1999/8/12 Paris
〜まだ行ったことのないパリを散策。モンマルトルの丘、新凱旋門、ノートルダム寺院。夜はレバノン料理。〜 ★通貨フラン(約19円)★

今日は少しゆっくりと起きた。シャワーを浴び、10時少し前にチェックアウト。ここのフロントのおばさんはなかなか感じのいい人だった。さて、今日は隣にある三ツ星ホテルに泊まろう。昨日や一昨日のホテルとはロビーがまず違う。1泊550フランの部屋が空いていたが、まだ部屋がきれいにできていないので荷物を預けて出かけることにする。近くのカフェで朝ごはんをすませ、さあ、今日はモンマルトルの丘に行こう。今まで行ったことが無かったが、実は北駅からも歩ける距離にあったのだ。20分ほどで丘のふもとにあたるところについた。お土産屋が並ぶ坂道を上ると、サン・クレール寺院の下まで来た。さて、ここからが大変。寺院に行くには坂道を階段で上るか、ケーブルカーで上るかだ。当然階段にしたのだが、これがかなりの段差があり段数も多い。途中で休憩しながらなんとか上りきり、サン・クレール寺院の前までやってきた。ここからは北駅やモンパルナスタワーを眺めることが出来、なんとかエッフェル塔の先端をみることができた。寺院の中を見学し、テルトル広場へと向かう。途中、似顔絵書きがたくさんよってくるがすべてお断り。ここへ来た一番の目的は、新しい家に飾る絵を買うこと。広場ではたくさんの画家が絵を描いている。パリの景色を描いたもの、花を飾った窓を描いたもの、猫などの動物を描いたものなどいろいろな絵がある。



サン・クレール寺院


広場の奥では切り絵師や似顔絵師がたくさんいる。みんな結構似顔絵を描いてもらっている。さて、どうしようか。ざっと見渡すがピンとくる絵が無い。こういうものは第一印象だと思うので、ピンとこない絵ならば買う意味は無いのだろう。何度か広場をまわるが、なんだか物足りない。希望としてはエッフェル塔がはっきりとした明るい絵なのだが・・・小腹がすいた。広場のクレープやでハムとチーズのクレープを食べる。なかなかおいしかった(@25F)。広場を少し離れ、絵を売る店をいくつか見てまわる。そのたびに似顔絵屋がやってきてうるさいのだが・・・いくつかのお店を見たが、ちょっと違う。



寺院に向かう階段


どうしてもエッフェル塔をメインにしている絵が無いのだ。広場の横に階段があった。モンマルトルの丘のイメージは、こういう階段沿いに若い画家がたくさんいて絵を描いているというものだったのだが、そういうことはできなくなってしまったのだろうか。画家といえば広場にいるくらいで、しかも若者はいない。いかにもこれを商売にしていますといったベテランの画家のようだ。広場に戻り、またも絵を見てまわるがやはりピンとくるものは無い。うーん、無理に買うつもりは無いのでもう買えないかもしれない。もう一度お店を見てまわる。まだ行っていない通りがあったのでそこを歩く。2軒ほど絵の店に入るのだがやはり望むものは無い。



テルトル広場


最後の1軒だ。お店に入ると、ちょっと今までの店とは違う種類の絵が置いてあるようだ。どうやらある程度名のある画家の絵を売っているようだ。そこで・・・見つけた!エッフェル塔がメインの絵が!これまで見た絵とは異なり、エッフェル塔がしっかりとした筆致で描かれている。大きさもちょうどいい。広場で売っている絵よりかなり高いが、やはりピンと来たのだから仕方がない。というわけで1680フラン、買いました。きれいな額をつけて飾りましょう。きっちりと包装してもらい、店を出た。ようやく買うことができました。ごきげんさ!広場を抜け階段を降り、モンマルトルの丘をあとにする。


このあたりは本当に坂道が多い。途中、ゴッホの家があるのだが、何の変哲も無い普通の家であった。最後の坂道を降り、大通りへでた。ここにかつてにぎやかだったムーラン・ルージュがある。今は使われていないのだが、これからどうなるのだろうか。続いてノートルダム寺院に行くためにメトロに乗ろうとしたら、行きたかった方向がいま工事中で反対方向しか行けないらしい。やむをえないので遠回りだが反対方向にのる。遠回りついでにまだ行ったことの無い新凱旋門に行くことにした。相当大きな建物なので、写真に収めるには一駅手前で降りるべきかとも思ったがとりあえず終点まで。地上にあがると・・・でかい。この場所ではまったく写真に収めることができない。新凱旋門を背にして歩き出すと、ちょうど真正面に凱旋門が見える。そんなデザインで設計されているのだ。ようやく写真に収まるところまで来た。新凱旋門も凱旋門も写真に収め、メトロに戻る。


