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7時前に目覚める。ヨーロッパ初日には珍しく、ここまで全く目が覚めることが無かった。昨日いかに気が張っていたか、疲れたかということだね。シャワーを浴びてさっぱりだ。テレビでは、昨日の行われたE組とF組の4試合についてのダイジェストをやっている。玉田の先制ゴール、昨日は一瞬のことで詳しくは分からなかったが、ブラジルDF陣の裏をつく玉田の動きとそこにきれいにパスを出したアレックス。そしてダイレクトのシュート。すばらしい動きだ。こういうゴールを、もっと見たかったが・・・残念ながら、日本のドイツワールドカップはこれにて終了。F組は、結局ブラジルとオーストラリアになった。あとE組、チェコがイタリアに敗れ、ガーナがアメリカに勝ったため、ここでチェコが敗退。初出場のガーナが決勝トーナメントでブラジルと戦うことになった。
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朝ごはん
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さあて、朝ごはん。1階にいくと、まだあまり人がいないようだ。ハムやチーズのほかに、ドイツらしくレバーペーストや、グリルソーセージがある。まずは牛乳を頂く。北欧やドイツの牛乳って、どうしてこんなにコクがあっておいしいのだろう。こんな牛乳を飲んでいれば、好き嫌いなくみんなゴツイ体になるわけだ。レバーペーストは全部で6種類。あっさりしたもの、レバー風味の強いもの、スモークしているものなどいろいろあるが、レバーらしいのがやっぱりおいしいかな。ドイツのしっかりとしたハードなパンとともに、ゆったりと楽しむ。
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部屋に戻って荷物をまとめる。一泊だけだったが、便利な場所のいいホテルでした。チェックアウトし(175E)、荷物を預かってもらう。少しだけだが、デュッセルドルフの散策に行こう。日本はもう負けてしまったけれど、せっかくなので今日もブルーのユニフォームでね。
ホテルからしばらく歩くとKönigsallee通り。ここはデパートやショップが並ぶ、デュッセルドルフのメインストリートだ。ここではお菓子やさんめぐり。ドイツといえばバームクーヘン、ということで事前に情報収集していて、この通りに2軒お店があるのだ。最初のお店はLeysieffer。キレイな缶に入ったお菓子がいろいろとある。バームクーヘンもあるのだが、ちょっと思ったのとは違うかな?まあもう一軒行ってからにしよう。もう一軒は通りの一番はしにある、Kaufenというデパートの中にあるHeinamann。うん、こっちのほうがいいかな。バームクーヘンのほかに、シャンパントリュフもおいしいらしいので、お土産用にゲット(91.3E)。おそらく、今回最初で最後の買い物になるかな。
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いろんなサッカーボール
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デパート
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ゲットしたバームクーヘン
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続いてnakana.net cafeへと向かう。なんでもワールドカップ期間中の日本人の便宜を図るため、ケルンやドルトムントではなく、その間にあって日本人も多いデュッセルドルフに限定オープンしているらしいのだ。ちょっと分かりづらかったが、現地の人らしき日本人に教えてもらいながらなんとか到着。中に入ると、そこは日本のパン屋さん。小さくて、いろんな具が入っていて、ラップにくるまれているパンがたくさんおいてある。普段は現地の日本人向けのパンやさんなのかな。中でも食べられるようになっているのだが、片隅にパソコンが5台おいてあり、メールチェックなどが自由にできるようだ。せっかくなのでカフェタイム。外国ではあまり飲むことのないアイスコーヒーをいただく(@2E)。パソコンに向かっている人をみていると、どうやらmixiに画像アップ中。ひょっとしたらネット上のお知り合いかもね。
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緑がきれい
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ドイツ色
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nakata.net cafe
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このあたりは日本人向けのお店がいくつかある。本屋やレストラン、雑貨屋などがあるが、本屋のようなお土産屋のような文房具屋のような、なんとも微妙な品揃えのお店に入る。そこでポトフのミニチュアをゲットしてごきげん(13.6E)。ここにいれば、日本の週刊誌などは一週遅れくらいでは入ってくるようだ。
