1999/8/6 〜Barcelona
〜バスでバルセロナへ。ホテル探しには超苦労した。ハモン・セラーノとパエージャは絶品。〜 ★通貨ペセタ(約0.75円)★

7時半起床。シャワーを浴びて荷物をまとめ、9時頃チェックアウト。朝からいきなり大階段だ。



マルセイユバスターミナル


重い荷物を持って、よっしゃあああああああ!なんとか上りきりました。朝ごはんを買おうと駅のマクドナルドに行くが、行列が長くなかなか進まない。あまり時間がないので断念し、とにかくまずはバスターミナルへ。チェックインしバス乗り場へ。まだバスは来ていないようだ。出発まではあと15分あるので、再度マクドナルドへ。でもやっぱり行列は長く、結局朝ごはんは断念だ。仕方がない、昨日買ったポテトチップでも食べますか。定刻の9時半、バスはバルセロナに向けて出発した。今日は長い旅になるであろう。バスはガラガラだ。明日が満席だというのにどうして今日はこんなにガラガラなのだろう。


バスは海岸線を走る、と思っていたらどんどん北上している。あれれ?リヨンとモンペリエの分岐でリヨンに向けて走っているぞ?いったいこのバスはどこに行くのだ?と思っていたら約1時間後、アヴィニオン到着。なんだい、いろいろ経由して行くのか。そりゃ時間がかかるわけだ。その後モンペリエを経由し、お昼休憩。ドライブインはコンパクトにまとまった感じで、わりときれいだ。でもあまり食べたいものがないので、スパゲティを食べた。見かけから想像はできたが、やわらかいうどんのようなスパゲティであった。まあドライブインは洋の東西を問わずこんなものかも。高いし(105.20F)。さて、バスは再度出発。フランス最後の街はペルペニャン、そして国境超え。寝ていて分からなかったが、パスポートコントロールはなかった。それにしてもEU内はほとんど見られることがない。スタンプが欲しいのに・・・スペインに入り、フィゲレスを経由し、15時ごろヘローナ到着。ここでは少し長い休憩だ。バスを降りると、おお、スモ・デ・ナランハ!久々の生オレンジジュースが眼を引く。飲みたいのだが、ここはスペイン、フランは使えない。で、駅の両替所は、なんとクローズ。どういうこと?結局指を加えてみているしかない。こういうときにユーロだと便利なわけだ。残念・・・バスは出発した。次こそバルセロナだろう。車窓からの景色はフランスの緑からスペインの赤茶へと変わっている。ひまわり畑がそこかしこにあるが、ほとんど立ち枯れていて乾ききっている状態。種をとるのだろう。16時頃、バルセロナ北バスターミナル到着。見覚えのある場所だ。そう言えば3年前、ここからアンドラにむけて旅立ったような気がする。そして16時20分、終点のバルセロナサンツ駅到着。約7時間、お疲れさまでした。でも直行で走れば4時間くらいで着くのかもしれない。さて、両替し(\10000→12249P)、まずはホテル探しだ。バスから見たところ、サンツ駅周辺にはあまりホテルが見当たらない。駅の上に立派な5つ星ホテルがあるが、これは高いだろう。とりあえず、念のため、値段を聞くと14500P。うーん、物価の安いスペインでこの値段はちと高い。駅のまわりを探してみる。すぐ近くにわりと大きなホテルがあった。中に入ると、ちょうどJTBのツアーが入ってきてロビーは日本人だらけになった。JTBで使うということはそんな悪いホテルではないということだろうか。値段を聞くと、それ以前に空きはないといわれる。なんだい。もう1軒の小さなホテルへ行くが、ここの満室。あとはざっと見渡すも、ホテルが見当たらない。駅のインフォメーションで聞くと、12000Pからだという。以前バルセロナに来たときは5000P位で泊まっているので、12000Pはちょっと高い。では中心街であるカタルーニャ広場まで行きますか。ガイドブックによると、このあたりにはたくさんのホテルがあるということだ。メトロの10回券を買い、カタルーニャ広場へ。出口のすぐ前にまず1軒。さて・・・空いていない。その隣は・・・空いていない。向かいは・・・空いていない。その上は・・・空いていない。ん?まずいぞ。確か以前もホテル探しには苦労した。そのときよりも時間は遅い。やむ終えない、機動力のため一人でホテル探しに走る。ガイドブックを見ながら1つ星〜3つ星を片っ端からあたる。結果は・・・満室、満室、満室。1軒だけ空いてはいたのだが、そこは3つ星の中でも高く、20000Pを超える。それはだめだ。どんどんあたっていくのだが、見事にすべて満室。確かにランブランス通りは観光客であふれかえっている。とはいえここまで満室なのは初めてだ。いつのまにか隣の駅まできた。このあたりにもたくさんのホテルがあるのだが、ことごとく満室。うーんどうしよう。そろそろ9時になる。もう少しみて、だめならばサンツ駅の5つ星に戻るしかないかもしれない。ガイドブックにのっていたこのあたりの最後のホテルも満室。でもその向こうに2軒ホテルが並んでいる。ようし、ここで最後だ。聞いてみると・・・空いてました!9000Pと思っていたよりは高いが、もうこの際問題ではない。チェックインカードに名前を書いていると、部屋がないかと尋ねてきた2人組がいた。するとフロントのおっちゃんはもう無いと言う。なんと最後の一室であった。よかった〜。荷物待ちまでダッシュで戻る。結局1時間以上かかったかもしれない。とにかくよかった。ホテルに入り、荷物を置き、すぐさま晩ごはんへ。バルセロナに来た最大の目的、本場のパエージャ。お店は前回も来たロス・カラコロス。記憶を頼りにお店に向かう。あったあった、店の入り口横に焼けた鶏肉がおいしそうにまわっている。お店に入ろうとすると、入り口にあるバーがものすごく賑わっている。どうしたことかと思ったがとりあえず入る。バーを抜け、レストランの入り口に来ると名前を聞かれた。しばらく待たなければ行けないようで、このバーの人混みは順番を待っている人たちだ。ならば待とう、ということでビールを注文。ホテル探しで疲れたが、ともかくこの一杯がうまい。しばらくすると待っている人が名前を呼ばれ、バーからはどんどん人がいなくなっていく。ようやくおちついて飲めるくらいの人数になった。バーの天井からは豚の足がぶら下がっている。これがハモン・セラーノ、高級生ハムだ。


