2001/8/10 Lipari〜Taormina
〜楽しかったリパリを後にし、メッシーナ経由タオルミーナへ。この旅一番の観光地はすごい人だ。〜 ★通貨リラ(約0.057円)★



強烈な朝日


7時過ぎ、今日も強烈な太陽の日差しで目覚めた。やっぱりとてもじゃないが寝てられない。シャワーを浴びてすっきり、さっぱりした後、朝ごはんへ。スイカが美味しい。今日もいい天気だ。でも今日はタオルミーナへと移動するのであまりゆっくりとはしていられない。部屋に戻り、荷物をまとめる。バスの時間にあわせてチェックアウトだ。チェックアウトを待っている間、ロビーにいたこのホテルの子犬を見てにたにたしてしまう。顔中にかわいい!と書いてあるようだ。写真をたくさんとって、超ごきげん。眠りを妨げられた子犬は迷惑そうに、フロントの奥へと引っ込んでいったが。


かわいい!


かわいい!!


かわいい!!!


ホテルのバスに乗り、港へと向かう。今日は船に乗るので、少し早い昼ごはんにしよう。やっぱり初日に食べた魚貝のリゾットをもう一度食べたい。まだ時間が早いので、それほど客は入っていない。日陰の席に着き、まずはビールだ。おつまみにポテトチップとピーナツがでてきた。日陰でさわやかであるとはいえ、気温は高いのであろう、ビールがうまいぜ。しばらくのんびりと過ごしたあと、そろそろお昼タイムにしましょうか。魚介のリゾットを2つ注文。そんなにすぐにはでてくるわけがないので、残りのビールを楽しみながら待つ。15分位たっただろうか、念願のリゾット登場。貝のエキスがたっぷりとしみ出したリゾットは、とても美味しい。もったいないので少しずつ味わいながら食べる。貝殻の隙間に挟まったごはん粒も残さず食べる。でも美味しいものはアッという間になくなってしまうものだ。大満足です。お店のおじさんが気さくな人で、話しかけたり写真を撮ってくれたりしてくれる。楽しい時間を満喫し、お店を後にする。さて、そろそろ船の時間だ。港にはたくさんの人が船を待っている。20分ほどして船が到着。


ビールで乾杯


魚介のリゾット


船が来た


レッジョ・カラブリア経由でメッシーナに向かうこの船は、サリーナ島からの客も乗せており、ここリパリでかなりいっぱいになった。次のブルカノ島でもういっぱい。みんな荷物も大きいし。たくさんの人を乗せた船は快調に走る。途中うとうとしていたのでよくわからなかったが、ふと目が覚めるとすぐ左手に陸地が迫っていた。そうここはレッジョ・カラブリア、足の形をしたイタリア半島のつま先に当たる部分。ここでたくさんの人が降りたが、同じくらいが乗ってくる。この後30分ほどでメッシーナ到着。再びシチリアに戻ってきたわけだ。船を下り、さて駅に向かいましょう。と地図を頼りに歩き出したが、最初はまるっきり反対の方向に歩いてしまった。どうも途中でおかしいことに気づき、引き返す。港を越え、大通りをひたすら歩く。日陰を選んで歩くが、だんだんとリュックの重さが肩に食い込むようになってきた。リパリで買った大量の瓶詰めがきくぜ・・・

30分くらい歩いただろうか、ようやく駅が見えてきた。この近くにバスターミナルがあるはず。駅の近くで聞いてみると、すぐ近くにバスターミナルがあった。ようやく到着。汗だくだ。クーラーの効いた待合室に入りタオルミーナまでのチケットを買って、ちょっと一休み。しばらくくつろいでいると、同じように汗だくになったおじさんが入ってきた。我々と目が合うと、にこやかに話しかけてきた。あまり英語は話せないようで、ほとんどがイタリア語なのであるが、どうやら同じバスに乗り、タオルミーナ近くのレトヤンニというところまで行くらしい。お互い片言で話していたが、しばらくするとおじさんはどこかに行ってしまった。さて、そろそろバスに乗りますか。ほとんど客のいないバスに乗り込み、しばらくするとバスは出発。あれれ、おじさんは?と思っていると、少し先のバス停で乗ってきた。そこから再び片言会話。どうやら仕事でメッシーナまで来ており、これからレトヤンニに帰るらしい。などなど、単語の羅列もいいところの会話を続ける。楽しいのだが、さすがに長時間だと疲れる。バスはゆっくりと海岸沿いを走っていく。睡魔におそわれた我々はしばし眠りに落ちる。出発から2時間ほどたっただろうか、レトヤンニに到着し、おじさんは降りていった。その後タオルミーナへの道は、まさにいろは坂。断崖絶壁のような斜面に作られた曲がりくねった道を、ゆっくりとバスは登っていく。だんだんと海が下に見えてくる。いい景色だ。ようやく坂を上りきったバスは、タオルミーナの一番はずれにあるバスターミナルに到着。ふう、やっとついたぞ。



