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朝日を浴びるトゥルッリ
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7時頃目覚める。シャワーを浴びるのだが、せまいし、タンク式なのである程度のお湯を使うとしばらくお湯が使えなくなってしまう。こういうのはプラハ以来かな。まあこういう建物ではしかたないのかな。途中で水になりかけたがなんとか浴び終える。さ、朝ごはんだ。近くにあるレストランが、朝ごはんの場所になっている。そこまでの道のりにはたくさんのお店があるのだが、まだ開いていない。カプチーノとクロワッサンの簡単な朝食を終え、ちょっと散歩をしましょう。青空の中、朝日を浴びたトゥルッリはとてもいい感じ。まだそれほど人もいないので、気持ち良く歩ける。
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人がいなくていい感じ
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シンプルな朝ごはん
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気持ちよさそう
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いったん部屋に戻り、出発の準備。今日はオストゥーニへの日帰りをするつもりなので、ホテルのフロントに行き方を聞いてみる。どうやら標識に従えば、簡単に行けそうだ。では出発しますか。プーリア号2日目、今日もよろしくね。最初のバックも発進も、昨日よりはずっと慣れてきたぞ。今日は日本から持ってきたカセットをかけよう。古いものばっかりだが、まずは松田聖子「SEIKO PLAZA」からスタートだ。「青い珊瑚礁」の歌声とともにアルベロベッロの街を抜け、まずはロコロトンドの標識に従い走る。まっすぐのびる道沿いにはところどころトゥルッリがあり、なかなかおもしろい道だ。しばらくするとロコロトンドの市街に入ったらしい。いわゆる旧市街がどこかはわからないが、あしたはここに来てみよう。ロコロトンドを抜け、そのままオストゥーニへと向かう。途中はかなり曲がりくねった道だ。でもそれほど車は多くないので、快調に走れる。そして約1時間ほどで、オストゥーニの市街に入った。とはいえ、新市街が目的ではない。CENTROの案内に従いしばらくうろうろしたが、結局旧市街への行き方がさっぱりわからない。そうこうするうちに市街を抜け、広い道に入ってしまった。うーん、どうしよう。ふと左手に、見覚えのあるホテルが。そうだ、オストゥーニのホテル探しをしているときに何度もみた、TROPICAL HOTELだ。途中で引き返し、ホテルに入る。フロントのおじさんに旧市街への行き方を聞いてみると、この広い道をとにかくこのまままっすぐ行くと、右手に旧市街が見えてくるらしい。ようし、行きますか。いわれた通りまっすぐ進む。すると、しばらくすると突然右手に白い壁の旧市街が表れた。ここだ!旧市街を見上げるところにある駐車場に入り、車を停める。ようやく到着しました。車を出ると、とても静かだ。ここオストゥーニは「Citta Bianca」の別名を持つ中世の街。白い壁の建物が重なり合い、遠くから見るとまるでケーキのようにみえるらしい。まずは城壁の回りを歩く。遠くにアドリア海を臨み、延々とオリーブ畑が広がっており、とてもいい景色で、気持ちがいい。
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オリーブ畑とアドリア海
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城壁のまわり
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静かだな
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さあて、街中に入りますか。こういう街は特に地図はいらない。雰囲気のいい道を探しながらすこしずつ階段や坂道を上っていく。この白い街に普通に暮らしている人もいるわけで、そんなおじいちゃんおばあちゃんの視線を感じる。やはり東洋人は珍しいのだろうか。「ボンジョルノ」と声をかけながら歩いていく。アップダウンが続く道をしばらく歩くと聖堂の前にでた。この聖堂は15世紀末に建てられたゴシック様式の建物。それにしても静かな街だ。夏のハイシーズンが終わって間もないこともあるのだろうか、観光客の姿もあまり見かけない。
オストゥーニ写真館
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そろそろお昼ご飯にしたい。いくつか店を見て回るが、単なるカフェだったり夜だけの営業だったり、なかなか見つからない。それでも白い街並みを歩いていくうちに、一軒のトラットリアを発見。人も入っているようだし、ここにしましょうか。外の席は直射日光で暑いので、中に入る。とてもすずしいぞ。前菜の盛り合わせとパスタにしましょう。今日は歩いたこともあり、ビール気分。生ビールをぐっとのむと、体中に染み渡る感じだ。おじさんが一人でやっているようでちょっと時間はかかったが、前菜登場。ズッキーニやナスのグリルなど、野菜の味が濃くてとてもうまいね。しばらくして、パスタ登場。ひとつは魚介のパスタで、イカやムール貝など風味豊かだ。もうひとつはオレキエッテ。ヤギのチーズが少し塩辛くていい感じなのだが、さーちゃん的にはかなり微妙らしい。すべて平らげ、全部で17.5E、とても安い。店をでると、さっき日なただった外の席はちょうど日影になっており、ここもなかなかいい感じだ。さて、行きますか。
