2009/5/8 高知〜柳野〜久礼
〜今日からツアー、寿司・山菜・茶畑・椎茸と高知の田舎にたっぷり触れる。カツオをさばき、漁師さんと鰹料理のあと温泉へ。〜

7時に目覚める。準備して、8時半ごろ朝ごはんへ。ホテルのロビーが朝ごはんコーナーになっている。パンやサラダ、バナナなど簡単なメニューではあるが、食べやすいしパンがなかなかおいしいぞ。牛乳やジュースもいただき、しっかり栄養補給。今日はちょっとゆっくりできるのでゆったり楽しむ。大きな窓から差し込む朝日が気持ちいいね。さて、部屋に戻りますか。10時半ごろにチェックアウト。今日からツアーに入るので、車に荷物を積み、立体駐車場へと入れておく。またあさってにはここに戻ってくるので、この車とはしばらくのお別れ。さて、ホテルを出て大通りへ。ここでタクシーを拾って、高知インター南にあるバスターミナルへと向かう。ここの前にあるスーパーの駐車場が待ち合わせ場所だ。せっかくスーパーにいるので水とお茶をゲットし、しばらく待っていると大阪からの路線バスが到着。お料理教室のI先生をはじめ、ツアーの参加者らしき人が何人か降りてきた。そして空港からのバスが到着、ここには東京から参加の人達が既に乗っていて、大阪からのバス組とわれわれが新たに乗り込む。2泊3日の女性ばかりのツアー、皆さんどうぞよろしくお願いします。お手柔らかに・・・


朝ごはんをたっぷりと


朝日が気持ちいい


ロビーはゆったり


バスはすぐに高知道に入り、伊野まではあっという間だ。ここで高速を降り、仁淀川沿いをずっと上流まで走る。四万十川も清流で長かったが、この仁淀川も負けないくらいに長い清流だ。青い空と緑の山、そして静かに流れる広い川、初夏の高知のイメージそのものだ。最初は広かった道も次第に狭くなり、だんだん山道になってきた。


広い仁淀川


山は緑


上流まで来たぞ


さらに進み、バスがやっとの道になってきたところで柳野地区に到着。バスを降り、ここの公民館へと入る。どうやらここはもともと小学校だったらしく、閉校記念の石碑が立っていた。中に入ると体育館のようなところに机と椅子が並べられており、何人かのおばさんたちが昼ごはんの準備をしてくれていた。たくさんの野菜やすしめしが気になるなあ。しばらくして、準備ができたようだ。まずはそばがきからいただく。お椀に入ったそば粉にお湯を注ぎ、すばやくかき混ぜる。初めてなのでちょっと加減が分からないが、あっという間に粘り気がでてきた。しばらく混ぜていると、もちっとした感触で固まってきたぞ。これでいいのかな?ひとくち食べてみる。するとそばの香りが口いっぱいに広がり、おいしいぞ。ワサビ醤油でいただくと、なおおいしい。いいスタートですね。


公民館


元は小学校だった


ごはんの準備


たくさんの山菜


そばがき混ぜる前


そばがき混ぜた後


ではいただきますか。竹の器に盛られた田舎ずしをいただきましょう。少し甘目のすし飯がおいしいぞ。シイタケにコンニャク、筍にミョウガといったネタがあるので、自分で握りずしのようにしていただく。どれも素朴で、ユズ酢のすし飯との相性もばっちり。おいしいです。煮物はイタドリと筍。これも素朴な田舎料理、いいですね。お吸い物にはコシアブラという山菜が入っており、少し苦味のある感じがいい感じ。都会ではなかなか味わえない食材に、みんなおいしそうに食べている。このあとは山菜づくしだぞ。まずはヨモギの天ぷら。サクサクもっちり、そしてなんともいえない自然な甘みがある。うまーい。ネギのようなものがでてきたのでなんだと思ったら、ミョウガの茎。焼立てのあつあつを、外側の皮をむきながらいただく。やっぱりミョウガ、独特の風味とシャキシャキ感が茎にも感じられる。続いてはコシアブラの天ぷら。ほんのり苦味とサクサク感がおいしい。コシアブラって、始めて食べたなあ。この辺りでは普通に取れる山菜らしい。そして山菜ごはんと、お茶の葉の天ぷら。このお茶の葉、想像以上に甘くておいしい。熱を通すと甘みが出るのかなあ。おなかいっぱい、大満足でごちそうさまでした。その場で食材などの販売もやっているので、そばがき粉と手作りラッキョをゲット。これも楽しみだ。


