2020/2/28 クアラルンプール〜ダッカ
〜初のバングラデシュへ。ビザ取得も無事に完了し、インドをも超えるカオスな街をさまよい歩く。とにかく人が多い〜  ★通貨タカ(1.3円)★

〜ダッカへ〜
4時半起床。さあ、なんともひりひりする一日の始まりだ。現時点でバングラデシュのアライバルビザの制限は中国香港台湾のみで、まだ日本人に対しては行われていない。一方で、インドがアライバルビザの停止を日本人に対しても始めた。この情報だけだと問題はないが、この手の制度は急に決まることがあるので安心はできない。シャワーを浴びて荷造りして、6時過ぎにホテルをチェックアウト。ちょうど6:30のKLIA エクスプレスに乗ることができた。空港に到着し、しばらく最後の情報収集を行う。8時を過ぎた頃、ちょうど日本時間9時の更新が入り、特に制限事項に変化がないことを確認。よし、行こう!チェックインはあっという間に完了。これまでビザのいる国に行く時はカウンターで聞かれたりしたが、特に何もないのはアライバルビザが問題ないことと考えよう。


KLIAエクスプレス


車体にタイガー


クアラルンプール空港


出国審査を終え、出発ゲートへと到着。その入り口にはセキュリティチェックがあるのだが、みんな手荷物が多くごちゃごちゃしている。ここからカオスが始まるのか・・ゲート前のロビーでしばらく待つが、ざっと見たところ東洋系は他に2人いるくらいであとはみんな顔の濃い人たち。東洋系の一人は日本人かもね・・しばらくして、搭乗開始。3−3の飛行機で、窓側と通路側はすべて埋まっているくらいかな。ここまでくるともう行くしかないので、かえって気持ちが落ち着いてきた。朝早かったことやここまでの緊張もあり、このあとはほぼ眠りに落ちる。とはいえ朝ごはんの機内食は外せないので、そこは目覚める。ライスかチャパティかという謎のセレクトで、チャパティにしたら当たり前だがカレーとチャパティ。通路側の人は、カレーとライス。これは、カレーの種類は問わないのかな?インドだったらチキンかベジかなのに、バングラデシュはベジがいないのかな?


緑の島


チャパティの選択


もうすぐ着く


〜空港到着〜
食後も何度も眠りに落ちるが、目覚めたら眼下にはバングラデシュの大地が。川が多く、水田が多く、なんだか水浸しのようなところがあちこちに見える。徐々に飛行機は高度を落としていくが、空港の近くは多数のマンションが立ち並ぶ住宅街。そして定刻通り、ダッカ・ハズラットシャーラジャル国際空港に到着。まだ明らかにターミナルへ向かう途中で止まっているのに、みんな立って荷物を取り出すのはどういうこと?もちろん、CAさんには座れと怒られてました。そりゃそうだ。さあ、いよいよこれからだ。なんとか無事にアライバルビザをゲットしたいな。到着したゲートは一番端で、かなりの距離を歩かされる。もちろん、動く歩道とかはないんだね。


住宅街だな


空港はこじんまり


でも結構歩かされる


〜アライバルビザ無事ゲット〜
そしてネットでも見た、Arrivalの方向が下向きになっている看板、この階段を降りると体温検査のゲートがあり、そしてその横にはアライバルビザのカウンターが。10人以上の人が何やら記入しているようだが、よく見るとヘルスチェックの用紙で、ビザ申請はそれほど多くないようだ。中国人が制限されていることもあるのかな。ネットで出力していた記入済みの申請書とパスポートを提出すると、今はそのフォーマットではないという。そして何回もコピーしたような、端っこの表示が切れた申請書を渡された。だいぶ記入項目が減っているな。持ってきた申請書を見ながら新しい申請書に記入し、係の人に提出。なんとも厳めしい顔つきの係員がパスポートを一瞥し、横の係員に渡すとその人がパスポートの内容をじっくり確認し、そしてその厳めしい係員がパスポートにビザのスタンプを押してくれました。よかった。心配していたコロナの制限もなく、無事にバングラデシュのアライバルビザが取得できました。隣のカウンターでは一人の日本人?らしき人が宿泊先はわからない、会社で手配するからみたいなことを言っていて押し問答になってました。そんなの、どこか適当に書いておけばいいのにね。真面目過ぎはうまくいかないですよ。
ということで、アライバルビザの保持者は通常の入国審査は通らずにそのまま抜けられる。そして荷物を受け取り、ようやくほっと一息。唯一かつ最大の関門を何の問題もなく通過できたのでよかった。ここは数日後には制限が厳しくなる可能性があるからね。


