2007/5/4 鹿児島〜熊本
〜九州新幹線とリレーつばめで熊本へ。熊本城築城400年の歴史を楽しみ、太平燕に馬刺しに馬しゃぶと熊本グルメを初体験。〜

外を見ると雨。恐れていたことだが、やはり天気予報どおりになってしまったようだ。昨日まではいい天気だったのに・・・お天道様には逆らえない。ホテルをチェックアウトし、市電に乗って中央駅まで。今から九州新幹線に乗るのだが、ますは朝ごはんが欲しい。鹿児島ともお別れなので、やっぱり揚げたてさつま揚げが食べたい。改札の前にいくつかお店があるので、どんどん揚げているお店で何種類かゲット。あとは昨日食べられなかったキビナゴ、そのお鮨の駅弁があったのでこれをゲット。あとは家用のお土産に芋焼酎を買い、準備は万端だ。


やっぱり揚げたてが欲しい


駅中の焼酎バー


さつま揚げとキビナゴ寿司


ホームに上がると、始発なので既に電車は来ていた。初の九州新幹線搭乗だ。つばめは白のボディにJR九州のシンボルカラーである赤をあしらった、すっきりとしたデザインだ。車内は木目を基調とした座席が並んでおり、まだ新しい。9:49に、定刻通りに出発。雨の中を走っていく。



九州新幹線つばめ

さて、朝ごはんにしますか。さっき買ったさつま揚げやキビナゴ寿司を食べる。うん、なかなかおいしいね。キビナゴは刺身が食べたかったなあ・・・また是非、次の機会を。途中、川内駅に到着。それにしても新幹線の駅で川内(せんだい)って・・・近い将来九州新幹線が博多まで繋がったら、新幹線で川内から仙台までというわけの分からないルートができるワケですね。「薩摩川内」じゃダメなのかなあ。10:28、新八代駅に到着。早いねえ。新幹線はここまでで、特急に乗り換え。向かいのホームに待っているリレーつばめ号に乗り換え、10:31に新八代を発車。


新幹線よりも、この特急の方が席はゆったりしているし個室もあるし、なかなかいいんじゃないですか?熊本までは新幹線ができればわずか一駅の距離なので、あっという間だ。10:50、熊本駅に到着。在来線のホームなのでちょっとレトロな感じだが、駅はかなり工事をしているようなので新幹線の開業の時にはキレイになるんだろうな。相変わらず雨は降っているが、駅前から市電にのり、中心街まで行きましょう。鹿児島よりは、駅から繁華街までの距離が遠い。とにかくまずはホテルに行きましょう。



リレーつばめ

目的の市役所前駅では、多くの人が降りた。大きなアーケードのある繁華街を通り、脇の道を雨を避けながら行くと、今日と明日泊まるアスコットホテルに到着。チェックインにはまだ早いので、とりあえず荷物を預かってもらい、出かけましょうか。さて、まずはお昼ごはん。熊本の名物に太平燕というものがあり、春雨を中華スープでたっぷりの野菜と食べるらしい。興味があるので近くにある「紅蘭亭」という中華料理やさんにいきましょう。中に入るとそれほど人の気配はしないのだが、ちょうどお昼時らしく、少し待って欲しいとのこと。


太平燕

お茶をいただきながら10分程すると、名前を呼ばれたので中に入る。すると2階にテーブルがたくさんあり、ほぼ満席の状態。よく見るとわれわれが上がってきた階段の反対に入口があり、そこには長い行列が出来ている。なんと、たまたまだが裏口から入ってきてしまったようだ。実はこの方が早くてラッキーだよね・・・注文するのはもちろん太平燕。しばらくすると登場だ。あっさりとした魚介風味のスープの中に、春雨が入っている。揚げた卵がアクセントかな。見た目通り、想像通りのおいしい味でした。お店を出るとき、階段下まで続く行列にまたびっくり。


さて、どうしようか。まだ雨はやみそうに無い。熊本城に行きたい以外は特に大きな予定はないので、たっぷり時間はある。夜ごはんの下見にいきましょうか。今日は是非、馬刺しと馬しゃぶしゃぶを食べたい。候補のお店はいくつかあるが、2ヶ月ほど前にチュートリアルのテレビでみた有名店、「菅野屋」へ行きましょうか。銀座通りにあるお店に行くと、お昼も賑わっているようだ。夜はどうなんだろうと思い、中に入って聞いてみる。すると結構予約が入っているようで、すでに8時半以降しか取れない状態。そうか、じゃああまりうろうろするよりも、今日はここにしましょうか。というわけで、8時半より予約をゲット。GWなので観光客が多いんだろうね。