さて、ホテルに戻ろう。荷物を受け取り、駅へと向かう。昨日は少し肌寒かったが、今日は暑くなりそうだ。駅に着くと、とれたてらしきアスパラが売っている。今が旬なんだね。白と紫、緑があり、どれもおいしそうだ。今日は是非、白アスパラを食べたいものだ。まずはケルンへ行きたい。まだ自動販売機で買えるほどは理解していないので、昨日と同様赤い服のお姉さんに教えてもらいながらチケットをゲット(@9E)。13:58に電車があるらしい。さて、ホームへと行こう。すると、同じホームに間もなくドイツ新幹線が来て、それがケルンにも止まるようだ。じゃあそれでもいいんじゃない?ちょっとでも早く行きたいしね、ということで到着したドイツ新幹線、ICEに乗り込む。結構混んでいたが、ちょうど空いている席があったので無事に座れた。この席にへ、ケルンからミュンヘンの予約は入っているらしいが、われわれはケルンまでなのでちょうどいい。電車が出発してしばらくすると、検札登場。ふーん、やっぱりあるんだねえ。それで、われわれのチケットを見ると・・・これはローカル列車用よ、新幹線は特急料金がいるのよ、次から気をつけてくれればいいけど本当は15ユーロなのよ、とのこと。あらら、だから13:58って言ってたのかな。でもおんなじホームにきたら乗っちゃうよねえ。まあ許してもらえたからラッキー。少なくとも、チケットはちゃんと買ってたしね。ヨーロッパは改札が無いのでチケット無しでも乗れちゃうので・・・注意しましょう。
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旬のアスパラ
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ドイツ新幹線ICE
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停車駅案内
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速い電車にのれたので、20分ちょっとでケルン中央駅に到着。近代的な、きれいな駅だ。ホテルの方向がよく分からないが、とりあえず大聖堂方面に出てみよう。駅をでると、目の前に聳え立つのが世界遺産・ケルン大聖堂。ぜひとも来てみたかった場所のひとつだ。世界最大のゴシック形式の建築物であり、ドイツらしい荘厳なたたずまいを見せている。ただ、普段とは異なり、大聖堂の前の広場には各国のユニフォームを来た人がたくさんいるのがなんともいい感じ。今日ケルンでフランス-トーゴ戦があるので、フランスのユニフォームを着た人が多いようだ。ポツポツとトーゴもいるし、ブラジルや日本も目に付く。もちろんドイツもたくさんいる。今日でグループリーグは終了するので、明日からはちょっと国の種類は減るかも知れないね。
さて、ホテルはどこだ?手持ちの地図がサッパリ分からないし、駅にいたボランティアの兄ちゃんも分からないようだ。どっちにしても駅の近くなので、少し歩いてみよう。と、100メートルも行かないところにホテル発見。ネットで見た写真は水色の壁だったのに、なんとピンク色に変わっていた。実は駅を出たときからこのピンク色は見えていたのだが、まさかここが目的地だったとは・・・そんなホテル、Hotel Central Am Domに無事にチェックイン。昨日に比べると、随分と狭いな。時期が時期なので仕方がないのだが、これで2万以上(169E)するとは・・・
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ケルン中央駅
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ケルン大聖堂
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ユニフォーム姿の人がいる
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さて、もう2時を回った。昼ごはんも重要だが、今日はまずボンに行きたい。残念ながら決勝リーグにはいけなかったので日本の練習風景を見ることはもうないが、ボンの街とメディアセンターであるG-JAMPには是非行っておきたいのだ。駅に行くと、天井にまるで宗教絵のごとくサッカー選手の絵が描かれてあった。adidasの広告なのだが、ここまで来ると見事なもの。ジダン、ラウル、カカ、バラック、ベッカム、リケルメ、メッシ、シセ、シェフチェンコそして俊輔。日本以外の人は、ちゃんと俊輔を認識してくれているかな?
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天井絵
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逆から
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俊輔がいる
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そろそろ自動販売機で切符を買おう。ボン中央駅の4桁コードを入力し、表示された金額の通りにお金を入れる(@6.1E)。分かってしまえば簡単なのだが、2人分同時に買う方法がどうしてもわからない。まあいいか。ホームに行くと、まさに14:49発のICが出るところ。ICEじゃないから、これは乗っていいよね?乗っちゃえ!
