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ゆっくり起きる。ホテルの朝ごはんがおいしくないので、今日は抜きでいいや。シャワーを浴びてさっぱりし、荷物をまとめてホテルはチェックアウト(90E)。荷物を車に入れて、港を散歩。昨日よりは時間が遅いせいか人はまばらだが、今日も朝市が開かれていた。
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しぼりたてのオレンジジュース
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今日はプーリア州の南端、サンタマリーナ・ディ・レウカに行く。もともとはお昼頃に着くつもりで行こうと思っていたのだが、昨日夜ごはんをたべたLu Cannizzuがとてもおいしかったし、ほかに食べたいものもあったし、お昼も営業しているしなのでせっかくなんでここでお昼を食べてから行くことにしましょう。というわけで海が見えるカフェでのんびりすごす。しぼりたてのオレンジジュースを傍らに、近くのお土産やで買った絵葉書(0.50E)を書いたり、日記を書いたりしながらのんびりと過ごす(3.6E)。どのくらいたっただろうか、そろそろお昼で空腹感もピーク。行きますか。
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昨日のお店、Lu Cannizzuに行くと、さすがにまだそれほど人はいないがもうやっているようだ。さっそく中に入ると、おう、また来たのかといった視線を感じる。さて、どうしましょうか。昨日まわりでおいしそうなものをいろいろと見たが、その中から前菜2種とパスタ2種を頼む。水を赤ワインをもらい、まずは乾杯だ。外は暑いが、日陰は涼しくて気持ちがいいね。しばらくすると前菜登場。ひとつはタコボール。たこ焼きとは違って、もっとしっかりとした食感の中にタコの味があり、おいしいね。ワインにも良く合うし。もうひとつはマグロのオイル漬け。いわゆる「ツナ」なのだろうが、これが実にうまいのだ。マグロのうまみとオリーブオイルのコクがマッチしており、ワインにもあうしパンにもあうし、量は結構あるのにどんどんと食べてしまう。ふう、うまいね。ふと横をみると、パスタが大皿にたっぷりと茹で上がった様子。ここにトマトソースのからんだ魚介をたっぷりと入れ、大きなフォークで豪快に混ぜる。立ち上る湯気が食欲をそそる。そしてそれをお皿に取り分けていき、各テーブルへと運ばれるのだ。われわれのテーブルにもまず魚介のリングイネが登場。見るからにうまそうだよね・・・うまい。魚介の風味が抜群だ。アサリやムール貝も新鮮でぷりぷりとした歯ごたえだ。いいねえ。そしてもう一品は魚介のニョッキ。こちらも当然のようにうまい。ニョッキのもちもちとした歯ごたえにトマトソースと魚介の風味がからみあい、大満足。昨日と同じようにレモン風味のシャーベットで締め、大満足のランチとなった(43.10E)。
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ドリンクいろいろ
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お店のメニュー
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タコボール
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マグロのオイル漬け
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魚介のリングイネ
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魚介のニョッキ
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Lu Cannizzu
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満腹だ。さすがにすぐには車に乗れないので、しばらく港を散歩しましょう。ぶらぶら歩いていると、人だかりができている。近づいてみると、なんとこんなところにウェディングドレス姿のひとがいるぞ。どうやら結婚式に向かうところのようで、ちょうど記念ビデオ撮影の真っ最中。どこの国も、花嫁さんはきれいだね。今はすごくスタイルのいい人だが、やっぱり貫禄あるマンマになるのかなあ。せっかくなので写真を撮らせて頂こう。お幸せに・・・
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結婚式の車
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お幸せに・・・
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泊まったホテル
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そろそろ出発しますか。ホテルへと戻り、車に乗り込む。途中までは海沿いを走る。昨日ガッリーポリへ向かった道と同じだ。今日もきれいな青い海、青い空が広がっている。気持ちいいね。しばらく走るとハイウェイだ。昨日は途中で降りたが、今日はそのまままっすぐと走る。交通量も少なく、道も広くてまっすぐで、とても快適なドライブだ。南イタリアに合うかどうかは別として、今日のBGMはオフコースのベスト。「言葉にできない」とともに、快調に飛ばす。2時間ほどで、一気にサンタマリーナ・ディ・レウカの出口まで到着だ。ここを降り、海へ向かって進もうか。さてホテルは・・・と探すまもなく目の前にホームページで見覚えのあるホテルが見えた。今日から2泊するHotel Approdoに無事到着。お疲れ様でした。
