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部屋からの眺め
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8時起床。シャワーを浴びて、朝ごはんへ。ハムやチーズがおいしい。チーズは少しボロボロになっていたが・・・たっぷりエネルギー補給をし、いざ街へ。とにかく今日はマルタ行きの足を確保しなければならない。昨日教えられたCTSへ行って見る。開いているようだ。マルタへ行きたい旨を伝えると・・・飛行機しか扱っていないとのこと。なんだよ、昨日の話しと違うじゃないか!旅行会社2軒とも船はここで買えると言っていたのに・・・一体船はどこで買えるのだ?聞いて見ると、広場に面したレストランの2階にある旅行会社でならば買えるとのこと。ならば行きましょう。
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その結果、何と土日はお休み、今日は土曜日。平日は7時半までやっているので、昨日最初からここに来ておけばよかったのだ。なんてことだ。とはいっても、どうしても明日はマルタに行かなければならない。ここで手配ができないとなると、カターニャの港か旅行会社で買うしかないではないか。やむを得ない、カターニャへ行こう。バスターミナルに行くと、ちょうど間もなく11時のバスが出るところ。ラッキーだ。往復のチケットを買い(12,000L)、バスは出発した。昨日のぼって来た「いろは坂」を降りて行く。それにしてもすごい坂だ。坂から見下ろす海は太陽の光を反射してキラキラと光っている。とてもきれいだ。バスはゆっくりと急カーブを曲がる。対向車とすれ違うのも一苦労だ。10回ほどこの動きを繰り返しただろうか、ようやく坂を下り切ったようだ。タオルミーナの駅を経由し、さて一路カターニャだ・・・と思ったが、ここで大渋滞。ここから近いナクソスというところまでがタオルミーナのリゾートエリアであり、夏のシーズン真っ盛りと言うこともあって車が延々と連なっている。道も狭いし。バスは少しずつ進み、停まる。また進み、停まる。タオルミーナからカターニャまで、スムーズに走れば1時間程度らしいが、ナクソスに着くころにはすでに1時間を過ぎてしまった。なんてこったい。でもこのナクソスを過ぎると、これまで来た道を少し戻ってから高速道路に入った。ようし、これで大丈夫だろう。バスはスピードを上げる。途中、噴煙を上げるエトナ山が見えかくれする。エトナ山の噴火のせいで、カターニャの空港は一時閉鎖になったらしい。今は特に問題は無さそうだが。バスは順調に走り、30分ほどで高速を降りた。途中いくつかのバス停に停まった後、ようやくカターニャバスターミナルに到着した。さて、港はどこだろう。海の匂いがするので、見当をつけて歩き始める。電車の駅はすぐに見つかった。港の場所が分からないが、近くにある旅行会社に入り、船のチケットが買えるかどうか聞いて見る。が、やはりだめで、港に行かなければ買えないとのこと。うーん、仕方がない。港の場所を聞くと、ここから600メートル程行ったところにあるということだ。よし、歩きましょう。日差しを避け、できるだけ日陰を選んで歩きだす。しばらく歩くと別の旅行会社があった。ここでも聞いて見よう。涼しい室内に入り、聞いて見る。するとやはり飛行機しかないとのことだが、よく聞いて見ると船はもうこの時期満席とのこと。そうなのか・・・旅行会社の人が言うには明日船の出発前にキャンセルが出るかもしれないので、どうしても船がいいならそれに賭けることもできるが、空きが出る保証はないとのこと。そりゃそうだ。もうこうなったら仕方がない、飛行機で行きましょう。飛行機だと真夜中の出発になり、マルタ着は0時45分の予定。料金は15,000円ほど。船は5,000円位なのでそれよりはかなり高いが、手の出る値段なのでよかった。もう港に行く必要はないし、そろそろ1時、旅行会社も長い昼休みに入ってしまう。よし、飛行機で行きましょう。と、言うことでエアマルタのチケットを購入。これで一安心だ。さて、もうカターニャには用がない。帰りましょう。バスターミナルに向かう。途中、最初に入った旅行会社の前を通りかかったところ、ちょうどシャッターを降ろしているところだった。やはりこれから長い昼休みに入るのだ。バスターミナルに戻り、時間を確認。13時45分発が一番早い。まだ40分ほどあるので、近くのカフェに入ろう。最初に入ろうとした店は雰囲気がイマイチなのでやめて、もう一つの店に入る。ここでお店の人の薦めもあり、レモンとマンドーラのグラニテを注文。マンドーラってなんだ?色はレモンとにている。食べて見ると、どこかで食べたことのある、少しくせのある香りがする。なんだこれは?おいしいけど。2口食べたところで、ようやく分かった。杏仁豆腐だ、アーモンドだ!確かに杏仁豆腐風味のグラニテだ。
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レモンとアーモンドのグラニテ
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うまいうまいと食べていると、店員さんが小さなカップに別のグラニテを入れ、サービスしてくれた。これはフラゴーラ、イチゴだ。リパリで食べたフラゴーラはジャムのような甘さがあったが、ここのフラゴーラはさっぱりしていて新鮮な感じがする。おいしいではないか。すると、もう1種類サービスしてくれた。ジェルシィ、なんだそりゃ?食べて見ると、カシスのような、ブラックカラントのような・・・分からないので綴りを辞書で引くと、桑の実とあった。ふーん、こんな味がするんだ。なかなかおいしいな。結局4種類のグラニテを食べたことになる。サービスありがとう!そろそろ10分前になるので、水を買って外に出た。
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ターミナルではちらほらとタオルミーナ行きを待っている人がいる。しばらくすると、バスがやって来た。乗り込んでほっと一息。飛行機のチケットはタオルミーナでも買えたので、結果としてはむだ足となってしまった。でも船が一杯だということであきらめが着いたのと、明日はカターニャ空港から出るのでカターニャまでの土地勘がつかめたことが収穫だ。そして何より4種類ものグラニテを一度に食べることができたのはとても楽しい一時であった。バスは来た道を戻る。疲れたせいか途中ずっと寝ていたので渋滞は分からなかったが、1時間程でタオルミーナ駅まで戻って来た。そこでたくさんの乗客を乗せ、「いろは坂」を登って行く。3時過だったか、タオルミーナのバスターミナルに戻って来た。お疲れ様でした。
