|
なにかいつもとは違う音に目が覚める。外を見てみると、なんとすごい豪雨。ずっと晴れが続いていた分、一気に降っている感じだ。今日はローマへの移動日なので、ここが雨でもローマが晴れていれば特に問題はない。なんとか昨日まで、天気がもってくれてよかったな。シャワーを浴び、朝ごはんへ行かないと。他の部屋は朝ごはんのところまでは同じ建物なので問題ないが、われわれの部屋だけは傘が無いと朝ごはんにいけないのだ。念のために持ってきた折りたたみ傘だが、ここで初めて出番だな。少しマシにはなったが、まだまだ降り続く雨の中、朝ごはんへ。昨日はテラスでの気持ちいいひと時だったが、今日はフロント前のロビーにテーブルが用意されていた。ハム、チーズなど、今日もいろいろと種類が豊富でおいしいな。しっかりと栄養補給をして、部屋に戻る。荷物をまとめ、ホテルをチェックアウト(1404E)。
|
|

雨雲が広がる
|

すごい雨
|

朝ごはんいろいろ
|
|

きれいなフロント
|
駐車場は狭いが屋根があるから大丈夫、と思っていたが、屋根に穴があいており、雨水がすごい勢いでだだもれ。それでもなんとかぬれることなく荷物を積み込み、さあ出発だ。楽しかったポジターノともこれでお別れだ。また是非、ゆっくりと来たいな。ただしサレルノからここまでの道はもう走りたくはないが・・・
まずはポジターノの街を見下ろす道を走る。昨日の晩ごはんを食べたお店の前を通り、ポジターノ中心街への分岐で、ソレント方面へと向かう。
|
|
しばらくは例によって、ぐにゃぐにゃとした海岸線の狭い道。朝早いせいもあり、それほどあおられることもないので安心だ。いつのまにか、雨はほぼあがったようだ。晴れていればもっときれいな景色がみえるのに、ちょっと残念。まあ運転しながらだと、景色を見る余裕はないけどね。途中で山道の163号線に入る。この道は海岸線よりは広い道で、ぐにゃぐにゃしているわけではないのでずっと走りやすい。山を越え、ナポリ湾に向かってどんどんと降りていく。左手遠くにソレントの街を見ながら、右手のナポリ方面へ。海岸沿いの道でちょっと渋滞にもあったが、順調に走り無事に高速へと入る。最初の料金所を越え(1.9E)、最初のドライブインでまずは休憩だ。
さあて、一気にいくよ。高速A1は途中から3車線となり、快適なドライブだ。しかも北に進むにつれて、どんどんと晴れてきた。きっとローマも晴れだろう。高速沿いに広がるイタリアの大地がとてもきれいだ。いよいよローマが近づいてきたぞ。フィウミチーノ空港への分岐を通り過ぎ、ローマ市外の環状線の手前で最後の休憩。ここでガソリンを満タンに入れる(21&55E)。さあ、もう一息。ローマ市内へと向かおう。
最後の料金所で間違ってETCに入りそうになりながら、なんとか料金を払う(11.1E)。ローマの市内に入り、高速は終了。さて、ここからどうするよ。とりあえず道なりに走るがよく分からない。親父号で地図を見ながら、無線で弟がナビ開始だ。よく分からないまま無線の指示通りにローマの街を走る。しばらくして、ようやくテルミニ駅が見えた。あと少しだぞ。ぐるっと回って初日に指定された場所に行くが、どこに返せばいいのかがよくわからない。
|
|

1444キロを走破
|
仕方がないので駅前の道脇に半ば強引に車を停め、駅内のオフィスに聞きにいってもらう。20分くらい待っただろうか、ようやく戻ってきた。なんでもかなり駅の中を走り回ったらしい。その結果、結局もともとこちらが思っていた通りGiolittiの駐車場だった。なんだよ。聞いてきてもらったとおり、駅をぐるっと回ったところに駐車場発見。ここの7階まであがったところがハーツの返却場所で、ハーツマークのあるところに止め、1444キロのイタリアドライブ無事終了。いやいや、よかったよかった。お疲れさまでした。
|
|
車のカギをレンタカー用ポストに返す。長旅のパートナーともこれでお別れ。ありがとうね!さて、ここからは荷物を抱えてホテルまで。駅前のホテルを取ったのだが、駐車場が駅のまさに反対側で、なだらかな上り坂がずっと続く。このあたりは中華系のお店がたくさんあるんだね。うーん、予想外に遠いぜ。特にスーツケースを押して石畳を行くのが結構辛い。なんとかがんばって、最後のホテル、Bettoja Hotel Atlanticoに到着。テルミニ駅からも近い、大きなホテルだ。チェックインをして部屋に入る。結構広いな。少しゆっくりして、ローマの街へと出かけますか。
|
|

スペイン階段
|
テルミニ駅が近いので楽だ。改札前のキオスクでチケット(@1E)を買い、地下鉄に乗り込む。相変わらず落書きだらけの汚い電車だなあ。人が多いので、スリには気をつけてね。スペイン広場駅で降り、地上へと出る。そしてスペイン階段へと向かうと・・・なんだ、この人ごみは。かつて夏休みにも、年末年始にもこの場所には来たことがあるが、どのときよりもはるかにたくさんの人が階段にたたずんでいる。観光客が多そうだが、この時期になぜ?ローマ法王逝去の余波だろうか・・・
|
|
何はともあれ、とりあえずお昼ごはん。ブランド街・コンドッティ通りのわき道を行くが、結構混んでいる店が多い。そんな中、適当なカフェを見つけて入る。外の席もあるが、暑いし人通りも多いし中の席にしましょう。軽くでいいので、ラビオリやトマトのスパゲティ、クスクスなどそれぞれが選ぶ。まずは冷たいビールでのどを潤す。ここローマまで、無事に到着できて本当に良かったな。しばらくするとちょっと小洒落た感じのお皿で出てきたぞ。今までのような海系のものではないが、こういった軽く食べられるものがあるのはいいね。量もちょうどよく、おいしかったです(119E)。
|
|

