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最終日の朝だ。少しゆっくりと起き、ゆっくりと準備をする。ワインやジャムは多分持ち込めないので、割れないように預ける荷物にしっかりと荷造りだ。チェックアウトが12時なので、ある程度できたところでいったん荷物を置いたまま、カテドラルへ行きましょう。朝の日差しはさわやかだが、今日も暑くなるんだろうなあ。昨日夕陽や夜のライトアップに染まっていたカテドラルは、今は朝日を浴びている。広場も昨日ほどは人がいないぞ。さて、人の少ないうちにカテドラルへと入りましょうか。ガイドブックにはお金がいると書いてあったが、特にチケット売り場もなく中に入ることができた。目が慣れていないせいか最初は少し薄暗く感じたが、すぐに目の前に広がる広い空間を感じることができた。でかい。パリのノートルダム、ミラノのドゥオモもいいが、ここも実にいい。まず広い。人がそれほどいない時間帯でもあるが、とにかく広く感じる。それとステンドグラス。朝日を浴びる時間帯ということもあり、とても明るくてきれいだ。ストラスブール旧市街が世界遺産と聞いていたが、その中心となるのがこのカテドラルなのだろう。それほどまでにすばらしい建物だ。ちょうど10時となるので、カテドラル内にあるからくり時計に人が集まっている。こういう古いからくり時計って、期待はずれなのよね・・・と思いながら見ていると、やっぱり期待はずれ。10時になるとキリストの使徒が一人分動き、それで終わり。まあ、ある意味想像通りだけどね。
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カテドラル広場にある、Christianというお菓子屋さんに入る。なにかお土産にいいものはと思ったが、特にいいものはなさそうだ。でもクグロフがおいしそうだったので、2つゲット。カテドラル広場でベンチにでも座って、と思ったがいい場所がない。じゃあChristianがカフェでもあるので、お店の前の席に座ってカテドラルを見ながらカプチーノでもいただきながら朝ごはんとしましょう。クグロフはやっぱりシンプルでおいしいな。ここのはしっかりとアーモンドの粒が乗っており、それがまた香ばしくておいしい。うん、何度か食べたがクグロフはどこも失敗なく、おいしかったな。カプチーノをゆっくり頂き、ごちそうさまでした(5.8E)。
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クグロフの朝ごはん
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外のテーブルで
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ストラスブールの路面電車
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さて、ホテルに戻ろう。改めてきっちりと荷造りをし、準備完了。12時前にチェックアウト(143E)。2時過ぎにストラスブールを出ればいいので、車をしばらく預かってほしい。そうお願いすると、最初は次の車が来るから、と少し難色を示していたが、プチットフランスまで車でどう行けばいい、と聞くと車では行けないということになり、それならばどうすればと聞くと結局2時まで車を預かってくれることになった。メルシー!一方通行と進入禁止の嵐の旧市街、車はなかなか思い通りにならないが、結果的にはそのおかげでもうしばらく預かってもらえることになったわけだね。車に荷物を詰め込み、ではあと2時間、町を散歩しましょう。
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ホテルメゾンルージュ
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クラシカルなエレベーター
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エレベーター前のソファ
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外は日差しが強く、暑くなっている。今日はなるべく汗はかきたくないが・・・カフェの並ぶGrandrueを通り、プチットフランスエリアに入ると、突然観光客が多くなった。ちょうどお昼前の街めぐりなのかな。ここプチットフランスは、ストラスブール旧市街の中でもとりわけ古い建物が保存されており、アルザス風の木組みの家が多数立ち並んでいる、雰囲気のあるところだ。散歩しているだけでも楽しいが、何せ暑い。なるべく日陰を選んで歩く。
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運河にそってぐるっと歩いていると、クリスマスのオーナメントを売っている店を発見。この暑い時期になんとも季節外れだが、さすがストラスブール、ノエルの街。こういうお店も一年中開いているんだね。中に入ると、涼しくて気持ちいい。いろんな飾りがあるので何か買おうかと思ったら、店の奥にある階段を下りるとさらにたくさんのクリスマスグッズが。いいねえ、ヨーロッパらしくて。陶器の凝った飾りや粘土細工はかなり高く、クリスマスツリーには重過ぎて飾りにくいのでそれよりも安くて軽い木や小さな陶器の飾りを選びましょう。というわけで、たくさんある中から我が家のツリーに合いそうなのをいくつか選ぶ。ほかにもないかな、と思っていると、お店のご主人が来てそろそろFermeだという。お昼に一旦閉店するのね。いくつかお気に入りを選べたのでタイミングがちょうどよかったということ、ラッキーだ。いいストラスブールの記念品ができました。
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クリスマスグッズ
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いろいろある
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こんなお店
