1999/8/3 〜Milano
〜ミラノ到着、Kanaちゃんと再会。ドゥオモに登ったり、最後の晩餐を観たり。夜は4人で楽しいディナー〜 ★通貨リラ(約0.075円)★

寒い。寒さで何度か目を覚ましたが、そのたびに眠気がおそいまた眠ってしまう。電車はスイスを通るので、その間が特に寒いのだ。8時45分頃、駅に到着した。ミラノ?と思ったがひとつ手前のNovara。40分ほど遅れているようだ。Novaraをでると牧草地が広がる。20分ほど走ると、次第に都会の街並みになってきた。9時30分頃、ミラノ中央駅に到着した。さて、Kanaちゃんはどこに?電車の一番前くらいにいるはずなのだが・・・いた!約半年振りの再会だ。今日はKanaちゃんちにご厄介になる。両替を済ませ(2万円→276300L)、駅前からトラムに乗って3駅、メトロのLIMA駅近くにKanaちゃんちはあった。



パニーニ


大通りに面したその建物は、中に入ると中庭に面して入り口の並んでいるマンションだ。部屋はシンプルで使いやすそうだ。荷物をおいて一息つき、まずは朝ごはんへ。マンションの向かいのBARに行く。ここでカプチーノとパニーニを食べる。パニーニは生ハムがたっぷりと挟まれており、とてもおいしい。日本では食べられない味だ(23000L)。部屋に戻り、シャワーを浴びさせてもらい、しばらくゆっくりする。Kanaちゃんがイタリアに来てからの話などを聞く。いろいろと苦労はあるようだが、楽しそうだ。日本からのお土産を渡す。日本酒と和風のパスタソース。さすがに明太子味はイタリアにはないだろう。


さて、今日のお昼ごはんはおいしいピザだ!トラムにのって中央駅を10分くらい超えたところで降りた。そこから10分近く歩いたところにそのピザ屋さんはあった。地元の人でないとわからないような場所にある。お店に入り、まずはビールを注文。メニューを選んでいる間に、Kanaちゃんの旦那さん、Hiro君到着。今日は平日なので仕事だが、お昼休みを利用して駆けつけてくれた。4人いるので、いろんなものが食べられる。というわけで、前菜として生ハムの盛り合わせ、そしてピザを4種類(マルゲリータ、アンティチョーク、シシリーナ、クアトロフォルマジオ)注文。それにしてもKanaちゃんもHiro君もイタリア語がぺらぺらだ。わずか1年、Kanaちゃんにいたってはわずか半年しかたっていないというのに・・・現地に住み、必要に迫られるとこうなるのだろうか。もちろん本人の努力があったことが一番だろうが。まず前菜が運ばれてきた。3種類のハムに黒オリーブが添えられている。どれもうまい。朝食べた生ハムとはまた一味違う。ボリュームもたっぷりだ。4人いるからこそ食べられる。前菜を食べ終え、しばらくするとピザが運ばれてきた。20×40センチはあろうか、木の器の上に薄く焼きあがったピザが乗っている。4人がそれぞれ切り分け、お互いのいろいろな味を楽しむ。どれもうまい。特にクアトロフォルマジオがゴルゴンゾーラがきいていてうまい。さーちゃんはちょっとだめだろうが。大きなピザであったが、薄いので食べやすく、あっという間に平らげてしまった。


ミラノのトラム


ハムの盛り合わせ


ピザ


食後にエスプレッソを飲み、おいしいランチ終了!なんとHiro君がご馳走してくれた。まったくもってありがとうございます。本当においしかった。さて、食後はショッピング。といってもミラノ名物ブランド服ではなく、キッチン雑貨。ピザ屋さんからトラムに戻る途中を少し入ったところにそのお店はあった。ここも地元の人でなければ分からないだろう。お店は地下にも広がっており、たくさんのキッチン用品が並べられている。日本では見かけないようなデザインのものも多くものすごく目移りしてしまう。が、かさばるものも多いので、何でも買うというわけにはいかないが、結局チーズを切ったりするための大理石のボードをゲット(22440L)。安いのはいいのだが、これは重たいものを買ってしまった。でも欲しかったのだ・・・もう一軒近くのお店に。ここはソファーなど、家具が売っている。さすがにソファーを買うわけには行かないが・・・いろんな種類のローソクもある。ここミラノでは電気代が高いために、夜はローソクで生活することも多いそうだ。お店を出、今度はメトロに乗る。めざすはドゥオモ。CADORNA駅で乗り換え、DUOMO駅に到着。メトロの出口をでると、おお、ドゥオモ、2年ぶりだ。この前来たときは上には上らなかったのだが、Kanaちゃんいわくミラノ一のお勧めスポットらしい。裏手に回るとエレベータの入り口があった。入場料一人9000リラを払い上へ。到着した。屋根づたいの狭い通路を抜けると、少し開けたところに出た。おお、尖塔が間近に見える。下から見上げている分には同じ尖塔に見えるのだが、近くに来てみるとそれぞれが異なる人物を形作っているのがわかる。ヨーロッパらしい、すばらしい彫刻だ。しばらく屋根づたいを歩くと、さらに階段がある。せまい階段をあがると、ドゥオモのてっぺんに来たようだ。ミラノ市街が見渡せ、すばらしい眺めだ。日本の木造建築もすばらしいが、ヨーロッパの石の建築もすばらしい。いいものを見た。


