|
朝起きると、雨が降っていた。天気予報どおりだが、今日はドライブの日なのに残念だ。とはいえ午後から回復の予報もあるので、それに期待だな。準備をして9時にホテルをチェックアウト。するとロビーに、マツダレンタカーの人が迎えに来てくれていてた。少し雨は上がったかな?レンタカーの事務所に行き、手続きをしてさあ出発、と思うといきなりの大雨。うーん、仕方ないなあ。とりあえず出発だ。旭川市内を出て、237号線を南へと走る。途中からは富良野線と併走。1両しかない電車がコトコト走っている様子はなんとも風情がある。「北の国から」の世界だね。雨の中を美瑛方面に向かって走っていると、突然右手に花が咲き乱れる丘があった。なんだここは?よくみると「ぜるぶの丘」というところで、ヒマワリやサルビアなどが咲き乱れている。車をとめて、雨の中ではあるが少し歩きましょうか。でもかえってみずみずしさが気持ちいい。ここは散策できるところもあれば、バギーで花の中を走れる道もある。今日は雨なのでさすがにバギーの人はいないので、その道もゆっくり歩ける。ちょうど満開のヒマワリがキレイだな。初夏であればラベンダーなども咲いていて、また違った雰囲気かもしれないね。
|
|

ぜるぶの丘
|

満開のひまわり
|

気持ちいい
|
|
ぜるぶの丘を出て、ここからいよいよ美瑛エリア。まずむかえてくれたのが「ケンとメリーの木」。昭和47年にスカイラインのCMに使われて、有名になったらしい。背の高いポプラの木は、遠くからも見えるシンボルになっている。そういえば、雨は上がったようだ。あとはもう少し明るくなってくれるといいが。美瑛の丘に入ると、いかにも北海道らしいパッチワークのような景色を広がっている。いい景色が満載だな。続いては「セブンスターの木」。昭和51年にタバコのCMで使われたらしい。この辺りで景色を見ているうちに、ようやく光が差し、青空が見えてきた。やった!やっぱり雨のときとは景色が全く違って見える。なんとか晴れてきてよかった。ということでゴキゲンに走っていると、シャッターチャンスがそこら中にある。少し角度を変えたりするだけでまた違った構図になるので、車を止めながらゆっくり写真を楽しむ。そんな人がたくさんいるようで、このあたりはゆっくり走る「わ」ナンバーの車がいっぱいだ。昭和52年にマイルドセブンのパッケージに使われた「マイルドセブンの丘」に来ることにはもうすっかり青空。これぞ北海道、いい景色だね。
|
|

ケンとメリーの木
|

パッチワークのようだ
|

セブンスターの木
|
|

青空になってきた
|

いろんな色がある
|

車はゆっくり走る
|
|

広いなあ
|

マイルドセブンの丘
|

一面とうもろこし
|
|
いい景色を堪能し、ようやく美瑛エリアを抜けた。そろそろお腹がすいてきたな。ガイドブックで候補のお店を探し、富良野エリアへの向かう。快調に走っていると、右手に突然真っ赤な丘が見えた。 なんだ?どうやらぜるぶの丘のようなところかな。ということで駐車場に車を止めると、ここは「かんのファーム」というところらしい。真っ赤なサルビアがきれいだな。ここも初夏にはラベンダーが咲き乱れていることだろう。季節によっていろんな表情あるのがまた北海道の魅力かな。
|
|

