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7時起床。まだ時差ぼけが残っていて、あんまり眠れないのだが・・・シャワーを浴び、朝ごはんへと向かう。昨日はほぼ埋まっていたテーブルだが、今日は誰もいない。昨日と同じく、アイリッシュブレックファストをいただく。内容としてはまったく同じであるが、やっぱりおいしくいただけた。ゆったりと紅茶を楽しむ。ティーバックなのになかなかおいしい。さすが紅茶の国だ。ごちそうさまでした。部屋に戻り準備を済ませ、チェックアウト(200E)。シンプルで気持ちのいいホテルでした。
外にでると、今は晴れている。今のうちに出発したいものだ。ホテルから5分ほど歩いたところにあるのがAvisカウンター。今日からあさってまでは、レンタカーにて周遊。インターネットですでに予約済みなので、特に問題なく手続きは進む。保険はフルオプションにしましょう。しばらくして、旅の相棒、Nissan Micra登場。ようするにマーチだ。去年のイタリアのときは左ハンドル・右側通行・マニュアルだったが、ここアイルランドでは右ハンドル・左側通行・オートマなので日本と同じ。ずいぶんと楽だろう。荷物を入れ、さあ、出発だ!さっきまでいたホテルの前を過ぎ、消防署の脇を抜け、川沿いの道へ。最初の目的地はHILL OF TARRA、いわゆる「タラの丘」だ。Avisでもらった地図を便りに国道2号線とでもいおうか、N2へと無事合流。ここからはひたすらまっすぐ進むのみだ。さあて、街をでたし運転も落ち着いてきたので音楽でもかけましょうか。前回と同様、カセットを持ってきているので・・・ってCDじゃん!何とこの車にはカセットがなく、CDが聞けるようになっていたのだ。予約のときの仕様ではカセットとなっていたのに・・・だったらCD持ってきたのに・・・うーんどうしようもない。FMで音楽がかかっているので、とりあえずこれでいいか。車は快適にまっすぐな道を走る。途中、左右に見える景色は緑の濃い、アイルランドのイメージそのものだ。牛や羊などもたくさん見える。快適だ。だが天気はといえば、昨日と同じく晴れ時々暴風雨。まったく分けのわからない天気だが、これが普通なのだろうか。地図をたよりにAshbourneを過ぎ、そろそろかと思うのになかなか標識がでてこない。それに「丘」という位だから遠くからでも目的地がわかりそうなものだが・・・と、ついたのはSlane。どうみても通り過ぎている。車をとめて、場所を確認してみると・・・なんとAvisの地図に間違い発見。タラの丘は、一つとなりのN3沿いではないか。どおりで着かないわけだが、そんなのあり?うーん、ではSlaneからは近い、ニューグレンジへと行くか。タラの丘やニューグレンジのあたり一帯が世界遺産となっているのだ。そしてかなり迷ってしまったが、なんとかニューグレンジ到着。
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泊まったホテル
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旅の相棒
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今日の天気・・・納得
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ビジターセンターで連絡バスのチケット兼入場券を買い(@5.5E)、12時45分のバスにぎりぎりで乗り込む。バスは5分程で、ニューグレンジに到着。ここからはガイドさんの案内となる。ニューグレンジとは5000年以上前に造られたらしく、20トン以上の石を積み重ねられているらしい。現在でもどのような民族が、何のために造ったのかは分かっていないという。ここに着いたときはいい天気だったのだが、ガイドの説明を受けているうちに、黒い雲が近づき、ぽつぽつと雨が降ってきた。やばいな。そしてお墓の中へと入る。中はとてもせまく、石がすき間なく積み上げられているので少し怖い。撮影は禁止されているので、説明をしっかりと聞きましょう。なんでも冬至の日だけは光が差し込む設計になっているらしく、それを実演するためにガイドのおねえさんは照明を消した。真っ暗で、まったく何も見えない。でも懐中電灯をつけると、その光は入り口までまっすぐ届くのだ。昔の人はどうしてこういうものを造ったのだろうな・・・
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緑が広がる
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ニューグレンジ入口
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これも遺跡
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さて、外にでますか。するとなんと暴風雨。やっぱり・・・そんな中、ニューグレンジの回りをぐるっと回る。せっかくなので写真を撮るのであるが、片手には傘だしすごい風だし、カメラを濡らしてはいけないしで大変だ。やっとの思いで何枚かの写真を撮る。ふう。帰りのバスが13時45分に来るので、少し前に門をでる。そのころには雨はやみ、今度はぽかぽか陽気。うーん、一体なんなんだよ〜。しばらくしてバスが到着。たくさんの人をおろしたバスは、我々を含めたわずか数名をのせてビジターセンター近くのバス停まで戻ってきた。ここからはビジターセンターまではほんの数分ほどなのだが、天気もよく景色もよく、いい写真ポイントであった。
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実はすごい雨
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まわりを歩く
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飛ばされそう・・・
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ニューグレンジ全景