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Hotel Approdo
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ホテルの前に車を止め、中に入る。外がまぶしいせいで、中がひんやりとして暗く感じる。フロントには背の高いお姉さんがいて、無事チェックイン完了。それにしても、さすがにここまでくると日本人は珍しいだろうな。部屋に入り、しばし休憩。ちょっと古びた感じもするが、静かで涼しく、気持ちがいい。廊下からベランダに出られるのだが、そこにはベランダに面した部屋の人用のパラソルやデッキチェアーがあり、そのテーブルにはマスカットやワインなどが置きっぱなしになっていた。どこかお出かけでもしているのかな?きっとバカンスを楽しんでいるんだろうな。
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さて、ちょっと散歩でもしましょうか。ホテルを出て海の方まで行ってみよう。ホテルは少し高くなったところにあるので、しばらくは坂を下る感じ。車も結構通る道なので、気をつけないとね。10分ほどで海沿いに到着だ。この通り沿いにもホテルがたくさんあり、もうちょっと高そうだ。でももう9月、バカンスシーズンは過ぎているので、それほど人はいないのかも知れない。今日のホテル、Approdoにしても、9/15までと9/16以降では値段が倍以上違うのだ。同じサービスならば安いほうがいいよね〜でもなかなか休めないよ〜、というのは実はこっちの人も同じなんだな。しばらく海沿いをぶらぶら歩く。とはいえあまりお店も開いていないので、戻りましょうか。日用雑貨を売るような店で水2本だけ買い(1.4E)、ホテルに戻る。
しばらく部屋でのんびりし、そろそろ夕食タイム。このホテルは食事つきなのだ。外国で夕食付きのホテルに泊まることは普段ないので、どんなものが出るのか楽しみだ。一階のレストランに行くと、そろそろ他のお客さんも集まり始めたようだ。席に案内され、今日のメニューが説明される。イタリア語オンリーだが、料理の名前は分かるぞ。パスタとメインをそれぞれ注文し、ワインは白のハーフにしよう。Locorotondoという名前なので、3日前に行ったロコロトンド産のワインだろうか。そういえばロコロトンドは「Citta del vino bianco(白ワインの街)」だったな。すっきりとしておいしいワインだ。まずは前菜が出てきたのだが、これが野菜オンリー。でもナスもニンジンもジャガイモもズッキーニも、どれも味が濃くておいしい。なんて健康的な前菜なんだ。野菜好きとしては大歓迎です。あっさりと完食だ。続いて最初の料理が来たぞ。ひとつはムール貝のパスタ。平べったいパスタに、ムール貝がトマトとともにたっぷり入っており、貝のエキスがたっぷりとでている。うーん、おいしいねえ。もうひとつはソラマメのペースト。これが濃厚で少しざらっとした舌触りなのだが、それが口の中で溶けるような感じでソラマメの風味がいっぱいに広がる。うまい〜これいいねえ。ほうれん草のような野菜とともに、じっくりと味わいながら食べる。うまいようまいよ〜。続いてメイン。これはカジキマグロのグリルを選んだのだが、これもうまい。少し香ばしい感じがまたいい。レモンをかけるとさわやかで、またいい。いやあ、楽しいねえ。料理を運んでくれる人のなんともいえない素朴な笑顔も素敵だし、なんだがとても幸せな時間が流れる。
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前菜の野菜
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ソラマメのペースト
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ムール貝のパスタ
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カジキマグロのグリル
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フルーツ
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レモンとチョコのジェラート
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レモンチェロ
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最後はデザートなのだが、隣の人が頼んだジェラートが妙においしそうで、ちょっと量が多いかな、とは思ったが頼んでみた。レモンとチョコレートのジェラートで、これが甘すぎず、すっきりとしてなんだかちょうどいいデザートだ。もうひとつはフルーツで、なかなかこれをナイフとフォークで食べるのは難しく、マスカットだけでこれはご勘弁。いやあ、満足です。このくらいの食事がついているなら、ホテルごはんもいいな。おなかはいっぱいだが、食後酒はどうかと聞かれたのでせっかくなので、南イタリアのお酒・レモンチェロをいただきましょう。後は部屋に戻るだけだし、お会計もないし気楽にお酒を楽しめる。ゆったり、ゆったりとね。
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どのくらい時間がたっただろうか。他のお客さんもそろそろいなくなりそうなので、そろそろ戻りましょう。あとは部屋でのんびりだ。明日ここで過ごしたら、あさってはもう帰国のための移動が待っているのだ。ちょっと寂しくなるね。プーリア州最南端の夜は、静かに更けていく・・・
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