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昨年11月の飛騨高山以来のレンタカーの旅。前日に借りていたラクティスでGWの渋滞になる前、朝5時に出発だ。今日と明日は天気が良さそうだし、快適なドライブとなればいいな。まずは新御堂から中央環状へ。京都方面に行くことは何度かあったが、神戸方面に行くのは初めてだ。しばらく走り、中国池田ICより中国自動車道へ。今回もETCで快適だ。高速に入り、しばらくはスムーズに流れていたが、なんと事故渋滞に遭遇。歩く方が早いようなのろのろ運転が1時間近く続いてしまった。仕方ないね・・・それでも神戸JCTから山陽自動車道に入り、出発から約1時間半、三木SAに到着。とりあえずここまでくれば、あとはそう混む場所は無いので安心かな。朝ごはんに神戸ビーフの牛タンカレーとぼっかけうどんを頂き、エネルギー補給完了。ではどんどん行きましょう。
この後は快調に走る。兵庫から岡山に入り、なんだか急に眠くなってきたので、吉備SAで休憩。車中で少し横になったり、展望台のようになっているSA内を散歩したりしているとスッキリしたぞ。さあ、再出発だ。倉敷JCTでは瀬戸大橋への分岐があるが、ここはそのまま通過。福山東ICで高速を降り、あとはナビの通り鞆の浦へと走る。川沿いの気持ちのいい道を抜け、しばらくすると鞆の浦エリアに入ってきたぞ。ちょうどいいところに駐車場があり、無事に到着だ。家を出てから6時間弱、事故渋滞には遭ったがほぼ予定通りかな。
目の前には瀬戸内の海が広がる。太陽の光がキラキラしていて、とても気持ちがいいな。しばらくは堤防の上を散歩しよう。釣りをしている人もいて、なんだかのどかな雰囲気だ。そろそろお昼の時間。海沿いにある「千とせ」へと入り、ここは瀬戸内らしく鯛づくしの「鯛会席」を頂きましょう。鯛造りから始まり、鯛天ぷら・鯛かぶと煮そして鯛めし。どれもうまいが、特にかぶと煮は身離れがよく食べやすい。余すことなく食べつくし、満腹満足。
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のどかな鞆の浦
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鯛会席
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千とせ
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食後は街を散歩。石畳の狭い道が入り組んでおり、坂や階段が風情を出している。車がやっと走れるような道には人通りがなく、昔ながらの街並が残されている。しばらく散策していると、少し人通りのあるところに出てきた。海につながるその道の途中にはいりこ屋さんがあり、お店のおばさんがいろいろと味見をさせてくれた。大ぶりのいりこがなかなか美味しかったので、お土産用もあわせてゲット。さて、海に出てきたぞ。桟橋の周りにはたくさんの小船がある。朝には漁に出るのかな。鞆の浦のシンボルでもある常夜灯は、江戸時代からあるらしい。のんびりとした街は、散歩しているだけでも楽しいね。
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階段がいい感じ
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鯉のぼりが見える
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昔ながらの街並
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いりこ屋さん
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鞆の浦のシンボル
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酒屋さんかな?
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ざっと回ったかな。さっきお昼と食べた「千とせ」のすぐ近くに、お豆腐やさんがあるぞ。ここで作っているようで、もう少し待てば出来立てがいただけそうだが・・・中に入るとお店のおねえさんがいて、まだ温かい豆乳を味見させてくれた。クリームのように濃厚で、そこに大豆の甘みがあり、旨いぞ。そのままでも十分おいしいが、少し塩を入れるとさらに甘みが強調され、実に旨い。こうなると豆腐も食べてはみたいが、なんでも豆腐のデザートがあるということなのでそれを頂きましょう。豆腐と豆乳、そして小豆の入った冷たいデザート。台湾の豆花よりもっと濃厚で、小豆と豆腐がよく合う。これはおいしいぞ。こういう自然なデザートは大好きです。
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豆腐のデザート
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お店の様子
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豆腐屋さん
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堤防へと行こう。ちょうど鯛漁が始まったようだ。これは「鞆の浦観光鯛網」といわれるもので、約370年の歴史を持つ伝統漁法を観覧できる。太鼓を打ち鳴らしながら行われる漁を、観光船で近くから見ることが出来るのだ。われわれは堤防からみるだけだが、それでも太鼓の迫力は伝わってくる。船には乙姫も乗っており、大漁祈願をしているのかな。
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鞆の浦の地図
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観光船で見学できる
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船上には乙姫が
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さて、そろそろ行きましょうか。駐車場に戻り、暑くなった車内を一気に冷やそう。福山へ向かう道は快適だが、なぜか途中どうにも眠くなってきたのでコンビニでCCレモン補給。体に染み渡り、一気に目覚めるようだ。では出発だ。ナビにしたがって進んでいるうちに、街へと入ってきたぞ。大通りの突き当たりに城が見えると思ったら、あれが福山城だ。新幹線の福山駅はその目の前にある。工事中の駅前をぐるっと周り、駅の北側へと行くと、今日のホテル、キャッスルイン福山に到着。ただし、駐車場は近くにある民間の駐車場で、しかも満車だったので15分ほど待って無事に駐車。これでようやくチェックインだ。値段のわりには広くてきれいな部屋だ。日本は物価が安いねえ・・・機能的だし。このクラスのホテルであれば、ヨーロッパなら100ユーロ出しても泊まれるかどうかだね。少し部屋で休憩して、では晩ごはんへと行きますか。