空いている席に適当に座る。しばらくして、やっぱり検札が来た。ちゃんと切符もってるよ、とばかりに切符を見せるとなにやら言っている。よく分からないので「Bonn」と言うと、ちょっと首をすくめて通り過ぎた。これはよかったのか、それとも特急料金がいったのか?どうやら、このICも特急料金がいったようだ。それはわかりづらいなあ。ドルトムントに行ったときの、あの2階建てのローカル列車、本当はあれしか乗っちゃダメなのかな?20分ほどで、ボンに到着。元西ドイツの首都だったとは思えない、ローカル色の漂う駅舎だ。どこに行けばいいのかが分からないが、しばらく街を歩いてみる。大きな街ではないようだが、それなりに人がいるし、ショップやレストランなどもあるようだ。あとでこのあたりのレストランでも行くかな。しばらく歩くとインフォメーション発見。ここでG-JAMPの場所を聞く。どうやら、駅の反対側のようだ。ということで駅に戻ると、実はいろんなところにSAMURAI BLUEの案内が出ていた。「ボンへようこそ」ののぼりもでていた。
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ボン中央駅
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ボンへようこそ
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SAMURAI BLUEの旗
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駅の反対側は、住宅街の落ち着いた雰囲気。そんな中、街灯にSAMURAI BLUEの旗がかかっている。家の窓に旗をかけてくれているところもある。昨日までは盛り上がっていたのだろうが、あと2、3日もしたら全部片付けられてしまうのだろうか。そんな中、目指すG-JAMPに到着。開幕当初にテレビでみた賑やかさが嘘のような、ひっそりとした雰囲気だ。早速中に入ってみる。まず目に付くのがスケジュールとスコアボード。厳しい現実がここに刻まれている。あとは日本代表に対するメッセージ。たくさんの人達のメッセージが集まって、SAMURAI BLUEの文字を形作っている。でもここも今日の12時で実質は終了したような感じで、ブルーの旗やユニフォームなど、いくつかはもう係の人が片付け始めている。昨日まではユニフォームを着ていただろう、裸のマネキンが何とも空しい。奥にあるシアタールームでは、開幕前の合宿中の様子を収めたビデオが流されている。ほんの数週間前にあった日本代表の笑顔。決勝リーグに進んでいればまだまだここが賑やかだったのかと思うと、なんだか物悲しい。でもそれが現実、世界との差。これを正面から認識し、4年後にどのように生かすか、そこが問われていると思う。
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G-JAMPS
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スケジュールとスコア
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鯉のぼり
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ダルマへの祈りも・・・
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日本の映像
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脱がされたマネキン
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WBC優勝メンバーから
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全員集合
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ジャパンカー
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ふう。もう16時を回っている。さすがにおなかが減ったな。G-JAMPの近くにはレストランが見当たらないので、最初に行ったちょっと賑やかなエリアへと行きますか。とにかくビールとソーセージ、あとホワイトアスパラを食べたい。ちょっと中途半端な時間だが、さっき見つけたSalvatoreというお店はあいているようだ。入口にあるメニューを見ると、ちゃんとホワイトアスパラもあるね。季節ものらしく、いつもあるメニューとは別になっている。中に入ると、一番奥に大きなスクリーンがあり、そこでG組の最終戦をやっている。店内にはそこそこ人がいるが、スクリーンに向かったちょうどいい席をゲット。これはゆったり楽しめるぞ。さて、何にしようかな。とりあえずはビールということで、Paulaner HellesとPaulaner Pilsで乾杯。やっとたどり着いたドイツ初ビールは、喉に胃に染み渡るおいしさ。日本のビールよりは冷えが足りないが、その分風味がしっかりと感じられる。うまいね。そしてまずは、レバー団子のスープ、Leberknödelsuppe。思ったよりもあっさりとしていて、レバー団子も柔らかくておいしい。それでいてレバー風味はしっかりしているので、ビールにもよくあうなあ。しばらくして、ホワイトアスパラ登場。立派なアスパラが8本と、ジャガイモが湯気を上げている。おいしそうだなあ。そんなアスパラを食べてみると・・・これはいいねえ。なめらかな食感の中に、ホクホクとした味わい。まさに初夏限定、旬の物だね。付け合せのジャガイモもおいしいし、ビールが進み、さっそくおかわり。最後に白ソーセージが来た。太くて立派だなあ。ナイフとフォークで皮をむきながら食べる。皮はそのまま食べてもおいしいけれど、まあそれはお好みで。いかにもドイツなごはんを堪能し、ビールもうまいし超ごきげん(31.1E)。目の前の画面では、スペイン-サウジアラビアとウクライナ-チュニジアが行われている。すでに決勝リーグ行きを決めたスペイン以外、まだ3カ国に可能性は残されている。とはいえ事実上、2位抜けはウクチュニの勝者だね。そんなウクライナ、後半にシェフチェンコがPKを決め、そのままタイムアップ。グループリーグは今夜のG組最終戦を残すのみ。韓国、スイス、フランス、さてどこが残るだろうか。