目指すところ


ここを登ってきた


屋根からの景色


来た通路を戻り、エレベータで下まで降りた。さて、休憩だ。Kanaちゃんお勧めのジェラテリアへ。2種類のジェラートをカップにいれてくれる。それぞれ好みで、グレープフルーツ&ヨーグルト、グレープフルーツ&レモン、メロン&ココナツを頼んだ。それぞれ素材の味がしっかりしており、うまい。続いてはちょっと高級な惣菜屋さんへ。おいしそうな惣菜が並んでいる。ここで今夜のおつまみを買いましょう。タコのマリネ、生ハム、イチジク、プチトマトを購入。ワインも買おうと地下のワイン売り場に行ったが、高いものばかりだったのでやめた。お土産用に生ハムの缶詰を買った。

さて、お店を出、地下鉄にのってミラノ観光のメイン、「最後の晩餐」の教会へ。20年以上の歳月をかけて修復されたその絵が今年春から公開された。しかし見るためには予約が必要で、それすらもなかなか取れないらしい。われわれはKanaちゃんのおかげで予約をいれてもらっていたので、16時45分からの回にはいることができるのだ。入り口には予約を持っていない人が30人ほど並んでいる。この人たちは予約をしている人がこない場合にのみ入れるので、30人ほどとはいえ1時間以上待つ必要があるという。予約をいれてくれたKanaちゃんに感謝だ。



「最後の晩餐」


日本語の案内テープとともに入場し(入場料込みしめて34000L)、しばらくは待合室のようなところで絵の説明を見る。10分ほどでいよいよ絵の部屋へ。薄暗い部屋の中、奥の壁にその絵はあった。絵についてはあまり詳しくないのだが、日本語の説明があったこともあり、そのすばらしさが感じられた。それにしても予約制をとっているだけあって、一度に見られるのは10数人。よってゆったりと見ることができてとてもよかった。15分ほどでその回の人はおわりになる。出口横のお土産屋で絵はがきを買い、教会を出た。外で待ってくれていたKanaちゃんとともに隣の教会に入る。


ちょうどミサの最中のようで、神父さんの声が教会に響いていた。教会を出て、地下鉄に乗り、LIMA駅まで戻る。あとはスーパーマーケットだ。Kanaちゃんちを過ぎて5分位歩いたところにスーパーがある。ここでモツァレラチーズとワインを購入。これで準備万端だ。一旦戻ろう。Kanaちゃんちに向かう途中、お店の人がKanaちゃんに声をかけてくる。顔なじみのようだ。しかもちゃんとイタリア語で会話しているKanaちゃん・・・たいしたものだ。部屋に戻り、ちょっと休憩。今日は8時からレストランを予約してくれている。もう8時前なので、すぐに出発した。さっきのスーパーをすぎ、さらに10分弱歩いたところに「LUCCA」があった。Hiro君はすでに来ていた。さて、何を頼もうか。とにかくまずはビールでのどを潤し、モツァレラチーズとトマトのサラダとレバーペーストをのせたパン。うまい。どうしてイタリアのトマトとモツァレラチーズはこんなに新鮮で味があるのだろうか。レバーペーストは絶品。たくさん食べたいところだが、他にも食べなきゃ。続いて温かい前菜の盛り合わせ。ナスやズッキーニ、赤ピーマンやソーセージなどをオリーブオイルで炒めてあるのだろうか。これも美味しい。このころからワインにチェンジ。そしてパスタが4種類。フレッシュトマトのパスタ、ニョッキ、きのこのリゾット、テナガエビとカボチャの花のリングイネだ。4人もいるといろいろと食べられるのでいい。どれもおいしいが、きのこのリゾットが一番の好みだ。ワインがすすむ。どんどん食べてどんどん飲んでしまう。ウェイトレスに一人Hiro君のお気に入りがいるようで、Hiro君はその人にばかり注文をする。確かにきれいな人で、スタイルもいい。日本ではお目にかかれないだろう。デザート前にもう一品、ということで生ハムを頼む。イタリアの生ハムはうまい。ジューシーで味が深い。日本でも食べられるかもしれないが、値段が・・・さて、デザートタイムだ。女性陣でパンナコッタとアイスクリーム、男性陣はグラッパ。アルコール度数の高いお酒だ。こちらでは一気に空け、何倍も飲むのが習慣らしいがそれはご勘弁。一杯だけだが、なんだか酔っぱらってきたようだ。4人でしめて260000L、これだけ食べてこれだけ飲んだのに・・・


トマトとモツァレラのサラダ


温野菜の盛り合わせ


こんなお店


部屋に戻り、二次会だ。まずはシャンパンで乾杯。と、夜行疲れとさっきのグラッパが効いているのだろうか、強烈な睡魔が襲ってきた。みんなといろいろ話したいのだが、眠くて眠くてたまらない。意識を失いつつも、なんとか話に参加しようとしたのだが・・・シャンパンが空き、お開きとなった。今日買ったおつまみ類は明日の朝ごはんになるのだろう。とにかく眠い。おやすみなさい・・・