2005/4/29 Roma〜Alberobello
〜レンタカーでローマから一気にアルベロベッロまでのドライブ。独特な建物が並ぶ景色の街で、久しぶりに前菜の洗礼が楽しい。〜 ★ユーロ(約132円)★



朝日を浴びる空港


4時過ぎ、目が覚めた。珍しく途中で一度も起きなかったので、6時間位は寝られた。しばらくのんびりして、シャワーを浴びる。7時になったので、朝ごはんへと行きましょう。エレベーターホールへ行くと、もうみんな揃っている。昨日の夜食べたレストランの奥で、ビュッフェスタイルの朝ごはんだ。ここはとてもメニューが豊富なので、みんな思い思いにいろんなものを取る。ハムやサラミ、サラダやオリーブなどの冷菜もうまいし、ソーセージやポテト、卵などの温菜もうまい。ここが最初で最後のリッチな朝ごはんになるんだろうな。



朝の栄養補給


パンにフルーツ、ヨーグルトまで食べ、みんな栄養補給はばっちりだ。なにせ今日はレンタカーで一気にアルベロベッロだからね。一旦部屋に戻り、再度8時半に待ち合わせ。フロントであっさりとチェックアウトをすませる。ホテルをでて、レンタカーの受け付けへと向かう。すでに予約済みなので、手続きはスムーズ。とはいえ2台分だし、やっぱり時間はかかるね。保険はフルオプションで入り、カギを受け取る。これまでのレンタカーは小さな営業所だったので車を目の前までもってきてもらえたが、空港なので規模が大きく、ここからは自分で車のところまで行く。


まずはパパ号。こちらはマニュアルのプジョー。なんとメーターを見るとまだ2キロで、車内は新車の香りが漂っている。もう一台は一つ上のフロアにあった。フォードのフィエスタ、今回はオートマだ。前回マニュアルにはけっこう苦労したので、これはずいぶんと楽だろう。傷等問題がないことを確認し、いざ出発。駐車場を出たところで待ち合わせ、外にでようとすると、ゲートがあった。ここは一般の駐車場を兼ねているので、駐車券がないと外に出られない。でもさっきもらったのは1枚だけ。うーん、だめじゃないか。ということで再度レンタカーオフィスへ。さっきのおじさんはお客さんの応対中だったが、すぐにこっちの存在に気づいてくれた。まあ日本人だし目立つよね。「車2台なのにカードが1枚しかないんだよ!」とアピールし、「オーソーリー!」とカードをゲット。やれやれ。車に戻り、これでいよいよレンタカーの旅、スタートだ。結局10時スタートとなった。駐車場をでるとローマ市内行きの高速道路の表示が。これに従い、高速へと入る。



無線機装着中


まずはここからローマ市の外環状へ。いい天気のなか、快調に走る。しばらくして環状線に合流。ここからはかなりの交通量だ。しかも入口と出口が頻繁にあり、合流車も多いのでかなり走りにくい。でもなんとか流れにのって走り、最初のドライブインに入る。ここで何をするかというと、無線機の装着。車が2台なので、なにかと連絡を取れるようにパパが準備をしたのだ。さすが機械職人。でも残念なことに、電源になにか問題がありうまく通信ができないらしい。詳しくは分からないのだが・・・かなり悪戦苦闘したが、どうしようもない。結局無線機はあきらめ、出発だ。


環状線に合流し、しばらくはかなりの交通量の中を走る。しばらくして、分岐が出てきた。ここでルートA1、ナポリ方面行きへと入る。最初は2車線だったが、しばらくして3車線となり交通量も少し減り、快適なドライブだ。100キロ程度をめどに、バックミラーでパパ号を気にしながらどんどん走る。サングラスをかけたパパに助手席にはサングラスをかけた弟。なんだかがら悪いぞ。1時間半くらい走っただろうか、12時を少し過ぎたころ、休憩のためにドライブインに立ち寄る。レストランとスーパーが一緒になったような、わりとちゃんとしたドライブイン。ここでちょっとドリンクタイム。コーラやガス入り水など、それぞれがリラックスだ(7.7E)。30分ほど休憩し出発。ここからはミュージック付で行きましょう。前回のアイルランドの反省から今回はテープとCDの両方もってきたが、それが大正解。予約の時はカセット付だったにも関わらず、この車はCDしか付いていないのだ。じゃあまずはサザンのベスト版からスタート。渚のシンドバットとともに、ドライブスタート。このあたりから、回りの景色を楽しめる余裕も出てくる。きり立った岩山があったり遠くに三角の山が見えたり、なかなかいい景色。遅いトラックは抜かし、早い車はやり過ごしでちょっと早めのマイペースでどんどん走る。しばらくして、ナポリとバーリの分岐に来た。ここはバーリ方面へ。車線が2車線になったが交通量もぐっと減ったので、快適だ。