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いい天気になった
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増水中
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さて、お昼にしよう。ビジターセンター内にカフェがあり、そこでラザニアとサラダのセットを注文。あと紅茶で17.8E。場所のわりにはなかなかおいしく、お得だな。ふつうヨーロッパでは水は買ってのむものだが、ここアイルランドに関してはそうではないらしく、日本にあるような給水マシンがおいてある。よって水はただ。いいね。
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お昼ごはん
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今はいい天気
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駐車場への道
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さあて、そろそろ行きますか。この時点で15時。明るいうちに今日の目的地、ドゥーランに着きたい。タラの丘はまあ、縁がなかったということで。出発だ!ますはN51でNavanまで。これは順調だったのだが、街をぬけて再度N51への入り方がわからない。結局Navanの街を行ったり来たりしながら、ようやくN51に復帰。そしてAshboy、Delvinと通過。ただ道が狭く、思ったよりもずっと時間がかかっているぞ。DelvinからはN52に入り、Mullingarへ。その手前で、事故渋滞にぶつかる。幸い20分ほどで通過できたが、時間がかかるなあ。そしてそのままN52を進み、ようやく幹線道路であるN6へ入る。この時点でもう18時だ。1時間程度で抜けたい距離に、実に3時間もかかってしまった。こんなことならいったんダブリン近くまで戻り、環状線でN6に入ったほうが早かったかも。まあいい、まだ日は高い。ここでガソリンを入れるのだが、セルフ方式なのでよくわからない。間違っても困るので、ガソリンスタンドのおっちゃんに給油をお願い。しゃべり好きのおっちゃんで、給油のあいだ中ずっとどこから来たのか、どれだけ滞在するのか、どこへ行くのかといった話をしていた。おかげで無事に給油完了(33.8E)。1リットルが0.91Eなので、日本より少し高いか。さあ、これで突っ走ろう。ここからはさすがに幹線道路、道も広いしスピード出せるし、快調に飛ばす。相変わらずの天気で、雪以外すべての天気を感じながら進む。Athloneをすぎ、Ballinasloeを過ぎ、Galway手前のDranmoreに到着。ここからは再び一般道に入るのだが、やっぱりわかりづらい。道にはそれぞれ番号がついているのだが、自分がいる道が何番なのかがなかなかわからず、結局どこかと街に着くか分岐路につくかしないと判断ができないのだ。地図上ではまっすぐな道も実際はぐにゃぐにゃだし・・・何度か迷い、不安に駆られながらもBallybaughanまできたぞ。地図上の距離はあと少しなのだが、ここへ来てすごい山越え。本当か?でも方向としてはあってるし・・・20時を回り、日没が近くなってきた。昼の長い時期なのでよかったが、夜になったらこの道はどうなるのだろう。外灯はまったくなく、標識もほとんどなく、左手には荒涼とした斜面、右手には海、そして強い風。正直なところ、怖くて走れないかもしれない。でもまだ1時間ほどは明るいだろうから、なんとかそれまでにつきたいものだ。そうした中、ようやくLisdoorvarnaに到着。こんなに高台にある街だったとは、地図からは想像できなかった。ここまでくれば後は少し。しばらく行くと、ようやくDoolinの標識がでてきた。ここからは海に向けて、どんどんと下りていくのだ。ようやく街らしき通りに入ってきたぞ。そして道沿いに、目指すホテル、Cullinan's Guesthouseを発見。やっと着いた。なんとか明るいうちに着けてよかった。車を停め、中に入ろうとすると・・・ドアのところにはり紙が。我々宛の名前が書かれたそのはり紙には、要するに今不在だから到着したら電話してくれと。電話?そんなもの持ってないぞ。カギがかかっていて中に入れないし・・・するとたまたま宿泊客らしき60才位の女性がでてきたのだが、やはりその人では我々を中にいれるわけにもいかず、電話も持っていないので連絡のとりようがない。
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隣のホテルに行くと、でっかいご主人が食事の支度中。でも状況を話すと、電話をかけてくれた。結果は、1時間後にならないとホテルにはこれないとのこと。うーん、どうしたことだ。寒いので、とりあえず車に戻る。おなかはすいてきたが、それよりも長時間のドライブで疲れたので、しばらくゆったりしよう。外はだんだんと暗くなって行く。ぼんやりホテルの前の通りを眺めていると、わりと人通りがある。みんなパブに行くのかな。高校生くらいの数十人の集団がいたのには驚いたが・・・と、いつのまにやら眠りに落ちていた。一時間くらいたっただろうか、ふと隣を見ると車がとまっており、中に人がいる。外にでると、その人も出てきた。その人こそが、ホテルの主人。どうやら宿泊客を送っていくことになって、それで時間がかかったみたいでしきりに謝っている。まあいいってことよ。とにかくこれでようやく中に入れる。明るくてゆったりとした部屋へと案内された。ふう、ようやく一息つける。もう10時をまわり、さすがにおなかは減ったがこれから食べにいくにはちょっと疲れすぎ。今日はもういいや。部屋備え付けのポットで湯を沸かし、紅茶にミルクと砂糖を入れ、ゆったりと味わう。ニューグレンジから7時間、思いの外、時間がかかったが無事につけてよかった。今日はゆっくり眠りましょう・・・
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