2008/9/24 帯広
〜青空の中、花畑牧場に豚丼、幸福・愛国駅に池田ワイン城など、十勝平野にあふれる恵みと名所を満喫。そして夜は再び屋台へ。〜

今日はゆっくり目覚めた。ちょっと疲れていたしね。部屋の窓から外を見ると、スッキリとした青空がずっと広がっている。今日もドライブ日和だね。準備をして、出かけましょうか。最初の目的地は、昨日聞いたお薦めの豚丼のお店「とん田」。帯広駅からは少し離れているが、車で行けばそんなに遠くない。11時の開店にあわせ、少し早めに到着・・・人の気配が無いぞ。何より店の入口に貼り紙らしきものがあるのが気になるな。車をとめて、お店に行ってみると・・・本日臨時休業。なんてこったい、よりによって今日から休みなんて運が悪い。うーん、楽しみにしていたのだが、今日はこのあと花畑牧場に行く予定もあるし、やむを得ない。今日中に豚丼にありつけるかどうか分からないが、まずは花畑牧場へ行きましょう。

車で一時間弱、広い景色の中の快適なドライブを楽しみ、花畑牧場に到着。田中義剛が経営する、あの生キャラメルで有名なところだ。よくテレビでも見るしね。週末はかなり混みあうとのことだが、今日は平日、そこまででは無いだろう。でも駐車場には結構車が止まっていた。車を降りると、すぐ近くにヤギやヒツジが放し飼いになっているところがあった。よくみると、ロバもいるぞ。あれは・・・ロシナンテ?かつて電波少年で一世を風靡したあのロシナンテが、こんなところにいた。そういえばいろんなところに連れて行かれてたね・・・ここでゆっくり暮らしてね。さて、まずはショップへと行こう。中に入ると結構人がいる。いろんな商品があるなあと思ってみていると、欲しいと思っていたチーズ、カチョカバッロ発見。もう残り少ないようだったので、とりあえず2個キープ。その奥には、あのキャラメルがあった。千歳空港などではなかなか手に入らないらしいが、本家なのでまだまだ数はある。とはいえ3種類あるうちのホワイトは残り少ないし、他のも団体でも来たらどうなることやら。一人3個までなので、とりあえず3種類ずつゲットし、あとは他のお土産を選んで購入。これで一安心だな。買い物を終えてチーズのところを見ると、カチョカバッロは既に売り切れ、そして今日はもう入らないとの表示が。15分程到着が遅れてたら買えないところだったな。「とん田」が休んでいたのも、ある意味ラッキーだったかも。


花畑牧場


ロシナンテ


ヒツジ戦隊


ショップ入口


ホワイトはあとわずか


平日でも結構な人


安心したので、生キャラメルのソフトクリームを食べる。北海道ミルクとのミックスだ。甘すぎず、それでいてキャラメルの風味があってなかなかおいしいソフトクリームだ。少し風がある中で食べるので、寒くなるけどね。そんなときに見つけたのが、ホエー豚丼の看板。ショップの奥にレストランがあり、そこで豚丼がいただけるとのこと。市内に比べるとちょっと高めだが、ちょうどお昼時だしまあいいでしょう、いただきましょう。ゆったりした店内で、席につく。メニューはほとんど選択肢がないので、豚丼のセットをオーダー。店の厨房からは、豚肉の焼ける香ばしい香りが漂ってきている。しばらくして、豚丼登場。丼からはみ出しているその豚肉は、ご飯が全く見えない状態。うまそうだ。早速厚切りの豚肉をいただく。お、うまいぞ。分厚いが柔らかい豚肉で、肉そのものの甘みと炭火焼の香ばしさでいい感じ。肉がたっぷりあるかと思ったが、するすると食べられてしまいました。ごちそうさまでした。これはまた機会があれば、是非「とん田」で食べてみたいものだ。


生キャラメルソフト


丼から溢れる豚肉


ボリュームたっぷり


お店はゆったり


店の外観


いい天気


もう一度ショップへと入ろう。さっきより少し人が減ったようで、生キャラメルの作っているところを見るにはちょうどいい。銅鍋に人がついていて、へらでひたすらかき回している。次第に水分がなくなっていくと、キャラメル色になってくる。全部手作業、これは大変だなあ。ここまで有名になると、作るのが追いつかないだろうな。さっきの売り場を見ると、もうホワイトは売り切れ、チョコレートも残り少ない。ノーマルタイプはまだまだあるが、今から来る人はどれだけ買えるのかな。それにしても、義剛儲けてるなあ。なんでも年商数十億とか・・・


