2018/2/6 メキシコシティ&テオティワカン
〜シティを散策後、テオティワカンへ。巨大なピラミッドはなんのために作られたのか。薄い空気の中、頂上まで登る〜  ★通貨ペソ(6円)★

寝たり起きたりを繰り返しながら、5時ごろ目覚める。なかなか時差ボケにはなれないですね。しばらくメールチェックなどしながら過ごし、7時ごろからシャワーを浴びる。念願のホットシャワー、気持ちがいい。2日間のたまったものが流されていくようだ。ふう、さっぱりした。やっぱりシャワーはホットじゃないと・・・部屋も温かいので服の湿気も取れたようだ。8時を過ぎ、朝ごはんへ。部屋を出ると、リビングにはオーナー夫妻がいて、旦那さんが一つ下のフロアの朝ごはん場所まで案内してくれました。なんでも本来はリビングでの朝ごはんだが、今日は電気か何かの工事が入るらしく時間が不確定なので下の部屋で行うとのこと。いろいろ大変なのね。テーブルにホームメイドのジャムとシリアル。あとはヨーグルトがあり、その後フルーツにパン、スクランブルエッグが運ばれてきた。どれもフレッシュなのがおいしく、手作りシリアルに入っているココナツがカリッと香ばしくておいしい。コーヒーもたっぷりいただき、ごちそうさまでした。


手作りもある


フルーツ食べて


卵も食べて


泊まったホテル


入り口を守る


こんなビル


部屋に戻って準備をして、チェックアウト。しばらく市内をうろつくので、荷物を預かっていただく。外に出ると日陰はひんやり涼しく、朝の光が柔らかくとても気持ちがいい。昨日の夜行ったレストランの前の通りを歩くが、すぐ地下鉄の駅があり、出勤中らしき人たちがたくさん出てきました。この辺りは石畳の道で、歴史を感じられる。しばらく歩くと広場に出てきた。ここはソカロ広場といい、中央には大きなメキシコ国旗が掲げられている。広場の周りにはたくさんの歴史的建築物があり、まず目につくのが北側にあるメトロポリタン・カテドラル。17世紀に建築されたもので、重厚なたたずまいを見せている。中に入ると、信者たちがお祈りをしていました。黒いキリスト像の他にも多数の彫刻などがあり、ここがメキシコカトリックの総本山というのが納得できる。


メトロポリタン・カテドラル


黒いキリスト像


厳かな雰囲気


クラシカルな建物


ソカロ広場


メキシコ国旗がはためく


その東側にあるのがテンプロ・マヨール。世界遺産だ。ここはアステカ時代の遺跡の一部といわれているもので、巨大な蛇の像などはアステカのイメージそのもの。かつて存在したアステカの都、テノチティトランの中央神殿だったらしい。広場の東側にあるのが国立宮殿。この中には巨大な壁画があるらしいが、見学にはかなりの行列ができていたのでここは断念。広場へと戻る。

世界遺産

遺跡の一部

巨大な蛇のようだ


広場から西側を見ると、ひときわ聳え立って見えるのがラテンアメリカタワー。あそこを目指して歩こう。このあたりはセントロ地区で、歩行者天国の道もありたくさんのレストランやカフェが開店準備中。昼くらいからはにぎやかになるんだろうな。ラテンアメリカタワーまでやってきた。見上げるとかなり高いが、1956年に建てられた高さ182メートルのビル。メキシコは割と地震が多い印象があるけど、こんな感じでも大丈夫なんだね。


セントロ地区


ダリの展示


ラテンアメリカタワー


バスが行きかう大通りを渡ると、アラメダ公園がありその東側にあるのがベジャス・アルテス宮殿。ここはメキシコで最も格調の高い劇場の一つ。クラシックのコンサートやオペラなどが行われているらしい。なかなか見る機会はないけどね。そろそろホテルに戻ろうかな。すると、ホテルの隣に本や文房具を売る店を発見。カレンダーが何種類かあり、今年まだ買い揃えられてなかったので一つ買いますか($47.8)。ホテルに戻ろう。ビルの受付にあいさつし、部屋へと向かう。短い滞在だったけど、心地よく過ごすことができました。ありがとうございました。


