2007/11/2 大阪〜五箇山〜白川郷
〜レンタカーで世界遺産の五箇山へ。懐かしい風景に心が和む。白川郷に到着し、温泉宿でイワナをきれいにいただく。〜

前日のうちに近くのトヨタレンタカーでラクティスを借り、近くの駐車場に停めていた。朝7時、爽やかな朝だ。この週末は飛騨地方も天気がいいらしいし、初の家発レンタカーの旅が始まった。



おばんざいの朝ごはん



まずは新御堂から中央環状を走り、名神高速へと入る。とったばかりのETCカードでどうなるかと思ったが、ゲートに近づくと無事にバーが開き、晴れて初ETCも完了。平日の朝なので混んでいるかとも思ったが、特に渋滞も無く1時間ほどで大津SAに到着。さて、朝ごはんだな。大津SAには叶匠壽庵があり、昼はおばんざいのバイキングがあっていいらしいが、朝なので朝のおばんざい定食を頂く。これがなかなかおいしい。ご飯そのものもおいしいし、おかずも京風薄味でなかなかの美味。これは一度バイキングにも来てみたいよね。食後はサービスエリアでアメなど買って、さあ出発だ。


米原JCTで北陸道へ。名神からでも距離はほぼ変わらないが、北陸の方が空いているだろうし五箇山までずっと高速で行ける。思ったとおりの車の少なさで、ハイペースでどんどん行けるぞ。約2時間後、石川県の尼御前SAに到着。ここではトイレ休憩+日本海や加賀のお土産をゲット。海の見えるSAを出て、日本海沿いを走る。しばらくすると小矢部砺波JCT、ここで東海北陸道へと分岐し、ひたすら山に向かって走る。まだ新しいこの道は、途中から対向2車線となったぞ。それにしても車が少ない道だなあ。快調に走り、そして長いトンネルを抜けると左手に合掌造りの家が見えた。すぐに五箇山ICに到着し、高速を降りる。あとは一般道を少し行くと、まずはお昼ごはん場所である最初の目的地、道の駅にある「旬菜工房 いわな」に到着だ。

お昼時でもあり、結構賑わっているようだ。ちょうど座敷が空いていたのでラッキー。さて、ここはやっぱりいわなでしょう。名産の赤かぶらも食べたいので、「いわなと赤かぶらのすし膳」にしましょう。少し時間がかかったが、焼きたてのいわな塩焼きののったお膳が登場だ。大きなナメコの入ったお吸い物に地元の固めの豆腐、そして山菜の煮物。どれも素朴でおいしい。いわなの寿司は初めて食べたが、意外と脂がのって旨味があるぞ。赤かぶらの寿司とのバランスがいいなあ。そしていわなの塩焼き。身がほくほくであったかくて、骨から簡単に離れる。塩とほんのり感じる川の香りがマッチして、これはおいしいねえ。誰だ、川魚は臭いからいやだとか言うのは。こういうおいしい川魚を食べていれば、嫌いになどなりようがない気がする。食後は近くのお土産やさんで、地酒などをゲット。この地方に伝わる「こきりこ」という楽器などもあるぞ。竹製なんだね。


いわなと赤かぶらのすし膳


いわなの絵


滝が見える


お店の入口


お店のメニュー


地酒とこきりこ


そろそろ行きますか。来た道を戻りながら、標識に従い五箇山・菅沼地区へ。すぐに駐車場があり、たしか無料だという情報があったのだが500円取られた。どうやら最近出来た駐車場らしく、昔はもっと村の近くまで車で行けたらしいが、高台からエレベーターで降りられるような駐車場になっている。世界遺産で観光客も増えているからまあこういうのもありなのかな。車を降り、まずは村を見下ろす展望台から。山あいに立ち並ぶ合掌造りの家。なんともいえない、懐かしい感じがする。例のエレベータで下に降り、村の中へと入る。ぱらぱらと観光客はいるが、静かな村だ。地元の人達が普通に行きかう、生活感のあるところだ。狭い村なので地図もいらず、ぶらぶらと歩くのが楽しいな。天気もいいし、紅葉もいい感じだし、コスモスも秋らしいし、自分が来ておいてなんだがこのままずっと静かな村でいて欲しいな・・・村唯一のカフェに入り、白玉ぜんざいとそば団子をいただく。素朴な感じが実にいい、ほっとする味だ。ああ、日本人でよかった。今回は秋の景色の中だが、雪景色や桜、新緑などいろんな季節の景色を見てみたいな。でも冬は相当厳しいだろうなあ。今でこそ高速から近いが、つい最近まで陸の孤島だったことがよく分かる。赤カブや柿を売ってたので、せっかくなので柿でも買いましょう。


