1999/8/10 〜Paris
〜パリ到着後、TGVでディジョンへ。今日は初日だし、のんびり街歩き。日曜なので開いていない店ばかり。〜 ★通貨フラン(約19円)★

寒い。列車の中は冷房が効いており、あまりに寒くて何度も目がさめる。周りを見ると、みんな長袖を着たりして暖かい格好をしている。ところがこちらはTシャツしか持っていない。仕方が無い。冷たくなった足や腕をこすりながら、なんとか眠ろうとするが、すぐに目がさめてしまう。うう、つらい・・・それでもなんとかうとうとしていると、列車は7時44分、パリはオステリッツ駅に到着した。列車を降りるとやはり寒い。昨日までとは大違いだ。



オステリッツ駅


とにかくまず暖かいところに行きたい。駅の中のカフェに入り、サンドイッチとカフェオレを注文。暖かい・・・なんとか生き返ったようだ。サンドイッチは昨日までの乾いた生ハムとは違い、ジューシーなハムとチーズ。フランスに帰ってきたという実感がする。食べ終わるとようやく身体が温まった。さて、パリの宿泊はどうしようか。なにぶん荷物が重いので、このあたりにするか、北駅近辺にするか、空港近くまで行ってしまうか。ただ空港のホテル情報が無いので、とりあえず北駅まで行くことにした。荷物がとにかく重い。でもパリでもいろいろと買い物をしてしまうんだろうな・・・


まず両替し(18000P→662.9F)メトロの駅まで行き、10枚つづりのカルネを購入(55F)。たしか44Fだったような気がするが、値上がりしたのだろう。その代わりといってはなんだが、切符が以前よりしっかりとしたものになっていた。バーをまわして通る改札は、荷物がたくさんあると通るのが大変だ。ちょうど電車が来たので飛び乗る。10駅ほどで北駅に到着。ここのインフォメーションで空港のホテルについて尋ねようと思ったが、どうもホテルのインフォメーションが見当たらない。電車のインフォメーションはあるのだが・・・そんなこともあり、わざわざ空港まで行くことも無いと思い、このあたりで宿をとることにした。北駅・東駅周辺はホテルはたくさんあるのだが、場所が便利なこともあり値段のわりに今ひとつのホテルが多い。まあ今回はパリで3泊するので、いっそのこといろんなホテルにとまっていいホテルを見つけましょう。北駅を出、すぐ近くに4軒ほどのホテルが集まっているところがあった。一番手前にあったのは3つ星。650フランと、少し高めだ。まあ最終日に泊まってもいいかもしれないが。続いてその隣の2つ星へ。ちょうど2人連れの親子が出るところだったのであいているかと思ったが、残念ながら満室。どうやら予約でいっぱいのようだ。さらに隣の1つ星へ。ここは210フランと安い。ただしリフトが無い。これだけ思い荷物を持ち、さらに重くなると思われるのでリフト無しは辛い。2つ星と1つ星の差はこんなとこにも出ているようだ。そして最後の2つ星へ。ここは290フランで、空いていた。部屋を見てみると、まさによくあるパリ駅前の2つ星という感じだ。最初は電気がつかないのでどうしようかと思ったが、もう一つスイッチがあり無事ついた。よし、今日はここにしますか。少しだけのんびりし、さあ、街に出ましょう。とにかくまずはリコンファームをしなければならない。シャンゼリゼ通りまで行き、インフォメーションへ。観光客でずいぶんと賑わっている。ここでレストランガイドをもらい、タイ航空の場所を確認する。タイ航空はシャンゼリゼ通りの23番にあり、インフォメーションから1キロほど。まあ散歩がてら行きましょう。シャンゼリゼ通りは道が広いので、散歩が気持ちいい。15分ほどでタイ航空のオフィスに到着。チケットのオフィスは裏にあり、その入り口はいかにもタイといった雰囲気。結構お金をかけているようだ。地下に降りると予約のカウンターがあった。リコンファームをするのはもちろんだが、もう一つの目的はバンコク−大阪線の便変更。今取れているのは8/14朝9時発のTG728だが、これを夜中発のTG622に変えたい。そうすればバンコク市内に出て、いろいろと買い物をしたりタイ料理を食べたりできるからだ。カウンターのお姉さんに変更したい旨を伝える。お姉さんはしばらく予約の画面を見ていたが、明日にならないとはっきりとした答えは出せないが、おそらく変更できると思うとの返事。なんとか変更できますように・・・明日また来ることにした。オフィスをあとにし、まずは本屋に行きましょう。ちょっと迷ったが、以前来たことのある本屋に到着。できればパリでおいしいベトナム料理を食べたいと思っているのでガイドブックを探す。でも外国のガイドブックは文字ばかりで、写真でイメージをつかめるものはほとんど無い。るるぶのような本があればいいのに・・・結局わからず。しばらく本屋でうろうろする。ここフランスでも、日本の漫画がはやっているようでドラゴンボールやセーラームーン、スラムダンクなどのコミック本が売っていた。見なれた登場人物がフランス語をしゃべっているの妙なものだ。



コンコルド広場から


本屋をあとにし、次の目的はお昼ごはん。今日は久しぶりの和食にしましょう、といってもラーメンだが。パリのオペラ座近くは日本料理のお店やラーメン屋、日本食材屋が集まっている。本屋からは少し遠いが、シャンゼリゼ通りからコンコルド広場を通っていけるので散歩道としてはちょうどいい。途中花が咲いていたり、並木道があったり、パリは何度来てもそのたびに絵になる街だと思う。コンコルド広場についたあたりで突然強い雨が降ってきたので雨宿り。5分くらいで小ぶりになったので助かった。