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再度運河沿いのエリアに戻ってきた。近くのお土産やさんで、アルザスのイタリア語版観光ガイドと、クグロフのマグネットをゲット(15.5E)。さて、1時を回ったし、お昼ごはんに行きますか。これがアルザス最後の食事だが、あまり時間がないのでタルトフランベにしましょう。一通り散歩した中にレストランがいくつか集まっているエリアがあったので、そこへと向かう。どこも大差はなさそうだが、そこそこ人が入っていて、直射日光を浴びないところに入りますか。運河沿いの席がよかったが、そこはすでに埋まっていたので手前にある席に座る。まずはビールだね。今までにはちょっとないタイプの、イーストがしっかりした味わい。実はこのタイプはあまり好みではないのだが、暑い外を歩いていたせいか、このちょっとした酸味がさわやかでのどに優しくおいしい。いいねえ。タルトフランベはノーマルタイプとチーズ&マッシュルームタイプの2種類を注文。しばらくすると、薄い木の板に乗せられて出てきた。焼き立てでうまそうだ。それぞれ半分ずついただく。どちらもおいしいが、ホワイトソースの味と酸味が少しはっきりしている。コルマールで食べたのは、本当にシンプルな生地とベーコンの塩味がいい感じであったが、ここのはそれよりはある意味「都会的」な感じ。おいしいが、好みなのはコルマールかなあ。シンプル好きなものでね・・・でも最後のアルザスごはん、ビールとともにおいしくいただきました(22.9E)。
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さわやかなビール
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タルトフランベ
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レストランのある通り
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お店を出て、さらに暑くなった道をゆっくり歩く。なるべく汗をかかないようにとは思うが、この日差しの下ではそれも無駄な抵抗か。ホテルに戻り、しばらく火照った体を落ち着かせる。駐車場に行くと、車が増えており、一番奥にあるわが相棒をどう出すべきか。何度も切り返し、なんとか方向転換ができた。あとは入り口を開けてもらって、無事にホテルを脱出。
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炎天下の罰ゲーム
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教会
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ホテルのロビー
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とにかく旧市街を出ないと。ホテルのフロントで教えてもらった通りに行くと、行きに引っかかった例の柵が。外からはインターフォンがあるが、中からはどうするの?戸惑っていると、柵の向こうから中に入りたそうな車がやってきて、こちらに向かってそのまま進めとの合図。柵があるから無理との合図をすると、いいから進めとの合図。というわけで進むと、なんと柵が自動で降りた。この柵は外から入る車を制限しているが、中から出る車は自由に出られるのだ。ほー、これは知らなかった。世の中にはいろんな仕組みがあるもんだねえ。あとは道なりに進めば、とりあえず魔の旧市街は脱出。あとはドイツ方面への道だ。地図を見ながら少し旧市街から離れて進むと、でてきましたケール(ドイツ)【KEHL(Allemagne)】の標識が。あとは標識に従い進む。少し郊外へと出たところで、フランスとドイツの国旗が並んでいるところに出てきた。ここが国境だな。ということで、ライン川にかかる橋をわたるとそこはドイツ。標識によると、市街地以外の制限速度が90キロから100キロに変わったようだ。しばらくはバイパスを進み、そしてA5線、BaselとFrankfurtの分岐に出てきた。ここは当然、Frankfurtに向けて進路をとる。数日前に走ったアウトバーンに、再び戻ってきた。あとは一路、フランクフルトに向かって進むのみだね・・・
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フランス-ドイツ国境
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交通ルールがまた変わる
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快調に走る
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快調に走る。交通量はそこそこあるが、抜かす車と遅い車がはっきりしているので走りやすい。特に3車線以上になると、真ん中を走っていればまず間違いなく自分のペースで走れる。いいねえ。1時間ほど走ったところで、少し休憩。外にでると、やっぱり暑い・・・クーラーをガンガンに入れて走っているので、燃費も悪いだろうなあ。仕方ないけどね・・・ドライブインのトイレは行きと同じくお金がいるが、そのチケットを出せばそのまま割引が受けられるので、炭酸水を1ユーロ割引でゲット(1.4E)。これはいい仕組みだね。お金取る分トイレもきれいだし、戻ってくる使い方をすれば利用者への負担もないし。ナイスアイディアです。さて、ドライブを再開。快調に走り、ハイデルベルグ、ダルムシュタットを通過。もうまもなくフランクフルトなので、ここでガソリンを補給。ここもセルフだが、2度目なのでそう戸惑うことはなく、緑の給油口から無鉛ガソリンを補給。値段はフランスとほとんど変わらず、1リットル1.424ユーロで19.25リットル(27.41E)。高い高い、高すぎる。結局2回給油して、56.63リットル入れただけなのになんと13000円越え。日本の倍近いではないか。外国ってガソリン安いんじゃなかったっけ?暑すぎるせいもあるけどね・・・とにもかくにも、もう一息だ。最後まで気を抜かないようにね。しばらく走ると、いよいよ空港マークが出てきた。標識にしたがって分岐に入り、しばらく進むとターミナルへの分かれ目が。第2ターミナルに向かって進むと、空港のターミナルビル前の交差点に出てきた。初日に見た覚えのある交差点をよく見ると、レンタカーの返却のマークが。それにしたがって進むと、地下にある駐車場へ。
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空港ターミナル
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レンタカー返却はこっち
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ありがとう、お疲れ!
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そして初日に指定されたエリア111、そこまで行くと係の人がいて案内された場所に止める。ほぼ予定通り、5時過ぎに無事に到着だ。トータル630キロ、楽しいアルザスドライブがこれにて無事に終了。わが相棒、楽しい旅をありがとう!
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