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ようやくこの日がきた。予約をしたのが2月だったので、約10
ヶ月もの間楽しみにしていたことになる。いよいよニューヨーク、ビジネスクラスの旅のスタートだ。上野からスカイライナーに乗り、12時前に成田空港到着。オーレ以来、約2年ぶりの成田空港だ。まずはチェックイン。この時間帯のノースウェストはニューヨークをはじめミネアポリス、サンフランシスコ、ロサンゼルス、デトロイトなどアメリカ各地行きのフライトが集中しているため、結構込んでいる。われわれはマイレージをやっとこそためて乗るのであるが、世の中には当たり前のようにビジネスクラスに乗る人もたくさんいるのである。家族連れまでいるのだ。30分位並んだろうか、ようやくわれわれの番がきた。座席はすでに予約してあった2階席。ビジネスクラスラウンジのチケットをあわせて受け取る。ロビーで買い物をすませ、いざ出国。確か成田は空港利用税が2000円だったと思うのだが、どこにも払う場所がない。あれれ?そういえば違和感を感じていたのだが、成田の第一ターミナルってもっと古い感じだったのでは・・・いつの間に改装されたのだろうか、ずいぶんときれいになっている。オーレの時は第二ターミナルだったので、第一は新婚旅行以来、5年半ぶりだ。いったいいつの間に・・・それにしても出国税がいらなくなったのはうれしい。関空も早くそうなってほしいものだ。出国審査をすませ、出発ゲートへと向かう。ノースウェストは一番端のターミナルなのでかなり遠い。10分くらい歩いただろうか、ようやく出発ゲート前のビジネスクラスラウンジ「曙」へとやってきた。ラウンジはそれほど人はいない。1時間くらいはここでのんびりとすごせそうだ。窓際で飛行機の見える場所に陣取り、早速ビールとおつまみをもらってくる。さーちゃんはビタミン不足らしく、オレンジジュースとフルーツ。さあ、今回の旅が無事すごせるよう乾杯!いい気分だ。窓からはまさにこれから乗る飛行機を見ることができる。あの2階席にこれから乗るのだ。うれしい、楽しい。この日をどんなに心待ちにしていたことか・・・1時間はあっという間にたち、出発ゲートへと向かう。
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クリスマスの成田空港
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ビジネスラウンジ
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ノースウェスト航空
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ちょうど搭乗が始まったようで、たくさんの人がゲート前に列を作っている。でもわれわれはビジネスクラスなので、その列を後目にあっさりと搭乗。うーん優越感(庶民だなあ)。2階にあがると、2-2の配列で席が並んでいる。前後も左右もゆったりしており、これは楽だ。出発を待っているとまずはシャンパンサービス。うーんリッチ。空の旅に乾杯。ほぼ定刻どおり、飛行機は滑走路へと向かい始めた。いつも飛行機に乗るとなぜか離陸がわからないほど眠くなってしまうものだが、今回はビジネスクラスの興奮もあるのだろう、まったく眠くならない。飛行機は離陸をはじめた。窓からは成田の田園風景が見える。あっという間に機体は雲の上へと飛び立った。まずはドリンクサービス。いつもならば「まずはビール」なのだが、すでにラウンジでビール、離陸前にシャンパンを飲んでいる。機内食が楽しみなこともあるので、ここは水だけにしておく。おつまみにナッツがついてくるのだが、袋入りではなくてちいさな陶器の器に出てくる。このあたりが「優越感」なのだろう(まったく庶民)。しっかりおかわりもいただく。さあ、機内食はなににしようか。メニューを見ると、どれも魅力的だ。洋にするか和にするか、散々悩んだあげくに「和」に決定。松花堂で、「鯛の木の芽和え」と「あんきも」そして「福島の地酒」が決定のポイント。楽しみだ。事前にオーダーを聞きにくるので松花堂2丁、よろしく。さて、ビデオプログラムが始まった。当然、座席にビデオがあるので好きなものを見ることができる。「プリティブライド」(Runaway Bride)があったので早速見ることにした。30分位たったところでいよいよ機内食のサービスが始まった。出てきたものは・・・すばらしい。これまで見たこともないような、和の機内食だ。煮物・焼き物・酢の物・寿司があり、それぞれちゃんとした器に盛られている。竹の皮に包まれたご飯もついている。いただきまーす・・・んまい。うまいじゃなくて「んまい」。薄味で上品な味付けだ。福島の地酒「栄川」をいただく。ふくよかな中にやわらかいうまみがある、おいしいお酒だ。これはいい。ごきげんにしっかりと味わいながらあっというまに食べてしまいました。食後のデザート(これはなくてもいいのだが)はムースのケーキとフルーツ。ごちそう様でした。おいしかった。食事も映画も終わり、眠くなってきた。座席のリクライニングはかなり深い。これはよく眠れそうだ、と思うまもなく爆睡。3時間ほど眠っただろうか、目がさめるとちょうどいいタイミングでミネラルウォーターとアイスクリームのサービスがあった。飛行機はアラスカからカナダへと入ったようだ。半分を少し超えたくらいか。その後もいつのまにか寝てしまい、気がつくとちょうど五大湖のあたりを飛んでいた。今日はトロントまで行くので、またこのあたりまで戻ってくることになるのだ。あと1時間くらいになったころ、軽食のサービスが始まった。それぞれ「ほうれん草と卵のパイ」「スウェーデン風シナモンパンケーキ」を選ぶ。りんごやチェリーの煮たのが添えてあるのだが、ばくばく食べている。とうとうこれまでも克服してしまったらしい。人間の進化とは恐ろしい・・・