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ビールで乾杯
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レバー団子スープ
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ワールドカップの飾り
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ホワイトアスパラ
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ウクチュニ観戦中
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白ソーセージ
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そろそろ帰ろう。ボン中央駅に行くと、ちょうど電車が来たところ。これはICEでもICでもないし、ケルン止まるし、初日に乗った2階建ての電車と見た目一緒。これでいいんだよね。2階に行くと、わりと埋まっているがちょうどあいている席があった。ラッキー。これでも20分ちょっとでケルンに着くので、速い電車と変わらないよね。ケルン中央駅につくと、駅前がさっきよりも賑わってきたようだ。フランスサポーターの姿が一番多いが、そんな中でも目立つのがトーゴサポーター。赤と緑と黄色と星の印象的な旗に、緑と黄色のユニ。広場の真ん中で、音楽を鳴らして踊っている。もうグループリーグ敗退は決定した彼らだが、今日はフランス相手にどんな戦いを見せてくれるか、楽しみだ。ぱらぱらと韓国サポーターの姿も見える。今日勝てば自力でグループリーグを突破できる彼らは、おなじみの「デーハミング!」で気勢を上げている。最後のアジア代表として、なんとか頑張って欲しいものだ。大聖堂の裏にはFAN FESTA会場がある。昨日のドルトムントは屋内だったが、ここは屋外。せっかくなので入ってみよう。ボディチェックをされて中に入ると、もうかなりたくさんの人がステージのライブを楽しんでいる。あと1時間ほどで、あの大画面にG組の最終戦が映される。フランスやスイスの声援が多いだろうが、韓国やトーゴにも頑張って欲しい。
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ケルン大聖堂
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盛り上がるトーゴサポーター
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FAN FESTA会場
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とはいえここは立ちっぱなし。それもつらいので、どこかテレビを見ながらビールを飲めるところはないだろうか。そう思ってぶらぶらしていると、ゴレオのぬいぐるみなどのお土産を発見。小さいものでいいのだが、8ユーロと意外と高いし外に置きっぱなしであまりきれいじゃないので、買うには至らず。一旦ホテルに帰ると、ちょうどホテルの下にあるレストランにテレビを発見。これはいいぞ。中に入ると、いい具合にテーブル席が空いている。ナイスタイミングだ。ならばまずはビールを頂こう。昼も飲んだが、やっぱりビールはうまいぜ。あまりおなかは減っていないが、何も無いのもなんなのでカプレーゼでも頂きましょう。テレビではフランストーゴがキックオフ。ジダンを出場停止で欠くフランスは、是が非でも勝利したい。ところが前半はシュートの精度を欠き、無得点で終了。スイス韓国は1-0でスイスがリード。この時点では、スイスと韓国が上位2位。そうそう、カプレーゼは本場イタリアにはもちろん及ばないが、なにせこの前食べたカプレーゼがセーフコフィールドの激マズだったので、ビールとともにおいしくいただく(13.7E)。
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ビールで乾杯
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フラトゴ観戦中
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カプレーゼ
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後半が始まり、ようやくパスが繋がりだしたフランスは、10分にヴィエラがゴール。続いて16分、アンリがゴールで突き放す。こうなると自力に勝るフランスが終始ボールを支配し、タイムアップ。韓国が追いつけば3カ国が勝ち点5で並ぶ可能性があったが、後半にスイスが2点目を追加し、そのままタイムアップ。結果、一位スイスの二位フランス。残念ながら、アジア勢はすべてグループリーグで姿を消すことになった。フランスの二位抜けにより、決勝リーグはフランス-スペインが顔をあわせることになったわけで、これは楽しみなカードだ。
試合が終わらないうちから、かなり眠くなってきた。やっぱり時差ぼけ来るよね。今日もいろいろと楽しみました。もう明日、帰るんだよね・・・もう少し、この雰囲気のドイツにいたいなあ。部屋でワールドカップ関係のニュースを見ながら、いつのまにやら眠りに落ちた。
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