生キャラメル工房


最初は白っぽい


キャラメル色になってきた


ショップを出ると、ちょうど観光バスが入ってきた。これはどんどん売れていくわけだ。少しでも早くこれてよかったな。話によると、夏休みは駐車場にもなかなか入れない状態で、せっかく入ってもほとんど買うものが残っていなかったりしたらしい。まあ今はちょっとしたブームかもね。少し奥へといくと、牧場エリアがある。ここにいたのがホエー豚。ついさっきおいしくいただいた豚たちだ。いろんな模様があるが、どれも臭くないし、きれいな肌をしている。ホエー入りのエサのおかげかな。その隣にはチーズ工房があり、外から様子が見える。温められた牛乳から乳脂肪の塊ができ、それが人の手で丸い形へと出来上がっていく。これはカチョカバッロかな。早く食べてみたいものだ。ちなみに、牛乳から脂肪分をとった残りの水分がホエー(乳清)。これが豚のエサになるのだ。工房のさらに奥は立ち入り禁止。向こうに見える豪邸が、義剛邸らしい。


ホエー豚


田中義剛邸


乳脂肪とホエー


チーズのもと


丸く形を作る


大量のカチョカバッロ


牧場を出て、散歩してみる。少し歩くと、十勝の大地が広がっている。真っ直ぐ伸びる道の両側に広がる緑の畑、その遠く向こうに十勝連峰。青空の中をゆっくりと流れる風が気持ちよく、この緑の中で大の字になって昼寝したい気分だ。でももう一ヶ月もするとこの辺りはそろそろ冬支度なんだね。牧場に戻り、たくさんの馬やロシナンテに別れを告げる。そろそろ行きますか。そんなときに、また観光バスが到着。ちゃんと買い物できるのかなあ、人ごとながら心配です。


青空のなか気持ちいい


一本道


遠くに十勝連峰


馬もいる


ロシナンテ


道道なのね


再び快適なドライブだ。途中、見つけた標識が「幸福駅」。昭和50年代から60年代に一大ブームとなった、広尾線の幸福駅〜愛国駅だ。縁起のいい駅名として全国から切符を求める人が集まったという。1987年に廃線となったのだが、今でも駅舎や当時の車両が残されている。駅の近くにはお土産屋さんがあり、幸福〜愛国間の切符のレプリカなどが売られている。鉄オタにはたまらないところだろう。まずは幸福駅に到着。当時の駅舎にはたくさんの名刺や定期券などが残されており、当時の様子が偲ばれる。幸福という駅名にちなんで、幸せの鐘が鳴らせるようにもなっている。当時の車両の中にも入れるのだが、板張りのクラシカルな車両だ。さて、ここに来たら「愛国駅」にも行かねば。少し車を走らせると標識があり、迷うことなく到着。幸福駅は昔ながらの駅舎だが、愛国駅は妙にきれいな駅舎。中はちょっとした記念館のようになっていた。広尾線の歩みや当時の様子などがよく分かる。当時の時刻表がそのままになっているのだが、一日6本しかなかったのね。廃線もやむなしか・・・ここには当時の蒸気機関車が展示されている。雪の大地を力強く走る蒸気機関車、絵になるね。一度見てみたかったな。


幸福駅


幸せの鐘


当時の車両


愛国駅


切符の記念碑


当時の時刻表


記念切符など


広尾線の歩み


蒸気機関車


さて、まだ2時過ぎ。まだまだ時間はあるぞ。では池田町のワイン城へと行きましょうか。車で1時間ほど、帯広郊外の高台にある池田ワイン城に到着。無料でいろいろと見学ができるので、順路に従って見ていきましょう。地下の熟成室へ行くと、たくさんの樽があり、ひんやりした中に独特の香りが漂っている。美味しいワインになってくれよ・・・かなり年代モノのボトルなども保存されている。外へ出ると、ぶどう畑があった。「清舞」「山幸」という品種らしく、実がなっているのがわかる。ワイン城の裏手にはワイン工場がある。今日は動いていないようだが、ここでボトリングなどを行うのだ。おもしろいな。ワイン城にもどり、屋上へ行ってみる。ここからは広々とした十勝平野が一望できて、なかなかの絶景。ひとしきり景色を楽しんだあとは、ショップへいってお買い物。車なので試飲はできないが、お薦めの池田ワインやチーズなどをゲット。