展望台から


まんが日本むかし話


コスモスと合掌造り


白玉ぜんざい


そば団子


光があたるとなおいい感じ


見上げてみる


山あいの村だ


赤カブの収穫


駐車場に戻り、出発だ。再び高速に入り、長いトンネルを越えるとそこは白川郷IC。高速を降り、一般道を少し走ると合掌造りエリアに入り、すぐに今日の宿、「白川郷の湯」に到着だ。とにかくチェックインして、まずは一息。白川郷エリアにホテルはほとんどないので、ここは貴重なところかもしれないな。そろそろ暗くなりかけているが、まずは少し散歩に行きましょう。ホテルを出るとすぐにいくつか合掌造りが見える。さっきいた五箇山よりもずっと広く、薄暗い中を観光客が行き交っている。お土産やを見ながらぶらぶら歩き、酒屋さんに入る。その奥に地酒の試飲コーナーがあり、いろいろあるがせっかくなので名産のどぶろくをいただきましょう。お茶碗にたっぷり入ったどぶろくは、甘くない甘酒という感じで、少し存在感のある糀がいい感じ。おいしくいただきました。外にでるともうかなり暗い。そんな中で、灯りと合掌造りがいい感じだ。明日も天気が良さそうなので、散歩が楽しみだな。もう少しお土産を見て、ホテルに戻りますか。


どぶろく


地酒がいろいろ


暗いのもいい感じ


晩ごはんは6時半からなので、まだ小一時間ある。せっかくなので温泉に入りますか。ここは宿泊客以外も入れるのだが、この時間はそれほど人はいないのでゆったりと入れる。露天風呂もあり、外の景色はもう見えないが川の音が聞こえてきて気持ちがいい。ふう、温まったぞ。部屋に戻ってしばらくすると、お楽しみのごはんタイム。浴衣で一階の食堂へと行きましょう。もうすでに準備はされていて、食べ始めているグループもいる。立派なお肉があったので「飛騨牛ですよね」と聞いてみたら「北海道の和牛です」なぜ北海道?まあいいけど。とりあえずはビールが欲しいところだが、いきなり鉄板に火をつけられたのでビールが来る頃にはもうそろそろ肉を焼き始めようかというところ。あわただしくないかい?ビールで喉を潤しながら、天ぷらなどを食べているうちにお肉が出来上がってきた。焼きすぎてもダメなので、どんどんと食べる。ということでいきなり肉を完食し、ビールも完飲。うん、あわただしいがこれもありかなあ。いつもはオツマミのようなものを少しずつ食べながら最後に鍋や肉を食べるのだが、それだと最後にどんと重いものが来て一気に満腹になるわけだし、特にステーキ系はビールがいい。



宿のごはん



だから最初はビールで勢いよく食べてお腹を落ち着かせ、その後お酒とともにツマミ系をチビチビとやる。おや、意外といいかもね。というわけで落ち着いたお腹で山菜や湯葉包みなど、軽いものをゆっくりといただく。うん、どれもおいしいね。それほど広くないホテルなので、宿泊客もざっと20人くらいかなあ。例によって、他のグループよりものんびりゆったりになってきたぞ。第二のメイン、いわなの塩焼きは今日2度目。これは骨を綺麗に残して食べる。うん、これぞ供養、食材には感謝せねば。シメにごはんとお味噌汁をいただき、ごちそうさまでした。


最後の客となり、ごちそうさまでした。ふと振り返ると、テーブルを片付けにきたおばさんが「ねえ見てこれ!」と片付けのお姉さんに。すると「わぁ〜!」と思わず口を押さえるお姉さん。どうもあまりにも綺麗に骨だけになったいわなに感嘆の声が出てしまったようだ。毎日いわなを食べる人がいると思うのだが、そんなに綺麗に食べてしまったのか?いや、これが食材に対する感謝の気持ちなので・・・供養です。これからも、綺麗に食べます。

食後はしばらくロビーでミュージックステーションなどを見る。すると途中から異様に眠くなり、部屋に戻るとバレーのワールドカップも何も見ることもなくいきなりの爆睡。朝から一日久々の運転で疲れたのかなあ。とにかくおやすみなさい・・・