さあ、どこに行こうか。何軒か情報はあるものの、ここというところがあるわけではない。なので福山駅前をしばしさまよう。駅前にあるデパート、天満屋の周りが繁華街になっており、お店はいろいろとあるようだ。あとは野生の勘だな。いくつかみるが、なかなかビビビとくるところがないなあ。でも歩いているうちに、なんとなく候補が2軒に絞れてきたぞ。どっちにしようかと思ったが、なんとなくよさそうに感じたお店「むてき」へと入る。中に入ると結構にぎわっているようで、奥にあるカウンターへと通された。目の前には新鮮な魚介類がみえ、包丁捌きを見ることができ、なかなかよさそうだぞ。まずは冷たいビールでのどを潤しながら、何種類かある突き出しから選んだ2つをいただく。うん、うまいな。突き出しうまいはいい店の証拠、これは期待できそうだぞ。まずはおすすめメニューを中心にいくつか注文。最初に来たのは「チーイカの天ぷら(おすすめ第4位)」。チーイカってなんだ?さっそくいただいて見ると・・・これはうまい。イカなのでもっと歯ごたえがあるのかと思ったら、やわらかくてトロトロした食感。かりっとした衣とあわさって、これはうまいぞ。出だしから実にいい感じ、ビールも進むぜ。次は「そらまめ炭焼き(おすすめ第3位)」ほくほくしたそらまめを、シンプルに塩で頂く。ソラマメの甘みが口の中に広がり、これもうまいね。
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突き出し2種
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チーイカの天ぷら
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そらまめ炭焼き
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ここでビールは終了したので、次はお酒を頂きましょう。ここはやっぱり広島の地酒、特別純米「賀茂金秀」と純米超辛口「宝剣」を頂く。グラスと二合のあいだに「ハコ」という頼み方ができるので頼んでみたら、氷が詰まった木箱に大き目のグラスが入って出てきた。いわば和風のカラフェだね。これならずっと冷たいので、ゆっくり楽しめるぞ。そしてお猪口が好きなものを選べるので、さわやかな切子ガラスのものを選ぶ。ちょうど「皮ハギうす造り(おすすめ第1位)」が来たので、冷えたお酒とともにゆっくり頂きましょう。うまいねえ。歯ごたえがあって旨味があって、さらに肝も楽しめる。さわやかなポン酢もいい感じだし、個人的にはフグよりカワハギのほうが好きかも・・・これで最初に頼んだものはすべて完食。あとはちょっとずつ頼んでいきましょう。まずは「自家製らっきょ」と「鰯メザシ(おすすめ第2位)」。鰯メザシは炭焼きかフライかが選べるのだが、やっぱり炭焼きでしょう。しばらくすると、炭焼き用の七厘がでてきた。軽く炙れば十分ということで、さっそく火にかけてみる。だんだんいい香りが立ち上っていい感じになってくるぞ。両面を軽く炙ったくらいで頂きましょう。これは・・・絶品。この店で食べた中で、これがNo.1かなあ。しっとりとやわらかく、それでいて少し干したことによるうまみがあり、実にうまいです。お酒も進むなあ・・・
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これが「ハコ」
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皮ハギうす造り
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鰯メザシ
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しいたけ焼き
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アスパラ豚肉巻き
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はたはた一夜干し
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その後「しいたけ焼き」に「アスパラ豚巻き」を頂く。肉厚のしいたけもうまいし、シャッキリしたアスパラと豚肉のコラボもうまいし、全くはずれがありません。お酒もお代わりし、続いては「はたはた一夜干し(おすすめ第5位)」。立派なはたはたが2匹登場。それにしても、一夜干しってなんでこんなにうまいんだろう。もともと新鮮で、そこに旨みが加わるからなんだね。もっといろんな一夜干しを食べてみたいな・・・まだお酒もあるし、もう少し食べよう。ということで「炙りシメ鯖」そして「きびなご醤油焼き」。どちらももちろん、旨いです。特にきびなごは去年鹿児島で食べそびれているので、余計おいしく感じる。いやあ、旨い魚をいろいろ食べた。シメには焼きおにぎりを頂く。ほくほくしたおにぎりで、これでちょうど満腹かな。そして別腹のデザートには「豆乳プリン」と「アイスクリーム」。濃厚なプリンと、さわやかな柑橘系と甘みある伯方の塩アイスだ。量もちょうどよく、さっぱりとフィニッシュ。これは完璧なディナーでした。これで1万円ちょっと、昨年の尾道に続いてお店は大当たり。まだまだ食べたいものはいっぱいあるので、違う季節にまた来てみたいな。
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これがメニュー
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炙りシメ鯖
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きびなご醤油焼き
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焼きおにぎり
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プリンとアイス
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お店の入口
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お店をでて、人通りの減った道をぶらぶら帰る。早起きしたので長い一日ではあったが、渋滞もそう問題はなく予定通り走れたし、昼も夜もおいしいご飯を食べられたし、大満足の一日でした。明日はしまなみ海道を走るので、いい天気になればいいな。おやすみなさい・・・
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