2002/11/25 Parma
〜パルマで一日のんびり過ごす。雨上がりのこじんまりした街で、パルミジャーノと生ハムに舌つづみ。〜 ★通貨ユーロ(124円)★

7時半起床。今日はゆったりとできる。シャワーをあびてさっぱりだ。テレビでは昨日のサッカーのニュースをやっている。パルマのゴールシーンも映っていた。俊輔のレッジーナは、結局1-1の引き分けだ。ホームなので是非勝ちたかったが、勝ち点1が取れたので最低限の結果は出せたか。朝ごはんへ行こう。ミラノのホテルに比べるとここは随分とシンプルで、クロワッサンとカプチーノ程度で済ませる。



テイクアウトのピザやさん


さて、でかけましょうか。雨はちょうど上がったような感じだ。まずは駅に向かい、明日のチケットの確保だ。おなかがまたいっぱいではないので途中のピザやさんでトマトとチーズのピツェッタを一枚買い(1.80E)、朝の栄養補給。おいしいのだが以外に大きく、食べ切れなかったが・・・駅に向かう途中、GAZETTA紙を購入。パルマの地域版も挟まれており、トップ記事に中田の写真があった。活躍しているんだな。駅につき、明日のフィレンツェ行きのチケットを購入(40.80E)。足の確保をしておけば、とりあえずは安心だ。



ピロッタ宮殿


旧市街に戻りますか。違う道を歩いている途中、250Eキャッシング。その先に食材やさんがあった。パルミジャーノやプロシュートなど、おいしそうなものがたくさん売っている。プロシュートはちょっとむつかしいが、パルミジャーノはぜひとも買って帰りたいものだ。そのまま歩くと、ピロッタ宮殿に到着した。ここはパルマのかつての領主、ファルネーゼ家の居城だったらしい。現在は博物館や美術館、劇場になっており、特に劇場(ファルネーゼ劇場)はヨーロッパ最古の劇場として有名らしい。


宮殿の向こうに木が生い茂っているところが見えたので行ってみる。パルマ川を渡るとそこにはひろい公園があった。木々が黄金色に紅葉し、芝生はたくさんの落ち葉で敷き詰められ、行き交う人が少なくてとてもいい雰囲気。日本の紅葉もこんな感じで見られればいいのに・・・あまりの気持ち良さにのんびりとそぞろ歩き、随分と時間を過ごしてしまった。でもいいところだった。街のすぐ近くにこんな公園があるなんて、パルマってなかなかいいところだな。犬を散歩させている人も見かけた。


公園の中


落ち葉がいい感じ


人がいない


いったんホテルに戻り、さっき買った新聞を見てみる。中田は6.5で、わりと高い評価を得ている。俊輔のレッジーナは1-1の引き分け。ゴールは決めていないようだが好アシストでもしたのか、評価は7と一番高い。しかも囲み記事で、俊輔に対するコメントを載せているようだ。がんばっているんだな。さて、再び散歩開始。細い路地を入ると、カフェや食材やさんなどがたくさんある。パルミジャーノを売っているお店も多いし、生ハムが天井からぶら下がっている店も多い。さすがパルマ、という感じだ。そんな中、Specialte di Parmaという店に入る。いろんな食材があり、温めればすぐに食べられる惣菜もたくさんある。どれもおいしそうだ。また後で、いろいろと買いに来ましょう。さて、そろそろお昼ごはん。おいしいピザがたべたいかな。と思ってパルマの街をうろうろするが、なかなかこれといったお店が見つからない。相当さまよったがお店が無く、結局昨日夜入ったお店に行くことになった。でも昨日見たピザはすごくおいしそうだったので、期待できそうだ。お店はもういっぱいで、少しだけ並んだ。席に案内され、さて何にしましょうか。まず前菜に生ハムは頂きましょう。あとフンギポルチーニのピザと、ケッパーやアンチョビののったピザにしましょう。まずは赤ワインで乾杯。そして生ハムが運ばれてきた。昨日も食べているし、これは間違いなくうまい。そしてピザ。窯で焼かれた生地は香ばしく、モツァレラはたっぷりで、そしてフンギポルチーニがすごく香り高い。アンチョビにケッパーも独特の風味がおいしいし。やっぱりピザはイタリアだね。デザート代わりにパルミジャーノを頼むと、ほんの4Eなのにたっぷりと出てきた。これをかじりながら残りの赤ワインを楽しむ。とはいえさすがにこの量を一度には食べ切れないので、残った分はテイクアウトにしてもらった。お店の人の感じも良く、とてもいい店だな。これで全部で30.80E、満腹です。


生ハム


ケッパーとアンチョビのピザ


フンギポルチーニのピザ


食後に街を散歩。まずは本屋に行きましょう。セリエA関連の雑誌か選手ガイドのようなものがないかと思ったが、どうもないようだ。料理の本とか子ども向けの絵本とか、そういうものはいろいろあるんだけどね・・・その後も街を散歩。洗礼堂やドゥオモのところにやってきた。この辺りにはパルマの見所が詰まっている。洗礼堂の外側はバラ色の大理石で、これはヴェローナ産の大理石。八角形のユニークな建物だ。ドゥオモは12世紀に建てられた、イタリア・ロマネスクの傑作のひとつ。それにしてもパルマ、コンパクトなサイズでなかなか歩きやすい。季節がらもあるんだろうが、それほど人が多いわけでもなく、少ないわけでもない。いい街だな。