広場からホテルを見上げる


さっそくホテルへと向かう。しかし意外と遠い。しかも街の中心へと続く道には、たくさんの人が歩いている。いかにもリゾート地と行った感じだ。リュックが重い。一歩一歩が肩と足にのしかかる。ようやくホテルの近くまで来たようだ。が、ここで最後の難関。ホテルは急斜面に建っているため、かなりの階段を上らないと入り口にはたどり着けないのだ。でも行くしかないので、なんとか最後の力を振り絞り、階段を上りきる。と思ったらそこには上り坂。おーい、勘弁してくれよー・・・なんとかホテル、ベッロ・ドーロに到着した。お疲れさまでした。部屋に入り、ほっと一息。登ってきた分、部屋から見下ろす景色はすばらしい。


さて、そろそろ街に行きますか。さっき苦労して登ってきた階段を駆け下りる。さて、まずは足の確保。ここからマルタへの船を予約したい。とりあえず目に付いた旅行会社に入り聞いてみる。するとここでは飛行機しか扱っておらず、船はCTSという旅行会社でないと手配できないとのこと。仕方がないのでそこに行ってみると、今日はもう閉まっていた。うーん、仕方がない、チケットの手配は明日にしますか。気を取り直して街を歩く。日もかなり落ち、涼しくて気持ちよくなってきた。ここに来たときよりもたくさんの人が通りを歩いている。お店を見ながら歩いていると、食材やさんを見つけた。オリーブやチーズ、ワインやリキュールなどたくさんの食材が売られている。今日はもう遅いのであまりゆっくりとは見てられない。明日にでも買うことにしよう。

晩ごはんはどうしようか。レストランを物色しながら歩く。ガイドブックに載っているお店をいくつか見たが、今ひとつピンと来ない。そうこうするうちに、通りの終わりまで来てしまった。よし、こうなったら野生の勘。途中にあった良さそうな店に入ることにする。店内はにぎわっており、案内された奥のテーブルまでほとんどのテーブルが埋まっていた。さて、何にしましょうか。ワインは当然飲むとして、後はいつものカプレーゼ、野菜スープ、ペペロンチーノ、魚介のピザを注文。まずはカプレーゼ。大きなモツァレラがごろごろと入っている。うーん贅沢。トマトも新鮮で美味しい。そして野菜スープ。パルミジャーノ・レッジャーノをたっぷりと入れてもらう。すごくコクがあり、野菜の味もしっかりとしてこれも美味しい。さて、パスタが来たぞ。トマト系のパスタも食べたいところだが、一度本場のペペロンチーノも食べてみたかったのだ。これもパルミジャーノをたっぷりとかけてもらう。お味は・・・もちろん美味しい。ニンニクの風味と唐辛子のピリカラがマッチしている。最後に魚介のピザ。アサリやムール貝、エビにイカと魚介がふんだんに乗っている。まずは殻をすべてはずし、そして6等分。これで食べやすくなったぞ。さて、いただきます!これもうまい。魚介はもちろんだが、土台となる生地も美味しいのだ。これぞイタリアのピザ、という感じがする。と、よく考えてみるとイタリア人的には前菜ばかり食べている。そう言われても・・・この後肉や魚はとても食べられない。食べてみたいのはやまやまだが・・・デザートはスイカ。大きなスイカにフォークが突き刺さって出てきた。日本人的には縁起が悪いぞ。でもこっちでは、どうやらこういうものらしい。このスイカも甘くてとても美味しい。デザートはスイカが一番だな。


カプレーゼ


野菜スープ


ペペロンチーノ


魚介のピザ


デザートのスイカ


お店の前で


ふう、おなかいっぱいだ。しばらくのんびりと過ごし、お店を後にする。これから食べ始める人もたくさんいるようだ。通りに出ると、夕方よりもさらににぎわっている。昼間にしっかり寝て、夜はしっかり遊ぶ。ここはそんな場所なのだ。今日は移動に時間がかかったこともあり、疲れているせいかもう眠くなっている。広場で遊ぶ小さな子供達を横目にホテルに戻り、いつの間にやら眠りにつきました。