ムーラン・ルージュ


新凱旋門


新凱旋門から凱旋門を臨む


続いてはノートルダム寺院へ。今日は今まで行ったことの無かったところばかりまわっている。メトロのCITEで降り、記憶を頼りにノートルダム寺院へ。到着・・・ここも工事中だ。でも中には入れる。これが有名な「バラ窓」。きれいだ。フラッシュありとフラッシュ無しで何枚か写真をとる。きれいに撮れていればいいな。


バラ窓


バラ窓(外から)


ノートルダム寺院


日本からの修学旅行集団がいた。女子校だろうが、ヨーロッパに修学旅行というのはどうなんだろう。本人たちはどういう気持ちで来ているのだろうか。なんて思ったが、自分の高校時代も修学旅行だからといってなにか特別に考えたわけでもないし・・・カフェでビールを飲みながら休憩。暑いときにはビールに限る。6時過ぎた。そろそろ買い物に行かなくては。何度も来たことのあるBON MARCHEへ。記憶を頼りにメトロにのり、Sevres Babyloneで降り、無事到着。まずはデパートでなにかプレゼントをお土産を買おう。と思ったが、これ以上かさばるものやわれものは避けたい。結局何も買わずに店をでた。さて、続いて隣のスーパーへ。1年半ぶりだ。中に入ると、なんだかレイアウトが前と変わっている。まだ一部は工事中のようだ。いつもはここでワインを仕入れるのだが、さすがに今回はすでに重すぎるのでビンものはやめようということになり、缶詰を中心に品定め。結局パテやオリーブ、アンチョビやサーモンマリネなどを選び、最後にお土産のチョコレートを選ぶ。レジで最初は508.65フランと言われて驚いて確認すると、オリーブオイルについていた値札と思っていたものが実は違っていて、20フランのつもりが96フランだと分かった。しかも2本。それは高い〜ここで買う意味が無い。よってオリーブオイルだけはキャンセルし、しめて316.65フラン。やっぱり重たい。それにしても腹が減った。スーパーにいる間も腹が減ってふらふらだ。さて、今日はどこで。日本では珍しい、レバノン料理屋さんにしましょうか。メトロで凱旋門まで行き、エッフェル塔へ向かう道を歩く。この通りにはあまりレストランがなく、人通りも少ない。10分くらい歩くとああ、あった!まずはお菓子屋さん。ちょっと変わったお菓子も売っている。向かいにはレストラン。結構賑わっている。NOURAというその店は、メニューを見るとなかなかおいしそうだ。でも近くにもう1軒系列のレストランがあるらしいのでそっちもみてから・・・高そうなお店だ。よし、さっきのお店に入りますか!中に入り、席につく。ほとんど席は埋まっている。ほとんどが観光客のように見えるが、レバノン料理屋さんだけあってアラブ系のヒゲの濃いおじさんたちもいる。ナスのペーストの前菜にキョフテ(羊肉のハンバーグ)のセットとチキンのセット、ワインはサンセールの白。注文のときに店名の由来を尋ねてみたら、どうやら昔々のレバノンにいた女王の名前らしい。テーブルの上にはオリーブと桜漬けのようなもの、そしてピタが置いてある。オリーブはかなりしょっぱい。桜漬けのようなものは、本当に桜漬けのようだ。おもわずごはんが食べたくなるが、代わりにピタを食べるのもなかなかおいしいが。ワインが来た。1998年もので、若いフルーティーな香り。ほどなく料理が来た。生野菜がたっぷりの、うれしい食事。これがそのあたりのビストロだとポテトになるのだろうが・・・おいしい。スパイスが効いていて食べやすい。こういう食事だと全部食べられる。カロリーも少ないだろう。だから賑わっているのかな。ナスのペーストも味が濃いがさっぱりしている。ピタにつけて食べるとフルーティーなワインとよく合う。レバノン料理もなかなかいいな。おいしくいただきました(344F)。記念にメニューを欲しいといったが、それはだめだった。残念。店の写真を撮り、帰りましょう。


ナスのペースト


キョフテのセット


チキンのセット


外は少し寒くなっている。シャンゼリゼ通りまで歩き、メトロにのってホテルに帰った。