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朝6時のバスに乗るので、5時40分ごろホテルを出る。どうせ時差ぼけなので、朝が早いのは全く気にならない。ホテルの部屋は快適だったしシャワーも気持ちよかったが、何せWiFiが不安定。パスワードが違うといわれ続けるのにたまにはつながるとか、つながってもすぐ切れるとか、一つのメールを送るのにものすごい手間がかかってしまった。さて、まだ真っ暗な中をバスターミナルへと向かう。歩いて数分ほどなので、やっぱりこのホテルでよかったな。ターミナルに到着すると、とても明るい。まだ人はそれほどいないが、これから増えてくるんだろうな。指定されたゲートへ行くと、ここもしっかりセキュリティが。パソコンは入れたままでいいし、スーツケースは人間と一緒にセキュリティを通るしなのでどこまで検査できているかわからないけどね。バスの前に行くと、受付がありそこで軽食を配っている。飲み物は選べるが、やっぱり水が一番無難。スーツケースにはタグをつけて荷物置き場に入れるし、バスを乗るときに再度名前のチェックされるし、なかなかしっかりした警備。中に入ると、運転席との間には扉があり、客室スペースは完全に守られたエリアとなっている。車内にトイレもあるし、目的地まで一切外との接触を避けることで、安全確保ということかな。
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セキュリティを通る
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このバスで行く
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軽食サービス
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席に着くと、随分とゆったりしている。個人用のモニタもあるし、リクライニングも結構深いし、これは快適だ。しかもWiFiも使えるようなので、4時間半の移動時間も苦にはならない。まだ真っ暗な中、定刻通りに出発だ。暗い中だがまずは軽食をいただこう。袋の中にはサンドイッチが入っていて、どうやらハムとチーズ。シンプルでいいのだが、バターやマヨネーズではなく辛いペーストが塗ってある。さほど量は使ってないと思うが、時折刺すような辛みを感じながら完食。起きぬけにこれは目が覚める。とはいえそれも一瞬、しばらくは眠りに落ちる。
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いただいた軽食
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個人モニタもある
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車内の様子
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目が覚めると外はぼんやりと明るい。車窓の風景はずっと広がる荒野だ。あまり変化のない景色に、また眠くなる。個人モニタで音楽を聴いてみよう。メキシコやスペインのヒットソング集があるので、試しに聴いてみる。意外とバラードっぽい落ち着いた曲が多く、テンポの速い曲はあまりないようだ。そしてまた眠くなる。しばらくして、バスはグアナファトとレオンの分岐へ。会社に行くならレオンだが、今はグアナファトを目指す。そしてなんと定刻の10時半きっかり、グアナファトのバスターミナルに到着だ。すごい、ぴったり。このバスターミナルはさほど大きくないが、新しくてきれいだ。全面窓なので明るいし、ゆったりお茶もできそうだ。でもとにかく市内へ行こう。ターミナルのすぐ前に人だかりがあるので行ってみると、ここが市内行のバス乗り場。すぐにバスが到着、一応運転手さんに聞いてみて、間違いなかったので乗りましょう($5)。
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外の景色
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高速の料金所
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バスターミナルに到着
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バスは頻繁に停車して人が乗り降りする。まさに地元の足でもあるわけですね。グアナファトの旧市街らしき場所に入り、狭い石畳の坂道や暗い地下道など、なかなかバラエティ豊かな街並みだ。しばらくして、事前に見ておいた広場らしきところに到着。ラパス広場という場所で、ここで下りましょう。今日は夜までにレオンのホテルに移動するが、グアナファトを快適に過ごすためにデイユースでホテルを予約している。道が入り組んでいてわかりにくいが、無事にホテルクエバノに到着。こじんまりしたホテルで部屋も狭いが、荷物が置けてトイレが使えて横にもなれてWiFi使えてと、数時間だけどよろしくお願いします。少し部屋で休憩しつつ、情報収集。
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バスは走る
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部屋で一息
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こんなホテル
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では行きますか。今日は昼過ぎにちょっと天気が悪くなりそうなので、まずは今のうちにこの街並みを見下ろせる場所へ行こう。ホテルからラパス広場に戻り、古い街並みを少し歩くとサンディエゴ教会、フアレス劇場と並んでいて、その裏手にあるのがケーブルカー。10人も乗れないくらいのケーブルカーが、街を見下ろす丘の上まで運んでくれる(往復$50)。あっという間に頂上だ。
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ケーブルカー乗り場
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細いなあ
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10人くらい乗れる
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昇りながら見えてくる景色も素晴らしいが、やはり頂上の展望台から街を見渡すと本当に美しい。赤や黄色、青や緑、ピンクや紫といったカラフルな家が見渡す限りの丘の斜面に建てられており、中心部にはバジリカとグアナファト大学が存在感を示している。何とも言えない景色だなあ。
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ここグアナファトはかつては銀の産出で知られており、多くの人でにぎわっていたらしい。今は往時をしのびながら、この古い街並みを楽しみましょう。そしてこの展望台には、巨大なピピラ記念像が。ピピラとは、メキシコの独立において政府軍に対峙したヒーローのようで。
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カラフルな街並み