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前菜盛り合わせ
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魚介のパスタ
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オレキエッテ
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しばらく歩くと旧市街を抜け、リベルタ広場へと出た。ここも静かだが、夕方にもなるとカフェなどがにぎやかになってくるんだろうな。地図を見ると、ちょうど旧市街を通り抜けたようだ。今度は旧市街を見渡せるところまで歩く。うーん、いい景色。ミラノやローマのような大都会では決して味わうことのない景色なんだろうな。なによりも、この爽やかな風が気持ちいい。ずっとこの景色を見ていたいが・・・車に戻り、少し離れたところから旧市街を見上げる。これもなかなかいい景色だ。
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リベルタ広場
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旧市街を見渡す
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下から見上げた旧市街
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オリーブの木
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帰りはファサーノ経由で行きましょう。BGMはPrincess Princessのベスト版。「世界で一番熱い夏」とともにオストゥーニを離れ、しばらくすると長い一本道に入る。この道はまさにオリーブ畑のまっただ中を走り、街路樹がまたいい雰囲気を作っている。車も少なく天気も良く、とても快適なドライブだ。道沿いには、アグリツーリズモの看板がでている。こんなところにゆっくり滞在するのもいいだろうなあ・・・しばらくすると、ファサーノの街に入ったようだ。標識に従い、ロコロトンド方面へと走る。ここからは山越えのようだ。信号待ちのたびに坂道発進があり、大変だったが・・・
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オリーブ畑の一本道
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山越えを終え、ロコロトンドに到着。ちょっと曲がるタイミングがあわず、マルティーニフランカへの途中で右折してアルベロベッロへと向かう。行きとは違いずいぶんと細い田舎道で、車がすれちがうのがやっとだ。でも途中にたくさんのトゥルッリがあり、とても雰囲気のいい道だ。車をとめてゆっくり景色を見たかったが、そこそこ交通量があるのでちょっと無理かな。アルベロベッロの街に入るときにちょっと迷ったが、無事に出発した広場に戻ってきたぞ。お疲れさまでした。駐車券を買い(3.6E)、ホテルに戻り、少し休憩。
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さあ、復活。出かけましょう。ここアルベロベッロはトゥルッリを利用したお土産やさんがたくさんある。中でも特にリキュールが特産で、いろんな種類のリキュールがある。いろいろと味見をさせてもらえるらしいので、気に入ったものはどんどん買いましょう。どの店も何かしら日本語で話しかけてくるが、とりあえず入ってみますか。お店の女の子が半分日本語、半分イタリア語だでいろいろと説明をしてくれる。さーちゃんのイタリア語でなんとかコミュニケーションだ。
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たくさんのリキュール
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まずはこのあたり特産のアーモンドリキュールを味見。うん、なかなかおいしいぞ。杏仁豆腐のような風味だ。いかにも地酒といった感じの手作りラベルだし、これは買ってもいいかな。続いてメロンを味見。うーん、これもいいが買うほどではないかな。ほかにもいろいろと味見だ。リキュール以外にも、オリーブオイルやトマトソースなど、いろんな種類がある。その味見はないけどね。結局アーモンドリキュールとスパイス入りのオリーブオイル、蕪の葉入りのトマトソースをゲット(23.5E)。