タイルの家


ベジャス・アルテス宮殿


国立美術館


では地下鉄に乗ろう。北バスターミナルまでは$5、その切符は改札機に吸い込まれました。どうやら出るのはフリーのようだ。まずはメトロ2号線。車内はそこそこ混みあっているが、2駅で乗り換え。次は3号線、表示もわかりやすい。4駅で乗り換え、最後に5号線に乗るのだがこの乗り換えが妙に長かった。ここはどうも宇宙博物館のようなものがあるようで、駅構内の一部のデザインや照明が宇宙イメージなのかな。地上のホームに到着し、ようやく乗り換え。最後に一駅、北バスターミナル駅に到着だ。駅前すぐに巨大なバスターミナルがあり、これはわかりやすい。でもまずはここから数分歩いたホテル・ブラジリアにチェックイン。部屋に入ることができました。


地下鉄入り口


ホームが見える


駅ごとのアイコンがある


派手な電車


北バスターミナル駅到着


ホテルに着いた


この時間になるとすでに暑いが、これからテオティワカン、さぞ暑いんだろうな。水を忘れず出発だ。バスターミナルへと向かう道沿いには、小さなレストランなどのお店が並んでいる。バスターミナルの中に入ると、これは実に巨大。たくさんのバス会社のカウンターが並び。メキシコ各地への便が無数にあるようだ。そんな中、テオティワカン行のバスはターミナルの最も左側、要するに一番端っこまでいかないとならない。明日のグアナファト行のバスもどこにあるか確認しつつ、テオティワカン行のカウンターに到着。往復で$104、ゲットしました。


北バスターミナル


たくさんのバス会社


テオティワカン行き


飛行機のようなセキュリティゲートを通り、バス乗り場へ。かなりわかりづらいが何人かの係の人に聞いてテオティワカン行、特に遺跡前はピラミデという停留所になるようだが、少し待つとフロントグラスにPYRAMIDEと書いたバスが来たのでこれでいいでしょ。では約1時間ほどのバスの旅、出発だ。バスが市街地を走る間は、渋滞のせいもありものすごくのろのろ運転。しばらくして、ようやくハイウェイに入るとスピードを上げる。車窓にはメキシコの景色が広がっているが、あるエリアは少し小高い山の斜面にたくさんの家があり、青や緑やピンクや黄色などとてもカラフル。おそらく明日行くグアナファトもこんな感じなのかな。途中でケーブルカーを発見。斜面に上るためなのか、ハイウェイをまたいでケーブルカーが走っているなんてすごい景色だな。


ピラミデ行き


魅力的な屋台


カラフルな家が並ぶ


バスは途中ハイウェイのバス停にも停まりながら快調に走る。出発から1時間近く経った頃、窓の遠くに巨大なピラミッドが見えた。あれだな。かなり大きく、存在感を放っている。バスはハイウェイを降り、テオティワカンの街へと入る。この街の停留所で降りる人も結構いるようだ。次は遺跡の入り口だが、到着する少し前に前にいたおじさんがここだと教えてくれました。そういえばこのおじさん、バスに乗るときに前に並んでいた人だな。係員に聞いているときに、遺跡に行くことを知ってくれていたようでありがたいことです。ということで、テオティワカンの遺跡前、ピラミデの停留所で降りる。降りたのが自分一人だったのがちょっと意外。バスを降りて、入り口であるPuerta2へ向かいチケットを購入($70)。すると、目の前に巨大なピラミッドがそびえていた。これは太陽のピラミッドで、248段と最も高い。その頂上には何人かいるのが見えるぞ。お土産屋さんが並ぶ通りを歩いていくと、徐々にピラミッドに近づいてくる。大きいなあ・・・ここは最後に登ることにしよう。


遺跡入り口


これはでかいぞ


太陽のピラミッド


テオティワカン全体をイメージすると、今いるこの広い道がテオティワカンを南北に貫く「死者の道」、その中央より少し北側で、道の東側にあるのが目の前にある「太陽のピラミッド」、死者の道をまっすぐ行った北側突き当りにあるのが「月のピラミッド」。まずは月のピラミッドを目指そう。


