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今日も7時起床。毎日同じ時間だ。昨日買ったたくさんの食材をリュックにつめる。まだ飛行機に乗るわけではないのでそれほどしっかりつめる必要はないが、もうリュックはパンパン。4日目にして、かなり重たいリュックとなった。うれしい重さだけどね。シャワーを浴びて荷物をまとめ、出発だ。便利な場所のいいホテルでした(240.56E)。今日も小雨が降っている。ずっとこんな天気だな。でも傘をさすほどではないのだ。Severe Babylonからメトロに乗り、Montparnasse Vienvenueまで。フランス国鉄に向かう途中には例の世界最速動く歩道があるのだが、われわれの進行方向とは反対向きに動いていた。さすがに重い荷物をもった状態ではわざわざ乗ってみるわけにもいかないな。またパリに戻ってきたときにうまく乗れればいいが・・・9時半ごろ、駅に到着。TGVは10時5分発なので、朝ごはんを買い出す。駅構内にあるPaulというサンドイッチやでツナ・トマト・レタスのサンドイッチをゲット(@4.10E)。電車に乗りましょうか。子ども連れが多く、結構混んでいるのは里帰り客が多いせいかな。2年前は年始に乗ったのでがらがらだったイメージがあるのだが、まったく大違いだ。10時5分になり、TGVはレンヌにむけて出発した。
レンヌまでは約2時間の旅。まずはさっき買ったサンドイッチの朝ごはん。なんというか、これが実にうまいのだ。ツナやトマトはもちろんだが、何よりもパンがうまい。固いのだが、柔らかい。こう表現するしかない食感で、味わい深くておいしいのだ。量としては結構あると思うのだが、結局完食。おいしかったです。電車はフランスの田舎を快調に走る。平坦な土地をひたすらまっすぐに走るので、そりゃスピードは出るだろう。西に進むにつれて、次第に天気がよくなってきた。このまま晴れてくれればいいのだが・・・12時8分、定刻ぴったりにレンヌ駅に到着。終点はQuimperなのだが、ほとんどの人がここで降りるようだ。後ろの座席の家族連れには、おじいちゃんおばあちゃんのお迎えが。まさに里帰りだね。ここからは普通電車でサンマロまで、わずか10分の乗り換え。イタリアだとよく遅れるので、なかなかこの動きは難しいかも知れないな。
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レンヌ行きのTGV
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実にうまいサンドイッチ
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サンマロ行きのローカル電車
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普通電車は2年前よりも随分と新しい感じ。途中いくつかの駅で、大きな荷物をもった人が降りていく。みんな里帰りなのかな。13時21分、サンマロ駅に到着。それにしてもまた来ることになるとは思いもしなかったな。でも冬にフランスといえばやはりブルターニュのカキでしょう。ということはまた来ることもあるかも知れないね。ここからカンカールまではバスも出ているのだが、とにかく荷物が重いので今日のところはタクシーでいきましょう。少し待ってすぐにタクシーが到着。走り出すとすぐに田舎の景色になった。キャベツ畑や牧場を抜け、快調に走る。しばらく走ると遠くに海が見えてきた。もう少しだろうと思ったところで、運転手さんが遠くに見えるモンサンミッシェルを教えてくれた。ガスがかかっているせいかぼんやりとだが、確かに見える。2年前はあそこまでいったのだ。今回は行く予定はないが、そういえば弟夫婦は今あそこにいるのだな。港が見えてきた。坂を降り、しばらく行くと目指すホテル、Champlainに到着。お疲れさまでした(20E)。
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部屋からの景色
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このホテルはレストランもあるのだが、お昼時ということでとても忙しそうだ。なんとかチェックインを済ませ、部屋に入る。海側の部屋は残念ながら満室なのだが、それでもなかなか快適そうな部屋だ。少し休憩し、お昼ごはんに行きましょう。ただもうすぐ2時なので、レストランに入れるかどうかだが・・・港沿いの道にはいくつかレストランが並んでいる。どのレストランも生カキがあり、みんなおいしそうに食べている。カキのグラタンのようなものを食べている人が見えたので、そのレストランに入ってみる。が、残念ながら既にもうオーダー終了。