樽がたくさん


年代モノのボトル


ぶどう畑とワイン城


樽のオブジェ


ワイン工場


工場の中


屋上から


広いなあ


駅が見える



DCTgarden IKEDA




ワイン城のすぐ近くにあるのがDCTgarden IKEDA。ドリカムの吉田美和が池田町出身なのね。コンサートで使用した衣装や髪飾りなどを中心に展示がされている。かなり昔のものもあり、普段見れないものが間近で見られて、なかなか興味深い。ドリカムのコンサートは昔からチャレンジしているがまだ一度もチケットが取れたことが無い。一度行ってみたいんだけどねえ。


そろそろ行きますか。帯広に向かって車を走らせるのだが、西日に向かって走るのでかなりまぶしい。それなりに交通量はあるので、安全運転でね。レンタカーなので、満タンにして返さないとだが、このご時世、少しでも安く入れたいものだ。帯広駅が近づき、付近のガソリンスタンドを見る限り大通沿いのリッター155.8円が最安。一泊二日で22リットル、3428円。まあまあかな。やっぱり北海道で車は便利だ。バスや電車だけだとちょっと厳しいよね。とにかく無事に車を返すことができて一安心。お疲れ様でした。ホテルに戻り、少し休憩。

今日も屋台へと行こう。まだ6時半と少し時間は早いが、昨日のようにジャガイモラクレットがなくなったら大変だしね。北の屋台へと行くと、昨日とはうって変わってほとんどの屋台が営業している。やっぱりこういうほうが賑やかでいいね。どこへ行こうかと一通り見て回ったが、やはりまずはPetit Plasir。おや、また来ましたねといった感じでご主人が迎えてくれた。早速中に入り、奥の席につく。今日はまずはビールで乾杯し、昨日と同じく生食とうもろこしなどの突き出しをいただく。喉に染み渡るビールと、シャキッとしたとうもろこしがいい感じ。そしてオーダーするのは、昨日のリベンジ、ジャガイモのラクレット。今日はさすがに時間が早いので、ほくほくジャガイモがあるようだ。これにとろりと十勝チーズをたっぷりかけて、熱いうちにいただく。うーん、やっぱりジャガイモの方がおいしいねえ。北海道の北あかりなので、まさに北海道の味わい、絶品です。続いてはピザをいただく。パリッとした薄めの生地で、こういう屋台にしてはなかなかおいしいピザだね。


今日は営業中


チーズ横から


ビールと突き出し


ジャガイモのラクレット


ピザ


ワインをいただく


ビールががなくなったので、ワインをいただきましょう。そろそろお店もにぎやかになってきて、もうほぼ満席の状態。われわれの隣には仕事仲間らしき男女が座った。屋台のご主人とは顔なじみらしく、盛り上がってきている。そうなるといつのまにやら、大阪から来たことや豚丼なに食べたとかといったネタからわれわれの話へとなっていく。そしてそのお二人が頼んだ長芋のカルボナーラ風を、その女の人が「せっかくなんで一緒にたべませんか」なんとビックリ、ありがたいことです。確かに2人じゃちょっと多いかもしれないが、初対面で一緒に食べませんかというのはなかなかないよね。せっかくなどで有難くいただきつつ、われわれが頼んだビーフシチューも少しおすそ分け。こうしていただいた長芋もおいしいし、またこのビーフシチューがうまい。屋台でここまでのものが出せるんだね。いろんな話をしながら、どうやらこのご主人はかなり唄がうまいらしく、かつてポプコンなどにも出たことがあるらしいが、松山千春と中島みゆきの牙城はどうにも崩せなかったとのこと。どこまで本当かはわからないが、確かにそんな雰囲気は持っている人かな。その後、お二人が頼んだつぶ貝のチーズフォンデュも「一緒に食べませんか」ということで恐縮しながらもありがたくいただく。プリプリ感のあるつぶ貝と十勝チーズのコラボ、かなりありです、おいしいです。もう少しワインがあるので、あとはチーズの盛り合わせをいただく。これもすべて十勝のチーズ、新得町の共働学舎などのチーズ工房で作られたものらしい。十勝のチーズ工房めぐりなんてのも面白そうだね。いつのまにやら、そろそろ11時。他の屋台にも行こうとも思っていたが、妙に居心地のいいこの屋台を十分堪能しました。おなかもいっぱいになったし、ごちそうさまでした。そしていろいろと、ありがとうございました。楽しい屋台、また来れたらいいな。


ビーフシチューもうまい


十勝チーズの盛り合わせ


まだまだ賑やか


他の屋台も今日はまだまだ賑やかだ。すぐ近くのスーパーで、ついさっき屋台で教えてもらった豚丼のタレをゲット。これで家でも豚肉を焼いてみよう。楽しかった北海道旅行ももうこれでほぼ終了、明日無事に帰るだけになってしまった。なんだか寂しいね。おやすみなさい・・・