ベンガルタイガー


体温は必須


苦戦中の日本人


〜ホテル到着〜
これにて通算77カ国となりました。では両替、73リンギットが1495タカになりました。2000円はいかないくらいだが、まあ十分だろうな。では指定されたターミナル1のゲート1へ向かう。外に出ると、若い男子が名前のプラカードを持って待っていてくれました。しばらくして手配した車が到着し、これでホテルまで。空港の周りは何ともごちゃごちゃとしている。すぐに人の生活エリアがあるようで、車やらCNGと呼ばれるトゥクトゥクのような小型車、リキシャなどが行きかっている。そんな中を、空調の効いた車は快調に走る。いいねえ、この雰囲気。デリーのような大都市ではないが、ちょうどチェンナイをもっとぎゅっとした感じかなあ。途中列車が見えたり、たくさんのリキシャが集まっているところがあったりする。大通りから少し狭い道に入ると、生活感が満載。路上で生活してそうな人もいるし、そんなところはリーの雰囲気にも似ている。そして再度大通りに入り、ショップやホテルなどが並ぶにぎやかな通りに来た。そして今日のホテル、Hotel Capital LTDに到着。ビルの一階は別のお店で、その一角にホテルへの入り口がある。ちょっとわかりづらいが、フロントまで上がってしまえば普通のホテル。早速チェックインし、ゆったりとした部屋に案内されました。このくらいなら全く十分です。車の手配やら荷物持ちやら部屋の案内やら、しっかり対応してくれた男子にはチップをあげましょう(60)。ここからしばらくはお仕事タイム。いくつか急ぎのメールへ返信したりSkypeにてミーティングしたり、いやこれはどこにいても普通に仕事ができますね。まったくいいのか悪いのか、しっかり対応できるからしっかり休みが取れるということで、前向きにね。いつのまにやら15時を回った。そろそろ街歩きに行きますか。


駅かな


列車が行く


ホテル到着


〜街歩きスタート〜
まずは腹ごしらえをしたいので、ホテルから歩ける範囲のお店を目指す。外に出ると、日差しは強いが湿度が低いのでカラッとしている。日陰はわりと過ごしやすい感じかな。ただ、ほこりっぽい。世の中の事情からマスクをしているのだが、ここはむしろマスクをしたい場所だ。街行く人の中にもマスクをしている人がそれなりにいるが、これはコロナ対策なのか埃対策なのか、どっちかな。たくさんの人や車などが行きかう中、さくさく歩いていきましょう。そして目当てのご飯やさんについたのだが、残念ながらクローズ。一応16時までになっていたので時間的にはまだ大丈夫のはずだが、定休日なのかシャッターが下りている。うーん残念、でも仕方ないなあ。こうなるとあまり時間のない中でさまよえないので、やっぱり昼は食べそびれるわけです。まあいい、次へと向かおう。


リキシャが行き交う


バスが走る横で果物


人とバスのカオス


旧市街へ突入


リキシャが並走


人が多い


〜ショドル・ガット〜
次の目的地は、旧市街であるオールドダッカの川まで行きたい。ざっと2キロ程度だろうか、さくさく歩こう。それにしても、たくさんの人と車が行きかう様子はまさにカオス。こんな中にもそれなりの秩序はあるのだろうが、日本人にはハードルが高い。なので道を渡るときは現地の人にピッタリついて、とにかく離れない感じでさくさく行こう。旧市街を歩いていくと、どうやら目的地に着いたようだ。ショドル・ガットという場所でRiverPortとも記載があるが、川は見えない。この建物の中に入るには、乗船客じゃなければ10タカのチケットが必要となる。13円、問題なし。せっかくなので中に入りましょう。これは・・すごい。ロケット・スチーマーと呼ばれる船がぎっしり停泊中で、どの船にもたくさんの人が乗っている。これはいったいどこに行くのだ?どうやら長距離船は夕方発が多いらしく、この船はこれから夜行便で各地へ行くようだ。船をよく見ると、3階建てになっていて上の2階は個室がそれぞれあるようだ。ちょっと小ぎれいにしたファミリーが見えるが、これが週末の旅行なんだろうな。そして一番下の甲板デッキは吹きさらしの雑魚寝スペース。これで夜を行くのか・・