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もう一軒入ってみるが、ここもオーダー終了。やばいぞ。こんな生カキを目の前にして今日はクレープか?その隣のお店に入ってみると、一瞬答えに間があったが大丈夫とのこと。危ないところだったな。さて、何にしましょうか。メニューをもらうと、12、14、18Eのセットメニューが。どれにも生カキがついているが、数が違う。では8個つき、14Eセットにしましょう。あとは良く分からないがメインを選ぶ。とにかくカキが楽しみだ。まずはワインで乾杯。お昼ということもあるので、ミュスカデのハーフにしましょう。すっきりとした酸味のおいしいワインだ。さぞカキにあうだろう。しばらくして念願の生カキ登場。No.5なので小さなサイズだが、新鮮でおいしそうだ。さて、レモンを絞り、お味は・・・うまくないわけがない。ここカンカールは遠浅の海の港町で、そこに無数のカキが育てられているのだ。今日目の前の海からあげられたものがおいしくないわけがない。付け合わせのビネガーも試してみよう。こちらも実においしい。さわやかな海の香りがいっぱいに広がる。どちらかと行うとビネガーの方が好きかな。8個あったカキが、あっという間になくなってしまった。白ワインとともに、まずカンカール一回目のカキを楽しんだぞ。その後はメイン。気持ちとしてはカキがメインなのだが、これもおいしそうだ。一つは白身魚のシードルソース。ぷりぷりの白身魚がとてもおいしい。もう一つは豚肉のフリカッセ。あまり旅先で豚肉を食べることはないのだが、これもおいしい。そういえばタクシーで来る途中、放牧されている豚がいたな。そりゃおいしいわけだ。こちらも完食し、デザートタイム。ブルターニュ名産のクイニーアマンとファーブレトンにしよう。エスプレッソとともに頂く。どちらも甘過ぎず、量も適量。久しぶりにしっかりとデザートを食べたが、なかなかおいしかった。これで45.50E、おなかいっぱい満足です。
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NO.5の生カキ
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豚肉のフリカッセ
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白身魚のシードルソース
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ファーブレトン
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クイニーアマン
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お店の前で
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食後は少し散歩だ。まずはインフォメーションへ行こう。港から伸びる坂道をずっと登り、登り切ったところにいくつかお店がある。そんな中にインフォメーションはあった。明日はここからディナンに日帰りするのだが、毎回タクシーを使うわけには行かないのでサンマロまでのバスの時刻表をもらう。朝のうちに港から何本かあるので、それで行けばいいわけだな。これでちょっと一安心だ。インフォメーションの前は広場になっており、そこにはわりと新しい感じの教会があった。カンカール、こじんまりとしたきれいな街だな。カキもうまいし、気に入ったぞ。スーパーがあったので水だけ買い(@0.18E)、街歩き再開。さっき登ってきた道よりも一本隣の道を戻ろう。このあたりは住宅街らしく、石造りの家が並んでいる。静かな、いい雰囲気だ。しばらく行くと海が見渡せるところまで出てきた。ここには像があり、海を見下ろしている。遠くにはモンサンミッシェルがぼんやりと浮かんでいる。ここからは泊まっているホテルをすぐ近くに見下ろすことができ、その向こうにカンカールの街が広がっている。夕暮れのカンカール、いい感じだ。海からの風が心地好い。しばらくのんびりと過ごした後、坂を降りる。降り切ったところにはカキの露店が出ており、いろんな種類、大きさのカキが売られている。車で来ている人たちがこれを買って帰るんだろうな。ちょっと体が冷えたので、一旦ホテルに戻り少し休憩。
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広場の教会
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住宅街
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遠くにぼんやりとモンサンミッシェル
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海の眺め
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カンカールの街
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海を見下ろす像
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さて、再び街を歩こう。ホテルをでる前に、明日大晦日のディナーを予約。これまで大晦日には満足できるものにありつけていないので、今回こそはなんとかしたい。大晦日特別メニューで一人60Eだが、生カキもあるしフォワグラもあるし、何よりも自分が泊まっているホテルでゆっくり食べられるのはいい。明日の20時、よろしく。
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かなりの引き潮
