2003/9/19 Porto Cesario〜Gallipoli〜Porto Cesario
〜城壁の街・ガッリーポリに日帰り。夜はチェザーリオで、目指すレストランに偶然めぐりあう。〜 ★通貨ユーロ(約132円)★

今日も7時起床。シャワーでさっぱりした後、朝ごはんへと向かう。ホテルの横にあるレストラン、Lu Cannizzuが朝ごはんの場所なのだが、宿泊客が少ない時期なのかがらんとしている。朝ごはんも硬いパンとバター、ジャム、カプチーノ、以上。うーん、アルベロベッロといい、同じパターンのシンプル過ぎる朝ごはんには少々飽きたな。食後、海まで散歩しましょう。


部屋からの景色


うーん、シンプル


こんなホテル


昨日は誰もいなかった港が、なんだかにぎわっているぞ。どうやら漁師の人たちが獲ったばかりの魚をその場で売っているようで、地元っぽいひとや観光客などがたくさんいる。さっそくみてみると、いろいろな魚やタコ、イカなどが無造作に並べられている。おいしそうだなあ。せっかくなので写真をとらせてもらいましょう。イタリア語で「写真を撮ってもいいですか?」答えは「もちろんいいよ。で、これをもちな!」というわけで片手にタコをもっての記念写真となった。別のところで撮ろうとすると、今度は大きな魚を持てと・・・サービス精神旺盛な南イタリアの漁師さん、ありがとう!でも手がぬるぬるするのよね・・・さらに別の漁師さんがビニール袋をくれた。中を見てみると、真っ赤なヒトデが。網にかかったんだろうな。ありがたくいただくものの、やっぱり生きているとかわいそうなので、少し離れたところで海に返してあげました。なんとも楽しい港の散歩であった。


いろんな魚


漁船が並ぶ


穏やかな海


今日はガッリーポリへの日帰りだ。ホテルに戻り、準備を整え車に乗り込む。今日のBGMは昨日の続きでリンドバーグ。ポルトチェザーリオの街をでて、昨日走ってきた道に入る。しばらくは道なりにまっすぐだ。途中、気持ちのよさそうなビーチがあったり、ちょっと高いところから青い海を見下ろせるところがあったり、快適なドライブだ。しばらく走りハイウェイに入り、ガッリーポリまでは1時間ほどで到着。旧市街の入り口の近くに車を停める(2E)。ここガッリーポリは海に突き出したところが旧市街になっており、城壁で囲まれている。旧市街に入り、しばらくはうろうろと散策。狭く入り組んだ道にたくさんのお店があり、民家があり、教会があり、子どもたちが走りまわり、なかなか雰囲気のある街並みだ。適当に道を選んで歩いているうちに、海に出た。ちょうど街を突き抜けた感じだ。目の前に広がる海はとても青い。その青に太陽がきらきらと反射して、とてもまぶしい。城壁にそって海を見ながら歩く。入り江になっているところに岩場とビーチがあり、そこもきれいだ。特に岩場の浅くなっているところは、海がエメラルド色に見える。きれいだね。

ガッリーポリ写真館


さて、そろそろお昼ごはん。海沿いにある眺めのいいレストランに入る。ウニのパスタがあればと思ったが、それはやはり季節外れ。ということで、ワインと前菜、パスタを選ぶ。さあ、冷えたワインで乾杯しましょう。海の見える日陰で飲むワインは最高にうまい。すっきりしていて、いいね。しばらくして前菜登場。一つは鰯のマリネ。青魚の臭みもなく、さっぱりしていていい感じ。ワインともよくあうね。もう一つはタコの煮込みのようなもの。このタコがまた柔らかい。どうすればこんなに柔らかくなるのだろうか。ちょっと濃いめの味付けで、それがまたいい感じ。ワインが進んでしまうではないか。結構量はあるのだが、どんどんと食べられる。天気もいいし、ごはんもうまいしで最高の気分だ。いつのまにやら完食し、続いてはパスタ。シーフードのパスタとボンゴレなのだが、当たり前のように海の香りがたっぷりで実にうまい。極楽じゃ。ゆったりとご機嫌に完食し、ごちそうさまでした(42.70E)。


すっきり白ワイン


タコの煮込み


イワシのマリネ


シーフードパスタ


ボンゴレ


気持ちいい



公園で休憩


食後に街を散歩。海に添うように歩く。日差しはきついが気持ちがいい。しばらく歩くと、旧市街への入り口に近づいてきた。どうやら一周したようだ。このあたりににもいくつかレストランがあり、にぎわっている。みんなどんなものを食べているんだろうな。旧市街を出て、新市街へと戻ってきたぞ。ちょうどお昼寝の時間だろうか、人影はまばらだ。閉店中のレストランの前にあるテーブルを拝借し、しばし休憩。お酒も入っているし、何だかいい気分だ。日陰で涼しいし・・・その後近くの公園を歩いたり、カフェでのんびりしながら過ごす(3.6E)。