ショドル・ガット


たくさんの船


ロケット・スチーマー


それにしても人が多い


いろんな人がいる


1階は吹きさらし・・


〜渡し船は見るもの〜
ロケット・スチーマーが並ぶ前を歩いていくと、今度はたくさんの渡し船が集まるエリアに。これは対岸に渡る小舟のようだが、川は匂うし船は小さいし、これは厳しいなあ。写真を撮っているとたくさんの舟から声かけられるけど、さすがにこれは無理。それにしても、傾いた日差しをバックに舟の行きかう様子を写真に撮ると、不思議なことにちょっとベネチア風のいい感じにも見え・・ないか。船着場もゴミだらけだしねえ。なにより川が匂う、それがこのあたり一番の印象。ショドル・ガットから出ると、この通りは果物市場。たくさんの新鮮な果物が並んでいる。それはいいのだが、大量のオレンジが下に落ち、それが車で踏みまくられていてこれもまた匂うのよね・・オールドダッカはとにかくいろんな匂いがします。そういう意味でも、マスクは必需品。


ちょっといい感じ・・でもないかな


船に乗れと


 うーん、汚ねえ


何て書いてる?

この辺りが果物市場


夕方の買い物


〜ピンクパレス〜
果物市場を抜け、にぎやかなところに出た。ここはアーシャン・モンジールという宮殿で、通称ピンクパレス。なんでもその昔ダッカの領主であったナワブ家とやらの住居だったらしい。この中庭が、地元の人がのんびり集まるところらしい。ぜひ入りましょう。チケット売り場にはなんとなくの秩序で長い列ができていて、少しずつ進む。見ていると、チケットを買う人に周りの人が無理やりお金を渡して自分のチケットも買わせたりしているようで、前に並んでいた気弱そうな男の子は大量のチケットを買わされていました。ようやく順番が来た。このチケット、地元の人は20タカ。そして外国人は500タカ。25倍?!それはすごい差だな・・まあいいけど、さすがにそこまでの物価の差はないのでやっぱり地元の人用の場所なのかな。ガイドブックによると、2013年時点では75タカ、それがチケットをみると100タカと印刷されているのにその上に500タカのスタンプが。上がりすぎでしょ・・


入り口は賑わってる


一応列になってる


価格差25倍


中に入ると、ピンクにそびえる建物が美しい。ただ、中庭は人がいっぱいくつろいでいて、日本人的にはあまり落ち着ける場所ではないかな。ここまでずっとマスクをしていたが、ちょっと一息ということでマスクを外したら途端になにやら視線を感じる。なんだろう?この建物は博物館になっているのだが、中に入るためには入口で荷物を預けなければならない。それはちょっとしたくないので、じっくりこの建物を見ておきましょう。建物の階段を登って写真を撮っていると、スマホをもったお姉さんが写真を撮ってくれと。ああ、いいですよと思ったらなんといっしょにセルフィー撮ってくれでした。なんで?まあ断る理由もないので、そのお姉さんや一緒にいたもう一人のお姉さん、あとその娘さんとそれぞれ写真を撮る。不思議だなあと思い、階段を降りようとすると今度は別のお兄さんから一緒に写真を撮ってくれと。日本人が珍しい?それともバングラ人好みの顔なのか?まあ別にいいのだが、マスクを外したとたんにこうなるのが不思議。そしてこれは、この後にも起こるわけで。


まさにピンクパレス


階段を上る


ここも人だらけ


〜街歩き再び〜
ピンクパレスを出て、ホテルに戻る方向でいろいろ見て回りましょう。雑踏の中を歩いていると、リキシャのタイヤの中央ねじ部分が出ているところを後ろからふくらはぎにぶつけられた。一瞬痛かったがリキシャマンはすぐに気づいて謝ってました。狭い道だし人も車もリキシャも行きかうのでこういうこともあるのだが、よく見るとリキシャのタイヤは真ん中がちょっと出ているので要注意かも。あまりに近くを通り過ぎられるとぶつかるんだね。さて、しばらく歩くとアルメニア教会に到着。もう閉まっているので中に入れないが、屋根が細長く丸くとがっているのが面白い。そこから少し行ったところにあるのがスター・モスジッド。学校のすぐ横にあり、子供の声が響いているせいかモスクというより公園のように見える。ここは屋根が特徴的で、星の模様がちりばめられているかわいめのデザイン。小さな男の子がはにかみながら着いてきて、何か言いたそうだが照れていてかわいかったです。