ラビオリ
|

スパゲッティポモドーロ
|

クスクス
|
|
食後に近くのカラスミやさんへ。いろいろな種類があるぞ。ここで真空パックや、パウダーをゲット(27E)。その後トレビの泉へと向かう。距離は近いんだけど、道がまっすぐじゃないので分かりづらいが、なんとか到着。するとここもなんというか、これまで見たこともないようなすごい人。泉の周りには人がぎっしりで、泉の縁が見えないくらいだ。そんな中でも、なんとかしてコインを投げ入れる。次また、ローマに来れるようにね。
その後お土産探し。革製品のお店をいくつか回る。財布やかばんなど、いくつか見るがなかなか買うまでには至らない。ふう、ちょっと疲れたな。ここでSan Crispinoというジェラートやさんへ行く。中に入ると、なんと銀行みたいに番号札をとるようになっている。イタリアで、こんなことははじめてだ。いろいろと種類があるので迷ってしまうが、アップルジンジャーとピスタチオを注文(1.9E)。どっちも自然な甘さがおいしいぞ。みんなは何を食べたかな。
|
|

人多すぎ
|

ジェラート
|

空は快晴
|
|
それにしても日差しがきつい。パンテオンに行ったり、その後しばらくうろうろするがどこも人が多すぎで、さすがに疲れてきた。カフェを探して歩いていると、食材やさん発見。ここでサラミや生ハム、パルミジャーノなど、いろいろとゲット。特にパルミジャーノと生ハムはその場で真空パックにしてもらったので、これは長持ちするよね。日本でじっくりと味わうことにしよう。さて、近くのカフェで休憩だ。ここで弟たちは、目的としていたチョコレート屋へと向かった。パパはその辺をちょっとうろうろするということで、ママとさーちゃんと3人でゆったりタイム。こういった軽く入れるカフェがたくさんあるのがイタリアのいいところ。しばらくしてパパがカムバック。30分以上たって、弟たちもカムバック。なんでも目的のお店は開いていなかったとかで、残念そうだ。まあまあ、そんなこともあるさ。オレンジジュースで一息入れ、のんびりしようぜ。夕方まで、ゆったりと過ごす。
|
|

パンテオンも人多すぎ
|

食材やさん
|

ブラッドオレンジジュース
|
|
そろそろ晩ごはん。ローマのお店セレクションは弟夫婦にお任せ。このあたりには候補のレストランが2軒あるようだが、近くにある1軒目は満席で入れず。そういわれると余計にはいりたくなるよね・・・また次の機会があれば、行ってみましょうね。ということでもう一軒の候補、Settimio all'Arancioへ。ここは無事に入れたが、ほとんどの席はもう埋まっていた。今までは魚介中心で、ずっと白ワインだったがここは肉中心で、赤ワインと行きましょう。この旅最初で最後の赤ワインで、最後の夜に乾杯だ。久しぶりの赤ワインがうまいぞ。料理はいろいろ選んで注文したのだが、最後に「Insieme?(一緒にか?)」と聞かれたのでみんなでわけるという意味と思ったので「Si(そうだ)」と答えたのだが、実際は「一緒に持ってきていいか?」という意味だったらしく、すべてのメニューがほぼ同時にでてきた。なんで前菜食べてるときに、メインとパスタが一緒にでてくるの?それはちょっと想定外。普通そんな質問する?仕方がないのでどんどん食べなくては。どれもおいしいんだけれど、やっぱり昨日までの海の幸が懐かしいかなあ。肉もいいけれど、続けて食べられるのはやっぱり魚介だろうね。せきたてられるような感じであっという間に完食だ。おなかいっぱいだが、せめてデザートとエスプレッソくらいゆっくりと楽しみましょう。デザートにはティラミスやパンナコッタ、ジェラートなど。どれもおいしく、満足です(125E)。
|
|

たまには赤ワイン
|

パンもおいしい
|

ズッキーニの花のフリット
|
|

鶏肉のソテー
|

ポルチーニのフィットチーネ
|

アスパラガス
|
|

トマトソースのパスタ
|

羊のグリル
|

鶏肉のグリル
|
|

ティラミス
|

パンナコッタ
|

お店の入り口
|
|
さて、地下鉄で帰りますか。スペイン階段の駅に来てみると、なんか様子が変だ。まだ9時前だが、改札前にシャッターがおりているのだが・・・スト???まさかな、とおもったらやっぱりストのようだ。しばらくして駅員さんが出てきたが、シャッターの様子をみるだけ。何か一言ないのかね・・・たくさんの人が地下鉄に乗ろうと集まっているのにね。まあいいか。
どっちにしても地下鉄は動いていないので、タクシーで帰りましょう。大通りで拾うしかないか、と歩いていると、スペイン階段脇の広場にちょうどタクシー乗り場を発見。これはラッキー。分乗してホテルに戻る(5.5E)。なんにせよ、無事に戻れてよかったな。それでは最後の夜、おやすみなさーい、と分かれた後、われわれはテルミニ駅へ。念のため、明日の空港行き急行乗り場の下見をしておこう。レオナルド・エクスプレス乗り場は以前と同じところであることを確認し、これで一安心。無駄な動きはしたくないからね。その後駅地下のスーパーで買い物をし、水やインスタントのリゾットなど、食材をゲット(10.56E)。これは自分用のお土産だ。ふう、いろいろあったがこれで最終日も無事に終了。あとは明日、無事に飛行機に乗れることを祈るのみだ。
|