そろそろ酔いも覚めたかな。いきましょうか。車に戻ると、ずっと直射日光を浴びていたせいか暑い暑い。ポルトチェザーリオに向け、車を走らせる。行きと同じく、海沿いのドライブが快適だ。帰りのミュージックはセイコプラザ2。「ガラスの林檎」とともに海沿いを走り、無事ホテルに到着。



港の日の入り


部屋に戻り、しばし休憩。ずっと太陽の下にいたので、ちょっと疲れた。少しうとうとしているうちに、そろそろ日没。出かけましょうか。港に行くと、朝の賑わいがうそのようにひっそりとしている。でもそんな中、明日の漁の準備をする漁師さんがいたりして、なかなかいい雰囲気。近くのカフェで絞りたてのオレンジジュースを飲んでゆっくりしていると(4.75E)、空がだんだんと紫色に変わって行き、ちょうど日没。とても穏やかで、きれいな日の入りだ。明日もいい天気なんだろうな。



港を守る女神


今日の晩ごはんはどうしようか。昨日の店もおいしかったが、お昼もしっかり食べたし、久しぶりにピザでも食べるようか、それとも・・・と思いながら、にぎやかになりはじめた通りを歩く。そして何気なく歩いていると、そこに「Lu Cannizzu」の文字が・・・ん?確かにLu Cannizzuだぞ。でもホテルの横にあったレストランとは似ても似つかぬ外観。んん?まるで「海の家」のような、なんともカジュアルな感じだが、中は賑わっておりいい感じ。あれれれ?ジャンの言ってたお店はここじゃないの?確かに「カジュアル」「Lu Cannizzu」は一致した。「海沿い」はともかく、「波打ち際」はどう考えても一致しないが、おそらくそれはジャンのイメージが昨日のお店と混ざってしまっているのだろう。とすると、ここだよ〜ジャンのお勧めの場所は!間違いないと思い、中に入る。TシャツGパン姿のお姉さんが案内してくれた。


メニューを見ると、これまたシンプル。前菜は全部同じ値段だし、パスタの種類もそれほどないし。でも周りを見ると、みんなおいしそうなものを食べている。さあて、どうしようか。前菜にタコのマリネ、魚介のリゾット、そしてメインとして魚のグリルを頼む。白ワインと水はもちろんね。さあて、まずはワインで乾杯。さわやかでうまいのだが、ワイングラスではなく普通のグラス。いいねえ、こんなカジュアルさも。前菜はどっさりと作っているようで、すぐにタコのマリネ登場。これがやわらかくて、適度な酸味がワインとあい、実にうまい。ごきげんになるね。厨房の方を見ると、大きななべにゆであがったパスタをどっさりと魚介のソースとからめ、お皿に盛り付けている。湯気の立つその様子がとてもおいしそうだ。しばらくして、魚介のリゾット登場。これは・・・満点。以前リパリで食べたリゾットもおいしかったが、これもそれに負けずにおいしい。魚介の風味がたっぷりと染み渡り、アサリやエビ、イカなどの具も歯ごたえがあってとてもおいしい。これはいいね。いくらでも食べられる感じだ。そしてメイン、魚のグリル登場。丸一匹出てくるので、まずはナイフとフォークで切り分ける。さあて、分解好き、解剖好きには至福のとき。いかに美しく骨だけ残すかが腕の見せどころ。きれいにとりわけ、さてお味は・・・うまーい。ぷりぷりとした新鮮な歯ごたえに、香草とオリーブオイルの香りが豊かに広がる。あとは塩のシンプルな味付けなのだが、これがとてもうまい。さすが港町、そこで今日採ってきたものをすぐ食べるわけだから、おいしいに決まってるよね。ワインも進むしいい感じ。それにしても今日たまたまみつけたからいいものの、ジャンの説明ではどう考えても昨日のお店だよね。昨日のお店もそれなりにおいしかったが、やっぱり比べ物にはならない。ごきげんに完食し、デザートタイム。みんな白いシャーベットのようなものを食べているので、それをもらいましょう。どうやらこれは、レモンのソルベ。さっぱりとして甘すぎず、食後にはいい感じ。こんなデザートなら毎食後たべてもいいね。ふう、おなかいっぱい。満足です(44.30E)。


ワインはコップで


タコのマリネ


魚介のリゾット


魚のグリル


デザート


お店の看板


店をでて、ホテルまでぶらぶらと港沿いを歩く。そうか、お勧めの店はここにあったのか・・・明日はここをたつのだが、さっきのお店は昼もやっているので、お昼ごはんを食べてから出ようかな。静かな港沿いは涼しくて気持ちがいい。でも途中のホテルのレストランがタバコの煙につつまれていてびっくりしたが・・・