ぶどう畑


どんどん走る


ドライブインのパニーニ


しばらく走ると少し山越えの道。どんどんと上って行った後、広がる景色はイタリア中部の豊かな緑と畑が広がる絶景。いいね。その後は起伏のある景色が続く。北海道のようだがまた異なった、雄大な景色だ。途中、工事区間があったりしたがおおむね順調に走り、2時半ごろにドライブインに到着。おなかが減ったよ。そんなに規模の大きなドライブインではないが、いろんな種類のパニーノがあったのでそれにしましょう。ハムチーズや、レタス入りなどそれぞれが好きなものを選ぶ(18E)。外でしゃがんで景色を見ながら食べるのがなんとも気持ちがいい。でもさすがにちょっと疲れてきたな。なんといってもまだ2日目、時差ぼけも直ってないもので・・・もうひとがんばり。出発だ。ここからバーリまでは150キロほど。プーリアの平坦な土地に、一直線の道。見通しがよく走りやすいからか、飛ばしている車が多い。2車線だし、妙に遅い車もいるのでタイミングを計りながらこちらも思い切って飛ばすことも。でもねえ、そんなに後ろからあおらないでくれよ。ともかく安全第一でね。ペスカーラへの分岐を通りすぎ、そしてバーリへ。ここまでくればもう少し。ターラント方面行きの道を走るのだが、ここまではきれいに整備されていた道がちょっと手を抜いた感じの道になった。車線もわかりにくいし・・・このあたりでドライブインに入ろうと思ったが、結局反対側車線にしかなく、高速道路の最終目的地Gioia del Colleに到着。



アルベロベッロ到着


ずいぶん長距離を走ったが、高速代は24E。安い。さあ、もう一息だ。しばらくはGioiaの町なかを走るが、しばらくしてNoci行きの一般道路。途中、アルベロベッロへの分岐を越え、あとは道なりに進む。けっこう起伏のある道だ。アルベロベッロの町に入り、Zona trulliの表示に向かって走り、坂を降りると・・・見覚えのある市場だ。そしてようやく、アルベロベッロの駐車場に到着。さっそく車を降りる。まわりに林立するトゥルッリの独特な景色に、みんな一気に疲れも吹き飛んだ様子。よかった、無事に着けて。ほんと、お疲れさまでした。


とりあえず駐車券を買いに行く(@4.5E/Day)。これがないと駐禁とられるからね。続いてチェックイン。荷物は車に残し、まずは男三人でチェックイン。部屋の案内をしてもらう。最初の部屋はフロントのすぐ前。これはずいぶんと狭いが、トゥルッリらしい風情のある感じ。次の部屋は相当上ったところにある部屋で、奥まったところにあり落ち着いた感じ。ソファーがあって、なかなかいい感じ。最後の部屋は逆にずっと下がったところにある部屋で、4人でも泊まることもできるくらいの広い部屋。ただしトゥルッリの風情はあまりないかも。2番目の部屋はパパママかな。あとはとりあえず、広い部屋に入りましょう、ということで荷物を各部屋に運びこむ。お互いの部屋を見ながら、トゥルッリの雰囲気を味わう。さあて、それでは散歩しますか。夕方なので日は落ちてきたが、たくさんの観光客がいる。景色としては、ここは朝がベスト。人がいないし、日の光がきれいだし。それは明日楽しむとして、まずはおみやげやさんが並ぶ道を歩く。オーナー猫もいたし、懐かしいな。いろんなお店から声をかけられるが、とりあえずここは愛想笑いで。それにしても観光客が多い。特にお揃いの帽子をかぶった小学生らしき団体が多いのだ。遠足なんだろうな。さて、教会まで歩いてきたぞ。ちょうど中では、ミサが行われているようだ。ここはちょっと覗くだけにしましょう。教会を過ぎるといわゆるトゥルッリエリアは出た感じ。道なりにしばらく歩く。途中のスーパーで弟が水購入。もうしばらく行くとHotel dei Trulliが。これかあ、4つ星ホテルは。トゥルリディアは水周りが良くないので、次回はここもいいかもしれないね。教会まで戻り、しばらくいくと6つのトゥルッリが並ぶところへ。と、ここで客引き登場。Matarreseというお店で、なんでも手織りのものがあり、その機械もあるので是非見てほしいと。ということでトゥルッリを利用したお店の中へ。中は意外に広く、たくさんの織物が積んである。いろいろな説明を受けるうち、オレンジ色のおばさん登場。この人が一番えらい人のようだ。実はこの人はマリアといい、日本でも少し前に三越でフェアをやったほどの人らしい。すごいね。片言イタリア語で会話する中で、白川郷という言葉が。なんでもアルベロベッロと白川郷は世界遺産つながりの姉妹都市で、そこへ行ったことがあるらしい。ふーん。アルベロベッロは2回目なのに白川郷には行ったことがないな。今度行ってみよう。女性陣がいろんな作品に夢中になってきたので、男性陣はちょっと外のベンチで休憩。猫がいるなとおもったら、妙に人懐こい猫で擦り寄ってくる。かわいいものだ。しばらくして、再びお店に戻る。機織機などを見たり井戸の写真をとったりし、今日のところはこれで終了。明日また改めて来ましょう。8時に4人部屋集合ということで一旦パパママとは別れる。我々はすかさずレストランの予約へ。L'Aratroへ行き予約をするのだが、ここで再びイタリア語実践だ。ふとっちょさんにVorrei prenotate なんたらかんたらで、通じたぞ。6人8時、通じたぞ。ただ名前が通じない。つづりのアルファベットがうまく通じないので、結局なぜかFrancesca、とAntonio、MarcoとSilviaのイタリア名を付けられた。なんでだ?まあ通じたのでいいか。4人部屋に戻り、しばし休憩。