洗礼堂


ドゥオモ前の広場


ドゥオモ



Specialite di Parma


大通り沿いの広場までやってきた。ここでクリスマスグッズを扱っているお店を見つけた。中に入り、いろいろと選ぶ。ツリーに飾るオーナメントや小さな置物などをゲット(13.30E)。来週くらい、クリスマスツリーを出そうと思っているのでちょうどいい。だんだんと飾るものが増えてくるね。さあて、買い物モードになってきたぞ。Specialte di Parmaへ向かう。真空パックになっているパルミジャーノがあったので、お土産用も含めて3つ買おう。あとはジャムなどを買い、全部で33.46E。家でもおいしいパルミジャーノが食べられるわけだ。これでかなり気が済んだぞ。


近くにあったリストランテのメニューや雰囲気をチェック。なかなか良さそうなので、今日はここにしましょうか。でもまだ時間が早いので、一旦ホテルに戻りしばらく休憩。一日中歩いていたのでちょっと疲れた。すこしうとうとしたりしながらのんびり過ごしていると7時半を回った。さあて、晩ご飯に行きますか。さっきチェックしたリストランテに行くと、ちょうどオープンするところ。禁煙でもあるので、なかなかいい感じ。奥の席につき、さて何にしましょうか。前菜はもちろんプロシュート。それとミネストローネ。メインはウサギの肉と、野菜のパルミジャーノ。まずは赤ワインで乾杯。ほんの少し炭酸のあるワインで、なかなかおいしい。そして前菜のプロシュート。昨日のとはまた異なり、少し乾いた感じだ。その分とろけるような感じは無いが、よりしっかりとした風味が味わえる。おいしいな。ミネストローネは野菜とパスタがたっぷりと入っており、これもおいしい。混い味の野菜に満足だ。そしてメインが運ばれてきた。


生ハム


ミネストローネ


野菜のパルミジャーノ



ウサギ肉


ウサギの肉はしっかりとした歯応えがおいしい。走り回っているだけあって、筋肉質なのだろうか。野菜のパルミジャーノはイメージとしてはナスやズッキーニにパルミジャーノをかけてグリルしたものであったが、まったく異なり大皿いっぱいの生野菜にたっぷりとパルミジャーノがかかっている。これはすごい量だ。でも野菜不足ということと、野菜そのものがおいしいせいもあってどんどん食べられる。結局ほとんど平らげてしまったが、これでもかとかけられたパルミジャーノまではさすがに食べられなかった。もったいないけどどうしようも無いよね・・・これで全部で35E、安いです。


さて、まだ夜は早い。さっきのリストランテであまり肉を食べなかったのは、この後プロシューテリアに行きたいからだ。いろんな生ハムが食べられるのだろうか、楽しみだ。お店に行くと、まだあまりお客はいない。夜中までやっているので、これからだんだんとにぎわってくるのだろうか。さて、何にしましょうか。メニューを見ると、生ハム盛りあわせか、それにパルミジャーノを加えるかくらいだ。今日は随分パルミジャーノを食べたので、生ハムのみの盛りあわせにしましょう。ピッコロ、メディオ、グランデ、マキシの4種類あり、値段がほぼ倍々になっている。ほかのお店の生ハムはだいたい6E程だし、二人だし、とはいえ晩ご飯は食べた後なので同じくらいの値段であるメディオを頼む。これにサンジョベーゼのグラスワイン。さて、どんなのが出てくるのか楽しみだ。しばらくして隣のテーブルに生ハムの盛りあわせが運ばれてきた。・・・なんだあの量は。他のレストランの前菜から見れば、3倍くらいあるだろうか。それが一人に一皿づつ出てきたのだ。あのサイズはなんだ?一人分で頼むということはピッコロ?でもあれがピッコロならメディオはいったい・・・予感は的中。われわれのテーブルに運ばれてきたのはさらに大量の生ハムで、ピッコロにはないサラミがついている。これはすごい。レストランの前菜の5倍以上はあるだろう。みたところ、サラミも含めて7〜8種類のハムがある。すごいな。さて、お味のほうは・・・いろいろだ。



これがMEDIO


種類によって、全然違う。朝に食べるハムのような軽いものもあれば、かなり臭いのきついものもある。きついものほどサンジョベーゼの赤ワインにはよくあうが、それにしても量が多すぎ。ピッコロを2人でわけても十分だったかもしれないな。大変申し訳ないが全部は食べ切れず、3分の1位は残してしまった。おいしいんだけどね・・・またパルマに来る機会があったら、今度は食事の前に来るか、ピッコロにしておくかのどちらかかな。それにしてもグラスワインとあの量の生ハムで12.4E、安いねえ。さすが生ハムの街です。十分、堪能しました。


店を出ると、少し雨が降っている。明日はどうだろうか。もう旅も後半戦、明日のフィレンツェが楽しみだ。晴れないまでも、雨は降りませんように・・・