天気もよくなったし、快適な散歩道だ。


黒部ダムに到着


ダム建設の苦難


殉職者慰霊碑


展望台が見える


堰堤を歩く


いい天気だ


黒部ダムといえば一斉放水だが、残念ながらそれは6月から。毎秒10立方メートルもの水がでる様子は迫力満点だろうな。今回は雪を見に来ているので、また夏に来ればいいね。今は放水していない分、かなり下の方まで見えている。ここは186メートルもの高さがあるらしい。ダムの景色を見ながら歩いていくが、そろそろ20分がたつ頃。あっという間だなあ。名残惜しいところではあるが最後の何枚か写真を撮り、集合場所へと向かいましょうか。


ここで放水がある


底が見えそう


ここを水が流れていくのね


堰堤はこんな感じ


ずっと歩いてきた


黒部湖駅へ行こう


9時15分、黒部湖駅集合。さっそくケーブルカーの団体乗り場に並ぶ。ケーブルカーの順番待ちの間は駅員さんによるトークショー。このあたりの駅員さんは芸達者ですね。立山の本の即売会もあったので、せっかくなので買いましょうか。しばらくして、ケーブルカーが到着。どの席でも、ずっとトンネルなので何にもみえないんだよね。ここは日本でもここだけにしかない「全線地下式」のケーブルカー。自然景観保護と豪雪による被害防止のため地下を走り、黒部ダムから黒部平までの標高差400mを上る。約5分ほどで、標高1828mの黒部平駅に到着。


A黒部湖〜黒部平(黒部ケーブルカー)


黒部湖駅


団体の列に並ぶ


駅員さんによる説明


トンネルの向こうに見えてきた


ケーブルカーが来た


黒部平駅に到着


次の集合時間までは10分ほどしかないが、その間に展望台へ。階段をあがったところから見る景色は、まさに絶景。天気もよくなったし、遠くの山までよく見える。昨日は雨だったらしいので、本当によかったな。下のほうを見ると、さっきまでいた黒部ダムがはっきりと見える。さあ、もう時間だ。集合場所に行くと、いつもどおりの大混雑。ここは行儀よく並びましょう。


展望台にて


雪山の景色


雪に触れる


黒部ダムが見える


黒部ダムに寄る


次の目的地はあそこだ


さて、ロープウェイが到着。定員ぴったりの満員電車状態で出発だ。とても5月とは思えないような雪山の景色を見ながら登って行く。標高差は500メートルほど、長さは1.7キロほどあり、間に支柱のないロープウェイとしては日本最長とのこと。7分ほどで標高2316mの大観峰に到着だ。


B黒部平〜大観峰(立山ロープウェイ)


行儀良く並ぼう


ロープウェイを待つ


これに乗る


北アルプスの山々


真ん中が黒部ダム


ダム湖も見える


このロープウェイで来た


展望台


もう一度黒部ダムに寄る


10時30分になり、1階の乗り場へ。ここからは再びトロリーバスに乗るのだ。乗車までに昼ごはん用におこわおにぎりをゲットしよう。乗り場の近くにはにごり酒の試飲があって、空腹にしみるなあ。このトロリーバスは、日本では最高所の2450mを走るのだ。数分ほどでいよいよメインの目的地、標高2450mの室堂に到着。ここはホテルもあるのだが、今までに増しての大混雑。富山側からきた人もたくさんいるのかな。ここの集合時間は12時40分、2時間近くある。とはいえこの人混みの中でゆっくりしている時間はないので、雪の大谷ウォークへ行こう。


C大観峰〜室堂(立山トンネルトロリーバス)


乗り場へ向かう


しばらく待つ


トロリーバス


このトンネルを行く


立山の直下


すごい人


外に出ると、そこは一面の雪景色がひろがっていた。ここがすっきり青空でないのが残念だが、それでもこの時期にこれだけの豪雪が見られるわけだし、かなり寒いとは言え昨日よりはずっといいらしいしね。雪の壁沿いを歩いて行くとその壁はどんどんと高くなり、現在の最高地点はなんと17メートル。本当に豪雪地帯なんだなあ。ちょうどバスが通るタイミングを見ると、その高さがより実感できる。しばらく歩くと山が見渡せるところまで来たぞ。少し青空も出てきたようで、やっぱり青い空と太陽が景色をより美しくしてくれます。しばらくその辺りをうろうろしていると、何となく晴れ間がひろがってきてるかな。もっと晴れてくればいいのにな。