しばらく歩くとホテルリッツの前の広場に出た。ここはブランドのお店がたくさん並んでいる。なんだか突然日本人が増えたようだ。まあわれわれには関係無いが。広場を抜け、少し行くとオペラ座だ。ところがオペラ座は周りがすべて壁で囲まれており、どうやら工事中のようだ。



「ひぐま」のラーメン


さあ、目指すラーメン屋はもうすぐだ。細い通りに入ると、突然日本語が目立つ。その中にラーメン屋「ひぐま」はあった。中は賑わっている。席につき、ラーメンと餃子のセットを注文。隣のフランス人らしきおじさんは中華丼を食べている。なんとか箸を使いこなしていると行った感じだ。まず餃子が出てきた。皿に7つ並んでいる。たれにつけて食べると、ふむ、なかなかうまい。肉の多いしっかりとした餃子だ。焼き加減もちょうどよい。ほどなくラーメンが出てきた。分厚いチャーシューが入っている。まあ普通のラーメンだが、ここがパリであることを考えると上出来であろう(@63F)。満腹になった。


しばらくそのあたりを散策する。かつてこのあたりには日本語の本屋さんがあったと思うのだが、その場所には以前世話になった日本人向けの旅行会社が移っていた。ベトナム料理屋を知りたいのでそこで聞いて見たが、知らないという。実際に住んでいる人はあまり興味が無いのかもしれない。さて、では街歩きをしましょう。文房具さんを見たいので、ガイドブックに載っていたお店へと向かう。少し遠いのだが、食後でもあるのでふらふら歩きながら行きましょう。チュイリー公園を抜け、再びコンコルド広場へ。ここからはシャンゼリゼを通らず、少し北側の通りを歩く。この通りもブランドショップが軒を連ねている。このあたりにくるのを目的にパリにくる日本人もさぞ多いことだろう。まあわれわれには関係無いがその2。途中何度か雨宿りをしながら、目指す文房具屋に到着。ガイドブックによるとここはパリ最大の文房具屋とのことだが・・・どうもイメージと違う。高級感があふれる店だ。とりあえず中には入ったものの、高価なペンや万年筆が中心で、欲しいものが無い。早々に退散しました。



カフェ


少し歩きつかれた。カフェで休憩しますか。シャンゼリゼまでは近いので、せっかくだからそこまで行きましょう。途中キッチン雑貨屋を見ながら、10分ほどでシャンゼリゼに到着。近くにあったカフェLE PARISに入る。今日は紅茶気分。アールグレイとセイロンを注文(60F)。しばらく日記を書いたりしながらのんびりとすごす。さっきインフォメーションでもらったレストランガイドを見ると、2軒だけだがベトナム料理屋が載っていた。ただし中華やタイ料理もあるらしいが。フランス人にとっては、インドから向こうは日本も含めてみな同じなのかもしれない。まあとにかく今日はこのレストランに行ってみることにしましょう。


6時頃カフェを出、もう1軒の文房具屋へ。少し遠いので、今回はメトロに乗って行く。ODEON駅について出口を出ると、目の前に本屋さんがあった。どうやらここは辞書や語学の専門店らしい。中に入り、日本語コーナーを探す。いままで何軒か本屋に入ったが、その中では一番充実しているようだ。そこで探していた和仏・仏和辞書を発見。280Fと少し高いが、欲しかったものなので買いましょう。仏英辞書でいいものがあったら買おうかと思ったが、これはあまりに重いのでやめた。本屋を出て文房具屋へ。このあたりはソルボンヌ大学の近くだけあって、理工関係専門の本屋や経済関係専門の本屋など、分野別に分かれておりそれぞれ充実しているようだ。文房具屋はそんな本屋の地下にあった。ここで欲しかった小さいペンケースを購入(34F)。7時半になり、お店もちょうど閉店となった。さあ、ばんごはんはどうしようか。とりあえず、レストランガイドでみたベトナム料理屋に行ってみよう。メトロでOPERAまで行き、住所を頼りに探すが・・・無い。住所はここで間違いないのにお店が無い。移転したのだろうか。ううう。仕方が無いので再度メトロに乗り、もう1軒のお店へ。かつて行ったことのある、フォーラムの近くにお店はある。ちょっと迷ったが、お店を見つけた。が、どうみても中華料理屋、しかもちょっといまいち。やめましょう。もう8時半、どうしようかと思ったが、この近くにCHEZ LEONがあったことを思い出した。すぐに見つかった。パリにいる間に一度は行こうと思っていたので、ちょうどいい機会だ。シャンゼリゼ店と違ってすぐに入れそうだし。ようし、入りますか。



鍋一杯のムール貝


ここにくるといつも頼むプロバンス風と、初めてのマスタード風味を頼んだ。あとはビールと白ワイン。ロワールのミュスカデにしました。まずはビールでのどを潤し、そして久々の白ワインがうまい。しばらくして運ばれてきたものは、鍋いっぱいのムール貝。久しぶりだ〜。やはりフランスにきたらこれを食べないと。以前GWに食べたのよりも、ムール貝が大ぶりだ。時期的に育っているようだ。うまいうまい。初めて食べるマスタード風味もなかなかいける。スープにたっぷり浸しながらばくばく食べ、パンもスープに浸しながらばくばく食べ、あっという間に無くなってしまいました。ワインもおいしかった。満足です(267.4F)。


外の席だったので少し寒くなってきた。10時半頃、お店を出、メトロでホテルに帰った。