サルビアが鮮やか
|

いろんな色がある
|

かんのファーム
|
|
歩いたし、さらにお腹が減ったぞ。目指すお店は上富良野駅近くなので、一路車を走らせる。しばらくして、到着したのだが・・・ここ?なんだか寂れた喫茶店のような外観で、中がよく見えないしメニューも出ていないし、なにより人の気配があまりしない。いくらおいしいものを食べられたとしても、ここじゃ雰囲気よくないなあ。お腹は減っているが、場所を変えましょう。ということで再度ガイドブックで調べ、美瑛エリアに戻ることになるが「ファーム千代田」に行きましょうか。来た道を少し戻り、細い脇道をどんどん走っていく。少し丘を登る道を走りきると、牧場に到着。そこには牛や馬などがいて、その奥がレストラン。やっぱり雰囲気として、ここだよね。
レストランに入り、少し待って席に案内された。さて何にしましょうか。ビーフシチューも美味しそうだし、ステーキもあるが、今日はハンバーグ気分かな。というわけでハンバーグのセットメニューをオーダー。それにしてもお腹が減った、待ち遠しいな。しばらくして、まずはカボチャのスープが登場。濃厚でクリーミーで、胃に染み渡るようだ。続いてサラダが登場。しゃきっとした葉野菜とおいしいドレッシングで、あっという間に食べてしまった。おっと、久々に写真を撮り忘れた、と思っていたらお店の人がビーフシチューを持ってきた。それは別のテーブルでしょ、くれるなら食べるけど。なんか変だな、と思ったら、どうやらサラダはこのテーブルではなく別のテーブルに行くべきものだったらしい。そういえば、ハンバーグのセットメニューにサラダはついていなかったっけ・・・何の疑いもなく食べてしまいました。まあでも向こうのミスということで、ラッキーということかな。さて、今度は間違いなくハンバーグと、天然酵母のパンが登場。鉄板の上でジュージューとおいしそうなハンバーグをいただく。うーん、これが美瑛牛、実にうまい。ジューシーで甘みがあって、これはおいしいな。付け合せの野菜もおいしいし、なによりソースがおいしいので天然酵母のパンとともにきれいにいただきました。ごちそうさまでした。お店に飾ってあった色紙の中に、やっぱり石ちゃんありました・・・安住アナもあったので、ぴったんこカンカンかな。また先越された・・・
|
|

カボチャスープ
|

おいしいハンバーグ
|

レストランの外観
|
|
食後に散歩しましょう。レストランから丘の頂上へと続く坂道があり、登りきるとそこには展望台がある。ここからは牧場の様子やその周りの景色を360度眺めることができる。やっぱり広いなあ。きれいな空気をたっぷり吸って、体の中からリフレッシュだ。青空も見えてきたし、さわやかな気持ちだ。
|
|

右上に展望台
|

牧場全景
|

広いなあ
|
|
坂を下りて、今度は牧場エリアへ。柵の中にはたくさんの動物がいて、ちょっとした動物園のようになっている。白い鹿は珍しいが、オスの角が立派なのにはびっくり。奈良公園ではこうなる前に角を切ってしまうからね。他にもいろんな種類の馬や、ヒツジや牛、ヤギやダチョウなど草食動物がたくさんいる。なんだかのどかなところだ。ウサギのいる柵は中に入ることができ、いろんな種類のウサギと触れ合うことができる。そうはいってもなかなか捕まえられないので、近くで見て楽しむだけだけどね。穏やかな、のんびりした気持ちになるところでした。
|
|

親子の白鹿
|

オスの角は立派
|

前見えてる?
|
|

足みじかい
|

ヒツジが寄ってくる
|

睫毛の長い牛
|
|

なんだかいい景色
|

ヤギとヒツジ
|

馬と展望台
|
|

ウサギ小屋に入れる
|

これもウサギ?
|

おいしそうに食べる
|

満開のヒマワリ
|
さて、ゆっくりしたな。そろそろ行きますか。丘を降りてすぐのところを走っていると、なんと一面のヒマワリ畑が。丘の斜面を埋め尽くす満開のヒマワリと、さわやかな青空とのコントラストが実に美しい。これはいいシャッターチャンスだ。車を止めて、いろんな角度からたくさん写真を撮りましょう。日本でここまでの満開ヒマワリを見る機会はなかなか無いからね。ヒマワリといえばスペインはアンダルシアのが有名だが、あれはもっとまぶしい陽射しの中というイメージなので、こういう爽やかな感じは北海道ならではのような気がする。
|
|
次の目的地は「ファーム富田」。中富良野にある観光スポットだ。12年前に来たときは7月だったので、一面紫色のラベンダー畑が広がっていたが、今はどうなっているのかな。標識に従って進み、無事に到着。園内を散策する。うーん、当たり前だが多くの面積を占めるラベンダー畑には何も咲いていない状態。それでもそれ以外の畑には、コスモスやサルビア、マリーゴールドなどがきれいに咲いていた。でもやっぱりここはやっぱりラベンダーが主役、初夏にまた来て見たいな。
|
|