今日の状態


積雪の記録


壁の間を進む


山がきれい


雪と青空


バスが小さく見える


とは言え氷点下近い気温の中、風も強いしさすがに寒くなってきた。一旦屋内に戻り、さっきトロリーバス乗り場で買ったおこわにぎりを食べよう。ただしあまりの人混みに食べるところもないので、他の人と同様に階段あたりで立ち食いで食べてしまう。とりあえずおなかも落ち着いたかな。それにしても人が多い。立山ホテルのレストランやカフェも長蛇の列だ。おみやげ屋さんで試食したりしているうちに、そろそろ12時40分、集合の時間だ。


立山ホテル


おこわおにぎり


雪景色


集合場所へ行くと、もう結構集まっていた。しばらく待って次に乗るのは本来路線バスなのだが、われわれはツアーなので観光バスだ。これで山をずっとおりて行く。さっきよりは更に太陽が出てきたようで周りの山も山頂まではっきりと見えている。いやいや、天気になって本当によかった。そしてバスは、雪の壁を縫うように走り、美しい立山連峰が見えたり隠れたりしている。シャッターチャンスを逃さないようにね。でもそれも、しばらくしたら・・・美女平までの50分ほどのバスの旅、半分以上は爆睡。このバスで、約1500メートルを降りてきました。


D室堂〜美女平(高原バス)


バスを待つ


これに乗る


窓から見上げる雪の壁


いい天気だ


雪と木と空


雪景色を進む


そしてバスは美女平に到着。さっきまでの雪景色が嘘のように暖かい。この辺りは雨予報だったはずだが、見事に外れ。到着時にいただいた水羊羹の試食が嬉しいです。今から乗るケーブルカーがタイミングによってはかなり待つようだが、次の集合は14時10分と約30分後。スムーズですね。おみやげ見たり展望台に行ったりしていると時間はあっという間にたってしまう。


伝説の美女杉


屋上からの眺め


眺めの続き


アルペンルート最後の乗り物、立山ケーブルカーに乗り込む。運良く一番前に乗れたので、周りの景色やトンネルに入る様子なども楽しみながら7分で立山駅に到着。これで500メートルを降りていくと、立山駅ではたくさんの人が待ってました。今から登る人は、立山ホテルに泊まったりする人かな。ゆっくり泊まることができればもっといいだろうなあ。


E美女平〜立山(立山ケーブルカー)


ケーブルカーを待つ


出発だ


すれ違うところ


トンネルの中


もうすぐ到着


立山駅


駅前には、われわれを連れてきてくれた観光バスが待っていてくれました。全長37.4キロ、6時間に渡るアルペンルートの旅は、天候にもめぐまれGWという混雑する時期でもありながら、無事に終了しました。うまく仕切っていただいた添乗員の澤さんには感謝ですね。お疲れ様でした。


立山駅外観


富山電鉄の電車


ケーブルカーが登るのが見える


立山駅からバスは走り、しばらくして立山アルペン村に到着。ここはおみやげ屋さんなのだが、駐車場の脇にはちょっとしたチューリップ畑とヤギやポニーのふれあい広場があった。この季節のチューリップが富山らしくていいですね。砺波のあたりは今頃満開なのかな。おみやげ自体は特に買うものはないが、せっかくなので野沢菜だけでも買いましょうか。


チューリップ


いろんなヤギがいる


立山アルペン村


あとは無事に帰るだけ。渋滞はもう仕方がないので、とにかく安全運転でお願いします。北陸道からすでにところどころ混んでいるなあ。17時40分ごろ鯖江で休憩。その次の南条では、行きの時点でお願いしていた鯖寿司と小鯛寿司が届けられました。ずっとバスでおなかもすくので、これは丁度いいですね。さっそく頂きましょう。その後は段々と暗くなり、眠りに落ちたりもしながら2時間ほど経った頃に多賀にて休憩。ここからどうなるか・・・運転手さんの判断で、京滋バイパスから第二京阪へ。通ったことのないルートだが、結果的にこれで早く帰れることになった。21時半頃に京田辺で最後の休憩をし、あとは近畿道、阪神高速と走って梅田で下りる。なんとか22時過ぎに到着しました。よかった・・・運転手さんも澤さんも、そしてツアーの皆さん、お疲れ様でした。


日本海が見える


鯖寿司と小鯛寿し


今回の収穫


こうしたバスツアーに参加するのはめったにないが、今回のようなピークシーズンの旅はこういうのもいいですね。個人だと手配がうまくいかないこともあるだろうし・・・その分慌ただしくなるのは仕方の無いところかな。黒部立山アルペンルート、また違う季節にも来てみたいな。ダムの一斉放水や紅葉の散策など、みどころはそれぞれいろいろありそうです。