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8:35東梅田発高山行き。1年半前はレンタカーで行ったが、今回は冬ということもあってバスでの往復。高山まで5時間ほどでいけるので、近いもんだね。もともとは高山から白川郷にも足を伸ばし、豪雪の中の合掌造りライトアップが見られるよう白川郷の温泉宿に夏から予約を入れていた。ところが異常な暖冬で、とにかく雪が無い。白川郷はライブカメラでも見られるのだが、屋根にはほどんど雪が無い状態。これは見たい景色ではないなあ。一時は高山行きさえ見直そうとも思ったが、この週末は日本全国あまり天気予報ではいい場所がないし、高山には行きたい居酒屋もあるので、だったら高山+行ったことの無い奥飛騨温泉にも行こうかということで、直前に予定を変更。そんなこんなでいろいろあったが、無事バスにて出発だ。途中黒丸と長良川で休憩ととったあと、郡上八幡を越えてからは結構な雪景色。でも高山に入ると予想以上に雪はなく、しかも結構温かい。奥飛騨の雪も見越して結構重装備なので、暑いくらいだな。
まずはホテルにチェックイン。とはいえまだ部屋には入れないので、荷物を預かってもらう。さあ、昼ごはんだ。やっぱり高山ラーメンかな。お店はいくつかあるが、そのあと古い町並エリアへと行きたいのでその途中にある桔梗屋へ。一番シンプルなラーメンを注文し、ホテルでゲットしたクーポンでもらったゆで卵を楽しみながらしばらく待つ。しばらくして、ラーメン登場。醤油ベースのあっさりしたスープがいい感じ。細い縮れ麺がまたいいね。脂っぽくないのでさらっと食べられるし、これなら飲んだ後にもちょうどいい感じかも。ごちそうさまでした。
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高山行きのバス
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高山ラーメン
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桔梗屋
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おなかも満足したし、町歩き開始。と思ったら川沿いにみたらし団子の屋台を発見。醤油の焼けるいい匂いがしているので、これは頂かないと。焼きたてをゲットし、宮川を眺めながらの幸せタイム。おいしいねえ。この川沿いでは毎日朝市が行われているのだが、さすがに今の時間帯は何もなくがらんとしていた。前回は朝市でお箸やお菓子などを買ったが、今回は行けるかな?
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みたらし団子
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宮川を眺める
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誰もいない
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古い町並エリアにやってきた。それにしても、雪が無いなあ。もう少し雪を踏みしめながら歩くことを想像していたのだが・・・まあ、この方が歩きやすいけどね。でもちょっと靴が重装備で足元は暑いくらい。駄菓子屋などもおもしろいが、まずは酒蔵巡りかな。冬のイベントとして、この辺りにある造り酒屋が交代で酒蔵を公開し、試飲もできるようになっているのだ。英語のパンフレットもあるところを見ると、世界遺産白川郷がらみで高山にも立ち寄る外国人が増えているのかな。たしかに外国人の姿はちらほらと目に付く。さて、今週は「川尻酒造場」というところが公開中。古い町並を見ながら歩いていると、ほどなく到着だ。古い木戸を開けて中に入ると、酒屋独特の香りが漂っている。既に何人かの人が先にいて、酒造の行程についての説明を受けていた。
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古い町並み
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昭和を感じる
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川尻酒造場
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すぐにわれわれの順番が来たぞ。お米を洗って、蒸して、絞って、仕込んで、熟成して。言葉にすると簡単だが、大変な重労働だろうな。一通り説明を受けたあとは、原酒の試飲を頂く。少し度数が強く、香りのしっかりしたおいしいお酒だ。さて、せっかく来たのでお酒を買いたい。他にも種類があるので、やっぱり試飲をしないとね。ここは観光客も多いせいか試飲は残念ながら有料だが(400円)、お猪口にたっぷりと3種類もいただける。にごり酒の「飛騨路」純米の「山ひだ」そして本醸造の「天恩」。うーん、ちょっと多すぎる位のこの試飲、すっかりゴキゲンになったおじさんもいるぞ。3種類飲み比べ、どれもおいしいが家で飲むには「天恩」かな。ゲットです。
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これで蒸して
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これで絞って
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これで仕込む
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利き酒OK
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たっぷり飲める
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どれを買おうか
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酒蔵を出て、再び町歩き。お酒が少し入っていい感じ。通りをひとつ川に近い道に入ると、たくさんのお店もあって賑やかな通りだ。ここでまたみたらし団子屋台に出会ってしまった。お酒を飲んだ後ということもあり、この香ばしさには妙に惹かれる。これは是非ともいただきましょう。うーん、やっぱりうまいねえ。一本70円と安いし。
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いろんな地酒
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みたらし団子2本目
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賑やかな通り
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この通りはぶらぶらとお店を見ながら歩くのが楽しい。おみやげ屋さんで赤カブのお漬物や朴葉味噌を買ったり、飛騨の「さるぼぼ」を真似たうさぎの「うぼぼ」のお店があったり、いろいろと面白い。でもやっぱり一番興味を引かれるのは地酒かな。飛騨地酒蔵という店には飛騨地方にある13蔵の地酒があり、試飲しながら下呂の天領酒造の「裏天領」を一本ゲット。さらには同じ天領の酒粕も買ってみよう。荷物は重くなるけどね。味噌のお店では味噌汁の試飲ができたりして、楽しいそぞろ歩きです。他にも試飲できる酒蔵もあるが、さすがにもういいか。
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飛騨地酒蔵
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どれを買おうか
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味噌のお店