案内図
|

ラベンダー畑
|

秋の彩の畑
|
|

秋はコスモス
|

赤と青がきれい
|

季節外れ
|
|
さあ、もうそろそろ16時半。暗くなるのも早いし、ここから帯広へは山越えがあるのでそろそろ行きましょうか。少し薄暗くなり始めた中、237号線を南へと走る。富良野にて38号線と名を変え、あとはひたすら道なりにすすむ。道は広くて走りやすいが、だんだんと暗くなるし標高も高くなってきたかな。2時間ほど走っただろうか、勝狩峠を通過。ちょうどサホロリゾートの辺りだ。このあたりで上川支庁から十勝支庁へと入るのだが、冬はスキーリゾートだけあって、かなり標高の高いところまで来た気がする。車なのでもちろん寒くはないが、外はかなり強い風が吹いているようだ。ようやく山を越え、どんどん降りていく。すると風はやみ、道が平坦になってきた。石狩山地を抜け、十勝平野に入ったということかな。この後は暗くなった道をどんどん走る。そしてようやく標識に、帯広駅の文字が。その通りに進むと駅前にある今日のホテル、リッチモンド帯広に到着。最近できた、きれいで立派なホテルだ。駐車場に車を止め、お疲れ様でした。部屋に入ってしばし休憩。結構広くて快適な部屋だ。窓の外は暗いが、広い平野がずっと広がっているのがわかる。
さて、ごはんにいきましょうか。帯広には「北の屋台」という屋台街があり、ここへいくのが今回の楽しみの一つ。外にでると、風が強くて結構寒い。でも屋台街までは数分程度、到着しました。10数件の個性豊かな屋台が並ぶ中、是非行きたいのが「Petit Plaisir」という洋風の屋台。十勝チーズなどがおいしくいただけるそうだ。でも中を見たところ、満席かな。まあまだ時間も早いので、とりあえずは他のところへ行きましょうか。いくつか見た中で、選んだのが「そば居酒屋 福里(ふるさと)」寒さよけのためにビニールシートで囲われているのでどうやって入るのかと思ったが、大きなファスナーを自分であけて中に入る。いいねえ。人のよさそうなおじさんとおばさんが迎えてくれた。さっそく席につき、何にしようかな。寒いので焼酎のお湯割などいただきながら、突き出しはもずく酢。うまいね。気になるものはいろいろあるのだが、まずは目の前においてある巨大なシイタケ。宮下さんとやらが作ったというその立派なシイタケを、バター炒めでいただきましょう。肉厚で味の濃いシイタケだ。続いてはツブ貝の刺身。これだけ立派な刺身には北海道でないとなかな出会えません。こりこりして、口の中に旨みが広がる、酒が進む。これにまた、自家製の塩辛や焼きシシャモなどがあるのでさらに酒は進む。最高。われわれの少し後にお年寄り夫婦がこられたのだが、いつの間にやら話が弾む。静岡おでん屋台もそうだったが、こういう場所はいつの間にやら知らない人と話が弾むんだよね。われわれが大阪から来たことから話が広がり、帯広名物豚丼のお勧めを教えてくれた。どうやらガイドブックによくでている「ぱんちょう」はNGで、「とん田」という少し離れたところにあるお店がお勧めらしい。車なのでOKです、明日行って見ましょう。お酒が入って真っ赤になったかわいいおじさんと、かつてこのあたりで飲み屋をやっていたという豪快なおばさん、楽しいひと時でした。さて、そろそろ締めますか。そば居酒屋なので、まずはそばがきをいただく。ちゃんと食べるのは初めてだが、しっかしたそばの風味ともっちりした歯ごたえ、旨いですね。このあたりはそばも取れるし水もいいので、おいしいわけだ。最後にざるそばをつるっといただき、ごちそうさまでした。
|
|