入り口でまわっている鶏肉


天井からぶら下がる生ハム


ハモン・セラーノ


ようやく名前が呼ばれ、奥へと向かう。席に着くと、隣にはいっしょに名前を呼ばれた家族連れが座った。お母さんが話し掛けてきて、スウェーデンから来たらしい。バカンスでずっと島にいたらしく、もともとは白い肌であっただろう10才くらいの女の子はこんがり小麦色になっている。われわれが2週間の休みだというと、なんて短いのだと驚かれた。夫婦は学校の先生で、3ヶ月ほど休みがあるそうだ。なんともうらやましい。日本では2週間でも驚かれるというのに・・・さて、今日はちょっと豪勢に、前菜はハモン・セラーノ、そして魚介のパエージャ、飲みものはサングリア。まずはハモン・セラーノ。イタリアの生ハムとは違い、少し乾燥した感じだ。でも味わいがあってうまい。前菜には最適だ。サングリアはオレンジがたっぷりと入っており、さわやかだ。口あたりがいいのでどんどん飲んでしまうが、これは酔っ払うかもしれない。さあ、いよいよパエージャ登場!まずはできあがったままを見せてくれる。エビや貝がたくさん見える。そしてお皿にとり分けてくれる。うーん、実にいい香りだ。さてお味は・・・うまい。うますぎる。口一杯に広がる海の香りと魚介のコク、実にうまい。むさぼるように食べる。エビの頭をすするとこれがまたうまい。あっという間に平らげてしまった。デザートはどうかと言ってきたが、この後味にデザートは必要ない。残っているサングリアをゆっくりと楽しむことにする。あーおいしかった。ごちそうさまでした(8801P)。


ガスパチョ


パエージャ


取り分けてくれた


結構酔っ払ってきたかな。お店をで、ちょっとぶらぶらする。久々に見るコロンブスの塔だ。頭が白くなっているのはハトのフンだろうか。海沿いまで来た。港の先までいろんなお店があるようで、たくさんの人が行き来している。昼間が暑い分、みんな夜ふかしなのだろうか。ランブランス通りもすごい人だ。ホテルまでぶらぶら歩いて帰り、寝ました。