左側には遺跡


遠くに月のピラミッド


右側にも遺跡


死者の道を歩いていると、左右には階段状になった遺跡が多数並んでいる。その中には登れるのもあるようだが、とにかくまずは月のピラミッドを目指そう。数百メートルくらい歩いたところで「月の広場」に到着。ここで少し西側に寄り道。そこには「ケツァルパパロトルの宮殿」があり、月のピラミッドで祭事にあたる神官の住居であったと考えられている。遺跡の柱には、鳥をモチーフにしたケツァルパパロトルのレリーフが鮮明に残っている。


ケツァルパパロトルの宮殿


鳥のレリーフ


はっきりわかる


さあ、いよいよ月のピラミッド。真下に来て見上げると、かなり急な石段だ。高さは42メートルだが三角錐ではなく途中が段になっていて、登っていいのは1段目まで。それでもそこまで登るとテオティワカンの全体をまっすぐに見渡すことができ、壮観な眺めだ。太陽のピラミッドの上には人がいるがとても小さく見える。それにしてもこの程度の階段を登ったくらいで息が上がり、足をだるくなる。そういえばここは海抜2000メートルほど、平地を歩いているときには特に気にならないが空気が薄いのが直接体にこたえるのだ。でも一つ登り切ったこの場所にいると、風が心地よく景色が素晴らしいので、すぐに復活だ。しばしこの絶景を楽しもう。


月のピラミッド


登ろう


これより上には登れない


全体が見える


太陽のピラミッド


降りよう


石段を降りるのは特に問題なく、すぐに地上まで。さあ、では死者の道を南に向けて歩こう。途中にはピューマの壁画が残っていたが、ということはかつてはこの辺りにもピューマがいたのかな。獰猛な動物は、強さの象徴だったのかな。太陽のピラミッドを左手に見ながら、これは通り過ぎる。やっぱりこれはラスボスだよね。


ピューマの壁画


鮮やかな色だ


ひっそりと存在していた


このままずっと南へ進むが、このあたりからは少し歩いて石段を下り、次は同じくらい石段を上がり、という繰り返し。単なる道ならなんてこともないが、この少しずつの雑魚キャラによる攻撃はダメージとなって体に蓄積されてくる。とはいえテオティワカンを制覇するための戦いはまだまだこれから、雑魚は蹴散らしながら先へ進もう。


南へ向かう


上がったり下がったり


まだまだ続く


細い川を渡り、しばらく行くと南側最大の遺跡「ケツァルコトルの神殿」に到着。四方を城壁に囲まれた宮殿だ。中央にあるピラミッドを上ると、その向こう側にもピラミッドがありその壁面には多数の彫像がある。その中で、蛇に羽が生えたようなのがケツァルコトル、これが水と農耕の神らしい。あとはトラコックという雨の女神の彫像などあり、保存状態もいいようだ。壁面にはうっすらと赤や緑の色が残っていて、当時は極彩色に彩られていたことが想像できる。こんな大規模な建築物が残っているのに、なぜここに、どうやって作り上げたのか、たくさんの人たちの暮らしがどうだったのかなど、ほとんどわかっていないようで、まったく不思議な場所だなあ。


神殿に到着


内側のピラミッド


階段を登る


たくさんの彫像


ケツァルコトル


太陽のピラミッドが見える


さあ、戻ろうか。その途中にある遺跡を見ながら歩く。舌をべろりとだしたジャガーの像が、階段の下の見えづらいところにあるのがなんとも面白い。そして、ここから見る太陽のピラミッド、これがたくさんのサボテン越しに見えるのがなんともメキシコらしい。


階段の下に


舌出しジャガー


サボテン越しのピラミッド


さて、ではいよいよラスボス・太陽のピラミッドへ。またも微妙な石段の上下はあるが、もはや目指すは一つ。空気の薄さによって体もかなり疲労してきたが、太陽のピラミッドのすぐ下までやってきた。ここからだと見上げても頂上が見えない。ということはエジプトのピラミッドのような三角錐ではなく、少し丸みを帯びているということで、急な斜面もあるということ。さあ、上りましょうか。数十段おきに平坦なところがあるので、とにかく一段ずつ登っていこう。すると途中にかなり急な斜面があり、手すりを持ちながらじゃないと危ない感じ。息を整えながら、足を休めながら登っていき、とうとう頂上まであと少しところに来た。最後頂上までは階段状ではなく、石が盛り上がったように固められている。そこを目指す前に、ぐるっと回ってみる。死者の道が一望でき、月のピラミッドもよく見え、他の遺跡もずっと並んでいる様子が見え、そして反対側は遠くに山が見え、絶景だ。一通り見た後、頂上へ。高さ65メートルの巨大ピラミッドに登り切りました。ふう、疲れた。そして絶景。