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原田酒造場
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船坂酒造店
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やっと屋根に雪が
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少し雨が降ってきた。荷物も重いし、一旦ホテルに戻りますか。もう部屋に入れるので、荷物を受け取り部屋へ。今日宿泊するサンアルピナホテルは昨年オープンの新しいホテル。なかなか広くて気持ちのいい部屋だ。残念ながら明日土曜日は取れなかったんだけどね・・・晩ごはんまではまだ時間があるし、ちょっと疲れたのでしばらく休憩しましょう。ベッドが気持ちいい。
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ホテルの入口
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雛飾り
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気持ち良さそう
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少しうとうとしたかな。さて、起きますか。今日の晩ごはんは前回も行った「肴」。19時の予約なので、そろそろ出かけましょう。外に出ると、結構雨が強く降っている。うーん、ここは普通雪だよね。妙に暖かい雨の中、お店に到着。中に入ると、見覚えのあるご主人に一番奥のカウンターに案内された。これは落ち着くね。1年半ぶりのこのお店、相変わらずご主人のこだわりメニューが並んでいるようだ。とりあえずはクーポンのサービスで、手作り果実酒をいただく。少し甘みがあっておいしい。まずは突き出し3種類。なめこ・やまいもそして名前を忘れたが緑色の海草。どれも素材感がいい感じ。さて、何にしようかな。前回はもずく・あんきも・すじこが絶品であったが、今は季節が違い、あまり良くなかったりそもそもなかったりとのこと。ということでお薦めの山菜類と自家製塩辛をいただきましょう。山菜はわさび葉醤油漬け・蕗煮物・行者にんにく醤油漬け・わらび昆布〆。独特の風味を持つ山菜たちに春を感じながら、本醸造の「辛」と純米吟醸の「山河」を味比べしながらいただく。これは進みますねえ。期待通りのいいスタートです。自家製塩辛は辛すぎず、新鮮なイカの風味がまたいい感じ。
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お店に入ろう
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手作り果実酒
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突き出し3種
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メニュー
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冬のお薦め
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山菜オンパレードと塩辛
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久々に食べるナマコもこりこりしていてお酒が進む。さて、では冬の日本海の幸のお刺身をいただきましょうか。ご主人曰く、ブリとヒラマサ、カジキとマグロをそれぞれ味比べてくださいと。なんとも肉厚なブリからいただきましょうか。うーん、これは脂が乗っていて最高にうまい。身が引き締まった感じもよく、歯応えが心地よい。ヒラマサもかなりおいしいが、ブリのおいしさには及ばないかな。カジキは一転、柔らかくてとろけるようだ。マグロは中トロか、おいしい脂が口に広がり、お酒にピッタリだ。子持ちの甘エビのプリプリをいただき、満足いっぱい。いつのまにかお酒がなくなったので、おすすめということで三千盛という岐阜の地酒を頂く。あーうまい。続いてはちょっと温かいものということで、カキのソテー。プリプリしていて、今が旬のカキはうまいねえ。そして白子のガーリックバター。こういう食べ方は初めてだが、とろっとした白子とバター風味がいい感じ。お薦めで頂いたざる豆腐は手作り感満載の、しっかりした豆腐でした。なんにしても酒が進む。
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ナマコ
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日本海の幸
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地酒三千盛
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カキのソテー
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白子のガーリックバター
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ザル豆腐
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さて、そろそろ後半戦。飛騨牛と行きたいところだが、それは他でも食べられる。この店での冬の味覚といえば、奥飛騨の天然猪。牡丹鍋は食べたことがあるが、新鮮な猪肉なのでシンプルに塩コショウ焼でいただく。少し時間がかかったが、じっくり焼かれたその肉は歯応えがあり、噛むほどに肉の甘みが口全体に広がりとてもおいしい。なんでも冬が遅かったためにたっぷりとドングリを食べた猪はこういう甘い味がするらしい。臭みも全くなく、これは都会ではなかなか食べられないねえ。じっくりと味わいながら、登場したのは地葱の姿焼き。中からとろっと熱い旨味が出てくるので、やけどに注意だね。ふう、これでかなり満足かな。そろそろ締めということで、ご主人お薦めの猪カレー。猪肉がたっぷり入ったカレーを五穀米にかけていただく。さらっとしたルーだが、だしがしっかりと効いているのが分かる。うまいぞ。カレー好きには至福のカレー締め、おなかいっぱいです。最後にお手製の漬物をいただきながら、熱いお茶でほっと落ち着く。前回は秋、今回は冬とお薦めで食べられるものは随分違うが、それぞれがおいしい。こうなると春や夏にも来てみたくなるね。ご主人にはこだわっていてほしいものです。
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猪肉の塩コショウ焼き
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地葱の焼き上がり
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やけどに注意
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猪肉カレー
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至福の締め
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ほっこり落ち着く
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そろそろ帰りますか。この店は、是非また来れるいいな。外に出ると、まだ雨が降っている。でもあまり寒くないんだよね〜。前回来た秋のほうが寒かったくらいだ。ホテルまでゆっくり歩いて帰り、気持ちのいいベッドでのんびり過ごす。このホテルは最上階に温泉があるのだが、明日の朝に入りましょうか。おやすみなさい・・・
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