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ビジネスクラスの和食
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ほうれん草と卵のパイ
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スウェーデン風シナモンパンケーキ
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飛行機は高度を下げ始めた。いよいよ到着だ。マンハッタンまでは見えないが、ニューヨーク郊外の街並みが見えている。ほぼ定刻の13時15分、JFK国際空港に到着した。いつもはなかなか飛行機から出られないのだが、今日はビジネスクラスだけあってすぐに出ることができた。入国審査を終え、荷物を受け取る。いつもはなかなか出てこないが、今日はあっという間に出てきた。うーんビジネス、やめられませんなあ。トロント行きの飛行機はラ・ガーディア空港から出るので、早速タクシーで移動する。空港前ですぐに乗ることができた。途中、ヤンキースのホームグラウンド、シー・スタジアムが見えた。30分ほどでラ・ガーディア空港に到着。まだ2時過ぎ、ずいぶんスムーズに来ることができた。ここからトロント行きは17時10分発、まだ3時間近くある。エア・カナダのカウンターで早い便に変更できるかどうか聞いてみる。すると16時10分の便に空きがあるので変更できるとのこと。ラッキー!それでもまだ2時間近くある。絵はがきを買い、カフェテリアですこしのんびりすごす。JFKも大きいが、この空港もなかなか大きな空港だ。16時を過ぎたので、ゲートへと向かう。カナダへと出国するのであるが、特にパスポートチェックは無い。国内線の感覚なのであろう。ゲートはそれほど広くはない。座って待っていると、ものすごい睡魔が襲ってきた。今は日本時間では朝の8時過ぎ、完全に徹夜したことになる。眠い眠い。なんとかガイドブックを見て起きようとする。ようやく搭乗が始まった。席につき、落ち着くと、あっという間に眠りに落ちてしまった。気がつくと・・・空の上にいた。またも離陸を気づかなかったらしい。もうひと眠り。次に目覚めると、ちょうど機内サービスが始まっていた。飛行時間が短いこともあり、スナックだけのようでポテトチップの小さな袋をもらった。おなかはすいているので、簡単に食べられるスナックは妙にありがたい。ばくばくと平らげ、もうひと眠り。18時ごろ、トロント国際空港に到着した。さあ、トロントだ。荷物を受け取り、到着ロビーへ。まずは両替だ。3万円のTCを両替し、409.46CADをゲット。1カナダドルは70円といったところか。街まではバスで行くことにする。インフォメーションで場所を聞き、バスのり場へ。チケットを購入(@12.50CAD)。ここのシステムはメインのバスが大きなホテルを数個所まわり、そこからそれぞれのホテルへはシャトルバスが巡回するようになっているらしい。バスの運ちゃんの指示の元シャトルに乗り換え、目指すホテルBEST WESTERN PRIMROSEに到着。まあまあのホテルかな。ずいぶんと年季の入った感じだが。部屋に入り、ほっと一息。ようやく横になれる場所に来た。ただしあっという間に寝てしまいそうなので、とにかく街へでよう。今日は長い一日だ。最後を締めくくる晩ごはんはどうしようか。しっかりとした肉を食べたい気分だ。ステーキハウスを探そう。ということで大通りまで歩き、道沿いにお店を探す。ところが歩けど歩けど、ファーストフードや中華料理やイタリア料理はあれど、いわゆるステーキハウスが無い。ハンバーガーはあるのだが、ちょっと違う。15分くらい歩いたが見当たらないので来た道を戻り、反対側へ。するとすぐにそれらしき雰囲気のお店が見えた。近づいてみると、ありました。ずいぶん歩いたのでおなかも減った。早速入り、まずはカナダの生ビールを注文。少しイーストの風味があるビールで、のどにおなかにしみわたる。うまい。まずはスープが出てきた。ビーフコンソメのスープで、外が寒かったせいもありじっくりと味わって飲んだ。しばらくするとステーキがでてきた。想像どおり、巨大なステーキに温野菜とポテト。かなりのボリュームだが、今食べたいものだ。炭焼きの肉は、ちょっと硬かったがわりとおいしかった。ボリュームの割にはあっさりと平らげた。つけあわせの温野菜もポテトもゆですぎず、なかなかの味であった。あまり脂っこくは無かったからだろうか、妙に満足です(CAD41.50)。
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ビーフコンソメスープ
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ステーキ
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お店の前
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さあ、ホテルに帰ろう。少し雨が降っている。明日の天気はどうだろうか。それにしても今日は長い一日であった。おやすみなさい・・・
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