不思議な街並み


お土産の主人・再会


中はお店だ


8時前、パパママ登場。さて、レストランへと行きますか。薄暗くなった通りを歩く。レストランL'Aratroは、さっき来たときは日本人の観光客集団でいっぱいだったが今はがらがらだ。中に入ると、さっきのふとっちょさんが一番奥の席まで案内してくれた。さあて、何にしましょうか。イタリア語メニューと日本語メニューをもらい、さらに前回来たときの写真を元にいろいろとオーダー。まずは白ワインで乾杯。ハウスワインで十分うまい。ローマからの約7時間にわたる車の旅、お疲れ様でした。無事に到着できて本当によかった。しばらくして、前菜登場。まずは憧れのブッラータ。モツァレラチーズよりもっとやわらかく、中にクリーミーなミルクが入っている。コクがあってうまいぞ。大喜びの向こうで微妙な表情が・・・Y子様、「味がよくわからない」なんだってえ!聞くとどうやらモツァレラチーズについてもはっきりした味が無く、おいしさがよくわからないとのこと。ありゃりゃ。この旅でたくさんのモツァレラを食べ、舌をきたえてもらいましょう。分かりやすい味しかだめとなると、「バカ舌」認定になってしまいますよ。さて、このあとは怒涛の前菜攻撃。どれもおいしいが、6等分にするとちょっとだね。でもちょっとずついろいろ食べられるのが6人のいいところ。完食で、ワインも進むのでおかわりゲット。


前菜1


前菜2


前菜3


前菜4


前菜5


前菜6


前菜7


前菜8


前菜9


続いてパスタ登場。ひとつはトマトのオレキエッテ。こちらは前回も食べたものだし、超定番。おいしくいただく。もうひとつもオレキエッテだが、こちらはチーマディラーパ。蕪だ。前回は季節ではないということで食べられなかったが、今回は春、食べられる。蕪の葉っぱだろうか、少しほろ苦い感じがうまいぞ。その次は空豆ピューレの魚介ソース。前回のお気に入りだ。ぷりぷりした魚介に空豆の風味がマッチして、思ったとおりにとてもうまい。みんなもばくばくたべているが、前菜をたっぷり食べたのと時間をかけているせいで、ちょっとおなかがいっぱいになってきたかな。とはいえ、あとはタコとイカ。これも前回のお気に入りなのだ。しばらくして登場したものは・・・ん、ちょっと違うぞ。イカはまだしも、タコに見た目が明らかにちがう。前回は軽く揚げた小さなタコにバルサミコのソースがベストマッチだったのだが、今回は焼いたタコの足にバルサミコソースがかかっている感じ。食べてみると、明らかに硬い。もっと柔らかかったじゃーん。うーん、今のおなか具合でこのしっかりした食感だと、食べきれないかも。イカはどうだろう。見た目はそう変わらないが、ちょっと前より大き目かな。食べてみると、こちらも明らかに硬い。もっと柔らかかったじゃーん。うーん、こうなるともはやお手上げ、お店の人には悪いが半分以上残すことになってしまった。残念。とっても残念。そして無念。気を取り直し、食後のデザートタイム。とはいえ5人はエスプレッソを飲み、Y子様のみパンナコッタを注文。幸せそうな表情だ。何をおいてもデザートなのだろうか。ふう、ごちそうさまでした。あとはお勘定だが、まだ2日目のせいでみんな眠くなってきた。お勘定もなにかと時間がかかるので、パパママには先に部屋に戻ってもらう。しめて179.50E、イカタコは残念だったがあとはおいしくいただけました。大満足。


前菜10


前菜11・やっと終了


カブのオレキエッテ


基本のオレキエッテ


空豆ピューレの魚介ソース


前と違ったタコ


前と違ったイカ


デザート


お店の入口


レストランを出るが、もう一仕事。明日のレストランの予約だ。新市街にあるトゥルッロ・ドーロへと向かう。もうお店はオーダーストップのような感じで入ろうとするともう終わりだよというジェスチャーをされたが、目的が予約なので片言イタリア語で無事完了。これで一安心だ。部屋に戻る。4人部屋で4人寝るという案もあったが、結局弟夫婦が2人用のトゥルッリへと移動。その足取りは、あまりの眠気にふらふらだ。あした無事に会えるように。ふう、こっちも眠くてたまらん。ベッドに横になると、あっというまに寝ました。