さて、腹が減ったぞ。朝ごはん以来この時間までグラニテしか食べていない。今日は久しぶりに肉を食べたい気分だ。時間が中途半端なので、カフェくらいしか空いていないかもしれないが・・・メインストリートに戻って見ると、どうやら昨日食べたお店はまだやっているようだ。他のお店を、とも思ったが、ピンと来る店がなかったのでこのお店に入る。風が強いので、できるだけ内側の席に着こう。さて、何にしましょうか。かなり遅いお昼だし、疲れたしで今日は妙に肉気分。と言うことでフィレステーキのペッパーソース、あとは辛いもの気分ということでペンネ・アラビアータ。飲み物はビールにしましょう。まずは乾杯。やっと一安心だ。たいていの交通機関は何とかなるものだが、バカンスシーズンだし、しかも国際航路なので前もって予約をいれておかないと取れないのかな。ま、飛行機が取れただけでも良しとしなければ(明日、まさにこの事実を認識することになる)。さて、料理が運ばれて来たぞ。どちらもおいしそうだ。まずはステーキ。いつものように、ナイフとフォークを肉に当てると・・・何だ、このふわふわとした感触は。柔らかいのか?ナイフで切り、口へと運ぶ。こ、これはあっっっ!めちゃくちゃ柔らかくて、それでいてしっかりと肉の食感があり、肉汁が口に広がり・・・とにかくうまいのだ。和牛のステーキのおいしさとはまた違う、初めて食べる感覚だ。うますぎる。どんどん食べられる。もう一枚、余裕で行けるおいしさだ。ペンネ・アラビアータ、かなり辛みが効いており、これもまたうまい。昨日も思ったが、この店はいいな。満足しました。お店を出ると、相変わらずすごい風だ。もう4時を過ぎているが、強い日差しが石畳の道を照らしている。広場から見る海はとても青くてきれいだ。まさに「グラン・ブルー」の世界。まだまだ暑いので一旦ホテルに戻り、少しシェスタだ。寝ましょう。
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ビールで乾杯
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ペッパーステーキ
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ペンネ・アラビアータ
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広場から海その1
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広場から海その2
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広場から海その3
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突然、轟音にたたき起こされた。時計を見ると7時。まだまだ明るい。何だ、この音は。寝ぼけた耳でよく聞いて見ると、どうやら外から聞こえてくるようだ。これは街中のシェスタをたたき起こすためのサイレンなのか?おそらくそうなのであろうが、それにしても大きな音であった。ふーよく寝た。すっきりしたぞ。街に行きますか。
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部屋からの眺め
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部屋からの眺め
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噴煙を上げるエトナ山
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昼が遅かったので、まだそれほどおなかが減っている訳ではないのでしばらく街をぶらぶらしましょう。いろんなお店を見ながら歩く。昨日も入った食材やさんの前で足が止まる。ウィンドウにはワインやパスタ、リキュールなどが並んでいる。お店に入り、いろいろと見て回る。南イタリア特産の、レモンを使ったリキュール、レモンチェロは買いたいと思っていたので、ここで買いましょう。お土産用としても小瓶を購入。あとオレンジのリキュール、アランチェロもかいましょう。結構重いが欲しかったものであるので、買えてごきげんだ。
さて、晩ごはんにしましょうか。今日はBUCAというレストランに入る。奥のテラス席に案内される。そこそこ賑わっているようだ。席に着きハウスワインと水を頼む。料理は魚介のサラダ、カジキマグロ、そしてボンゴレを注文。楽しみだ。まずはワインで乾杯。シチリアのハウスワインはどれもすっきりしていておいしい。何よりも安いし。さて、料理が全部一緒に運ばれて来たぞ。まずはカジキマグロを食べよう。パレルモで食べたのよりももっと香ばしい感じでおいしい。付け合わせのパンも、久しぶりに食べるトーストでおいしい。魚介のサラダは新鮮さが命、もちろんおいしい。それにしてもタコがどうしてこんなにおいしいのだろう。そしてボンゴレ。アサリのエキスがたっぷりとでており、これもかなりの美味。大満足です。しかし魚介はおいしいねえ。何度食べても飽きません。今日はデザートに、ココナツアイスを食べる。ココナツの実で作った入れ物に入って出て来た。アイスのなかにはココナツの実が入っており、少し甘すぎる感じはあったがおいしくいただきました。ふー満腹。もう少し胃袋が大きければいいのに・・・
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カジキマグロ
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魚介のサラダ
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ボンゴレ
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ココナツアイス
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お店の入り口
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大賑わいの通り
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お店を出て夜の街をそぞろ歩く。それにしてもものすごい人の数だ。まるで心斎橋筋を歩いているようだ。広場から見下ろす海岸線はとてもきれいだ。今日はいろいろあったが、楽しい一日だった。明日はいよいよマルタに向かう。なんだか、旅も終盤を迎えるような気がしてくる。にぎやかな通りから少しわきにそれたホテルに向かう道は、一転して静まり返っている。みんな夜更かしなんだろうが、こっちはもう疲れた。部屋に戻り、寝ました。
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