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外にでる。もう随分と日は落ちてしまった。海を見ると、次第に引き潮になってきている。遠浅なので、どこまで引くのかは分からないが、そこにカキがたくさんいるのだ。この分では真夜中から明け方にかけてが最大の引き潮になりそうだな。そこがカキ漁どきというわけなんだろう。海沿いの道を歩く。レストランやホテルが並んでいるので、いろいろと見て歩く。一部のホテルはこの時期休業しており、ここの予約には結構苦労した。カキのシーズンで、まさにかきいれどきだと思うのだが・・・それは日本人的発想か。
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だんだんとお店はなくなってきた。海に面した中で一番端にあるレストランは、2カ月ほど前「世界ウルルン滞在期」で小西美帆が過ごしたレストランがある。あのシェフのつくるカキ料理がものすごくおいしそうだったな。ただ今の時期ここもやっているかどうかは分からないのだが・・・戻りますか。帰り道にカキを軒先に並べているお店があった。見てみると、No.5からNo.0まであり、番号が小さくなるにつれて大きくなって行く。昼間食べたのは5番だったので、一番小さな部類だ。今晩は0番など、大きなカキを食べてみたいものだ。それにしてもこういうお店で買うと安い。
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いろんな大きさのカキ
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No.5だったら1ダースで4Eにもならない。No.0でも5Eを越えるくらいだ。こんなところで買い込んで家で食べるんだろうなあ。今のわれわれにはそれは無理だが・・・レストランを見ながら歩く。ポイントは「番号の小さなカキ」と「カキのグラタン」。いくつかお店を見た結果、お昼最初に入ろうとしたが入れなかった店がいいようだ。もうすでに真っ暗なのだが、お店があくまではまだ1時間以上あるようなので一旦ホテルに戻る。ホテルのレストランもお昼の混雑が嘘のように、のんびりとした雰囲気。カンカール、なかなかいい街だ。小さな街だがおいしい海の幸がたくさんあるし、きれいな街だし。
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しばらく部屋でのんびりしているうちに、7時を回った。そろそろ行きますか。目的のレストランには、もう何組か客が入っている。注文するものはもう決まっているので、入りますか。No.0のカキが6個のと、カキグラタン。これは3種類の盛りあわせのようだ。これだけでは野菜不足なので、あとツナサラダを頼む。ワインはハウスワインで十分、まずは乾杯だ。お店もだんだんとにぎわってきたぞ。しばらくして一組みの家族が入ってきたのだが、なんと大きな犬連れ。こんな大きな犬をつれてレストランに入るのもありなのだ。その代わり当然だがきちんとしつけられているらしく、すぐにテーブルの下でおとなしくなった。さて、カキはまだかな。このあと随分待たされる。他のテーブルはどんどん運ばれてくるのに、単純な前菜の生カキがなかなか来ない。No.0は割りにくいのか、それとも実はあまり頼む人がないので買いにいったのか、ひょっとしたら海に取りにいったのか、本当にそう思うほど待たされる。30分ほどしてようやく到着。待ちくたびれたが、出てきたものは実に素晴らしい。昼のカキとは比べ物にならないくらいに大きい。これにレモンをかけ、ちゅるっと食べる・・・うまい。うますぎる。まさに口いっぱいに広がる海の香りだ。さすがにこの大きさだと食べごたえがあってうれしいぞ。この一皿で8E、1000円ほど。安いものだ。続いてカキのグラタン。さっきの生カキよりは小さいが、それでもNo.2くらいだろうか、わりと大きめだ。2個づつ3種類のっており、クリーム、トマト、バターといったところ。これがどれもおいしいのだ。それぞれのソースもうまいのだが、さらにそれにカキの風味がたっぷりと染み込み、ソースだけでも海の香りを感じることができる。もちろんカキもおいしい。カキの温かい料理を外国で食べたのは始めてだが、これは気に入りました。ああ、食べるとなくなっていくのがおしい・・・おいしかったです。
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NO.0はこんなサイズ
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カキグラタン3種盛り
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ツナサラダ
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さらに引き潮
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最後にツナサラダ。予想外のツナの多さにちょっと食べ切れなかったが、トマトやキュウリは全部食べる。野菜もしっかりととらないとね。以上、最初は随分待たされたが、60.10Eの大満足でした。ごちそうさまでした。
海を見るとかなり潮が引いている。どこまで引くのだろうか。最大に引いた景色も見てみたいものだが、ちょっとタイミングはあわないようだ。部屋に戻る・・・おやすみなさい。
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