猫が寝てる


このあたりでぶつかった


まあそんなこともあるさ


アルメニア協会


ちょっと独特


スター・モスジッド


〜さらなるカオス〜
ちょっと日が落ちてきたかな。暗くなる前にホテル近くには戻りたいので急ぎましょう。ちょうど帰宅ラッシュになるのか、通りはさらにカオスになっている。大通りでもすぐに車やリキシャなどが詰まるので、その前をうまくタイミングを見てささっと進んでいく。歩く途中に見えたのが、ボンゴボンドゥ・スタジアム。この名前は、バングラデシュ独立の父であるムジブル・ラフマンの愛称らしい。ここではサッカーやクリケットなどの国際試合が行われているので、きっと日本代表もここで試合をしたこともあるのかな。


渋滞中


さらに賑やか


路上の店


ボンゴボンドゥ・スタジアム


この人か


サッカーやクリケットなど


〜バイトゥル・ムカロム〜
そのすぐ向かいにあるのが、バイトゥル・ムカロム。ここは国立のモスジッドで、裸足になって階段を上がると白亜のタイルが敷き詰められた広い中庭がある。ムスリム信者たちが夕方の思い思いの時間を過ごしているようで、バーレーンやオマーンで見た巨大なモスクとはまた雰囲気が異なるローカルな雰囲気。ここでもしばらくマスクを外していたら、いかにもムスリムなお兄さんに声をかけられました。どこから来た、いつ来た、僕はムスリムだといった会話をして、その後セルフィーで撮ってくれと。本日3回目、マスクを外すとなぜかセルフィーを求められるという謎な現象。まあ、快く撮りましょうね。これはダッカあるあるかなあ。


バイトゥル・ムカロム


塔がそびえる


広い中庭


モスクの横の通りはたくさんの屋台が出ていて、これから夜市でも開かれそうな雰囲気。でも衣類やカバンなどが多いかな。先へと急ぐと、細い道にぎっしり詰まったバスやCNG。すごい渋滞だなあ。その横では高架鉄道の工事が行われているが、これはいったいいつできるのかな。こういうのができると街も変わっていくんだけどね・・バンコクとか、そうだったよね。日が落ちたようで、暗くなってきた。大通りはそれなりに明るいのだが、何せ歩道のところどころが工事中で、なかなかの深い穴が開いている。しかも変な色の水がたまっているので、間違ってもこんなところに落ちるわけにはいかない。ということで足元をしっかり注意していきましょう。


夜市が始まるのかな


ぎっちり渋滞


2階建バスがいた


〜夜ごはん〜
このあたりで一軒目をつけていたレストランがあるので、そこへ行きますか。大通りから脇道に入ると、結構暗いが人通りは多く、にぎやかだ。そんな中でレストランの灯りが見えるとちょっとほっとする。Bhojというお店で、ベンガル料理のレストランだ。2階のお店に入ってみると、先客が1組だけなのでゆったりした席につかせてもらいました。一応メニューを見せてもらうが、全部ベンガル語。数字すらわからないパターンだ。でもお店の人に何がいいか聞いてみると、やっぱりここはビリヤニ、ビーフもあるがここはチキン、ドリンクはラッシーで甘いのか塩味のかを聞かれ、きっと料理が辛いのでここは甘いので。しばらくして運ばれてきたものは、大きなお皿いっぱいのビリヤニとスパイシーそうなチキン、そしてゆで卵。うまそうではないか。これを取り皿にとり、付け合わせの玉ねぎピクルスと混ぜながらいただく。うん、最初の一口は結構辛いかもと思ったが、食べ続けていくうちに慣れてきてちょうどいい辛さ。鶏肉は骨付きで、身がしっかりした味わい。どれもスパイシーなので、甘いラッシーを合間にいただくのがいい感じ。これが最初で最後のバングラデシュ料理、おいしかったです(410)。


ベンガル語オンリー


チキンのビリヤニとラッシー


 こんなお店


もうすっかり真っ暗だ。とにかく足元に注意して、ホテルまで帰りましょう。暗い中でもCNGやらリキシャやらが行ったり来たりしている。今日はほこりっぽいところを一日歩いたので、なんだか体中がべたべたする。さっぱりシャワーを浴びようとすると、どうしてもお湯にならない。この前のマスカットのように先に温めるタイプかと思いそれらしきスイッチを見つけたが、Onにしてもランプがつかず熱くならない。ええい気合で浴びよう。ふう、なんとか戦った。あとは部屋でのんびり過ごしましょう。明るく快適な部屋でよかった。22時を過ぎたころ、眠くてたまらなくなったのは今日の疲れと、マレーシアとの2時間の時差のせいだよね・・・おやすみなさい。