田舎ずしなど素朴なごはん


ヨモギの天ぷら


ミョウガの茎


コシアブラの天ぷら


お茶の天ぷら&山菜ごはん


緑が気持ちいい


続いては、山奥にある茶畑へ。バスがぎりぎり通れるような、細い山道を登っていく。しばらくして到着したところには、山の斜面に茶畑が広がっていた。太陽の光を浴びているので緑色がとてもきれい。そんな中、茶摘が行われている。ここにはこういう手入れされた茶畑と、奥には原生の茶畑を見ることができる。山道を歩いていると、イタドリやコシアブラなど、ついさっき食べた山菜が自生している。こんな風に生えてるんだね。散策のあと、小屋で入れたての冷たいお茶をいただく。すっきりしていておいしい。お土産にお茶の葉をいただき、ごきげんだ。


山の斜面に茶畑


原生の茶畑


小屋で休憩


次はしいたけ山へ。バスに乗り、少し山を降りたと思ったらまた山道を登っていく。原木椎茸の生産者のおじさんのお宅に到着、山の斜面に立つ立派な一戸建てで、大きな鯉のぼりが力強く泳いでいた。家の裏の山の斜面にはしいたけの原木が並んでいる。本当は一ヶ月くらい旬は過ぎているらしいが、なんとかここまで持たせてくれたということで、各自よさげなしいたけを自由に取っていく。肉厚なのがいいらしいので選びながら取っていく。袋が一杯になってきたぞ。この生シイタケに、ここで作っている乾燥シイタケをダブルでゲット。生シイタケはみんなの分とともに、明日のホテルへとクール便で送ってもらえることになった。シンプルに焼いて食べるのが楽しみだ。


立派な鯉のぼり


家からの景色


山の斜面にシイタケ原木


大きなシイタケがある


物色中


鶏も飼っている


この後は、山から一気に海へ。少し移動時間があるのだが、さすがにちょっとみなさんおねむのようで、静かにバスは走る。ふと目が覚めると、そこは海。上ノ加江漁港に「わかしや」という漁業を体験できる施設があるのだが、今日の晩ごはんはここでいただくのだ。海の匂いを感じながら、漁師さんとともにカツオのタタキを作る。なんとここで、カツオを一匹さばかせていただくことに。焼き魚をきれいに食べるのは得意だが、魚をさばくのは実は初めて、それがカツオ、しかもみんなの注目を浴びる中で。まあ指名されたらここはやるしかない、とにかく怪我したら空気が悪くなるのでそこだけは気をつけて。カツオとしては小ぶりなのかもしれないが、肉厚な身を大きな包丁でざっくり行かせていただきます。漁師さんに教えてもらいながら、何とか任務は完了。あとはわら焼きを手伝う人もいて、楽しい雰囲気の中、カツオのタタキができ上がっていく。


上ノ加江漁港


これをさばいた


じっくり炙る


さて、いよいよ晩ごはんタイム。さっきさばいたカツオがタタキになってできてた。たっぷり薬味にポン酢バージョンと、刺身風バージョンとあるので食べ比べ。他にもイカソーメン、鯛めし、すし、エビフライなど盛りだくさん。どれも新鮮でうまいね。漁師さんとも同じテーブルなので、いろいろ話を聞きながらどんどん食べる。いろんな魚の入ったお味噌汁はわかし汁といって、船の上でも魚をどんどんぶち込んで食べる豪快な料理らしい。それにしても、食べきれないほどの量がテーブルに並んでいる。みんな遅めの昼をちょっと食べ過ぎたせいか、ペースダウンしてきたようだ。おいしいんだけどね、もったいないけどね・・・ごちそうさまでした。


カツオのタタキ2種


鯛めし


わかし汁


エビフライにすし


わかしやの大漁旗


夜の港


満腹だ。ここから送迎バスで少し行ったところにあるのが黒潮本陣。今日の宿泊はこの温泉宿、夜の露天風呂にゆっくり入りましょう。月明かりのなか、海がぼんやり見えるのがいい感じ。時間が遅いせいか人も少なく、ゆっくり入れる。今日や山から海と、なかなか個人では訪問しづらいところを周ることができてよかった。明日もどんなところに行けるのか、楽しみです。