まだ雨はやみそうにないが、待っていても仕方がないので熊本城へと行きましょう。ここから歩くと10分ほどかな。遠くは無いが、雨が結構ふっているので歩きにくい。しばらく歩くと、お城のエリアに入ってきたぞ。お堀にそって坂を登ると、黒い天守閣が特徴的な見える。入場券を買って中に入ると・・・なんと雨がやんだ。なんというタイミングだ。そのおかげで、お城の正面に立ったときに傘を差さずに写真を撮ったりすることができた。人は結構いるが、うまく人波が切れるタイミングを見計らって、あたかも誰もいないような写真を撮りましょう。

しばしお城の威容を楽しんだあとは、中に入る。今年熊本城は築城400年ということで、本丸御殿の大改築を行っているらしい。この完成は来年なので見ることが出来ないが、他にもイベントがいろいろと行われており、お城の中の展示もきれいに分かりやすくなっているようだ。加藤清正の肖像画やお城の構造を表した模型、西南戦争のときに焼け爛れた瓦などがあり、なかなか興味深い。最上階の天守閣から見渡せる景色は緑が多く、かなり広い敷地であることが分かる。お城から出て、次は向かいの宇土櫓へ。ここは城内で唯一残る慶長年間からある建物で、中に入ると微妙な傾斜や敵を攻撃する為の窓下の穴など、長い歴史を感じさせる。


天守閣が見えてきた


立派なお城


近くで見上げる


お城の模型


貝あわせ


西南戦争のあと


宇土櫓を見下ろす


たくさんののぼり


加藤清正公


熊本城を堪能した後は、ぶらぶら歩いて街に戻る。雨は今日はもう降らないかな?お土産見たりしながらホテルに戻る。もう部屋に入れるので、少し休憩。ふう、ちょっと疲れたかな。晩ごはんは8時半からなので、しばらくゆっくりできる。いつのまにかうとうとしていた。8時を回ったので、そろそろ行きましょうか。また雨が降っているようだ。ほとんどはアーケードを歩くので、雨には濡れないけどね。目指すお店、菅野屋に到着。地下に降りると、お店の中はかなり賑わっているようだ。予約済みなのですぐに入れたが、今来た人は11時くらいにならないと入れないようだ。さて、何にするかな。馬料理は初心者なので、基本の馬刺しと馬しゃぶしゃぶにしましょう。レバーやタンもおいしいらしいが、それは明日に取っておこう。突き出しには馬のたたき、まずこれがおいしいぞ。牛肉のタタキよりもあっさりとしているね。熊本なので、米焼酎といい感じ。続いて馬刺しが登場。赤くてこってりしてそうだが、見た目とは違って脂っぽくなく、柔らかくてとろけるようだ。これはいいねえ。ショウガやネギとともに食べてもまた良し。赤い馬刺しの横に、白いものがある。これはコウネという馬のたてがみの辺りらしく、少し歯応えがあって噛むとともにいい脂の味わいが染み出てくる。でも硬いわけではなく、しばらくすると溶けていく。初めて食べたが、これもうまいね。


馬肉のタタキ


馬刺しとコウネ


馬しゃぶしゃぶ



チュートリアルのサイン

そしてメインの馬しゃぶしゃぶ。赤と白がきれいな肉だ。これを少しの間お鍋にくぐらせ、少しのタレでいただく。うん、少し肉の甘みがわかるぞ。これならばいくらでも食べられるようだ。野菜もたっぷりあるし、それほどアクもでないし箸が進む進む。昨日は黒豚、今日は馬のしゃぶしゃぶを食べたが、どちらもおいしいし牛のしゃぶしゃぶよりもむしろ好みかな。どちらもあっさりした中に、肉の甘みが味わい深いです。いつのまにやら無くなった米焼酎をお代わりしながら、どんどん食べる。妙に早く出てきたゴハンも完食して、ごちそうさまでした。


もう10時をとっくに回っているが、まだまだ人の出入りがあって賑わっている。そろそろでましょうか。レジの近くにチュートリアルのサインがあった。有名店らしく、数多くの芸能人が来ているようだ。観光客も多いしね。明日は近くにある「けんぞう」を予約済み。また馬刺しを食べてみよう。

外は雨。明日も晴れそうにはない。阿蘇にドライブに行く予定であったが、さすがに雨の中に行く気にはなれない。よって残念ではあるが、レンタカーの予約をネットでキャンセル。明日はゆったり最終日の熊本ライフを楽しみましょうか。