まずはもずく
|

気になるメニュー
|

宮下さんのシイタケ
|
|

ツブ貝刺身
|

自家製塩辛
|

焼きシシャモ
|
|

そばがき
|

ざるそばで締める
|

こんな屋台
|

いきぬきん
|
少し遅い時間になって、屋台街もにぎわってきたようだ。ただ、今日は何かイベントのあった後らしく、休んでいる店が多い。そういえば、たたんでいるお店も多いかな。明日もまた来るので、たくさん開いていればいいな。この屋台街の中心にあるのが、シンボル像の「いきぬきん」。「息抜き」と「生き抜く」を掛けているらしいが、これはいったいなんなんだろうねえ。ちょっと不気味のような、情けないような、かわいいような、不思議な像だ。
|
|
では、Petit Plaisirへ行きましょう。相変わらずにぎわってはいるが、ちょうど2人くらいなら入れそうだ。中に入ると、われわれより少し年上かな、といった感じのご夫婦が迎えてくれた。真ん中のテーブルにある大きなチーズが印象的だ。とりあえずは白ワインをいただきましょう。さわやかな口当たりのワインを楽しみながら、まずは突き出しの盛り合わせ。ガーリックトーストやローストビーフもうまいが、ここはなんといってもトウモロコシ。なんと生食用らしく、シャキシャキした歯ごたえにジューシーな果物のようなみずみずしさ。これはいいねえ。初めて食べる味わいです。生ハムのハーフサイズとラクレットを頼んだところ、なぜか生ハムは間違ってしまったとかでフルサイズででてきた。もちろんその差はサービス、おいしいしラッキー。そのかわりラクレットは、ジャガイモがなくなってしまったとのことでフランスパンになった。うーん、ジャガイモがよかったなあ。まあ仕方がない。チーズに電熱器を近づけると、ほのかにチーズの熱された香りが漂ってくる。しばらくすると十分やわらかくなったようで、フランスパンの上にとろとろのチーズが乗っかっていく。アツアツたっぷりのとろとろチーズとともにフランスパンをいただくと・・・これはうまい。日本の誇り、十勝のチーズ、超好みで実においしい。ジャガイモがなかったのが残念だが、明日もあるしね。ここでもわれわれが大阪から来たことが話題となり、隣のカップルにはこれから行くというので旭山動物園の動画を見せてあげたり、豚丼のお勧めを聞いたり。やっぱり「ぱんちょう」はけちょんけちょんで、「とん田」がお勧めとのこと。そこまでけちょんけちょんのぱんちょうもどんなものかかえって行きたくなるけどね。さあどうしましょうかね。赤ワインをいただきながら、話は弾む。ツブ貝のエスカルゴ風など、北海道とフランスのコラボもなかなかいい感じ。いろいろ話をしているうちに、いい気分になってきたお客さんが赤ワインをご馳走してくれた。そのお客さんが生食とうもろこしを追加で注文したのだが、お店のご主人がわれわれにも少しサービスしてくれた。北の屋台はなんだかとてもあたたかいね。一旦お客さんは少し減ったが、また増えてきたかな。われわれはもう十分楽しんだので、そろそろ行きますか。ごちそうさまでした。
|
|

前菜盛り合わせ
|

実はフルサイズ
|

十勝のチーズが
|
|

とろとろになって
|

こうなった
|

ツブ貝エスカルゴ
|
|

生食とうもろこし
|

屋台の様子
|

今日はお休みも多い
|
|
お店をでると、かなり寒い。風も強くなってきたかな。もともと閉まっている屋台が多かったが、もうすでに夜遅く、ほとんどの屋台が閉まっているのでさらに寒く感じる。明日はゆっくり十勝を駆け巡るとしよう。朝からいい天気になればいいな。おやすみなさい・・・
|