ラスボス感がすごい


のぼり始める


急な斜面


全体が見える


手すりがないと厳しい


もう少しだ


古代の人は、どうしてこのような巨大なものを作ったんだろう。しかもこれほど精巧に。建築学や天文学など、相当な知識レベルがないとこれほどのものは築けないだろう。メキシコにはこうした遺跡が数多くあり、アステカ文明のテオティワカンと並んで有名なのは、マヤ文明のチチェンイツァ。次回メキシコ訪問の機会があれば、カンクンから入ってそのあたりにもぜひ行ってみたいものです。では、降りますか。斜面は急だが手すりはあるし、ごつごつした石段なので滑ることもなく、こちらはスムーズ。無事にテオティワカンを制覇しました。疲れたな。このあたりには特に休憩できるところもないし、なるべく明るいうちに帰りたいので、バス停へと向かおう。


周りの景色


ここが頂上


月のピラミッド


Puerto2を出て、BUSとシンプルに書かれたところで待っていると、10分ほどでバスが到着。行きのバスよりはちょっといい感じ。ここは他に誰もいなかったが、テオティワカンの街の停留所では10人くらい乗ってきました。乗車後、警察らしき人が車内を点検、ビデオを撮影。いろんな事件があったのか、でもこうしてチェックしてくれると安心です。そういえば街にもそこら中に警備の人がいたなあ。そういう人がいなくても安全なのが理想だけど、旅行者としてはしっかり警備していただくのがありがたい。さて、バスはハイウェイを快調に走る。途中、カラフルな家並みやケーブルカーなども見えました。ハイウェイを降り、市街地に入り、約1時間ほどで北ターミナルに到着。お疲れ様でした。あとは明日のグアナファト行、どうせ目が覚めるので始発の6時発を予約。座席も画面で選べて簡単に予約が完了($602)。ではホテルに戻りましょう。やっぱりホテルは近いのが一番だな。


ピラミッドを降りよう


バス停


バスが来た


部屋に戻り、しばし休憩。汗もかいたし、砂の道を歩いたしで体中が埃っぽい。シャワーを浴びてさっぱりしたところで夜ごはん。下のレストランへと行きましょう。結局昼ごはんは抜きだったな・・おなかがすいたが、今日はさっぱりしたものが食べたい。なのでエビのカクテルと、グリーンサラダをいただきましょう。追加があれば後でまた。Leonという少しダークな色合いのビールでのどを潤す。ふう、うまいなあ。しばらくして料理が到着。これは予想外。エビのカクテルってカクテルグラスに入っているイメージで、外国なのである程度は多めに来るかと思ったがこれはむしろエビのジョッキ。あふれんばかりで、上にアボカドがのっているのがメキシコっぽい。サラダも大皿にたっぷりで、こちらもアボカドが入っている。それはいいのだが、どちらも赤や黒のパウダーのようなものがかかっている。食べてみると・・うまいが辛い。シャキシャキ野菜にプリプリエビ、トマトなどのさっぱり風味でまさに今食べたいもの、とてもおいしいが辛い。食べ進めていくと辛さが蓄積するのか、さらに辛くなってきた。付け合わせのクラッカーで辛みを抑えながら、すべて完食しました。エビは20匹くらい入っていたかもね。なかでもエビフライにするような大きなエビも1匹いて、食べ応えはしっかりありました。


ビールはレオン


エビのジョッキとサラダ


アニメチャンネルお休み中


これで$260、ホテルでこの値段は安いなあ。$500払ってお釣りをもらうと、$200とあと$40は小銭が20枚ほど。おいおい、小銭はチップにおいてけということかい。ちょっと露骨すぎやしませんか。そうくるならこちらは5ペソは受け取り、手持ちの小銭を合わせて$2や$1だけ置いていきましょう。これでも$20以上あるでしょ。ごちそうさまでした。まだ21時過ぎだが、とにかく今日は疲れた。どうせ夜はまた目が覚めるので、眠くなったところでとっとと寝ましょう。明日はこの旅フリーの最終日、レオンのホテル到着まで無事に行けますように。