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バジリカが見える
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教会が見える
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ケーブルカーで降りてきた。では街歩きしましょう。まずはフアレス劇場、フアレスとはメキシコ建国の父である初代大統領のベニート・フアレスの名を冠しているとのこと。20世紀初頭に建築され、屋根の像が印象的。その隣にあるのがサンディエゴ教会。中に入るとひんやりとした空気が心地よい。17世紀半ばにフランシスコ会により建築された教会の中はちょうど人の少ないタイミングなのか、ゆったりとした時を味わうことができる。
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道もカラフル
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ラウニオン公園
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フアレス劇場
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サンディエゴ教会
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教会の中
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ベランダの飾り付け
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石畳の道を歩き、ラパス広場に戻ってきた。この広場に面しているのがバジリカ、黄色い雨外観が印象的。イエズス会が18世紀半ばに建築されたもの。広場に面していることもあり多くの人が静かな時を楽しんでいました、のはずが、突然その静寂は泣き叫ぶ子供によって引き裂かれました・・・そこまで泣く?くらいの勢いでびっくり。
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バジリカ
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教会の中
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静粛に
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そろそろお昼ごはん。お店はいくつかあるが、この広場に面したカフェがちょうどいい感じ。ランチメニューを見ると、まだチャレンジしていないポジョ・エン・モーレもあるしね。外のテーブルが空いていたのでそこに座る。まずはビール、Victoriaというのをいただきました。外の空気の中で飲むのはうまいなあ。ナチョスとワカモレが出てきたので、それをつまみにしばし一息。最初のメニューはソパデトルティージャ。トマトベースの少しスパイシーなスープにトルティージャが入っているのだが、これが最初はカリッとしてるが、だんだんと柔らかくなってきていろんな食感が楽しめる。おいしいです。そしてメインはポジョエンモーレ、鶏肉のチョコレートソースがけ。というとなんだかだが、ソースが甘いわけではなくカカオの風味が感じられ、ほんのりスパイシー。初日に食べたベルデより、味がはっきりしていておいしいぞ。どちらもメキシコらしい料理、いい感じに満腹。そしてデザートのフラン、しっかりした食感で甘すぎないのがよかった。すべて完食、ごちそうさまでした($210)。
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ビールはVictoria
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ソパデトルティージャ
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ポジョエンモーレ
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フラン
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こんなお店
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ランチメニュー
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食後は少しホテルに戻ろう。近いのはこれがいい。少し横になって休憩するが、寝ないようにね。ちょっとうとうとしかけたが、思い切って起きる。では街歩きを再開。地下道の入り口があったので、ちょっと降りてみよう。街の下をいくつも走っているこの地下道は、発掘した銀の運搬用に使われていたらしい。それが今ではこうして地下道となり、人や車が通れるようになっているなんてなんとも不思議な感じ。
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地下道入り口
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車も通る
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大きな地下道もある
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地上に戻り、細く入り組んだ道を歩く。地図を見ていても迷いそうだ。そしてたどり着いたのが、口づけの小径。狭い土地を有効活用するために非常に狭い道を挟んで建てられた住居を表している。今も人が通れる道ではあるが、人がすれ違うのはちょっと厳しいくらい。いやはや、不思議な街並みです。
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口づけの小径
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ボンネットバス
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街並みがいい感じ
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ちょっとぽつぽつ来たかと思ったら、雷鳴とともに急に雨が降ってきた。イダルゴ市場に行く途中だったので急いで向かい、建物の中へ。ふう、なんとか大きくぬれずに済んだかな。イダルゴ市場はもともと駅舎として使われていた建物を市場にしたようで、中は広く天井が高い。そんな中に、向かって右側には野菜や肉、魚や日用品を売るお店がたくさんあり地元向けかな。向かって左側にはカウンターで軽く食べられるお店がたくさん並んでいる。2階へ行ってみると、こちらは民芸品などの雑貨エリア。いろいろあるが買いたいものはないな。市場を出ると道の脇には露店がたくさんあり、どのお店にもサボテンのサラダがある。そしてサボテンの下処理、とげを取って硬い皮をむいて、ということをやっているようだ。まだ食べていないサボテンサラダ、どこかで機会があれば是非。
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イダルゴ市場