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さて、次はどうしようか。ううろしていると、お酒の専門店らしきお店を発見。中をのぞき込むと、近くの日陰にいたにーちゃんが飛んできた。さっそく中に入り、またもいろいろと味見。そんな中で、ナッツのリキュールが一番おいしかった。買いましょう(12E)。アーモンドはさっき買ったほうがおいしかったかな・・・さあ、どんどん行こうか。あるお土産やさんの前で見ていると、満面の笑みでにいちゃんが迎えてくれた。これは入らざるを得まい。まずはビンコットという、ぶどうをベースにした調味料を味見させてくれる。濃厚で、味わい深い感じだ。いろんな種類があるが、いちじく風味のものと唐辛子風味のものをゲット、肉料理やゆでた野菜などにあいそうだ。
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たくさんのリキュール
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リキュールもいろいろあるぞ。たくさん味見をし、お土産用のミニボトルもあるので結局メロン、コーヒー、バラ風味のをゲットしよう。アーモンドのお菓子もいろいろ味見させてくれるが、それはいらないな。でもたくさん買ったせいか、オレキエッテを一つサービスしてくれた。ラッキー。お店を出るときも、満面の笑みで送り出してくれた。このあたりはそこら中から日本語で声がかかるが、妙にすれているところはなく、まだまだ純粋な感じがする。なかなか楽しい買い物でした。それにしてもずいぶん買ったな。部屋に戻り、休憩しましょう。
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少し寝てしまったようだ。部屋のクモと格闘などしているといつの間にやら暗くなってきた。さて、晩ごはんにいきますか。今日は新市街にある、Trullo D'oro。8時になり、ちょうど開店。入りますか。奥の部屋に案内された。なかなか落ち着くいい感じだ。今日も赤ワインにしよう。さて、まずは前菜の盛り合わせ。どんなのがでてくるかと思ったら、出て来るわ出て来るわ、野菜を中心とした前菜がいろいろと出てくる。どれもおいしいのでどんどん食べてしまう。続いてパスタ、トマトソースのオレキエッテを頼んだのだが、かなりの量だ。一つにしてよかった。これもおいしいね。しかしこの店はサイズがでかい。となりのおじさんのテーブルには生野菜が運ばれてきたが、バケツに人参やセロリがそのまま入っている感じ。向かいのにいちゃんのテーブルには魚が運ばれてきたが、小ぶりの錦鯉くらいはあろうかという魚だ。我々はメインには昨日と同じくラムステーキとペッパーステーキを頼んでいるので、少しびびっていたのだが・・・メイン登場。いやいや、ペッパーステーキもラムステーキも、許せるサイズでよかった。このお店はラムのステーキで有名らしいのだ。さて、ラムをたべてみると・・・これはうまい。昨日もラムを食べたが、比べ物にならない。肉がジューシーで、歯応えもあり、塩の味付けがちょうどいい感じで、今まで食べたラムの中で一番のおいしさだ。その分しっかりラム独特の匂いもあるので、羊嫌いにはだめだろうな。赤ワインが進む味だ。ペッパーステーキのほうも、昨日よりもずっとおいしかったらしい。これは大満足です。2日続けて肉を食べたので、もう肉はいいかな。あさってからの後半戦は海なので、これで心おきなく魚介三昧できるというものだ。エスプレッソで締め、47.5E。おいしかったです。
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たくさんの前菜1
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たくさんの前菜2
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たくさんの前菜3
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オレキエッテ
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ラムステーキ
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ペッパーステーキ
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外は寒い。昨日買った上着が本当に役立つ。夜のトゥルッリ地区は、昼間とはうってかわって静かだ。ここアルベロベッロは朝、昼、夜、それぞれ違った雰囲気が味わえてとても楽しい。
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夜のアルベロベッロ
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とても静かだ
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右の建物が泊まった部屋
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今日も星がきれいだ。明日もいい天気だろうな・・・
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