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市場の中
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横の食堂街
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街歩きはこのあたりまでかな。では来た道とは違う道を戻りつつ、ラパス広場へ。この脇にある細い道を上がると大きな建物とその横に大階段。これはグアナファト大学だ。もともとはイエズス会の教会だったようだが、地形にあわせた造りがとても美しい。せっかくなので、大階段を上ってみますか。するとやはり、テオティワカンで感じたのと同じように、思ったよりも早くに息が上がり、足が上がらなくなる。ここグアナファトも海抜2000メートル以上あるので、やっぱり空気が少し薄いんだ。でも頑張って最上段まで登ると、丘の上のピピラ像とケーブルカーが見え、その周りにカラフルな建物が見え、登った甲斐があるというもの。しばし景色を楽しみ、ゆっくり階段を下りよう。その後しばらく街を散策するが、こんなものかな。何かお土産を買いたいが、民芸品は多いが家や会社によさそうなものがない。スーパーとかもないし、これは一旦ホテルに戻って調べよう。
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グアナファト大学
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展望台が見える
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大階段を見上げる
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もともとは夜までここにいてごはんを食べ、レオンのホテルへと向かおうと思っていたが、レオンにはデパートなどもあるようだし、これは明るいうちにレオン入りしたほうがよさそうだ。そうなったら話は早い、UBERでタクシーを手配しよう。10分くらいで到着したのでホテルをチェックアウトし、レオンへと向かいましょう。
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カンパーニャ寺院
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ラパス広場も見納め
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街を出る
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UBERはルートも料金目安もでるので安心だ。グアナファトの街を走る間は旧市街の雰囲気やカラフルな街並みが見えるが、街を出るともう普通の郊外。短い間だったけど、楽しかったです。タクシーは快調に走っていく。レオンの街に近づいてくると、遠くにグアナファトの空港が見えた。帰りはここから出るんだな。このあたりは工業団地でうちの会社もあるのだが、道沿いの看板にはWelcome to Leonの表記に並んで「ようこそレオンへ」の文字が。よほど日本企業の進出が多いんだな。タクシーは市街地へと入り、グアナファトから約1時間ほど、レオンのホテル、クラウンプラザに到着した。
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途中にモスク
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広い部屋
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クラウンプラザ
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新しくきれいなホテルで、部屋も広くて快適だ。これまでは自腹の部分なので抑えめに来たけれど、やっぱりいいホテルは気持ちがいい。でもゆっくりしていられない、明るいうちにデパートへ行こう。地図では歩いて10分ほどだが、ホテルの前の幹線道路沿いを行けばいいようだ。ホテルを出てしばらく歩くと、道の向こうにウォルマートが見えた。お、ここでいいじゃないか。巨大なスーパーなので、何かお土産になるものがあるでしょう。幹線道路なので道を渡るのは時間がかかるが、他に渡る人もいるのでうまくついていきましょう。無事にウォルマートに到着し、中に入ると予想通りの巨大スーパー。肉や野菜、日用雑貨からなぜか仏像まで、いろんなものがある。メキシコ産でなにかいいものを探しましょうか。いろいろ見て回り、ワインやビール、チョコやお菓子、ドレッシングなどゲット。ハラペーニョいりのカップヌードルなんかも面白そうだ。メキシコシティやグアナファトではなかなか見つからなかったが、こういうスーパーに来たらやっぱり楽しくお土産探しができますね($485)。
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ウォルマート
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いろいろある
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こんなものまで
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すっかり暗くなった。メキシコは治安の問題があるが、この幹線道路沿いは治安よりも車に気を付けないと。無事に渡り切り、ホテルに戻る途中にマクドとコンビニを見ておこう。まあ、特筆すべきことはなかったな。部屋に戻り、ようやくほっと一息、いい買い物ができたかな。さて、晩ごはん。今日はホテルでいただきましょう。1階のレストランに行き、大きな画面でサッカーがやっているので見やすい席に着く。さあ、今日はステーキと決めている。肉のところに3種類ほどあるが、一番シンプルっぽいFlank Steakというのを頼みましょう。ビールはPacificというクリアな色合いの飲みやすいビール。今日は昼も夜も飲んでるな。まあ明日から仕事なので景気づけに。しばらくして、ステーキ登場。巨大だけど柔らかそうな肉に、サボテンのグリルが乗っているし付け合わせはワカモレ。メキシコ感満載でいい感じ。肉は柔らかくてジューシー、うまいぞ。和牛のようなとろける柔らかさではなく、しっかり噛み応えはありつつすぐにかみ切れる柔らかさ。これはうまいなあ・・牛肉食べている、ていう感じがする。チーズポテトもあるので、全部食べると結構な満腹。ごちそうさまでした($315)。
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ビールはPacific
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大きなステーキ
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生演奏つき
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あとは部屋に戻ってのんびり過ごす。久しぶりにNHKのBSも入るし、どうせ今日の中途半端にしか眠れないし、このまま日本時間ベースでいるのもいいかもね。
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